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今日から始まった台北国立故宮博物展あいにくの雨、しかも平日!てっきり空いているものと思い込んでいましたところが!長蛇の列!(これは帰りの晴れた写真)入場制限をしていましたしかも、入り口で手荷物検査をするという念の入れよう・・・傘をさして待つこと2時間!それはたった1点の展示を見るためだけの列でした「白菜」えぇ~っ?白菜だけみるのに2時間も立ちっぱなし?しかしそれは見事な白菜でした博物館ホームページよりいただいた写真翡翠を掘って作られた白菜その透明感と質感は贅沢の極みですしかし・・・今日は平日ですよねぇ・・・疲れました(笑)
2014年06月24日
尾形光琳の風神雷神図屏風 東京国立博物館平成館で『栄西と建仁寺』が開催されています。 京都の建仁寺にある、風神雷神図屏風は俵屋宗達の作とされています。それが今、東京に来ていて、東博で所蔵されている尾形光琳の作品と同時に見ることができるのです。 構図はそっくりですが、顔の表情や、背景、色などは、それぞれの個性がでています。 個人的には、建仁寺の宗達の顔、好きだなぁ〜 (こちらは撮影禁止でした) そして、雲龍図!阿吽の龍です。 その迫力は見事でした(^-^)/ 本館では『キトラ古墳』壁画を見てきました。 古代に思いを馳せると、なんだかワクワクしてきました! 歴史好きの私にとって、久々に楽しい時間でした🎶
2014年04月30日
ミッドタウンのクリスマスツリーは無数のサンタ人形!今日はサントリー美術館へ大改修されている平等院鳳凰堂の国宝たちを見てきましたあの雲中供養菩薩像です!私の大好きな飛天像なのです太鼓や笛、琵琶などを演奏する菩薩様奏でる音が聞こえてきそう♪ランチは恒例のDEAN & DELUCAミッドタウンのイルミネーションは後日にして丸の内へ東京駅の夕暮れ暮れゆく空に月が輝いていましたそして・・・丸の内のイルミネーション今年もずっと向こうまで輝く光の道そして KITTEへ14メートルの白いクリスマスツリーライトアップの動画は後日アップします
2013年12月14日
晩秋の風景・アイビー(?)の紅葉 気が付くと今年もあと3週間!あっという間あれもしなきゃこれもしなきゃ(ため息・・・) 今日は新国立美術館へ「印象派を超えて-点描の画家たち」モネ、ゴッホ、スーラ、シスレー、シニャック・・・点描で書かれた独特の色使い音楽に通じるものを感じました 私の中で何かに火が灯った感じです♪
2013年12月08日
昼過ぎまで断捨離ちょっと遅い衣替えをきっかけに夫の衣類も着ないものは処分してもらう私よりも衣装もち! 午後、六本木の美術館へ「貴婦人と一角獣」500年も前に織られた巨大な6枚のタペストリー五感を表現したものと「我が唯一の望み」とある第六感第六感は心、精神だとか…宗教画の一つなのでしょうか 何よりも、色の鮮やかさと作品の大きさに圧倒されました 〆はやっぱり…ドリンク全品250円というイタリアンへビールとワインで乾杯
2013年06月15日
上野公園のツグミ今日は東京国立博物館へ「円空展」を見てきましたダイナミックな作風だけど繊細な表情仏像の笑顔が印象的でした 東洋館がリニューアルオープンしていました今まで耐震工事で休館していたのですパキスタンなど西アジアからインド・中国同じ流れだったんだけどなぁ…なぜいがみ合うのだろうそう思いながら…
2013年01月26日
赤レンガ倉庫に宇宙人が!「全国ふるさとフェア」のブースの上にいました(笑)筋肉痛の夫ビールには勝てません その後、そごう美術館へ「マリーアントワネット物語展」を見てきました写真OKのコーナーがあったので紹介します当時の装飾を凝らした髪型を再現したカツラこんな重たいものが頭に乗っていたとは…肩こりがなかったのか、気になりますヘアカタログですちょっと横向きになってしまいましたが… 今回の展示は7割が華やかな時のものではなかったかなと思います私としては、ちょっと物足りなかったかな~首飾り事件のことは取り上げていましたがそれ以降の核心部分がもっと知りたかったかもただ凛として断頭台に向かう絵は切なかったですね
2012年11月04日
午前中、家族そろって家にいるという奇跡(笑) 思い切って大掃除をしました。 引っ越してから一度も開けなかった段ボールや、しまいこんでいたものの整理です。懐かしいものや写真などが出てくると、思い出話。あのときは…なんて思いがけない告白も出て、久々に楽しいお片付けになりました。 午後からは行きたかった、観たかった「ドビュッシー 音楽と美術」展に行きました。彼の直筆楽譜、手紙…鳥肌ものです。見入ってしまいました。すごく小さい文字、そして細かい楽譜、繊細さが伝わります。図録の写真から ほとんど修正のない手書きの楽譜、自然からインスピレーションを受けて書く音の絵。ものすごく勉強になったとともに、いろいろと思うことあって、前に大きくすすめそうな予感。 大掃除の疲れなんて吹っ飛んでしまった感じでした(笑) 帰り道、こんな珍しい色のビールを飲みました。さっぱりとしておいしかったですよ。ライムのビール
