紀と紀ひめ

紀と紀ひめ

秋~冬



そして私と主人は学園祭や学校説明会、公開授業などを手分けして回り始めました。

この頃になるときのの成績では選抜日特の学校はかなり難しいと分かり、ともかくしっかりと併願校を選ぶのに必死でした。

きのはなりたい職業が決まっています。そのため、その学部へ入れるようにその学部の進学に強い理系の進学校か、その学部のある大学の付属を選ぶ事になります。

この段階で進学校6校、大学付属校2校を絞り込みました。

説明会や学園祭へはきのは連れて行きませんでしたが、(今思えばテストを休ませても連れて行けば良かったです)写真をとって学校の様子を話す様にしました。

選んだ学校は偏差値的には15くらいの間にありましたが実際に行ってみてどこも生徒の感じが良く、魅力ある校風の所だったのでこの中で受かってくれればどこでも喜んで通わせられると思っていました。

ところがこうしている間にもきのの公開の偏差値は雪崩状態に下がって行きました。

どうして?きのなりに勉強しているのに!
室長先生との塾での面談で
「家で教え過ぎです!きの君は自分で考えなくなってしまっています」
と言われてしまいました・・・・

しかしこの時点でもう12月過ぎ。今この状態で放り出す事も今更できず・・・・

しかし算数の先生はなぜか
「もう少し待ってください!あとほんの少しなんです。あと少しで必ず上がりますから・・・・じっと見守ってやってください!」

つらい一ヶ月でした。

夏前より4科の偏差値がずるずると10下がったきの・・・・このままでは併願校として選んだ学校も受からなくなってしまうと私達は胃がしくしく痛みました。

そして最後の公開模試、下がるばかりだったきのの偏差値が奇跡の様に5上がりました。



© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: