7(2)・8・9・10いけ花X





2007・7.5


いけばな ☆ 講習会に参加して






5月はお休みだったので
2ヶ月ぶりになる
先月末に行った東京の講習会の様子です。

最初の写真は講師のデモ作品で、
一文字留めという技法のバリエーション。

花器のふちに触れないように活けるというのが
今回のテーマです。

花材は、エボタとデルフィニューム。







講習のタイムスケジュール。
あっさりと書いてありますが(笑)
この日は、とっても蒸し暑く
省エネ冷房の館内で体を動かし
真剣に実作するうちに
かなりぐったりしてしまいました。






こちらは2作目の講師デモ作品で
壷活けのコツを説明するための
製作途中の作例。

左右の枝と枝とをバランスよく
壷の中で組ませると
かなり長い(もしくは大きい)枝も
小さな壷に活けられるという技法を学びました。






2作目の実技が終わって
講評を待つ会場の作品群。

写真に写っているのは
全体の六分の一位でしょうか・・・

相変わらず、全国から熱心な指導者が集まってきます。








この写真は、不肖HANA魔女の壷活け。

わたしの所属する流派は
前衛的でモダンすぎるという印象を持っている方も
多いようですが、ごらんのように
ふつーの(笑)花材で、ふつーに活ける(笑)事も
もちろん多いのですよ。

写真の花材は、穂咲きナナカマド、紫陽花、エボタを
剣山なしで、壷活けの方法で活けてあります。

お稽古の花材量で幅1メートル弱のサイズの作品が
出来るのですから、
いけばなはナント経済的なのでしょう・・・ね。










2007・7.11


いけばな講習会 ☆ 面を作る






今週の水曜日に、本部の講習会に参加してきました。
写真は講師のデモ作品。

テーマは「葉物を二種使って、自分なりの面の構成」







こちらは、不肖HANA魔女製作。

花材はニューサイランとモンステラ。

今回のテーマは、二種類の葉を自分なりに組み合わせて
新しい(葉のもともと持つ面とは別な意味の)面を表現するということ。

果たして成功したかしら・・・(~_~;)








こちらはお仲間の方の作品。

芭蕉の葉に後ろの葉のシルエットが浮かびあがって、素敵です。
講師の先生は、ケイトウの花を芭蕉の葉の裏側に入れて
それもシルエットとして表現できるね!と仰って
手を加えたら、見事にそんな風になって、
会場からも拍手。








こちらは本部講師の先生が活けられた和室の花。

竹には七夕様まで短冊がかかっていたそうです。


今月の講習会も、2作でしたが
写真では分かりにくくて・・
UPは控えます(~_~;)


今回も難しかったけれど、
いろいろ勉強になりました。








2008・1・2


初詣と初売りにお出かけ ☆ お正月の花 








今年もつつがなく元旦、二日と過ぎ
今日は次女と初売り、初詣に出かけました。

写真は玄関に活けてある祝い花。
花材は蝋梅、蛇の目松、カサブランカ。

ふつ~に活けてあり「投げ入れ」のオーソドックス版?!(~_~;)
(私の流派では剣山を使わず深い花器に活けることを投げ入れと呼びます)

写真的にはいまヒトツですが
実際は、高さがあるのでそれなりに見栄えがします。

ま、言いようによっては“しんぷるいずベスト”









暮れの26日に活けこんだときは
カサブランカも蕾でしたけれど、
はや、一週間もたつとご覧のように咲きました。

花の蕊はオレンジで花の中心をグッと締めてくれるのですが
壁や衣類についたらぜ~ったいに取れないので
写真を撮った後は手でつまみました。

皆様もくれぐれもご注意下さいませね。



*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜・*:.。..。:**・゜゜・*



今朝、家人が仕事にチョット出かけたので
わたしも、ちょっと(笑)お出かけ。
デパートの初売りという名のバーゲンへ。

結構な人がでていましたよ。

私の最近お気に入りのブランドの福袋
迷ったのですが、今年は買いませんでした。

わたしも昨年は買ったのですが、
どうしても着ないものができてしまうので
今年は、手堅くバーゲン狙い(笑)
皆様は福袋買われますか?

その後、自宅から歩いて20分ほどのお宮へ初詣。
心ばかりのお賽銭に沢山の願を込めて・・・
つづいて引いたくじは大吉!うれしかったです(^.^)

どうしても食べ過ぎてしまうお正月、
なるべく歩こうという年頭の誓い!!も
今日のところ実行できてよかったデス!!







