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今更ではあるが。“本業”の仕事を、“新型コロナ感染拡大”のせいで急遽キャンセルしてから、あっという間に4年が経った。あの頃、先が見えず延々と“自宅待機”が続いた。その間に、もともと状況が良くなかった出版業界の衰退が、更に進んだ。一日も早い復職を願ってはいたものの、雑誌に対する情熱がどんどん冷めていった。同時期に私の視力や体力も一気に衰えたのもあり、完全にあの場所へ“戻る機会“を逸して、今日まで過ごしてしまった💧そんなグズグズな私でも、所属会社の熱血ボスとはちょくちょく連絡を取り、近況を伝え合っては互いを励ましていた。でももう、それも全部お終い。遂に・・・というかいつもと同じ感じの連絡の流れで、ボスに“退職”の意思を伝えた。“本業”を辞める気になったのは、やはり体力的な限界を感じたのが大きい。不定期の働き方とは言え、満員電車に揺られての東京への中距離通勤は、肉体的に年々辛くなっていた。それに加えて、“コロナ禍”の影響で精神的にも辛くなった。電車やオフィスの“人が混み合う場所”に、今は耐えられない。決定打になったのが、視力の低下と担当雑誌の迷走だ。大好きな活字が仕事にも支障が出る程読めないのでは、お手上げだ。それに、私が担当していた雑誌の内容が、売れまくっていた頃と比べると、かなり酷い。明らかにコンセプトを見失い、世の中に媚びた特集や表紙になってしまった。私も編集者時代に似たような経験をしたから言えるが。編集部の混乱が透けて見えるようでは、その雑誌が売れるわけがない。これ以上あの雑誌達と関わっても、きっと私自身楽しめない。そう思ったら、自然とボスに辞めると言えた。大学時代のアルバイトを含めてウン十年と続いた、長すぎる『紙媒体』作りの人生が、遂に終わった。“雑誌や書籍に勢いがあった一番イイ時代”に、編集者、フリーライター、校閲校正者のそれぞれの立場で、様々な紙媒体に携われたことを誇りに思う。全く“後悔がない”のかと言えば、『コロナ禍』で計画を狂わされた悔しさがあるから、嘘になるけど・・・これも含めて、“私の運命”。今後は“副業”の仕事一本に力を注ぐけれど、それもついこの前、“働き方”を少しペースダウンすると決めた。これから私が直接他者と関わり、生き甲斐を感じられる場所や時間は、随分減ってしまうだろう。暇になるといつもの悪いクセで、「私は何のために生きているんだろう? 何ができるだろう?」と、色々と余計な心配をしそうではある。先ずは今の“夏休み”期間を充分に楽しみながら、心身の疲れをを取り除き、ベストな状態に近づけることに専念しよう。そして、これからの私が私らしく居られる場所を、焦らずにじっくり探していきたい。とりあえず。今までよく頑張った。お疲れ、自分!★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「ゴーヤーチャンプル今夏まだ食べてない。」今の私の気持ちまんま。
2024.07.26
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私が今週もなんとか締め切りを越えた日。関東地方の梅雨が明けた。本当なら5年ぶり開催の『花火大会』にも、夫婦で行く気満々!だった。けれど、それを取り止めざるをえなくなった。これも私の身体が弱すぎるせい。ダンナが「この暑さと人混みは危険」と判断したのだ。先週の締め切りをクリアした日。夕食準備に取り掛かろうとした時に、体調にじわじわと異変が・・・イヤな予感。横になって様子を見るが、どんどん具合は悪くなる。もう思い出せないほど何年も前の夜、酷い頭痛と悪寒、吐き気に見舞われ、救急外来の世話になった。私は『熱中症』のつもりで診察を受けたが、若い先生の診断は『偏頭痛』だった。まぁ、言われてみれば心当たりある。それにゆらぎの年頃なんて、こんなもんだろうと現実を受け容れた。でも。それからというもの、“仕事で頑張りすぎ”ると決まって同じ症状が出るようになってしまった。今年はいつもの年より新年から毎月仕事で忙しく、結構テンション高めなまま突っ走ってきた感がある。“言葉の失敗”が許されない案件なので、毎回“脳の疲労度”が酷い。それが溜まりに溜まると、突然頭痛が起こる。そしてそれが始まるのが、いつも夕飯準備の頃である。そうこうしてるうちに、蒸し暑い締め切り日の夜に頭痛で寝込むことが増えた💧 何かの記事に「偏頭痛持ちは“熱中症”になりやすい」と書いてあった気もする。ただ、発熱してるわけではないので、どっちの頭痛か判らない。とにかく起きていられない痛みが暫く続く。で。この前の締め切り日にも、寝込んでしまった。今回のは、多分『熱中症』か? ついこの前、ガン検診の麻酔が効きすぎて酷い頭痛で寝込んだばかりなのに、最悪。こんな調子だから、さすがに慌てて帰宅したダンナの血相もいつもとは違った。彼は本気でこう言った。「遣り甲斐と言うけど、そこまで命懸けでやる仕事じゃないでしょう。一緒に長生きしたいから仕事量を減らしてほしい。ボスに今後の条件を話して、無理と言われたら仕事を辞めてください」とかなり強めに。彼はいつになく真剣だった。いつも私が寝込んでしまうから、“身体のダメージ”を本当に心配してくれているのだ。その気持ちはすごくよく解るから、ありがたい。だけど今の仕事をもし辞めてしまったら・・・私は何を張り合いに生きていけばいいんだろう?“こんな世界”でしか生きてる実感のない私に。何ができる? 何が、何が、何が・・・・・・・・・事務所の爽やかボスに今の私の体調の事(場合によっては辞めることも考えているとも)を打ち明けてみた。ボスはいつでも冷静だ。穏やかに私の話を聴き、暫く休みを取る事を提案してくれた。お言葉に甘え、とりあえずこの夏1ヶ月、休むことにした。仕事を休んだからって、偏頭痛や熱中症が防げるとも思わないが、先ずは心身を充分リラックスさせてみる必要はありそう。そして今後の仕事との“向き合い方”や“これから自分ができること”についても、ゆっくり考えてみることにしよう。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「撮った画像の管理、どうしてる???」私のそばにもいつでもマッキーは居てくれる😊
2024.07.19
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大好きな影絵作家の藤城清治さんが、今年4月に100歳を迎えた。それを記念して、岡山市の百貨店で版画展が始まったらしい。今も変わらず精力的に制作を続けているという彼の、今回のテーマは『生きるよろこび』。いや~、天晴れ! “ひとつのこと”を好きでい続けて、何十年もそれと向き合い更に進化していくのって、凄く憧れるけどとても難しいこと。私なら“何ができる”だろう?そう考えてみたときに真っ先に頭に浮かぶのは、やはりアレ。自分の“五感で受け止めたモノやコト”を、言葉やアイデアという形にするという作業だ。今までは雑誌書籍制作やラジオ、専門サイトへの投稿等、仕事や趣味を通し、何十年も紙面誌面に原稿を書くことや番組を作ることで何とか叶えられてきた。けれど・・・この先、今のこの熱意がいつまで続くのか??それは私にも分からない。特別その能力が高いとは全然思ってはないが、これしか自分らしくいられる手段がないし、この世界に浸ってるのが一番心地好いから・・・誰かの何の役にも立たないことでも、ただひたすら自分の力を信じて今日までやって来た。ヘタの横好きって諺もあるし。不器用な私なりに、“一番好き”をこのまま突き詰めていけば、いつかは何かの形に成るかもしれない。運良くうっかり“何か”に繋がれば、本望。これぞ私の『生きるよろこび』。そして100までは無理でも、15~20年くらい経った頃に、私も少しは“誇れる何か”をこの世に遺せていればいい。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「婦人科医師でいくら♂でも、そのデリカシーない発言はないよ💢」今の気持ち。
2024.07.04
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姑の命日が間もなくってことで、都内菩提寺へ。雨は心配だったが、日差しがない分、思ってたよりも一日身体が耐えられそうな天候で良かった。新型コロナ騒動をきっかけに、滅多に東京に近づかなくなった。ま、行かなくても今住んでるエリアで、仕事もプライベートも満たされてるから。どんなに再開発が進み近代化されても、一昔前ほど東京に“魅力”を感じない。特に最近は人が多すぎるし、ピリピリした空気を感じる。東京を語る度に、これまでも同じような事を散々書いてるけど。大好きだった東京が、ホントに必要なときだけでいい街になった。で。今回が、久々の『ホントに必要なとき』だったのだが。なかなか行かない分、「行く!」となったらその日のスケジュールは『弾丸ツアー』並みのタイトさになる💧私は進学のために上京後、東京で学び遊び働き・・・ある程度遣り尽くしたので、今、東京のどこで何をしたいとかいう欲はあまりない。だから毎回ほとんどが、ダンナの希望に応じる形である。確か去年の今頃は、『マティス』を観に行ったはず。今回も美術好きな彼の望む『国立近代美術館』へ。500円で有名作家の作品が観られるという『常設展』の方ではあったが。4階から下りてく鑑賞ルートで2階まで。彫刻、デザイン、日本画、洋画、そして近代アートや動画作品まで盛り沢山! 国内外のお客さんで賑わい、スマホで熱心に撮影する人も結構いる!! ダンナももちろん嬉しそうなので、ヨシとしよう。私は美術作品よりも、美術館の建物そのものの方に興味あるのが今回も分かり、亡き父の血の濃さを改めて感じてた。パレスサイドビル見て夫婦でちょっと浮かれる💃国立近代美術館到着~♫夜きっと動いてるね、彼は。美術館を出た後、せっかくなので直ぐ近くの『皇居東御苑』にも入ってみた。皇居周辺は私にとって、学生時代から社会人になってからもつい最近まで、様々な経験をした馴染みあるエリアだ。だからそこそこ知ってるつもりでいたけど、東御苑に来るのは、上京して初めてのこと。いや~、私の知らない東京はまだまだ多いなぁ・・・こんなに空や緑の匂い(たまに馬の厩舎っぽいのも混じり)を感じられる和める場所が、こんな大都会の中心にあったんだなぁ。一回では回りきれなかったので、次に東京に来るときにでも再び訪れることになるだろう。帰宅後は二人ともさすがにぐったりしたけど💦 脳活と好い気分転換になった。よって、『弾丸ツアー』大成功♪♪ 江戸城天守閣に到着~♪正面の北桔橋門から入ったので、先ずは天守閣天守台へ。日本武道館が見えるから、九段下方面だな。私の背後には『大奥』跡地も!この時間、見学者はほぼ異国の人達だった。大手門側の入口。重厚な扉も必見👆 江戸(大手門)と東京。大手門から外へ。1時間くらいは居たかなぁ。★ ★ ★ ★ ★今日のひとこと。「おめでとう! これからの一年も😊で💕」
2024.07.01
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