2012年09月09日
百段雛まつり・京の雛物語というイベントの最終日に行ってきました入口に展示されたお雛様時代まつりの行列を見ているという設定よ~く見てください私のイメージ通り男性は向かって右、女性は左に飾られていますこのほうがしっくりくるんですところが、最近はぎゃくが多いようで… 都心のど真ん中のこんな場所館内の臭い・白粉・香水何とかなりませんかね…アレルギーの私には長居ができませんでした(>_<)ここの百段階段は東京都の有形文化財江戸文化を思わせるもので柱や天井の素晴らしい細工は見事でした 今日は寒かった~
2012年03月04日
今日は一段と寒かったですね。風が冷たい関東地方。今日は東京国立博物館で開催されている、北京故宮博物院200選を見に行きました。 特別展示の「清明上河図」はなんと!午前中は3時間待ちだったそうで…そこまでして間近で見なくても…と、並ばずに後ろから眺めました。すごい人気ですね。 この美術展、驚いたことに、中国の方がたくさん見に来ていらっしゃいました。それだけなかなか見られないものなんですね、きっと。 中国と言う国が面白いなぁと思ったのは、「一級文物」=国宝級の物に、白いインクのもので表面に故宮の番号が書かれているんです。日本なら、見えない裏とかに張ってはがせるものとか小さくナンバリングすると思うのですが…。 書簡や絵巻物などには朱色のハンコがたくさん!これも、中国式なんだとか。自分のものになったら、ハンコを押す習慣があるそうなのです。ですから、歴史的な書を手に入れたら、その表面に自分の名前のハンコを押すのです。多いものはあちこちにまぁ~たくさんのハンコだらけ…それだけたくさんの人の手に渡ったということらしいです。 上野公園は、今、大改修をしています。私は好きだった噴水、すっかりと埋め立てられてしまいました。ちょっと寂しいです。新しく何ができるのか、楽しみでもありますが…。
2012年01月15日
今日は実家に行く予定でしたが、駐車場の機械が故障して、車が出せなくなりました。これは「今日はいっちゃダメ」ということかなぁ…なんて思い、あっさりと中止。かねてから行きたかった、大倉集古館へ。「美術に視る音色~描かれた楽器たち」「幻の縦笛オークラロウを中心に」こういう展示を見に行きました。 ホテルオークラの敷地に建つ大倉集古館。日本初の私的美術館とか。国宝が間近に展示されていてビックリ。今回の展示は楽器。古くは琵琶や太鼓、江戸時代になると三味線など、人々の身近に楽器があったことがわかるもの。 そして幻の楽器と言われるのが、「オークラロウ」です。みなさん、聞いたことあるかなぁ…。オークラ財閥の2代目、大倉喜七郎が、フルートと尺八を合わせた、新しい楽器を開発したそうで、戦前の楽譜や、教本、そして試作品など、楽器がいくつか並んでいました。(写真が撮れなかったのが残念) 喜七郎は、日本人になじみのある尺八と西洋のフルートを合わせて何とか広めたいと、研究し、「オークラロウ」を開発しました。戦前までは少しずつ普及していたようですが、戦後は姿を消してしまったそうです。どんな音がするのでしょうね。 このあと、ハンズメッセに行ったのですが…。う~ん、年々なんだかなぁ…。以前は各階に掘り出し物があったり、探す楽しみがあったのですが、今年は特設会場になっていて、1か所にまとめられていました。つまらないなぁ…。
2011年08月27日
熱い日差しの中、東京国立博物館で開催されている「空海と密教美術展」に行ってきました。チラシ等で、国宝・重要文化財98.9パーセントとうたっているだけあって、展示物の充実感はありました。 空海と言えば、弘法大師。素晴らしい書の数々、そして曼荼羅。国宝の仏像が!満足感いっぱいでした。行って良かった~。 そうそう、電車の中でちょっと凹むことがありました。ちょうど乗った場所が、優先席の前。私はクーラーの下に立ちたかったので、涼んでいたらなんと!ちょっと若い人に、席を譲られてしまったのです…トホホ…(涙)ワタシ、高齢者に間違われました?はたまた、妊婦さん?どっちにしても、今までなかったこと。想定外の出来事でした。 ヨレヨレの地味な服装だったのかしら…とか、お腹出ていた?とか、表面は冷静さを保っていたけど、頭の中はグルグルと原因を探って…(笑) 上野で飲んだビールは特大の1リットルジョッキ!でっかいでしょ~。ジョッキの重さだけでもかなりでしたが、あまりの暑さに、ごくごくと飲んでしまいました。終わりよければすべて良し!
2011年08月06日
このツバメたちがいる巣、もう、3組目です。よくはわかりませんが、ツバメは巣のリサイクルをするのでしょうか…。同じ巣で育った雛たちが戻ってきて、順番にまた、この巣を利用するのかとも思ったりして…。間もなく巣立ちのようです。 今日は国立西洋美術館で開催されている、「古代ギリシャ展」に行ってきました。なんだかとても不思議な感覚で、会場の空気感が違ったなぁ…。なんとなくうろ覚えだったギリシャ神話を、もう一度学びたいと思いました。 最近の大きな美術展ではすっかりとおなじみになった、海洋堂のガチャガチャ。ここでも大人気で、子供ではなく、大人が列をなしてガチャガチャとお目当てのフィギュアを…私も欲しいなと思ったフィギュアがあったので、1回400円と高めではありましたが、チャレンジしたら、一発でビンゴ! 気を良くしてのランチはこの3品。白ワインと抹茶のパフェ。そしてアイスコーヒー。ちなみに、夫はちゃんと肉を食べました。 実は西洋博物館に行く前、不忍池の蓮を見ながらおにぎりを食べたのでした。
2011年07月17日
素晴らしい影絵の世界で有名な、藤城清治さんの自宅アトリエ展に行ってきました。都内にあるアトリエのご自宅には、住宅街には似つかない、長蛇の列が…。 上の写真は、「セロ弾きのゴーシュ」が題材だそうです。なんとも、いい感じ…。作品の写真撮影okと言うことで、太っ腹~?と嬉しくなってしまいました。 藤城さんは今年、87歳。初期のころから見て行くと、歳を重ねて作品自体が温かくなってゆくのがわかります。たくさんの作品が所狭しと…おまけに、嬉しい御接待もあって、お人柄と言うか、いろんなところで嬉しい作品展でした。 驚いたことに、入口にはフクロウや猫、そしてワライカワセミが!下の写真、生きているんですよ~。初めて間近に観ました。名前はカックン。鳩より大きく、カラスより小さいかな。人が大勢押し寄せるのに、鳴きもせず、飛びもせず、じっとしていたお利口さんです。 藤城さんの作品には、ピアノやヴァイオリンなどの楽器を演奏している小人が多く出てきます。そんなこともあって、なんだかとても親しみのある作品ばかりで、久々に楽しめた美術展でした。会期は6月12日までに延長されたそうです。開館直後の時間に行くことをお勧めします。 最後にブログ友のれみどりちゃんに、プレゼントの影絵です。おもわず、ビックリしてしまいました。タイトルは「手作り建築の沢田マンション」だそうです。
2011年06月05日
今日は上野の国立博物館に行ってきました。「写楽」展です。 こういう版画でおなじみですね。半分くらいの作品が、海外から里帰りしたものです。細かいところまで表現する素晴らしい技術は驚き。しかも、もしかしたら日本の漫画史の幕開け?と思うようなものまで…。 本館では、手塚治虫の「ブッダ」展もやっていました。 アニメ好きで、手塚先生の本はかなり読んでいたつもりだったのですが、この本は知りませんでした。晩年の作品のようで、アニメ化されるそうです。 帰り道、ふと立ち寄った秋葉原で、プリンターを衝動買いしてしまいました。今使っているプリンターはもう、7年くらい前のもの。修理をしようにも、部品の調達ができない古いものと聞いて、この際、新品に。クリーニングしてもとれないような汚れが出るようになっていたのです。ただ…もったいないのは、予備として買っておいたインクが、完全に使い物にならないこと…。メーカーのお兄さんも、古すぎてネットでも取引は難しいと…使いきってから買えようかなぁ
2011年05月14日