2008・1・13


 お正月に桜 ☆ 啓翁桜(ケイオウザクラ)








お久しぶりです~。

水曜日から孫達が来ていて
5日目の今日の午後、元気に帰って行きました。

娘は「あっという間だった」と何度も言っていましたが
子供達が3歳半と1歳9ヶ月のやんちゃ盛りの男の子なので
気の休まるときも無く、4泊5日といえど、
特に時間の流れを早く感じたようです。









写真は子供達が滞在中の
レッスンで活けた「いけばな」(剣山使用)

寒い日がつづきますが、
家の中には華やかに春を予感する生け花で・・・

花材はケイオウザクラ、バラ、
ラクスパー(千鳥草)、スイトピー、ピットスポルム。



*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜・*:.。..。:**・゜゜・*




ケイオウザクラ(啓翁桜)はカンヒザクラ群に属し
淡い紅色で、花弁の縁が少し濃いようです。
本来は春の花ですが、
お正月頃から花屋で見かける切花用は
山形県など北国が産地となっています。







2008・1・13


 ☆ 













2008・1・18


いけばな ☆ 講習会の作品から







今年もさっそくいけばなの県支部講習会がありました。
寒いし・・・とかぐずぐずしていたのですが、
参加することに意義あり!の気持ちで?行ってきました。

講師は東京の本部からいらして
午後2時間ぐらいの間に
なんと!!12作も次々デモしてくださいました。

こちらはその講師が午前の講習会で活けた作品。
鉄花器の形態を生かし、蔓ものでいけてあります。
チューリップ3輪と、蔓(ベニヅルかな~?)で
楽しく活けてありますよね。







こちらも午前の講習会のデモ作品。
球形の器から発想した活け方だと思われます。

葉っぱはニューサイラン。
花はアネモネと猫柳一本。








こちらは私の受講した午後の講習会でのデモ作品で
テッポウユリの茎にご注目!
なんと、毛糸をクルクル巻きつけてあります。

テーマは異質素材を使って、です。

毛糸を長く絡ませるのかな~とおもったら、
花首の下にクルクルと巻きつけるとは!
想像外の表現に、ヤラレタ~!

アートは時に、
鑑賞する人にビックリさせることも必要、
今まで出合ったことの無い表現をしたいと、
いつも頭を悩ませている
(でもなかなか思いつかない・・・)私にとって
さすが、本部講師だわ!と
思わずうならせてくれた作品の一つです。


きょうご紹介した作品、
どれも、誰にでもできそうでしょう?
そうなんです、私の所属している流派は
決して難しくない、
誰にでも、何処にでも、
何ででも活けられるというのが
基本理念で、
自由な表現ができるところが楽しいのです・・・よ。

少ない花材で大きく活ける!
そのことも、いけばなの特徴のひとつです。

さあ、みなさまも如何ですか?
「いけばな」をやってみては・・・?(^.^)

すっかりPRしてしまいました(爆)








2008・1・19


いけばな ☆ 講習会の作品から・パート2







先日に続いて、
いけばな講習会・講師の先生の作品から。

花材はしだれ柳、コデマリ、
オバケアンス(アンスリウムの大きいもの)
テーマは「編む」

植物を手を使って編みこんでいくというテーマが
春に新しくなるテキストにあることから
今回のデモンストレーションでも活けられました。

大らかな感じがなんとも素敵!だと思います。







こちらも、直線を編むというテーマだったと思います。

花材はサンゴミズキ、サンダーソニア、トルコキキョウ。
サンゴミズキの両端に割を入れ組み合わせて
花留めのような役割も持たせています。









「花物だけで活ける」というテーマに沿って
春のイメージで活けてあります。

「いけばな」は、枝ものを使うことが一般的ですが、
必ずしもそのことに捉われず
花だけで優しく場を和ませる作品も活けられます。

こういう作品をみると
アレンジと何処が違うの?っていうご質問を受けますが
あえて言えば、
空間とラインの表情を意識して活けるという点でしょうか。

花器は複数の活け口があるものを
使っている点もご注目下さいませ。








「着色枯れ物花材を使って」というテーマです。

芭蕉のドライの葉に金色に染めたものを使い
石化柳(セッカヤナギ)アイリス、
カスミソウを入れてあります。

金や銀色は、どんな花色にもマッチし、
風格や気品、そして存在感もでますので
おめでたい席などにピッタリですよね。

スプレー缶を使えばドライ素材に簡単に着色できますし、
カビ防止の効果もあるように思いますので
花展などでは私も良く使います。


*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜・*



レッスンに直ぐ使えそうな
手に入れやすい花材でのデモ。

早速次回からのレッスンに
応用させていただきたいと思っています。

このところ、急に寒かったりで(~_~;)
行くまでは、ちょっと億劫だったりしますが
行けば必ず得るものがある!

