きみねこかな、わたしのブログ

きみねこかな、わたしのブログ

PR

Profile

きみねこ2010

きみねこ2010

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

2013.10.19
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

【1000円以上送料無料】原発はなぜこわいか


『原発はなぜこわいか〈増補版〉』より



「ナチスの原爆開発をひたすら恐れた、アメリカに集まった科学者、研究者、物理学者によって造られた原爆。

だが、ヒトラーは短期勝利を信じ、本格的な原爆開発をせず、

ドイツの物理学者も意識的に原爆開発を阻害していた。」

「原爆開発の最初の課題は、“ウラン核分裂の連鎖反応をいかに持続させるか”だった。

その実験に、イタリア出身の研究者が取り組んだ。

『イタリアの探検家が新大陸に上陸した』原子炉第一号の誕生。」

「天然ウランで核分裂を起こすのは、わずか0.7%の“ウラン235”。

残りの99.3%は、核分裂を起こさない“ウラン238”。

“ウラン238”に、中性子をあてていき、ベータ崩壊していくと

“プルトニウム239”に。

“ウラン235”よりも、はるかに容易に核分裂を起こす。

願ってもない、原爆の材料であった。」

「ベルリン陥落と共に、ヒトラーは自殺。

ナチス・ドイツは無条件降伏。

わかったことは、ドイツが原爆を所有するどころか、

原爆開発の前提条件さえ確保されていなかったという事実。

ナチスの原爆所有に対する恐怖が、

アメリカでの原爆開発の最大のバネだった科学者たちは動揺。

だが、時すでに遅かった。」

「原子炉第一号は、ウランの核分裂連鎖反応を持続させる実験のための“実験炉”だった。

その後つくられた最初の本格的な原子炉は、プルトニウム製造用。

そのプルトニウムは、原爆製造が目的だった。

そして、最初の実用的な動力用原子炉も、

潜水艦の動力源として開発された。」

以上。

“原発=原爆”の歴史的な理由でした。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.11.13 12:55:06
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:“原発=原爆”の歴史的な理由(10/19)  
原爆は大変な凶器(狂気)です。
人を殺す理由は?と自問してみたら、それはすぐにわかる。
人間は、我が身の内の野獣をコントロールする努力を放棄してはいけないと訴え続けたいと思ってます。

『Today is a very good day to die』
『千の風になって』の詩を思い出しました。
ネイティブの考え思想は日本人にもぴったりくることと感じました。

寒くなりますが体調維持してがんばりませう♪
(2013.10.21 10:40:48)

るーたろっとさんへ  
ご訪問ありがとうございます(^^)♪
コメントに、なるほど~!、です(^○^)
頑張らねば!な状況になってきましp(^^)q
島根原発2号機の再稼働申請が近づきつつあります!
http://blog.goo.ne.jp/kazetomidori/e/28c95b222f12472ec1c7cb0385bc7d11 (2013.10.24 10:28:58)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Comments

きみねこ2010 @ るーたろっとさんへ ご訪問ありがとうございます(^^)♪ コメン…
るーたろっと @ Re:“原発=原爆”の歴史的な理由(10/19) 原爆は大変な凶器(狂気)です。 人を殺す…
きみねこ2010@ 霞さんへ おっしゃるとおりです!(T^T) 『試運転』…
きみねこ2010@ サヨコさんへ ですよね!ですよね(T^T) 原発について少…
霞*kasumi* @ Re:「島根原発3号機」と「訴訟の会」(02/25) 日本の原発は、国と電力会社、電気関係の…

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: