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花と実と魔女と
17ポルトガル3
2017.10.30
エデンの園シントラの町からユーラシア大陸最西端のロカ岬へ☆2017ポルトガル旅行記(55)
(2017年8月7日撮影)
シントラの離宮を見学したあと、
町を少し散策・・・
看板牛さんが、レストランへと誘っています(*^-^)
(2017年8月7日撮影)
世界遺産でもあるシントラの町
観光客も多いですが、
もちろん、浅草のようではありません・・・(笑)
小道を程よい人数の観光客が行きかっています。
(2017年8月7日撮影)
シントラから向かうのは
いよいよ、西経9度30分
ユーラシア大陸最西端のロカ岬。
バス移動中の風景です。
(2017年8月7日撮影)
いよいよ見えてきました、ロカ岬。
18世紀に建造の灯台がみえてきました。
岬だけあって、この日も
名物の強風が吹いているようです。
(2017年8月7日撮影)
岬の突端に立つ十字架の塔に刻まれた
詩人ルイス・デ・カモンイスによる一節
「ここに地果て、海始まる」
とうとうロカ岬にやってきました。
2017.10.31
ユーラシア大陸、西の最果ての地ロカ岬に佇んで☆2017ポルトガル旅行記(56)
(2017年8月7日撮影)
リスボンの西約20キロ、
ロカ岬に立つ十字架の塔。
さすが、岬だけあって!この日も名物の強風、
歩いていると吹き飛ばされそう
曇り空だったのが残念・・・
(2017年8月7日撮影)
詩人カモンイスの一節
「ここに地果て、海始まる」が刻まれています。
(2017年8月7日撮影)
でも、大西洋に向かって目を移すと
うっすら青空と目の前は何も遮るものもない
紺碧の無限の海が広がっています。
(2017年8月7日撮影)
大航海時代、大海原に漕ぎ出す船乗りは
まさに冒険者たちだったのでしょう。
(2017年8月7日撮影)
手すりのすぐ先の岩は
険しい絶壁で
まさに「地果て海始まる」
新大陸を目指した人々の
夢と希望と冒険心を感じた
「ユーラシア大陸、西の最果ての地」です。
~観光案内所で「最西端到着証明書」も受け取りました~
2017.11.3
ユーラシア大陸の最西端ロタ岬からポルトガルの首都リスボンへ☆2017ポルトガル旅行記(57)
(2017年8月7日撮影)
ユーラシア大陸の最西端ロタ岬の
荒涼とした景色をあとに
一路、ポルトガルの首都
リスボンへ向かいました。
(2017年8月7日撮影)
リスボンでのホテルは
ドン・ぺデロ・リスボア。
街中の広場前の
眺望のよい所に位置しています。
(2017年8月7日撮影)
ロビーもこんな感じで
大理石?の床が光ってました。
(2017年8月7日撮影)
バスルーム・・・
シャワーの水が跳ねない様に
仕切ってあると、安心します。
(以前、床をぬらしてしまって転んだことがあるので)
(2017年8月7日撮影)
リスボンで旅の最後の2泊は
ベッドルームも、広めでホッ。
窓の外には、
さすが首都リスボンと思わせる
景観が見渡せました。
~つづく~
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2017.11.4
リスボンのホテルからの景観と夕食☆2017ポルトガル旅行記(58)
(2017年8月7日撮影)
昨日に引き続き、リスボンのホテル。
カーテンを開くと
ご覧の景観が広がっていました。
さすがポルトガルの首都リスボン、
今までののどかさとは一線を画しますが
それでも、整然としていて
気持ちの良い都会です。
(2017年8月7日撮影)
右手ピカピカの現代的な建物は
ショッピングモールや巨大スーパー、
大きなカフェテリアが入っています。
この後、夕食に訪れます。
上のほうは、オフィスなのでしょうね。
(2017年8月7日撮影)
ピザ、サンドイッチ、サラダ専門店など
色んなお店が並んでいました。
この日の夕食は自由食だったので
何にしようか、迷いましたが
家人がチョイスしたのは
いまや世界で人気の「お寿司」
日本を離れて8日以上経つと
つい、つい・・・吸い寄せられてしまいます。
(2017年8月7日撮影)
いってみれば、お寿司もどきですが
それでも、なかなかのもの・・・
何処の国のお米か分かりませんが
シャリはりっぱに寿司飯。
味噌椀まであります。
(2017年8月7日撮影)
わたしは、サラダにしました。
スタッフのおにいさんが、
希望の具材にドレッシングをかけて
よそってくれます。
(サラダだけ?って、大丈夫。
お寿司もつまみましたし、この後デザートも)
さすが、首都リスボン、
今までののどかさとは一寸違いますが
それでも、整然としていて
気持ちの良い町リスボンでした。
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2017.11.6
リスボンのテージョ川のほとりに佇む白い貴婦人のべレンの塔☆2017ポルトガル旅行記(59)
(2017年8月8日撮影)
ポルトガル首都リスボンのホテルで朝食を済ませ
向かったのは「べレンの塔」があるテージョ川のほとり。
16世紀テージョ川を行きかう船を監視し
航海者達を送り迎えた優美な塔です。
(2017年8月8日撮影)
司馬遼太郎が著書の中で
「テージョ川の公女」と賞賛した塔は
正式名称を「サン・ヴィセンテの砦」といい
マヌエル1世の命でフランシスコ・デ・アルーダが設計
1519年に完成。
大航海時代長く危険な航海を終えた船乗り達を
暖かく見守る故郷のシンボル的存在でもありました。
(2017年8月8日撮影)
高さは35メートル、軍事的に機能したあとは、
船の通関手続きを行う税関や、電報局に転用。
マヌエル様式を代表する建築の1つで
レースを施した純白のドレスを纏った
白い貴婦人に例えられることも。
貴婦人に仕える侍女気分でパチリ♪
(期間限定の侍女です・笑)
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2017.11.7
リスボンのテージョ川のほとりにそびえたつ、発見のモニュメント☆2017ポルトガル旅行記(60)
(2017年8月8日撮影)
穏やかで、川幅も広いテージョ川。
一見、大西洋?と思う大河です。
この川から、大海に繰り出した
ポルトガル船を思うと
壮大な歴史とロマンを感じますね。
(2017年8月8日撮影)
そしてこちらが、
有名な「発見のモニュメント」
大航海時代の幕開けを導いた
エンリケ航海王の没後500年に当たる
1960年に建造された百あの記念碑。
ポルトガルというと、このモニュメントを
イメージなさる方も多いかと思います。
最初にご紹介したべレンの塔の傍(徒歩圏内)
同じくテージョ川の辺にあります。
(2017年8月8日撮影)
帆船をモチーフにした高さ52mの
巨大モニュメントの先頭には
カラベル船を手に凛然と前方を見据える
エンリケ航海皇子。その後方に従うのは、
先頭から3人目のヴァスコダ・ガマをはじめとし
6人目のマゼラン、16番目のフランシスコザビエルなど、
両面で同時代の33名の偉人達が
いざ、大航海時代に出航しようとしています。
内部見学で7階の展望デッキには登りませんでしたが
実際に見ると、想像以上の圧巻でした。
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2017.11.11
伝統菓子パステル・デ・ナタ(エッグタルト)がポルトガルで一番美味しいと言われるお店☆2017ポルトガル旅行記(61)
(2017年8月8日撮影)
次に訪れた所は、行列の出来る
パステル・デ・ナタ(=エッグ・タルト)の
老舗「パスティス・デ・べレン」、1837年創業。
べレンのナタは
ポルトガルで一番美味しいと言われ、
出来立てで、ほんのり暖かだとか・・・
ガイドさんの説明にどんなお味?と興味津々、
私達も勇んで(*^-^)お店に向かいました。
(2017年8月8日撮影)
店内に入ると、甘い香りと共に
オーストリアやベルギーのお菓子やさんにも似た
独特の雰囲気があります。
ショップでナタが次々買われていきます。
ショップを通り過ぎ、
カフェになっているイートインへと・・・
そのカフェが、また広く、
幾つかの部屋があり、どこも満席。
あまりの人に気おされ、さすがに写真は控えました。
(2017年8月8日撮影)
正式名がパステル・デ・ナタは(複数形はパスティス)
以前日本でも流行ったエッグ・タルトのこと。
地方色の濃いポルトガルにあっても
どの地方でも愛され食べられている伝統菓子です。
冷める間もないくらい売れているので
正真正銘の焼きたては、ほんのり暖かく
表面のお焦げも香ばしいです。
カップやソーサーも
やっぱりカルトナージュのお国柄
白地にブルーの絵付け!ですね。
(2017年8月8日撮影)
1837年創業のべレンのナタは、
ジェロニモス修道院から伝えられた配合と作り方を
今もかたくなに守っているお店。
甘さ控えめで、クリームは滑らか
パイ皮も400度で短時間焼きの為
パリッとしています。
