喜久蔵blog

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序章:出会う前




僕はゲーム雑誌の編集者を夢見るややオタクな学生だった。

僕を慕って来るのはアニメやゲームに造詣の深い連中で、何でも知っていた僕は教授と呼ばれていた。



高校を卒業した僕は何の躊躇もなくコンピュータの学校へ進んだ。

意外にも、あまり溶け込めなかったことを記憶している。

幼稚園の頃はガキ大将。

小学校から高校まではヤンキーと呼ばれる人も含め全校生徒と触れ合っていたのではないかという僕がだ。


ファッションに関心の高い、いわゆる普通の若者が多く、オタクの私はクラスになじめなかったのだ。



僕はいつも学校ロビーにいた。

いつもロビーで遊んでいたいわゆるゲーム科の連中とつるむ様になったのだ。

入る科を間違えたらしい。

彼らといるのがとても心地よかった。



そんな僕はある日、ロビーで衝撃的人物を目撃する。

iori

ユゲくんだ。


なんの誇張もない。

人間離れした体格のユゲ君はこのまんまスタイルでロビーにいたのだ。


僕は彼と話してみたいとつよく思った。

どんな人物なのか。

しかし・・・かなり・・・・近寄りがたい。


それから半月ほど過ぎてしまったある日。

ロビーのパソコンコーナーでユゲ君を発見する。

僕は急いでユゲ君の隣の席をゲットした。

俺「あ、あの・・・。」

おそらく女性にプロポーズするレベルの緊張となんら変わらなかった。

ユゲ君「ん?」

ダンディに振り向く。

俺「ずっとあなたのことが気になってたんです。」

いや、この話の切り出し方はまずかったか。

ユゲ君「・・・。」

俺「・・・。」

ユゲ君「君、かっこいいね・・。」「よし、俺と友達になってくれ!」



・・・おや?なんだこの食いつきは。

後にわかるが彼はホモではない。

そう。ユゲ君はその奇抜な格好から友達がいなかった笑


僕とユゲ君はいわゆる変人同士。

すぐに意気投合した。

僕は行きつけていた"城山(参照⇒http://plaza.rakuten.co.jp/kikuzo/diary/200411290000/)"へユゲ君を誘い、音楽ゲームの魅力を教え込んだ。


ユゲ君はコンピュータミュージック科で絶対音感を持つ天才作曲家である。

それから僕らは毎日"城山(現在:薬院しろやま乃湯)"へ通った。



これがワンウェイとの出会いに結びつこうとは・・・。





第一章:新しい世界


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