何に関してもそうでしょうけれど、
こうして学ぶ機会を与えられるということは
幸せなことだとおもった講習会でした。








2008・1・24


春は黄色 ☆ ワイヤーを花留めにして






早春の色って何色を思い浮かべますか?
野原いっぱいの菜の花、タンポポ、
万作やレンギョウ、サンシュユなどの花木も
黄色い花が春を告げてくれます。

そんなことから、シーズンカラーは黄色でしょうか。

というわけで、黄色いバラを“さっくり”活けてみました。
他に、マトリカリアとピンクのラクスパー。






口が比較的大きい花器に活けてみましたが
こういうときに便利なのが
ワイヤーをクルクルっとまとめて花留めにする方法。

写真のように見せてもよし、花器の中に入れて留めてもOK。

花瓶の口に広がりすぎず
足元タイトに活けやすくなります。

そして、水の中に入るのは葉を整理し茎だけに!
こうすることによって、見た目のすっきり感と
水の汚れを抑えることができますよ。

花束を戴いたときや
スーパーで束ね花を買ってきたとき、

1)水切り(水の中で足元を2~3度切る)して水揚げ。
2)下葉を整理する。
3)花瓶の底から、ちょっと持ち上げて角度をつけて活ける。
4)水は原則毎日取り替える。

こうすると、お花を長く楽しめます。(^.^)

毎日寒いですが、
一足早くお花で春を感じ、楽しみたいですね。







2008・2・1


フラワーアレンジ ☆ 花合わせと鮮度がイノチ







今日の写真は生徒さんのアレンジ作品。

色の着いたカラーと紫のスイトピー、
丸い葉はゲイラックス、
若草色のスプレー菊で活けてあります。

教室の花材は私が前日選びますが
(ほとんど当日市場から
着いたばかりの花なので、鮮度には自信!)
花合わせを考えるときが一番楽しく、
難しい・・・

色んなお花の前を行ったり来たりして
あれこれ組み合わせてみては悩み・・・
結構時間がかかります。
まあ、予算もあるし、ね。

かといって、いつも同じ花という訳にもいきません。



写真の作品は、
カラーの茎の美しさに着眼した作品です。

このように幅に出す作品は、
高さを控えた方がバランスよく
まとまると思います。






2008・2・1


いけばな ☆ 「植物を編む」と「木の構成」 







そしてこちらは、
いけばなの「植物を編む」と
「木の構成」というダブルテーマで
活けていただきました。

花材はウンリュウヤナギ。

写真では分かりづらいのですが
しなやかな枝の線で球形をつくるように
組まれていて、自立しています。
(ガラスのテーブルの上は
滑って苦労したけれど(~_~;))

私の流派では、こんな風に花を使わない
活け方もアリなんですよ(^.^)
このテーマの場合、
オブジェ的な作品を目指して製作します。

植物素材とシッカリ向き合い
その木の特性とか木の粘り、たわみなども
よく見つめないと
イメージした作品には近づけません。

そういうことを踏まえて
同じ花材でもなんども、なんども、
活けてみないと
自分ならではの
オリジナル性の高い作品は生み出せないのです。


というわけで、HANA魔女の教室の生徒さ~ん♪

いけ花は、活けるたびに発見があります。
他の方の作品を見るのも大きなお勉強ですし
是非、長く続けましょうね。

その先には、きっと自分だけの作品作りの
GOODアイディアが見つかると思いますから。







2008・2・7


いけばな ☆ 枝もの2種で







生徒さんのいけばなの作品です。
今回のテーマは、「枝もの2種」

ちょうど、花木(かぼく)が
出回る時期なので、
このテーマを学びやすいシーズンです。

写真は、雪柳と椿。
作品では、雪柳のたおやかなラインを高く見せ
椿の葉の質感やボリュームをうまく出しています。
そして椿の赤い花がアクセントになって、
作品に変化を見せながら、足元を〆ています。

活け方は「自由花」
剣山2個を使い、株分けにしています。


椿は葉の照りや肉厚なボリュームがあって、
葉っぱだけでもアートな感じをいだかせますが。
それだけに、葉の枚数を整理したり
綺麗に拭き取ったり、
特に神経を使う花材でもあります。

近年、チャドクガの被害を恐れ
公園など公共スペースから抜き取ることもある椿。

植物は人間の都合で、あれこれ待遇が変わり
可哀そうな気もします。







2008・2・13


いけばな ☆ 基本のきほん♪







ご覧の生徒さんの活けた作品は
第六応用立真型と言って
四方見(オールラウンド)の
何処から見てもOKな花型です。

花材はアズキヤナギとラナンキュラス、ピットスポルム。

一方から撮ってあるので
写真では分かりづらいですが、
何処から見ても、「裏」を感じないように活けます。

飾る場所が部屋の中央とか
パーティ会場のように
背景に壁の無い場所を想定した花型。


日本の「いけばな」を
「床の間に活ける花」から開放し
暮らしのあらゆる場面、
ひいては商業空間などを考えた、
当時としては先進的な考えに基づくスタイルです。

実際、床の間のないお宅も増えてますし
(わが家にもありません)
日本文化の「いけばな」を外国に紹介するのも早かった!