APECの厳戒態勢、せっかくだから見に行きたいと夫。何を好んで…と思ったのですが、お巡りさんだらけのみなとみらい地区に進入しました。 目的は、横浜美術館のドガ展です。APECのせいでしょうか、電車も駅も、圧倒的にお巡りさんが多く、普段の日曜日とは観光客の数も激減です。自販機も使えず、お店もしまっていたり、名物の観覧車も止まっていました。美術館前のせっかくの紅葉も、この通り、人通りは少なかったですね。おかげで、ゆっくりと展示を見ることはできました。 ドガは競馬とバレエが有名です。 いろいろな発見もあって、ちょっと楽しい観賞でした。 常設展では、面白いものが、アート作品として展示されていました。マン・レイという人の「不滅のオブジェ」という作品です。メトロノームに目の写真がくっつけられているのですが…。私にはよくわかりません…。 無事、APEC首脳会議も終わり、全国から来ていたお巡りさんたちもやっと、自宅に戻ることができますね。地方の治安は大丈夫だったんでしょうか…。やっと、平和な市民生活がおくれそうです。
2010年11月14日
土曜日、まず東京国立博物館で開催されている、「細川家の至宝」を見に行きました。会期は6月6日までなのですが、一番見たかった作品(菱田春草の「黒き猫」)が、16日までの展示と言うことで、急きょ行ったのです。 細川家と言えばあの総理大臣を務められた、細川護煕氏のご先祖様。菱田春草以外にも、素晴らしい貴重な文化遺産の数々にため息です。特に江戸時代に作られた昆虫や植物の図鑑、名所図会…面白いです。 そして、美術館のハシゴです。今度は港区南青山にある、根津美術館です。上の写真はこの美術館の中にある池です。都心の一等地にこんな神秘的な池があるなんて信じられません。そして、下の写真は、その池のかきつばたです。ちょうど今、見頃を迎え、たくさんのお客さんでにぎわっていました。 ここの美術館にはあの、尾形光琳の屏風絵「かきつばた」が展示されています。そのほか、中国の貴重な考古学遺産、饕餮文方?などがたくさんありました。 帰りは根津美術館から渋谷まで、ごはんも食べずに、良く歩きました。
2010年05月15日
午前中、夫が実家に行っていたので、夕方から横浜美術館で開かれている「ポンペイ展」に行ってきました。先週の日曜朝、ここを通った二男が、長蛇の列でビックリしたといっていたので、覚悟していくと、夕方のせいか空いていました。 ポンペイは西暦79年、イタリア南部のベスヴィオス火山の爆発により、1日にして火山灰に埋もれてしまったのです。そして1700年もの間、灰の中で眠っていました。一瞬の出来事であったため、当時の生活・街がそのまま残っていたのです。 大理石の壺やテーブル、銀食器、フライパンなど、色あせることなく発掘されました。中でも、ビックリしたのは、大理石のお風呂です。給湯システムが作られ、なんと、追いだきができたとか… 西暦79年と言えば、日本では弥生時代です。あの卑弥呼もまだ、生まれてはいません。そんな時代に、このような給湯システムを作ったとは、すごい文明を持った人たちがいたのですね。 庭園の置物などは、今の時代のおしゃれなインテリアショップで売られていてもおかしくないほど、デザイン性に富んでいるのです。 火山の噴火が及ぼす影響というのはすごいものがありますね。自然は偉大だ…と改めて思いました。折しも、アイスランドの火山が噴火して、イギリスをはじめとする多くの国の空港が閉鎖されています。自然の脅威はいつの時代も変わらないのですね。
2010年04月17日
今日は冷たい雨が降っています。昨日の暖かさが嘘のように、寒い一日でした。春は名のみの…まさにそんな日、雨の中、両国へ行きました。 江戸東京博物館で展示されている、「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」です。上の写真は、会場入り口に立つチンギス・ハーンの銅像です。意外とすいていたので、ゆっくりと鑑賞出来ました。 中国では国宝級の展示物らしいのですが、全体的に少なかった…というのが正直な感想です。馬頭琴の展示もあって、これはちょっと見入ってしまいました。我が家に眠っている馬頭琴、練習しようと真剣に思いました。あの音色はやっぱりいいなぁ…。 江戸の街並みを再現した常設展も立ち寄りましたが、ここは親子連れや外国人でにぎわっていました。この江戸の町には、何度か行っているのですが、今日はなんだかとても切なくなってしまって…お腹すいていたからかしら? このあと、ビールを飲みに行ったのは言うまでもないですね。
2010年03月07日
空が高いいつ来ても、そう思う上野の空は高いあの空の向こうには、漆黒の闇が… 用事で近くまで来たので、閉館間際の国立博物館に行きました。夫が見たいといっていた「国宝・土偶展」です。数多く出土されている土偶の中で、国宝に指定されているのは、たった3つだけとか。なぜでしょうねぇ… 紀元前1万年というはるか昔、縄文時代に作られたものから、縄文後期までの土偶や土器が展示されています。教科書に出てくる土偶と言えば、あの、目の大きなミステリードールのような形が有名ですが、今回の展示はこのタイプは少なく、へぇ~面白い…というタイプのものがたくさんありました。 ハート形の顔をした土偶や、子どもを抱いたもの、イノシシ型や、カネゴンタイプのものなど、はじめてみる形の土偶に、ちょっと楽しかったです。縄文時代にハート形という概念がすごいですね。 この展示を見ていて、やはり宇宙人の存在はあるだろうと、私なりに確信しました。3本指の土偶や、ナスカの地上絵を彷彿させる模様、ETそっくりの顔、ウルトラシリーズの怪獣のような形など、まるで宇宙人です。 鑑賞時間は短かったけど、とても印象深い展示でした。
2010年01月31日
六本木にある、国立新美術館で開催されている、「THE ハプスブルグ」展を見に行きました。六本木という場所柄か、上野とは客層も年齢層も全く違ってびっくりでした。 中世ヨーロッパ貴族の栄華と苦悩…色々な裏が見えてくるようで、人間の本質を見たようでした。いつの世も、権力や地位を守ろうと必死になる姿は、世界中どこでも同じなのですね…。 せっかくなので、東京ミッドタウンに行きました。携帯写真なので、上手く撮れませんでしたが、イルミネーションです。テーマは宇宙とか… 光のじゅうたんですね。 これを見るために、1時間以上前から待っている人がたくさんいて、びっくりです。ここではこんなグラスもありました。 エッフェル塔の足がついた、ワイングラス。洗うのが大変と、夫に却下されてしまったのが、残念です。 おいしいものはどこも満員で、食べずに帰宅しましたが、一足先のクリスマスを楽しみました。明日からまた、現実に戻らなきゃ…。
2009年12月12日
上野の美術館のハシゴをしてきました。今日まで開催されている、「皇室の名宝展~後期」です。チケットを購入済みだったということを忘れていたので、夫に言われて焦りました。 今回はどうしても見たい展示物があったのです。正倉院の宝物、螺鈿紫檀阮咸です。聖武天皇愛用の楽器で、琵琶とは違い、丸い形の4弦楽器です。オウムの螺鈿細工がきれいでした。雅…な音ですね、きっと。 また、ハープの原型と言われる螺鈿槽箜篌の模造も見ることができました。奈良時代に西洋のハープのような楽器があったことさえ、驚きです。 もう1つは、「冷泉家 王朝の和歌守展」です。迷ったのですが行ってよかったかなと思います。この展覧会に限った事ではありませんが、昔の人が描いた手紙などが、今は美術品として、後世の人たちにさらされているわけです。なんだか、かわいそうですね。中には、お詫びの手紙とか、あるんですから…。 上野の紅葉ももう終わりです。ここで一首。紅葉を 仰ぎ見上げる 高い空 いにしえ人の 声ぞ聞こえり
2009年11月29日
