ベランダの木もれ日

きものことはじめ

着物ことはじめ


こちらもビギナー。着物は結婚時にそろえた訪問着のみ。それも日の目を見たのは3年前。いとこの結婚式ではじめてきました。それ以来きものっていいなーって思い始め,いつの日か着物でのおでかけを夢見ています。

さて、その後リサイクル屋さんや、デパートなどで下見を重ね、いろいろ本も買い込んで見入っていましたが、ついにファースト着物を購入しました♪
なんと大島です。出会いって本当に不思議。
その日は池袋のデパートで紅花紬や上田紬など見せてもらったあと何気なく催事場に来てしまい、鹿児島物産展に出くわしたのです。
そこにはいくつかの大島の織元さんが。でも大島はそれほど好きじゃあなかったので、ざーっとみて通り過ぎようとしたところ販売上手なおばさんに乗せられ反物をはおってみることに。ああ、これが運命でした。

デパートなどでは反物を広げて前で着物のように交差させて感じを見るだけでしたが、ここではちゃんと着物の襟のように織り込んで、また袖も作って着せてくれたの。帯も締めてね。それが、自分でいうのもなんなんですがすごくよく似合ってるの。困ったなあ、でもうれしいなんて考えていると、すかさずその織元の奥さんやら、よその売り子さんやらが集まってきて、ほめちぎってくれるではないですか。

こ、これは買うしかないって状況になってしまい、でも、そんななかでぐっとこらえた私はえらかった!?いい気分の中で思わず衝動買いしそうになったものの、1万や2万の買い物ではないのだと売り子さんたちの攻勢を振り切り、心を鬼にしてまずは家に帰って考えることに。

でも心はほとんど決まっていました。帰ってからはその織元さんを検索したり、着物大好き友にアドバイス受けたりした後いよいよ決心も固まり次の日朝一番で、行って買いました。たんす貯金をかき集めて。

その大島は横がすりといって、黒地にところどころ横縞がはいってるだけのシンプルなもの。それがとても気に入りました。織元さんのデザインでよそではなかなかないそう。そしてずい分安いのだそう。お仕立て代も含めて15万円。
とはいえ私にはなかなか大きな買い物です。

ネットでは大島の泥染め、伝統工芸品7マルキの反物で6万円前後からあったりするので、それらからするとすごく安いということはないかもしれませんが、オリジナルのシンプルな柄で、織元さんもしっかりしてて、もちろん泥染め、手織りの伝統マーク。そして何よりもとても気に入ったので初めての着物として素晴らしいものになったと思っています。
design* yuippie


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