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命を大事にしようとか、時間を大事にしようとか、健康に気をつけようとか……いつものわたしが言っているアレコレが、どれもこれも、しっくりしなくて戸惑っている。若いうちの死、とりわけ同級生の死というのは、いやおうなく人生に向きあわさせられる。それも、特別なナニかでなくて、明日にでもわたしが罹ってもおかしくない病で。現実感のないまま、時間とともにその重みだけがしんしんと心に沈んでいく。知らせてきた彼と少し話しをしたものの、なんとなくいつものようによもやま話をして過ぎてしまった。「去年は2度も喪服を着たよ、なんだか、多かったな……」と、わかれしな、彼はぽつりと言った。「『一期一会』って、なんて重い言葉なんだろうって、思うよ」最近、友人とメールで村上春樹のことを話す。多感なころに夢中で読んだ本というのは、いくつになっても心から離れない。『ノルウェイの森』や『羊をめぐる冒険』、『ダンス・ダンス・ダンス』……おかしくももの悲しい、つくりものめいた登場人物や情景のなかに放り込まれた「僕」がさまよう魅力的な運命の迷路。ナニかを追って続く果てしない旅は、追っているはずが追われ、つかんだと思うとするりと手の中から消えていく。「“死は生の対極としてではなく、その一部として存在している”両極は、つねに同じ場所にあるということを、初めてはっきり教えてくれたのは、春樹作品だったと思う」――と、彼女のメール。生も死もの一部。喜びと悲しみは溶け合っている。愛も憎しみもあの人への深い関心。夢と現実はメビウスの輪。すべて境目はにじんでいる。教育テレビの子供番組は毎日毎日同じようなプログラムをえんえんと流している。毎日毎日、野村萬斎がひょうきんなスタイルで踊っている。ややこしや~、ややこしや~裏がござれば、表がござる影がござれば、光がござるややこしや~、ややこしや~また、あのナンバープレートの車が目の前を通り過ぎていった。「はじめまして」と会ったはずが、数年前、ある場所ですれちがっていた。また、同じ夢をみた。また――。この滑稽な物語も、ある日、終わるのだろう。どうやら彼女よりも多少しぶといらしいので、彼女のためにももう少し、この迷路を歩き回り、でこぼこした物語を見届けよう。
2004.01.23
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女性誌の記者のかたとお話しする機会があった。「私、フリーランスで、こちらの雑誌でも書いているんですが……」と出されたアナザー・名刺が、よく知っている某誌だった。ホント、狭い。初対面だと思っても、ちょっと手繰るとだいたいなんかつながっている。転職が多い、という事情もあると思うけど。「この業界で仕事してると同じ人と何度も会うから、人とケンカしないように」って、むかし、大御所に言われたっけな。ちびが嘔吐下痢症で、預け先から呼び出し。秋にもなったのだけど、あれは一度なっても免疫ができないみたい。元気がなく、ずっと抱いている。
2004.01.22
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学生時代の友人の訃報が届いた。サークルの同級生。同じサークルだった彼が知らせてきた。「○○ちゃんが死んだ」そして、「○○にも知らせて、たぶん知らないと思うから」事務的なメール。だけど、そうとしか、書けないよね。ありふれた病気だった。すぐに会えるような気がするのに。みんなで一緒におばさんになって、おばあさんになれると思っていたのに。どう考えていいか、分からない。
2004.01.21
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夢について書いたら、 ランチェスター経営(株)関東No.1代理店こと、戦略社長塾の西村謙二さんから、メッセージをいただいた。 「竹田先生曰く『ほとんどの発明、発見は夢の中で行われている』」夢については記録の振り分けという推論があり、強く推敲したこと、悩んだこと、深く考えたことを一度海馬に入れて、ねている時に振り分けて大脳(新皮質?)に入れていく時に新たなシナプスのリンクがある……という。なるほど。寝ているときってだいじだいじ。起きているときは、どんなに集中しているつもりでも、あらゆる刺激があり、そのつど肉体が反応を受け止めるから、思考が途切れ途切れになってしまう。「考える」ことに集中するのってほんとうに難しい。スティーブン・キング(ディーン・クーンツだったかも)が、運転中にアイデアが思いつくので、吹き込めるようにカセットを手元においていると書いていた。あと、私は水泳をしているときなども、よく考えごとができる。運転や水泳……車中や水中といった限定された状態での単純な動作が、脳をのびのびさせてくれるのかな。その究極が、眠り、なのかも。脳は肉体の指令から解き放たれて、のびのびと無重力空間を漂っていのかもしれない。脳のためにも、よき眠りを!ですね。ちなみに私の愛用の枕はこれです。 「テンピュール」。20代後半に不眠症に悩んだことがあって、買って以来のつきあい。ちょっと値段は張るけど、気持ちよくて、もう手放せません。長い旅行の時にはスーツケースに入れて持っていくくらいのお気に入り。