朝から仕事で新横浜へ。1時間半、座りっぱなしで指だけ動かす…という作業に、疲れ果て、気分転換に、「エッシャー展」を見てきました。 エッシャーは、オランダ生まれで、版画を学んだ人です。私が幼少の頃、初めてエッシャーの版画を見たときの驚きと衝撃は忘れられません。「どうなってるの?」という疑問が、当時の図録が私の愛読書になったわけです。小学生だったかしら… これが版画?と思うような細かい版木。もともと建築を学んだ方だけに、図面を引くように、精密な下絵が描かれたと思われるのですが、それにしても、彫る作業は気の遠くなる細かい作業です。 いわゆる、だまし絵の作品も、彫ったらどうなるか、それも3色刷り…。想像しながら版木を作るあたり、並の人ではないですね。頭の中はどうなっているのでしょう? ちょっと気付いたのは、エッシャーの作品には、爬虫類とか、変わった生きものがたくさん出てきます。お土産売り場にあった爬虫類のタイル、ちょっと心ひかれました。 今日は色々とおいしいものも食べたのですが、また、あとで書けたら書こうと思います。なんだか眠くて…。疲れが抜けません。明日の準備もせねばならないわ…。
2009年11月08日
国立博物館で開催されている、「皇室の名宝展」の第1期に行ってきました。会期が3日までだったので、ギリギリです。 第1期は、絵画・屏風・花瓶などが中心で、第2期は、正倉院の宝物とか…。どこかで見たことがある…といった絵画がずらっと並び、壮観でした。これがほとんど、あの皇居の中の倉庫に保管されているなんて、すごいことです。 ただ、あまりの人ごみに、ゆっくりと鑑賞できなかったのが心残りです。もう少し高い位置に展示するとか、展示方法も少し、考えていただけるとよいかと思います。 上の写真は、常設展にあった土偶です。なんだか、かわいくて…。宇宙人に見えませんか?それとも、コアラ?親近感湧く姿かたち…。ちょっと心ひかれてしまいました。ここの常設展は写真を撮ってもよいものとよくないものがあって、土偶や銅鐸、埴輪などはokでした。 博物館裏の庭園が、開放されていたのでちょっと散歩に。ここは春と秋に一般開放されます。桜やモミジがあったので、もう少ししたら紅葉の散歩道になりそうです。池はカモの楽園でした。
2009年11月01日
国立博物館の常設展に行きました。一つのテーマに沿った展示ではなく、いろんなジャンルの作品があって、とても充実していました。特別展と違って、比較的空いていて、ゆっくり見ることができたのも、よかった~。 館内は意外と広く、土偶から、陶磁器・塗・衣・浮世絵・仏像・絵画など、いろいろな時代のものがずらりとあって、大満足の展示でした。どこかで見た…という、国宝もあって、本当に心の栄養をとった感じです。 一つ疑問に思ったことは、刀の展示の仕方です。刃先を上に向けるのか、下に向けるのか…統一していない理由は何だろうと。 正倉院宝物展にも寄りました。圧巻だったのは、展示室の1フロアにあったのはすべて高さ30センチほどの観音像と、如来像。その全部が、ちょっとずつ違う姿なのです。 上野公園もそろそろ紅葉が始まってきたようです。日当たりのよい場所にあるイチョウは黄色く色づいてきました。そう、東京の紅葉は黄色いのです。燃えるような紅色の京都とは違うんですよね~。あ~ぁ…京都行きたいなぁ~。
2009年10月17日
上野の森美術館で開かれている、聖地チベット展に行ってきました。先週も行った上野ですが、時間がなくて見られなかったのです。今日は・・・というか、あれからちょっと気になることがあって、ずっと行きたかったのでした。あまり興味のない夫とともに。 見事な千手観音像や、多くの貴重な展示に、私の中のもやもやは払しょくされました。今まで謎だったことがわかったりして、行ってよかったと心から思えた展示でした。興味のなかった夫も、感動していたようで、良かったです。今回もやはり、行くべくして…というか、呼ばれたのかもしれません。覚悟ができていなかった私に、現実を見たようでした。 ちょっとさわやか気分になったところで、先週、スルーしてしまった不忍池に行きました。一面、蓮が広がり、湖面が見えないくらい。ここには、弁天様が祭られています。 芸事の神様らしく、巨大な琵琶の石造が・・・。そして、あの、八橋検校の石碑と、お琴の石造もあり、びっくり。 音屋さんとして、仕事をさせていただいている私としては、丁寧にご挨拶をしました。 新しい私の旅立ち…にふさわしい一日でしたが、やはり最後は、いつものビールでしめてしまいました。これは変わらないかしら・・・。でも、確実に私の中で心機一転した自分を感じ、感謝できる一日でした。ありがとう…。
2009年10月04日
発表会の写真整理のため、大型家電店に行こうということで、電車に乗る。ところが、途中で、夫の行きたかった「トリノ・エジプト展」に行くことに。会期があとわずかなのだ。 場所は上野。最近、ここの付近をウロウロしている私たち…。なんで上野に美術館が多いのかしら?会場は入場制限をするくらいに混雑している。日本人って、並ぶのが大好きだよなぁ…。 30分以上待って、中に入ると数々の石像や石版が並ぶ。そう、ここにあるのは紀元前2000年くらいの象形文字の時代のものばかり。 そして進むにつれ、私はちょっと具合が悪くなる。奥に集まっているのはお墓の蓋とか、棺桶とか…内臓を入れた壺とか…最後にはミイラが…。いくら3000年くらい前のものとはいえ、感の強い私にはちょっとツライ展示物。それに比べ、夫は楽しそう。いくら歴史の大切な遺産とはいえ、このたぐいのものをさらしものにするのは…と思うのは私だけか。 すっかり気疲れして、美術館のテラスでビール休憩。そして、上野公園をぶらぶらとすると、東照宮?どうも、徳川家康を祭っているらしいのだが、建て替え中とかで、見ることはできなかった。外にあった五重塔が、やけに懐かしい。 しかし、今の大河ドラマを見ていると、家康はいい人なの?と思ってしまうこともしばしば。こういう人が、神として神仏化されるのはどうなの?なんて、思ったら罰が当たるかしら…。 ヨレヨレで駅に向かう途中、清水の舞台みたいに作られた、千手観音のお寺を発見。本殿に入ると、かわいい千手観音が祭られている。そして、それまでどよ~んとしていた私の周りの空気が変わった。ああ、ヨカッタ・・・・。 美術鑑賞もよいのだが、展示されているものを選ばなきゃダメだな、私。
2009年09月27日
ディズニーアニメに欠かせない画家、メアリーブレアの原画展に行ってきた。思ったほどの混雑もなく、スムーズに見ることができた。 不思議の国のアリスや、ピーターパン、イッツ・ア・スモールワールドなど、色彩豊かな絵の数々。(コンセプトアートというらしい)中でも、ファンタジア・時の踊りの絵コンテは面白かった。(あの、かばさんダンス)色彩豊かなメアリーの世界、私は大好きだ。 いまどきの展覧会らしく、携帯用のバーコードがあり、アクセスすると、テンプレートをもらえるサービスもあった。ただ、ディズニーアニメとなっているが、小さい子供たちにはちょっと無理だったかもしれない。
2009年09月12日
夫が上野の美術館に行きたいというので、昼から出かける。美術館といっても、上野にはたくさんある・・・。「何見に行くの?」と、電車の中で聞くと、エジプトという。ツタンカーメンが見たかったらしい。残念ながら、私はあまり興味がない。と・・・駅のチケット売り場に、伊勢神宮展とあるのを発見。強引に、こっちに変更。だって、エジプトは10月までやっている。 「伊勢神宮と神々の美術」という展覧会。あの、阿修羅展をやっていた、国立博物館でやっていた。規模は、半分。 伊勢神宮の歴史や、貴重な書物が並んでいる。中には立派な装飾のお琴もある。奉納された衣装や、太刀を見て回る。最後の部屋は神様としてまつられていた像がたくさん・・・。動けなくなる。 仏像の美術館展示では、お坊さんが魂を抜くということをしているのは、テレビで見た。阿修羅の時も、運ぶ前に興福寺のお坊さんたちがちゃんとやられていた。神様って・・・そういうことをしないのかしら?ここだけ、空気が違っていた。 夫が、伊勢神宮に行きたいと言いだす。まったく、影響されやすいんだから・・・。このポスターのサブタイトルが~上野でぶらり伊勢詣で~だとか・・・。伊勢詣でした気分になってくれればいいんだけど。
2009年08月22日
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