想いのままに

想いのままに

March 9, 2014
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 あの日から3年目を迎えようとしている今,TVやその他多くのメディアが
震災について,そして震災後の復旧について取り上げています。
 最近ではだいぶ,地震関連の報道が少なくなった気がしますが,やはり節目
には,このように取り上げていただいて,被災地へ住む私としてはありがたく
感じているところです。

 さて,被災地の現状としては,時間の経過とともに変わってきていることが
感じられます。
 それは,被災直後はみんな同じ被災者であったこと(当然ですが)だったも
のが,被災者または被災地によって,復旧のスピードにずいぶん差が生じてお
り,被災直後はみな一線に並んで耐え忍んでいたものにバラツキ・格差が出て
います。自ずとそこには,僻みややっかみ,そしていろんな人のいろんな発言
がでてきています。

 これはむしろ当たり前のことではあるのでしょうが,そういった意見をマス
コミがいちいちご丁寧に取り上げ,長時間放送していることが気になります。

 例えば,防潮堤建設の話。。
 はじめは,「守るべきものがないのに建設するのは無駄」といった論調。
これはごもっともであり,見直す必要があるでしょう。

 問題はここから・・・。防潮堤の高さの議論。
 大方の議論の取り上げ方は,「こんなに高いものが必要か?」といったもの
である。
 その度に,建設主体である自治体の説明があって,内容はこういったもの。

1 防潮堤の高さは,今回のような千年に一度の津波は防げない。
2 対象としているのは,数十年単位で発生する津波を防ぐもの
3 防潮堤が万能ではなく,そこには高台避難と併せて減災するもの。

一貫してこのような理由から防潮堤の高さが決められているとの主張であり
その立場からすれば,これほど明瞭な説明はないと感じる。

ところが,マスコミは地域住民の声として,景観や漁業を営むのに支障をきた
すといったことを取り上げて,これを疑問視する。

疑問視するのは悪いことではないが,それでは一体どうしたらよいのかといった
方向性すら出そうとしていない。

例えば,防潮堤による漁業への障壁を検証したり,背面盛土や植栽の活用など
の対応策といった提案すら行わず,ただいい大人達が無駄にTV放送時間を過ご
し,これが地域の現状ですといった「節目を取り上げたぞ」といった実績を作
ろうとしているだけに思えて仕方ない。

もっと,建設的な意見や,地元の方々の意見,そして建設自治体の意見を検証
するといった一歩踏み出した内容であってほしいものと感じる。






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Last updated  March 9, 2014 12:23:48 PM
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