2004.01.20
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今日は保育所見学と書類書きと資料集めと子どもの病院。このところ一日がほんとうにあっという間に過ぎてしまう。やることはまだまだどっさり。おなかの下がスースーする感じですな。眠りが浅いのか、それとも沖縄の旅で心が研ぎ澄まされたせいか?最近、夢見がいい。夢からアイデアが浮かんだり、夢に出てきた人から久しぶりに連絡があったり。寝ているときと起きているときが、連係してきた感じ。何かやりかけで眠って、そのことで頭をいっぱいにして眠るといいみたい。相対性理論はアインシュタインが10代のころに見た夢から生まれたそうだし、ケウレは、尻尾を加えた蛇の夢を見てベンゼン管を考え付いたとか。夢ってあなどれない。夢使いが上手になれば、「朝2時起きで」とか「4時間睡眠」とか、ガンバらなくたって、いい仕事ができる……はず、なんだけど。★本日の商品 ナムコ「太鼓の達人」 …こんな素朴なゲームが大人気。子供と一緒にやってみたら、気持ちイイ!はまりそう;★本日の言葉 「投資は、端的にいってめんどくさいものだ。しかし、そのめんどくささを乗り越えられた人だけが、投資の国で楽しく暮らせる」 …師匠の言葉。こっちも、はまりそう;
2004.01.19
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思いつきで、テーブルセットをずらして居間の真ん中に布団を並べて敷いて「旅館ごっこ」をした。子供たちは大はしゃぎ。なんだか非日常な感じで楽しい。朝起きて、「あれ、ここどこだっけ?」とキョロキョロしてしまって、自分でおかしくなった。窓の外は、ゆうべのさらさら粉雪が積もって真っ白。ほんとうに旅行に来たようだった。娘の提案で隅っこに寄せたテーブルで朝食をとる。これまた非日常。子供ってこんなので十分楽しいのねー、大人(←ワタシ)もか。写真は、娘がつくったちび雪ダルマ。 NHK大河ドラマ「新撰組!」がおもしろくなりそうな予感。幕末好きだし、なんといっても多摩あたりが舞台なのでうれしい。近所の図書館では関係本の特集、書店では新鮮組&多摩特集コーナーが展開されていた。せっかくだから、新撰組のゆかりの地を散歩してみようと思っている。それにしても、香取慎吾が主演だものねー。最初はびっくり。でも、香取慎吾、アイドルにしては「ごっつい」感じの顔のつくりが、わりと近藤勇っぽくて、意外とよいかも。思ったけど、この一週間、キムタクが「プライド」、草彅が「僕と彼女と彼女の生きる道」、稲垣クンが「ほんとにあった怖い話」。それぞれピンで主役はってる。SMAPってつくづく超ド級のグループだな。・・・ありゃ、なんか今日は井戸端ノリの日記になってしまいました。
2004.01.18
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このところ、楽天日記にはまりすぎなので、ひかえなくちゃ~と思っていたところなのだけど、うれしいことがあったので。「復刊ドットコム」というサイトから、さきほど、大好きな作家の作品が復刊決定というお知らせ!その作家は安房直子という児童文学作家。「きつねの窓」(私の以前のHNはこの作品から)や、「ライラック通りの帽子屋」「ハンカチの上の花畑」などなど、透明で素敵な作品がとても多い人なのだけど、10年ほど前に亡くなり、作品の多くが絶版になってしまった。作品の魅力は語りだしたらきりがないので、また今度にするとして、2月以降、全集として刊行されるのだという。うれしい! 買っちゃう!買っちゃう。このサイト、すでに絶版になった昔の作品を、投票が集まったものから出版社に復刊交渉をしてくれるという実にユニークなもの(登録無料、ただし1作品に投票は1人1票まで)。http://www.fukkan.com/ 「あの作品をもう一度読みたい」「子供のころに夢中になったあの本をまた手に取りたい」という夢がかなうかも。