~第五章~ 夢恋小説


『そんな事で死ぬなら命が何個あっても足りないよ!!私は自分の気持ちを通す。』
でもやっぱり茉莉に言われた。
『昔の事忘れたの?私はあなたを許してあげたのよ?』
少し息がつまった。
でも・・・
『あれとこれでは違う!!好きなら自分で港君を振り向かせればいいじゃない!!』
茉莉は普段見たことがない莉音の真剣さに折れた。
『分かった。他の人を探してみる。ごめんね・・・』
『ありがとう。』

さっそく港に返事をした二人は期待して結果を待つことにした。

発表当日―
『選ばれたのは―
西川港君と、横山まほさんです!!』
莉音は腰がぬけた。その時初めて、神様は意地悪だ、と思った。
まほが『チィーッスッ』と言って話しかけて来た。
『貴方の演奏はとても気持ちがこもってるわ。だけど選ばれたのは私、行かせて貰うはね。』
莉音は正直に、『うん。』というしかなかった。

それから、二人の楽しい物語が始まる―

~完~


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: