03パリ1















これが、超モダンなアヴィニヨン駅。
かまぼこ型の屋根の内部をみあげたところです。

フランスの新幹線TGVの駅舎だけあって印象が空港のようで、
アヴィニヨンの橋や法王庁があり
どことなくゆっくりした時間の流れを感じる
地方駅とは思えない雰囲気です。










私達の乗ったTGVの“お顔”(リヨン駅にて撮影)

車内は満席でしたが、対面式のボックス席は結構ゆったりしていて
2時間40分の乗り心地も上々でした♪









パリ、リヨン駅。
1877年にモネによって描かれた「サン・ラザール駅」を思わせます。
歴史を感じる駅舎に南仏やイタリア・スイスからの列車が到着。

さすが、パリ。
幾つかの大きな駅があるとはいえ沢山の人々がいます。

でも、終日押すな押すなの人の波...
という雰囲気ではありません。


でも、スリが沢山いるので気が抜けないことも事実です。
改札が無く広々としているけれど、無用心な感じもします。











リヨン駅の時計台。
その日迎えに来ていたバスの中からパチリ。

クラシックな感じが、よりいっそう旅情を高めてくれます。


この日のパリも快晴!

ボンジュール、パリ。

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パリ市内を縦横無尽に走る地下鉄。

パリ市営のメトロと国営とパリ交通公団共同経営の
高速郊外鉄道RERがありとても便利。

旅行者にも迷い無く目的駅にいけるように
乗換えがとても分かりやすいのです。

そして、うれしいのが料金。
どこまで行っても一回1.3ユーロ。(1ユーロ=約130円)
10回の回数券カルネは9.6ユーロ。一回あたり120円ぐらいでしょうか。
ね、お安いでしょう?

写真はメトロのホームです。
今回も3日半の滞在中、何度も利用しました。
ちなみに、タクシーは1~2度利用しただけです。
















シャンゼリゼ大通
地下鉄のフランクリン・ルーズベルト駅で下車
ルーブル方面をパチリ。
まずはこの近辺と、ここから近くのモンテーニュ大通りを散策。


















上と同ポイントから凱旋門の方を見たシャンゼリゼ大通。

散策と午後の買い物を少し楽しんで
又駅に戻るころには、車のライトが点灯されていました。

秋の日は、こちらでもつるべ落としなのですね。

















ホテルの近くの大型スーパーの店内。
写真は乳製品売り場でしょうか。

帰宅途中の人たちが沢山買い物に訪れていました。
ちなみに、商品量はとても多く!
天井まで積み上げてあるような陳列棚に圧倒されます。

卵ひとつにとっても、何種類ものパッケージがうずたかく積まれています。
どこかが違うのかもしれませんが、品物の豊富なのには驚きます。


ジュースを求めましたが、おいしいのと安いのでびっくりしました。

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昨日に続いて、2日目もシャンゼリゼ通りに足を運びました(*^_^*)


パリの地下鉄はあまり地中深くは無いようで、
(私が乗り降りした駅は...です)

東京の地下鉄より、難なく、ヒョイって乗り降りする感じ
それがまた、うれしいのです。


もっとも、地下鉄の乗り換えは地下道を結構歩きますが...


ともあれ、ジョルジュ・サンク駅で地下鉄を降りて、
メトロのマークもウレシイ地下鉄の出口から
ひょっこりシャンゼリゼ大通りへ。

天の恵みか、今日も快晴!


その辺りを散策(買い物も)することから始めました。
















凱旋門に近づいてみれば、お化粧中?の様子。
使用前、使用後って感じでしょうか(笑)
右側はとてもきれいに仕上がってました。


実は、凱旋門の少し向こうで骨董市を開いているらしいとの情報から
のこのこ行ってみたのです。

残念なことに露天の骨董屋さんたちは、その期間を終えた後らしく
影も形も見当たりません。

そんなこんなでお昼に相成りました。
















今日のランチはどうしよう?というのがその場のテーマとなり
いつものように、行き当たりばったりで決定。

凱旋門近く、パリのお日さまが降り注ぐテラスのあるレストランへ。

フランスでレストランを決める基準は、英語メニューがある無しです。
英語も、特に話せるというわけではないのですが
なにせ、フランス語ではどうにもこうにも...ね。


幸い、英語表記のランチセットがあったので、
ステーキとハンバーグをチョイス。

フランスでハンバーグってのもね~と思いながらも、
でてきたのはひき肉が結構あら引き。


どっちかっていうとハンバーグの概念よりも「お肉」を感じます。
で、お味は...結構イケマシタ。

期待しなかった点も良かったのかな(笑)


で、お隣のほうを見ると、生の牛肉のたたき風なのを発見。
韓国料理のユッケによく似ています。


ボーイさんにこっそり名前を聞いたら
「タルタルステーキ」ですって。

次の機会は是非あれを!と、食いしん坊な私たちは
既に翌々日のメニューまでも決めてしまったのでありました。(爆)


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プリザーブド展示会などもあり、少し遠ざかっておりましたが
10月に訪れたパリのあれこれの続きを久しぶりにUPします。

パリの旅は未だ未完でございました(笑)


最初の画像は、ルーブル美術館のエントランスでもある
ガラスのピラミッドと美術館となっているルーブル宮。

1989年に完成した時はルーブル宮との対比がとかく言われたピラミッド、
14年の時を経て、私達旅行者や美術館見学者のシンボルとして
すっかりおなじみになりました。


このピラミッドの地下が受付ホールとなっており
ガラスのピラミッドは明り取りの役目も果たしているのです。

ともかく、分かりやすいのが何よりですね。


入るときにはセキュリティチェックを受けますが、
このところの世界情勢からか、モチロン誰一人不平を言いません。

淡々とゲートまで進み、これが当たり前のことになってきたのですね。
そういえば、日本のディズニーランドでもバッグの中身まで見せましたっけ。


















この作品は「エロスの接吻で目覚めるプシュケ」
(作・A.カノーヴァ=イタリアのネオクラシシズムを代表する彫刻家)

ギリシャ神話の「アモール(キューピット)とプシュケ(人間の娘)」の
物語から題材を得ていますが、


そのシルエットは沢山の美術品をぬうように歩き進む
私たちの足を停めさせるに充分な美しさです。


エロスの背の大きな羽は天から今まさに降り立った姿、
羽ばたいているようにさえみえました。



















ルーブルに来て、モナリザに会わない訳には行きません (笑)

モナリザさんは、一昨年と同じに、謎めいた笑みを見せてくれました。

ダ・ビンチが、終生身近に置いていたといわれる、名作中の名作。


盗難事件は今なお謎を残していますが、
作品自体がイタリアで発見されたことだけが救いです。

モナリザだけがその真実を見つめていたのですね、
名作にドラマが又一つ書き足されたような
不可思議な事件でした。


以前掛けられていた場所と違う展示場所でしたが、
吸い寄せられるようにモナリザに会うことができました。


ルーブル美術館はとても広くて
全部を一日で見るなどということは無理だと思いますが
日本語のパンフレットはとても分かりやすく
ガイドさんがいなくても
ちゃんとお目当ての作品まで行くことができます。

パリにきたら、何度でも モナリザさんにお会いしたいです (*^_^*)

















「サモトラケのニケ」

エーゲ海に浮かぶサモトラケ島の高台で発見された。
顔と両腕は失われていたが、後に右手が発見されルーヴルに保管された。

ニケとはギリシャ神話に登場する勝利の女神の名前、
製作は紀元前190年頃、身長328センチ。
ミロのヴィーナスと双璧をなす逸品。



















「ミロのヴィーナス」

1820年にエーゲ海のメロス島で農夫により偶然発見された。
発見されなかった両腕がどのようなポーズをとっていたかは今も謎のまま。
製作は紀元前100年頃、身長202センチ

昨日UPしたモナリザを含め
上の画像、「サモトラケのニケ」下の画像「ミロのヴィーナス」が
ルーヴルの三大至宝といわれています。


それぞれ、鑑賞者も多く「お、あれがそうだ」と気づきますが、
日本で開催される各種美術展で見る人垣はありません。


会場が広いということもありますが、
ルーヴルには(今まで訪れたヨーロッパの美術館に共通しています)

世界の至宝といわれる作品がこれでもか!と言うほどありますので、
沢山の入場者がいても、一極集中なしで十分楽しめるのですね。


私の旅の大きな喜びのひとつは、
世界の名画とゆったりとした気持ちで出会えることです。

長い歴史を経て多くの人に親しまれ愛された美術品を
生で見ることができる(ガラス越しは少ないです)


絵画に詳しいわけでもありませんし
絵を描く才も持ち合わせていませんが
心惹かれる一枚の絵を ただ、ただ見続ける…


その贅沢は、12時間を越す長いフライトをもってしても
わたしにとって、余りある幸せのひとつなのです。

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