名物に〇〇〇・・・といわれますが
このナタは、とても美味しかったです。
残念ながら、日持ちもしないし
崩れやすいのでお土産向きではありませんね。
あの味が忘れられずに、
また行くという方も居るような気がします。
素朴なお菓子だけに
他の追従を許さないお味を保持するのは
大変なことでしょうね。
歴代パティシェは、すばらしいの一言です。
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2017.11.12
ポルトガル海洋王国の記念碑といえるジェロニモス修道院☆2017ポルトガル旅行記(62)
(2017年8月8日撮影)
発見のモニュメントに続いて見学したのは
ジェロニモス修道院。
全景を改めてみると
大きさにビックリですね。
(2017年8月8日撮影)
向かって右にあるサンタマリア教会の正門
「南門」が有名ですが、
この時は、ちょうど修復中で、
見ることが出来ませんでした。
1584年にここを訪れた
日本の天正遣欧少年使節暖は
その荘厳さに驚嘆したといいます。
(2017年8月8日撮影)
修道院に附属して聖母マリアを讃える
サンタ・マリア教会があり石造りの重厚な建築の
天井のアーチは椰子の木をモチーフにしたとか。
開放感と荘厳さが漂う教会内部は
たくさんのマヌエル様式の彫刻で装飾されています。
(2017年8月8日撮影)
そして、「ここに地果て、海始まる」の詩人
カモンイシスの石棺。
石棺の中央には筆と竪琴が彫られていて
詩人カモイシスにふさわしい石棺。
(2017年8月8日撮影)
続いてこちらは、
皆さんご存知の、バスコダ・ガマの石棺。
レリーフの中央にはカラベル船が彫られています。
後世に伝わる偉業を成し遂げた
ということが一目瞭然で、
すばらしいポルトガルの歴史に想いをはせます。
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2017.11.13
ステンドガラスも綺麗なポルトガル王国の記念碑といえるジェロニモス修道院☆2017ポルトガル旅行記(63)
(2017年8月8日撮影)
昨日に引き続き、ジェロニモス修道院の
三廊式のサンタ・マリア教会。
上の写真は教会の奥にあり、
祭壇のある内陣。
(2017年8月8日撮影)
祭壇飾りの板は宮廷画家ローレンソの作。
向かって左側にマヌエル1世と王妃マリア、
右側に息子のジョアン3世と王妃カタリナの
棺が安置されています。
(2017年8月8日撮影)
教会にはステンドガラス・・・
明り取りの為もあったので
やはり、聖書の内容を分かりやすくする意味も含め
どの教会でも大切なステンドガラスです。
(2017年8月8日撮影)
南壁に並ぶ三部作のステンドガラスの2つ。
王室の婚礼シーンを描くステンドガラスです。
左からマヌエル1世。
(2017年8月8日撮影)
こちらは真ん中の聖母マリア。
この右に王妃のステンドガラスでした・・・
(撮ってなかった!残念)
当然ながら、王室の婚礼はとてもめでたく
王室の未来を託すことですから・・・
神聖な教会のステンドガラスにこそ、
ふさわしいのでしょう。
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2017.11.16
世界遺産ジェロニモス修道院の最大の見所と言われる回廊にて☆2017ポルトガル旅行記(64)
(2017年8月8日撮影)
ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路発見を記念して
エンリケ航海王子が建設した礼拝堂を基に
マヌエル1世によって作られた修道院。
1502年から300年もの年月を費やして造られ
1983年にべレンの塔と共に
世界遺産に認定されたジェロニモス修道院。
(2017年8月8日撮影)
ジェロニモス修道院の最大の見所が
中庭を取り囲む55m四方の回廊。
石灰岩を用いた外柱やアプローチには、
ロープや、貝、異国の動植物といった
大航海時代を象徴するモチーフがびっしり。
(2017年8月8日撮影)
2階建ての構造で、1階をフランス人のボイタック、
2階をスペイン人のカスティーリョが設計しており、
形状の違いが見られます。
(2017年8月8日撮影)
アーチの曲線と、
屋根部分に突き出した塔が
印象的なコントラストを見せています。
こうして改めて見ると
ポルトガルの青い空が眩しいですね~
(2017年8月8日撮影)
国内からの観光客の親子でしょうか。
お父さんは真剣!