実に先見の明のある創始者だったと
改めて知る思いです。






2008・2・26


いけばな ☆ 複数花器を使って








花器(かき)を
複数使って活けるというテーマの
生徒さんの習作。

こんな風に重ねても、並べても、
たとえば3つ以上、使っても勿論OK。
活け方のスタイル(花型と呼びます)は自由です。

遊び心が存分に生かせ、
同じ花材であっても、
一つの花器より大きく表現できます。


花材:木苺、ミモザ、リューココリーネ








2008・2・13


いけばな ☆ 異質素材を使って






こちらは、透明パッキンを
木苺の枝に絡ませてあります。

こちらのテーマは「日用品を使って活ける」です。

例えば、“かなだわし”や笊、
帽子、空箱、なんでもアリです(^.^)

生の植物とのコラボ、楽しんで活けると
見る人も楽しくなるから不思議です。

花材:木苺、ミモザ、パッキン。






2008・2・22


いけばな ☆ はじめての投げ入れ





剣山を使わず、深い花瓶に活けるのを
私の流派では「投げ入れ」と呼びます。

写真は「投げ入れ」を学ぶ生徒さんの習作。
スタイルは自由花。


むかし、昔・・・わたしが習った当初は
一通り剣山を使った「盛り花」と呼ぶ活け方を
マスターしてから「投げ入れ」を学び始めました。

花を思うような角度に留めることが難しいことから
投げ入れは習い始めて何年かしてから・・・
と言う風潮だったように思います。

教室によっては、
投げ入れはほとんどレッスンしないという場合も
あったように聞いています。

そこで、先代の家元が
テキストを初めて作るに当たって、
初心者のうちから直ぐに投げ入れを学び始め
苦手意識を持たないように、
カリキュラムが組まれました。


初めは戸惑った生徒さんたちも、
次第に慣れていって(そう!何事も慣れが肝心)
その技術がグッと習得しやすくなりました。


とはいえ、色んな留め方に慣れるまでが一苦労。
いろんな種類の花材で数をこなすことが
上達への近道(?)です。

失敗を繰り返しながら
なんども何度も活けていくのが肝心なんですね。

花材:キンパコデマリ、ストック、ブルースター、ドラセナ


*あれ?!左下にブルースターの細い線が見えてます!
この一本は無い方が良かったですね~。(笑)






2008・3・2


いけばな ☆ 曲線を活かして






「曲線の構成」というテーマの生徒さんの作品。

グニユーカリをためて(=たわめる)曲線を意識、
薔薇とタマシダが華やかさを添え
足元をシッカリ〆ています。


ユーカリを個性的に使ってあり
花器とのバランスもいいですよね。


先日の異質素材を使った作品とは一味違って、
皆様に安心して!?(笑)
楽しんでいただけるタイプの
いけばなだと思いますが、如何でしょう?






2008・3・4


いけばな ☆ 株分けの自由花






先週の土曜日のレッスンでの生徒さんのいけばな作品。

雪柳にシンビジウムにタマシダです。


花数も特に多く要らなくて
雪柳のたおやかな枝のラインを
作品の前面にだした株分け(剣山二つ)の自由花です。


実はこの日、
駅近の教室にカメラを持っていくのを忘れ
(正確にはバッテリーを入れ忘れたの・・・トホホ)
この作品を活けた生徒さんからデジカメ写真を
メールで送っていただきました。

お手数おかけしてすみません、
ありがとうございました。






2008・3・10


いけばな ☆ ヒメミズキの投げ入れ






写真は ヒメミズキ、スプレーカーネーション、
ドラセナサンデリアーナを
使った、投げ入れ(剣山を使わない活け方)で
生徒さんの活けた自由花。

このような花材のときは、
枝物の形やラインを良く見て、
どんな表現をしたら、
花材の美しさを最大限引き出せるか?
自分らしく表現できるか?
言い換えれば、
出合った花材に自分なりの発見をすることが大事。


そして、こちらの作品は、
シッカリ見つめ、成功なさっている例だと思います。


ところでこのカーネーション、
店頭であんまり綺麗な色だったので選んだのですが
その名前は
「セーラームーン・オレンジ」だって!(^.^)







2008・3・13


いけばな ☆ 株分けの自由花





写真では分かりにくいですが
左右の花が奥行きを感じさせながら
交差し、広がりと伸びやかさを表現しています。


花材は前回ご紹介した投げ入れバージョンと同じで
ヒメミズキ(=ヒュウガミズキ)と
カーネーション、ドラセナサンデリアーナ。


いけばな花材は、
わたしのところでは一回1,050円(税込み)
このボリュームが出せます。

アレンジだとどうしても花を見せる傾向から
花材費が2,000円~2,500円となることを考えると、
とてもリーズナブルで、気軽に御家に飾れます。
そして、作品も大きめなので、目を引くし・・・(笑)

アレンジといけばな、どちらも暮らしに彩を添え
それぞれに長所がありますが、
経済性から言ったら・・・
「いけばな」に軍配が上がりそうです。






2008・4・20


春のいけばな ☆ 株分けスタイル






レッスンでの生徒さんの作品、
剣山を二つ使った
株分けのスタイルで活けてあります。

花材は チューリップ、
ムシカリ、ラクスパー、細葉ルスカス。

アーチを春の門出とみるなら、
その向こうに伸びる新たな歩み・・・

未来を予感する素敵な作品ですね。








2008・11・12


六本木ヒルズ ☆ 久しぶりにいけばなの話題  





(11月9日撮影)


こちらは、知る人ぞ知る(笑)
六本木ヒルズのイルミネーション。

9日~10日、アレンジの講習受講と
いけばな展に東京に行っておりました。


発光ダイオードの灯りでしょうか・・・
クールにダンシングオールナイト♪(^.^)






(11月10日撮影)

月曜の朝いちで、
日本橋高島屋のいけばな展へ。
なにせ、午後1時からはウエディング装花のデモ見学!
二足のわらじは、早足になるのです(~_~;)

開店前に見た、正面ウインドゥの作品のひとつ。




(11月10日撮影)

そして会場での家元の大作。
いつもながら、圧巻です。




(11月10日撮影)

季節感タップリの作品ですね。
寒さに向かう季節ですが
出品者の意気込みの熱さを感じます。






(11月10日撮影)

そして、こちらは
私が毎月レッスンに通っている
指導講師の出品作。

枯れひまわりの直径
おそらく
3~40センチ以上はあったと思います。
中央には水を張ったガラス花器。

やはり、季節感を作品に盛り込んでいます。



ところで日曜日の朝に行った仲間の話によると
押すな押すなの人だったとか。

さすが、月曜の朝だけに
スイスイ拝見できましたが
それでも、開店前から並んでいたほとんどの方が
いけばな会場を目指していました。

見ごたえタップリで、
ほんとうは、もっとゆっくり見たかった・・・

でも、走らねば!
前日、日曜の講習会場は六本木ヒルズ、
2日目の月曜午前は日本橋、午後は表参道へ



*・゜゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*:.。..。:*・゜゜・*:.。..。:**・゜゜・*



不景気を忘れたふりしてまっしぐら 
これぞお江戸の“花街道”


HANA魔女の飛ばぬ箒が恨めしい
眠らぬ街に咲く花求めて







2008・12・20


吹きガラス花器製作と ☆ 東京本部でいけばな講習会    





(12月4日撮影)


一昨年から月に一度
東京の本部で、
指導者向け・いけばな講習を受けていますが
実は今年も春から行っています。

何故かブログには一度もUPしてなかったけど・・・(~_~;)

イサムノグチ設計のエントランスホールには
季節を感じさせる大きな花が活けてありました。





(12月4日撮影)


こちらは受付のテーブル花。
クリスマスのいけばなです、ネ。

白い器にセッカンスギと赤い花。
これ、なんだろう? (^^ゞ
ジンジャー系のようです。






(12月4日撮影)

この日のスケジュールは
ご覧の通り。
11時から4時半までびっしり。

実は今年の「○月の技と心・最終章」
一期生と二期生合同で人数が増えたため
添削指導の時間が伸び、
昨年までは午後13時スタートだったのが
午前11時スタートになったんです。

1日終わると、結構グッタリです。





(10月29日撮影)


突然ですが、此処は何処でしょう?
大きな溶鉱炉のようなものがありますね!

実は10月末、私達が使う花器を製作に行った
群馬県、月夜野びーどろパークです。





(10月29日撮影)

明治38年の創業以来
数多くの優秀な技術者を輩出し、
日本トップレベルの技術による
吹きガラス作品の制作の様子を見学に
見学者もバスで次々訪れていました。






(10月29日撮影)

私のデザインした(~_~;)
花器もこんなフウにしてベテラン職人さんが
文字通り汗を流して作ってくれました。





(10月29日撮影)

この大きな釜の中に
入れて、飴細工のようになったガラスを
デッサンを元にあれこれ加工してくれます。





(12月4日撮影)

そして、恥ずかしながら
私がデッサンして頼んだのがコレ。

一緒に作った仲間の中でも、
一番ぐらいシンプル。
左右のエクボをへこませたところが
チャームポイントです(笑)

活けやすいもの!と思ったら
あまりに平凡だったかも・・・反省。


☆ 次回につづく ☆







2008・12・25


いけばな講習会 ☆ 吹きガラス花器に活ける    






(12月4日撮影)


先日に続き、
群馬県月夜野びーどろパークで作ってきた
吹きガラス花器。
こちらが私のデザインしたもの。

なんとも、平凡です(~_~;)
(活けやすい点ではgood!)







(12月4日撮影)


お仲間の作品をいくつかご紹介しましょう。

黒い尻尾がおしゃれですね!
デザインの時点では違ったらしいけれど
現場で、職人さんとの調整でこうなったらしいデス。





(12月4日撮影)

こちらも、アートを感じますね~。

ガラスアートとして
飾っておけそう。






(12月4日撮影)

この日は、それぞれ自分のガラス器に
実際に活けてみました。
こちらは、三つ口の器です。





(12月4日撮影)


スチールグラスにチューリップ、
水を感じますね。





(12月4日撮影)


そして、こちらが私の活けたもの。

カラーとハランを活けてみました。

先生には、「花器と一体感があるし
コンナ感じでいいんじゃないですか」と
一応褒めてもらえましたよ(^^ゞ


実は、これまで3年間の受講の締めくくりとして
今回のガラス花器を使って
来年3月に本部プラザで花展があります。


卒展っていう感じなので、
皆さん気合が入っているのです・・・


もっとも気合が入っているのは
指導者の先生かもしれませんが。

なにせ、数ある本部でのカリキュラムの中で
受講者のリクエストで3年も続くクラスは稀なそうですから。









2009・1・30


東京でのレッスン ☆ いけばな・技と心





(1月22日撮影)


一昨年から月に一度
東京の本部で、
指導者向け・いけばな講習を受けていますが
今年も春から行っています。

そしてもう、今年の3月で終わる
「○月の技と心・最終章」の
今年初めてのレッスンを
1月22日に受けてきました。

写真はエントランスの大作。

季節柄、椿と松ですね・・・







そしてこちらが、受付のお花。

レンギョウ、ボケ、アンセリウム、ニューサイラン。

器も素敵です。







この日のタイムスケジュール、
予定ぎっしりで、これを見ただけで
エネルギーが減ります。(~_~;)



3月末の本部会館での花展に向け、

今月も群馬県月夜野びーどろパークで作ってきた
吹きガラス花器を使って活けるレッスンでした。

それぞれ、力はいってます(*´艸`)




(12月4日撮影)


こちらが私のデザインしたもの。

何度見ても、なんとも、平凡です(~_~;)

はてさて、この器つかって
いかに自分の表現をしていくか・・・

より、新鮮に、よりダイナミックに!


なぜなら、場所が石造りなので
サイズいかんによらず、どうやって
力負けしない作品を活けることができるかが、
作品の構成の鍵となります。








この日のHANA魔女の試作、レッスンで活けた花はこちら!

アレカヤシに赤く着色したシダを乗せ
花はオバケアンス(大きなアンセリウム)。






この後、2作目では
オガラという1m程のステイック状のドライ素材を足して
もう少しダイナミックに表現しましたが、
写真を上手に撮れなかったのでご紹介できなくて・・・
すみません (*- -)(*_ _)ペコリ


こんな具合に本部通い三年目のお勉強も
あと、2回を残すのみとなってしまいました。

ホッとする反面、ちょっと寂しくもあります・・・









2009・2・18


春色のいけばな ☆ 生徒さんの3作品






「枯れもの・漂白花材・着色花材」という
ドライ素材を使って活けるテーマが
私たち草○流テキストにあります。

今日は先日のレッスンから
生徒さんたちの作品をご紹介します。


一枚目の作品は、
季節をよりいっそう際立たせてくれる
ミモザをタップリと活けた
投げ入れです。

量感とのバランスがいいですね。







「枯れものをつかって」といっても、季節は春!
黄色い花が春を呼んでくれるようにと
黄色くペイントしたツル(ケーンカール)を使った作品。
他に、もうひとつ枯れもの素材でホウキグサ。

白く漂白したホウキ草も美しいですね。
ホウキグサの先端をあえて水平にカットして
すっきりとした姿で活けてあります。







こちらも、ホウキグサと着色したツルで
形にこだわった活け方をしています。


クルクルと巻いた形のドライ素材。
こういう素材を使うと、枝も
お花の脇役としてつかうと 
いつものお花が新鮮に見えます。








2010・1・1


2010年 ☆ いけばな 初め 





(1月1日撮影)


あけましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

写真は、今年のお正月花 ☆ HANA魔女バージョンでございます。





(1月1日撮影)


キラキラ葉牡丹もモチロン使って~♪





(1月1日撮影)

赤い晒しシダでめでたい赤を表現。


ことしも、花三昧の一年になりそうな予感ですが
日々、精一杯精進したいと願っています。

こちらのブログでも花の写真を
出来るだけUPしたいと思っておりますので、

昨年同様、何卒ごひいきに(笑)
よろしくお願いいたします。









2010.1.13

チョコレートコスモスの軽やかアレンジ

チョコレートコスモス


チョコレートコスモス

今年のレッスンが先週の土曜からスタート。

ワタシの大好きなチョコレートコスモスを選んでみました。


いつもは、水揚げがよくないから・・・という理由で
レッスン花材として ちょっと敬遠しがち。

レッスンしたお花を一日でも長く楽しんでほしいから
ついつい、丈夫系のお花を選び勝ち・・・

でも、たまにはと、大奮発(笑)


足元の、埋め物につかった
アルケミラモリスや、ダバリアファーン(レース模様のシダ)も
すごくお気に入りなんですよ。


可愛いお花と白い器、合わせての花材費、
今回は 2,000円也~ 


体験レッスンにいらしてくださった方も
来月から、月一で参加くださることになりました。

みなさまに、お花でワクワクしていただけるよう
花選びも、工夫しなくっちゃ。






2010・1・14

葉っぱだって主役になれるんだモン☆ステラー


P1050150.jpg



いけばなというと、枝物プラス花もの・・・と思いがち。

そこで、生徒さんが活けてくれたこの作品。

木蓮(新鮮素材で蕾だけど)と
華やかなバンダラン、そして葉っぱのモンステラー♪

でも、ドウ見ても、主役は造形的な形の葉っぱ君。

いいんです、いいんです。
これでこそ 草月人、それぞれの個性を引き出し
一番美しい!楽しい、面白い!とあなたが感じた
形そのままを表現すれば、
鑑賞される皆さまの視線と心を
あなたが活けたお花、すなわちあなたの感性に
ググっと引き寄たはず・・・なのだから。

ハッとして、一瞬足を止めてもらえる『いけばな』
そんな活け方も、花展では求められるのです。
(実は3月には草月の県支部展が開催されます)

その一歩として、普段のレッスンから
個性を大事にレッスンさせて頂いています。







2010.2.5

複数花器にいける ☆ いけばな

heigou


私が学んでいる「草月いけばな」は
自由にいけることが大きな特徴ですが
まずは花型と呼ぶいくつからの型から学び始めます。

その花型法の仕上げの段階では
写真のような複数花器に「併合花型」と呼ぶ
二つの花型を併せて活ける形があります。

それぞれが、独立した花型としても完成しながら
併せて飾った場合の
作品ボリュームやスケールを実感して頂きます。

花材は 右の投げ入れが啓翁桜、ストック、
左の盛り花がクロメヤナギとスイトピー。

すこし広めの席などにいける場合
少ない花材でスケール感が出せて
キチンと感も出せるところがいいですね。

写真は、初めてこのスタイルを学ばれた生徒さんの作品。






2010.2.6


季節の花 紫色の場合・・・




murasaki


花材を求めに花屋さんをたびたび訪れますが
季節の花が沢山並ぶ店先で
あれこれ迷うのはとても楽しいひと時。

写真のお花はむらさき系のブーケやアレンジにと求めたもの。

春の花 ヒヤシンスやブルーレースフラワー、デンファレ、
スイトピーやフリージアにも紫系のお花があります。

明るいピンクや黄色のパステルカラーで
春のイメージを表すことも多いですけれど、
ちょっと大人な、色合いにも惹かれます。

みなさまは、春の花、
どんなお色を思い浮かべますか?





剣山なし

先日の生徒さんの生け花作品
テーマは「剣山なしでいける」

花材は サンシュユ、カラー、赤ドラセナ

春を告げる花木(かぼく)の代表選手のような(^^)
サンシュを剣山を使わずに水盤に立てる構成でいけます。

ただ、自立してる!だけでなく
何かそこに訴えるものが欲しいのですが
大抵は、立てることに精一杯。

写真の作品は、初めてとは思えない活け方ですよね!?

実は、草月流の師範最上位の試験と
その前段階の資格の実技試験、
2度とも『剣山なし』がテーマでした。
(草月では資格試験はこの2回だけです)

技術と構成力、作品の力、すべてが試されるテーマで、
私にとって、試験のときの緊張とどきどきが
思い出されるテーマでもあるんですよ。







2010・2・21

お雛様をイメージ:フレッシュフラワー・アレンジ
☆カルトナージュの小箱





(2010年2月21日撮影)

お雛様まであと2週間ほどになりましたね。
皆さまのお宅のお雛様は
既に、お飾りになっていることでしょう。

かく言う、私は・・・ぜんぜん・・・(汗)
チビ雛さまさえ、お出ししていません。

そんなわけで(どんな訳?)
今年は生のお花で、お雛様アレンジ。






(2010年2月21日撮影)

ハランを着物に見立て
お顔はバラ。
お内裏様はクリームカラー
お雛様はピンクを中心に作ってみました。

水引を使ったりするだけで
すっかり和の雰囲気ですね。

ボディはアクリルの筒状小物入れを大小2本(100均購入)
その中に、給水スポンジを5センチほど高くセットし
アクリル部分にクレープの和紙をくるりと着せています。

簡単!可愛いので
是非お試しくださいませね。



ミーシャブランド☆カルトナージュの小箱




(2010年2月21日撮影)

楽天仲間のミーシャさんに
こんなステキな小箱を作っていただきました。

カルトナージュという手法で
厚紙をカットして
布を貼ってオリジナルな布箱に仕上がっています。

特にこのアンナグリフィンのオリジナルの柄で
ブログにアップしてあったのを拝見し
是非に~!とお願いしました。






(2010年2月21日撮影)

蓋を開けるとこんな感じ。

植物の細密画のような図柄と
シックな色合い・・・
それと併せてフランス製マーブル柄がマッチして
とびきり、おしゃれな布箱!

ミーシャさんが、
貴重な時間を割いて何かを習得しに出かけると
ブログでおっしゃったときから、
「それって、きっとカルトナージュ?」って思ったのです。

なぜなら、ミーシャさんの布好き、
手作り好き、抜群のセンスが
思う存分発揮できることだと思ったから・・・

そして今、ミーシャブランドの
ステキな布箱を手にすることができ、
こんな嬉しいことはありません。

大切に使わせて頂きますね、ミーシャさん♪







2010・10・6




曲線をいけよう☆草月いけばなレッスンンから



いけばな



生徒さんのいけばなレッスンから
「曲線をいける」というテーマの作品のご紹介です。

ニューサイラン(葉)をクルクルまるくして
全体の構成を組み立て
同じグリーン系のアンセリウムと
紫に着色したカスミソウを入れています。

こちらの作品を活けて下さったのは
工学部・建築学科大学4年生の
とてもチャーミングな学生さん。

8月は大学院の受験勉強でレッスンはお休みでしたが、
無事、合格なさって
気分も、ハナマル(*^-^)

いけ手の気持ちが現われるというのも
楽しい生け花になる
大きな要素のようですね。

とても熱心なので、今週末お会いするのが楽しみです。







2010・10・8


ハローウィンのいけばな



IMG_1310.jpg



もうすぐ、ハローウィンですね。

日本ではなかなかなじみの薄いお祭りですが、
もとは、ケルト人の日本のお盆みたいなもの?だったのが
いつしか、キリスト教にひろまり、
アメリカにわたって、お祭りのように楽しむ日になったとか。

写真のいけばなを活けて下さった方は
アメリカ、ヒューストンに住んでいたとき
ご主人は囚人、彼女はポリスマンの扮装で
手錠で手をつないでパーティに参加した
楽しい思い出を話しえくださいました。

ほんとうは、ご主人様、スーパーマンに
変装したかったのに、変装グッズのお値段が・・・
と笑って話してくれました。

そのシーズンになると、数千円から数万円までの
変装コスチュームが売られるらしいですね。

どんななんだろう?と
行ったことのない、アメリカの広いショッピングモールを
勝手に想像して、楽しませていただきました。


・・・とこんな具合に、
肝心なレッスンの手を止めてしまうほどに、
貴重なアメリカのハロウィンのお話を聞きし
私のほうがすっかり、楽しませていただいちゃいました。

いつも、一時間のドライブで
隣の県からいらしてくださるNさん、
ありがとうございました。



・・・文字OVER・・・















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