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2022.12.14

旧統一教会と密接な北朝鮮－日本の安全保障を危惧

テーマ：徒然日記(23552)

カテゴリ： Opinion

宗教団体への献金は、心の平安を得た信者がそのお礼に献金することは当を得た感覚で、違和感もなく、世界に遍く存在する仏閣や教会等も信者の献金で造られたと思われます。
しかし、自分の生活を犠牲にさせて多大な献金を強いることは、最早正常の宗教団体とは思えず、カルト集団と言って差し支えありません。

今回も文藝春秋がカルト集団としての統一教会の正体を暴くすっぱ抜きの注目記事を掲載しています。
「文藝春秋1月号」に「北朝鮮ミサイル開発を支える旧統一教会マネー4500億円」という取材記事が掲載されているのです。

米国政府は旧統一教会と北朝鮮の接近を危険視し、米国防総省（ペンタゴン）情報局（DIA）が両者の動向を監視してきた。近年、DIAが作成した報告書の一部が機密解除された。其処には、旧統一教会が文鮮明教祖と金日成主席（当時）のトップ会談実現の見返りとして巨額の資金を北朝鮮に提供していたと記されていると言うのです。
DIA報告書には「1991年に4500億円、1993年に300万ドルの寄贈を行った後、北朝鮮は統一教会との関係を確立した」という詳細な記述もある。教団が日本の信者たちから集めた献金が韓国、香港経由で北朝鮮に渡り、それが核やICBMの開発に使われた可能性があると分析している。

旧統一教会は、自民党岸信介に支援政治団体として認められて勢力を増し、深く日本に入り込むことになりましたが、カルト集団が北朝鮮への献金団体だとは、まるで知る由もなかったことだった様でした。

高千穂大の五野井教授は、「統一教会から北朝鮮に資金が流れていることは、以前から知られる話でしたが、DIA報告書に残っていた意味は大きい。統一教会が日本で集めた資金が北朝鮮に流れ、ミサイル開発の資金になって日本の安全を脅かしているので、先ずは教団の資金源を断たなければなりません。統一教会の存在こそが、日本の国家安全保障に関わる問題なのだから、防衛費倍増で国民に増税を課す前に、活動被害者救済法案も結局は骨抜きで終わりそうです」と日本の安全保障政策を危惧しています。

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