愛娘を写真に収めようと
無心にシャッターをきるパパの図は
万国共通ですね。
歴史的回廊の魅力に勝るとも劣らない
魅力的なほほえましさ、でした。
2017.11.17
世界遺産ジェロニモス修道院の食堂とリスボン市街を見渡す展望台☆2017ポルトガル旅行記(65)
(2017年8月8日撮影)
リスボンで必見のジェロニモス修道院、
こちらは食堂。
北側の壁には聖ジェロニモスを
描いた絵が飾られています。
(2017年8月8日撮影)
建設当時、
修道士たちが食事を採ったりした
奥行き50メートルほどの共同部屋。
広々とした部屋の壁を覆う18世紀製の
アズレージョが美しい・・・
(2017年8月8日撮影)
ジェロニモス修道院をあとに
サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台に
やってきました。
この日はさわやかな好天で
展望日和!(*^-^)
(2017年8月8日撮影)
同じ方向をズームで・・・
小高い丘の上にはサン・ジョルジュ城、
先端の四角い建物はカテドラル(教会)
その右手には大西洋にも見えるテージョ川。
(2017年8月8日撮影)
ガイドブックによると、
画面中央の高台にはグラサ展望台、
その左の小高い所には
セニョーラ・ド・モンテ展望台。
ひとつの首都に、
展望台がこれだけあるということは
リスボン市民の
街の景観にたいする自信のほどがうかがえます。
ん~たしかに、美しい~~
(2017年8月8日撮影)
美しい景観を描いた
絵も売っていました。
たしかに、記念に一枚・・・という
気分になりますね。
なにもパリのモンマルトルだけとは限りません。
オレンジ色の屋根がとても印象的な
リスボンです。
因みに、目下の私のスマホ待ち受けは
青空に、リスボンの赤い屋根が
つらなる景色です。
2017.11.20
リスボンでランチ、ポルトガル風ブイヤベース「カルディラーダ」☆2017ポルトガル旅行記(66)
(2017年8月8日撮影)
ポルトガルの首都、リスボンでのランチタイム。
ツアーで案内して頂いた
レストランにもアズレージョ発見(*^-^)
素敵な内装のお店です。
(2017年8月8日撮影)
先ずはサラダ、旅行中は
どうしても野菜不足になり勝ち
(家では野菜だけは沢山いただくので・笑)
新鮮野菜は、嬉しい!
(2017年8月8日撮影)
今回のランチのメインは
ポルトガル風 ブイヤベースの「カルディラーダ」
魚介類と野菜をトマトソースで煮込んだシチュウです。
2~3人で取り分けて戴きました。
とても、おいしかったですよ。(好物なので)
(2017年8月8日撮影)
デザートはプディング♪
お馴染みのお味は、
食後にホッとできて嬉しいものです。
こちらのお店は自由食で伺えば、
きっとスゴクおいしいメニューが一杯ありそう・・・
次回は、店内で見た食材をご紹介しますね。
お楽しみに~♪
2017.11.21
ポルトガル首都リスボンでランチを戴いたお店☆2017ポルトガル旅行記(67)
(2017年8月8日撮影)
昨日ご紹介した、
ポルトガル首都リスボンで
ランチを戴いたお店。
今こうしてみても
雰囲気があります。
(2017年8月8日撮影)
お店に入ってすぐに吊るされていた
生ハムに目がいきました!
生ハムといえば、イタリア、スペインを
イメージしますが(他にもおいしい国はあるのでしょうね)
ポルトガルもスペインのすぐ隣・・・というより
地図的にも歴史的にもスペインを切り取った
一部ともいえる国。
食文化も似てますよね、きっと。
(2017年8月8日撮影)
うわ~
この生ハム、食べてみたかった!
(2017年8月8日撮影)
そして、大西洋に面しているポルトガル、
テージョ川もありますし
魚介類の宝庫ですね。
(2017年8月8日撮影)
生け簀(す)には、
ロブスター?
大きな海老さんが、居ました。
このレストランで、
ポルトガル・ディナーを堪能したかった!(*^-^)ですね。
2017.11.25
ノスタルジックな気分になれるリスボンのレトロなトラム☆2017ポルトガル旅行記(68)
(2017年8月8日撮影)
数日ぶりとなりますが
夏に訪れたポルトガル、リスボンの旅日記。
今日ご紹介するのは、ランチの後に
リスボンで乗ったレトロなトラム(路面電車)
色も形もかわいいですね。
(2017年8月8日撮影)
このレトロなトラムはツアーの貸切車両です。
遠い昔・・・
今は廃止された市電(路面電車)で
通学していた私にとって
ノスタルジックな気分になれるので
一寸楽しみでした。
さあ、乗り込みましょう。
(2017年8月8日撮影)
木造の椅子、動き出すとガタゴト揺れる車体、
ガチャガチャとバンドブレーキをかける音、
キーっとブレーキをかけた後にきしむ音、
リスボン市内の住宅街やお買い物エリアを
女性運転手さんの操縦でトラムは進みます。
(2017年8月8日撮影)
レトロ・トラムの中から
坂下に向かう別の路線をパチリ!
映画やテレビでもお馴染みの
市内を走る三つの内、もっとも有名な
ピカのケーブルカーの路線・・・
なんと、故障でメンテナンス休業中 >_<;
こんな狭い坂道をのんびりと登降する
黄色い車両に乗ってみたかったのですが!
2017.11.21
リスボンの自由散策、コメルシオ広場と繁華街アウグスタ通り☆2017ポルトガル旅行記(69)
(2017年8月8日撮影)
リスボンのトラムを降りて自由散策、
向かったのは、テージョ川を見守る
約200m四方のコメルシオ広場。
1755年のリスボンの大震災前には
マヌエル一世の宮殿があったので
テレイロ・ド・パソ(宮殿広場)とも
呼ばれています。
(2017年8月8日撮影)
1908年にはカルロス1世が暗殺されるなど、
様々な歴史の舞台ともなった広場には
18世紀の彫刻家による
ドン・ジョセ1世の騎馬像があります。
(2017年8月8日撮影)
リスボンの繁華街アウグスタ通りの南端にある
勝利の門(アーチ)
勝利のアーチの上には、頂上には勝利の女神、
その下のポルトガル王室の文様の横には
大航海時代の偉人ヴァスコ・ダ・ガマ(左)と
リスボン大震災の復興を指揮した
ポンバル侯爵(右)の像があります。
生憎、アウグスタ通り側からなので
像は見えませんね >_<;
この門の上にも昇れるようでしたが
きっと上から見たら 好天でしたし
リスボンの中心から眺める感じで
最高の景色だったことでしょう。
(2017年8月8日撮影)
勝利の門までの長いショッピングタウン
アウグスタ通り大勢の人で溢れており
ポルトガルにもこんなに混んでいるところが
あるのね!とビックリしました。
言い換えれば、この日まで
のどかなポルトガルを満喫していたことになります。
二度目のイギリス旅行で
スコットランド・エジンバラを起点に
ロンドンに到達した時
首都ロンドンの人出に圧倒されたのと
同じでしょうか。
(2017年8月8日撮影)
こちらも、アウグスタ通りの一角、
天井が高く長い石造りのアーケードは
ヨーロッパならではの空間・・・
こんな景観に惹かれるからこそ、
西欧を旅しているのかもしれません。
2017.12.3
リスボンの自由散策・ロシオ広場と乗りたいと思っていたケーブルカーに乗車☆2017ポルトガル旅行記(70)
(2017年8月8日撮影)
リスボンの繁華街アウグスタ通りから
丘の上の教会(サンロケ教会)に向かって
トコトコ散策開始。
噴水のあるロシオ広場
(公共の広場の意味)が見えてきました。
正式名はドン・ぺドロ4世広場、
中央の円柱の頂きには
初代ブラジル国王となった
ドン・ペドロ4世のブロンズ像が
広場を見下ろしています。
(2017年8月8日撮影)
こちらはロシオ駅。
昔のままの素敵な姿で使われていますね、
残念なことに、内部は見ずに
通り過ぎてしまいました。
(2017年8月8日撮影)
有名なケーブルカーのピカ線に
乗れなかったこともあり
乗りたいと思っていたケーブルカー、
別の路線のグロリア線に乗りました。
こちらは丘の上に上るためにあります。
公共の現役の乗り物なのにこのペイント!
これにはちょっと、ビックリ。
(2017年8月8日撮影)
こんなモダンなお姉さんが降りてくると
ま、これはこれで、なんとなく
しっくり感じるから不思議ですね。
(2017年8月8日撮影)
丘の上で下車してからパチリ。
結構な急勾配を短距離ながら
上り下りしているケーブルカー。
リスボンの観光の足としても大活躍です。
いい思い出になりました。
2017.12.4
リスボンの自由散策・日本の天正遣欧少年使節が1カ月ほど滞在したサン・ロケ教会☆2017ポルトガル旅行記(71)
(2017年8月8日撮影)
ケーブルカーの
グロリア線を上ったところにある
教会がサン・ロケ教会
その原型となった礼拝堂は、
1506年から1515年にかけて、
マヌエル様式で建てられました。
「サン・ロケ(聖ロクス)」は信者を
黒死病から守ってくれると信じられており、
ジョアン3世は礼拝堂のそばに
黒死病で亡くなった人の墓を造らせました。
1553年、フランシスコ・ザビエルが所属していた
イエズス会がサン・ロケ礼拝堂を所有。
イタリア・バロック様式の教会に建て替え
イエズス会の本部であるサン・ロケ教会から、
布教のため宣教師たちが黄金の国「ジパング」へと
やって来ました。
そして、1584年に苦難の末にリスボンにたどりついた
日本の天正遣欧少年使節が1カ月ほど滞在したそうです。
(2017年8月8日撮影)
1755年の大地震で正面ファサードは破壊され
再建された外観はシンプルでしたが
(生憎写真には収めませんでした)
中に入ると、ビックリの絢爛豪華。
16世紀末に
イタリア・バロック様式で作られた教会です。
なかでも、奥にあるサン・ジョアン・バプティスタの礼拝堂は、
瑠璃、めのうやモザイクで飾られた
リスボン屈指の美しさを誇る礼拝堂として有名。
(2017年8月8日撮影)
黄金色の彫刻で飾られた礼拝堂など
サン・ロケ教会は左右に礼拝堂がいくつも並び
全体の天井画や装飾もあいまって
その豪華さに圧倒されます。
(2017年8月8日撮影)
幾つものチャペル(礼拝堂)は
それぞれ美しく、工夫されて
眩いばかり・・・
総本山であるローマバチカンへの道の途上での
このサン・ロケ教会滞在は、若き日本の使節団の心に
どのような印象を与えたのでしょうか。
伊東マンショ達の強い信仰への影響が
少なからずあったのではと想像に難くありません。
2017.12.10
リスボンの自由散策・リスボン大地震の震災遺構・カルモ教会☆2017ポルトガル旅行記(72)
(2017年8月8日撮影)
ポルトガル・リスボンの
自由散策で訪れたカルモ教会。
1755年11月1日のリスボン大地震は
リスボン南のサン・ヴィセント岬の
西南西200キロの大西洋海底が震源とされ
マグネチュード8.5~9度とか。
(2017年8月8日撮影)
1389年に建てられた教会で
当時はリスボン最大だったようですが
1755年の大地震で倒壊。
(2017年8月8日撮影)
写真はアーチの美しいカルモ修道院の一部、
すっぽり天井が抜けて真っ青な空が見えます。
この時の死者は津波も合わせて
10,000人とも90.000人とも言われるようですが、
リスボンの多くの宮殿を含む
建物の85パーセントは破壊され
リスボンは壊滅したそうです。
(2017年8月8日撮影)
震災の怖さを今に伝えるカルモ教会は
いわば震災遺構。
4.11の大震災を思わずにはいれません。
そして震災遺構の意味も理解しました・・・が
鉄筋の遺構と石造りの遺構との違いに
想いを致したのも事実です。
(2017年8月8日撮影)
教会建築の遺物、
この二つの石像が見てきたものは・・・
長い年月を経た今も、
私たちに教えてくれているようです。
2018.1.14
リスボンの自由散策・約百年前の展望台とエレベーター☆2017ポルトガル旅行記(73)
(2017年8月8日撮影)
久しぶりになりますが、
昨年夏訪れたポルトガル旅日記、
いよいよ次回が最終回となります。
ポルトガルの首都リスボンの
自由散策で訪れた
震災遺構でもあるカルモ教会の裏手から
高低差のある町ならではの乗り物
サンタ・ジェスタの
エレベーターに乗ることにしました。
右手のブルーグレーの建物がエレベーター。
(2017年8月8日撮影)
小高いエリアから、
左下に見えるエリアまでの移動手段として
20世紀初頭にエッフェルの弟子の
フランス人建築家によって造られました。
サンタ・ジュスタのエレベーター、
高さ45mの巨大な鉄塔の内部を
クラシックなエレベーターが上下運行、
バイシャ地区のランドマークとなっています。
右手は教会側から
歩いてエレベーターまで並んだ通路と
エレベーターの建物。
屋上階は展望台となっています。
(2017年8月8日撮影)
せっかくなので、
眺めの良さそうな展望台へ・・・
こんな螺旋階段を登ってGO!
足元には、はるか下に
歩道が見えます。
(2017年8月8日撮影)
登ってみれば、南側に
ポルトガルの夏空の下、
テージョ川と先ほど見上げてくぐった
勝利のアーチが!
はるか遠くにみえます。
(2017年8月8日撮影)
ぐるりと東向きに回ると
正面にサン・ジョルジェ城。
お城は常に小高い所に築城されるのですね。
(2017年8月8日撮影)
北の方角には、ロシオ広場が!
正式名はドン・ぺドロ4世広場だそうですが、
ロシオ(公共の広場という意味)の愛称で
親しまれています。
円柱の頭から広場を見下ろしているのは
初代ブラジル王となった
ドン・ペドロ4世のブロンズ像。
周囲にはカフェやお土産もの屋もあって
とても賑わっていました。
(2017年8月8日撮影)
そして、こちらがエレベーター内部、
木製でクラシックな感じもいい感じ。
意外に広かったです。
ただし、下りにのるのは10分待ちでしたが
登りは1時間待ちぐらいだとか・・・
エッフェル塔のエレベーターと同じで
人気なんですね。
エッフェルのお弟子さんが
造ったということですが
記憶ではエッフェル塔の
エレベーターは鉄製のイメージ、
こちらは、内部が
木製で印象がちょっと違いました。
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2018.1.15
リスボンの自由散策・ロシオ広場の夕暮れの結婚式、帰国フライト☆2017ポルトガル旅行記、最終回(74)
(2017年8月8日撮影)
リスボン・ロシオ広場の夕暮れに
ロマンチックに佇む華麗な建てものは
ドナ・マリア2世国立劇場。
こんなショットが何気なく撮れる
ヨーロッパはやっぱり魅力的。
(2017年8月8日撮影)
そして、たまたま出合った花嫁さん。
この日が結婚式でしょうか?
なぜか、ヨーロッパを旅すると
どの国でも、一度は結婚式に出会います。
こちらも、ハッピーな気持ちになれ、
幸せのおすそ分けをいただく気分。(*^-^)
(2017年8月9日撮影)
翌朝、いよいよ、
ポルトガルの旅も最後の日となりました。
ちょっぴりセンチな気持ちになりますが
無事、旅を終え、
この朝もお天気に恵まれていることに感謝。
リスボンの街はどことなく、
落ち着いている「大人の街」
以前ベルギーを旅したときと同じ感想です。
人口密度の関係でしょうか?
電線が空を横切ってなくて
カラフルすぎる看板がないからでしょうか?
私が、自分の住む街で
一番気になっていることでもありますが・・・
(2017年8月9日撮影)
そして、リスボンの国際空港へ・・・
出国手続きを終え、
無事、帰国できるという安堵感と、
もう少し居たい・・・という気持ちが
いつものように、交錯します。
そして、実際の行動は
残った小銭を使っての
小さな買い物に急ぎます。
(2017年8月9日撮影)
こちらは、たしか乗り継ぎの
フランクフルト空港内。
広々として洗練されてますね。
(2017年8月9日撮影)
帰途のフライト当日も
穏やかな青空に恵まれ、
無事帰国いたしました。
ここまで、長きにわたり
ポルトガル旅行におつきあいいただき
ありがとうございました。
今回で、2017年夏、
きらら♪のポルトガル(北スペイン含む)の
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