★今日の商品 「タリーズ」ブランド、コンビニ売りコーヒー ……最近のお気に入り。ハワイではスタバの缶コーヒーが売ってたけど、日本ではまだ先かな?★今日のお得 健康ランド ……うちの近所は平日に行くと半額。11種類のお風呂が楽しめて、2000円が1000円。――――――――――――――――――夜中、衣類乾燥機と食器洗い機を同時に回していたら、家中のブレーカーが落ちた(どうしてこれだけで???)。当然書斎のパソコンの電源も落ちて、書きかけの原稿がみんな消えてしまった。再びブレーカーを上げると、アプリケーションはすべて強制終了、まったくの初期画面になっている。こまめに保存を……は常識だけど、うっかりはちべえの私、乗ってくるとカーソルをフロッピーマークの上でクリックするだけのことを、すっかり忘れてどんどん書き進めてしまうことはよくある。あまりにもショックで、初めて24時間サポートセンターへ電話。なんとか復旧する方法はないのか、と。ところが、電話口のお兄さんによると、いったん電源が切れてしまったら、つくりかけのデータは、ファイルに保存していない限り、復旧は無理なのだという。そういえば、デスクトップにしたのは2ヶ月前。それまで、自宅ではノートパソコンを使っていた。ノートはプラグが抜けようとモバイル用に蓄電されているからこういう心配はなかったのだった。これからこまめに保存・・・を心がけるとしても、うっかりすることもあるし、停電とブレーカーダウンは忘れたころにやってくる。ということで本体とコンセントの間に挟む非常用の蓄電池のようなものを購入することに。自宅で一人でやってみると、ほんとうにいろいろなことがあるもんだ。このところ、ウイルスもうんと増えてきた。ウイルスチェッカーがしょっちゅうウイルス検知を警告する。スキャンに時間がかかって、仕事がとどこおったりする。こわいので、セキュリティーを強化したのだけど、まだ心配で、このごろ常時接続もやめ、使うときだけモジュラージャックをつないでいる。すごくめんどうだけど。こういうとき、会社は二重三重に安全策を講じ、バリアを張り巡らせていたんだな、と思う。会社のパソコンは、以前社内が停電になったとき、ちゃんと働いていた。「ウイルスバスターを更新してください」とお達しもしょっちゅうあって、「めんどうだなー」と思いながらやっていたっけ。こういうふうにぼんやりした人間でも支障が起きないようになっていたんだ。だれかのぼんやりで何十人の業務に差し障ったり、何百万円とかの損害が出たりするのだものね。育休中に自分でなにかやってみたことは、副収入を得ることで生活にゆとりができただとか、人生に自信がついただとかいうだけでなく、あらためて、自分が長い時間過ごし仕事をしてお給料をもらっていた「会社」という存在を考えるとてもいいきっかけになった。それは、精神的にも、こういったテクニカルな面、事務的な部分でも。会社か、独立か。この二つを対立構図でとらえて頭から湯気を出すこと自体、会社員病だったのかもしれない。私がノーサンキューの、「専業主婦VSキャリアウーマン」という二大対立軸みたいな、ね。コダワっているのがなにか固定観念からくるものだったら、それは意味がない。まずは、自分の人生に主体的であることがだいじ。のびのびと楽しくて幸せで、人を幸せにできること、それがだいじなんだよね。春になったら、もういちど、会社をながめてみよう。どんなふうに回転し、利益が生み出されているのか。急ぐ、だけど、あわてない。力を抜く、そして、力を込める。よーし。
2004.01.16
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まだちょっと信じられません。とびきりの初夢かもしれません。拙著が韓国で翻訳出版されることになりました。とてもうれしくて、どきどきしています。日本の政治や経済のことなども書いていますが、そのあたり、どんなふうに訳されるのでしょうか。どんなふうに受け止められるのでしょうか。韓国という国がとても知りたくなってきました。これは、行くしかないか!★今日の商品「ハバネロ」(東ハト) ……中田プロデュースといううわさのスナック か、辛ー、うまっ!!★今日の本『半身』(サラ・ウォーターズ、創元推理文庫) ……このミス1位。いやー、最後まで読んで、この物語が謎解きだと分かって安心した。★今日のことば「逢いたい人は万里の長城を超えてもやってくる」(ジュディオング) ……逢うべき人とは逢えるようになっている・・ということらしい。(↑今日の・・・はミドル英二さんのマネ。今日だけかも)
2004.01.15
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エス女史「なんですか、またテレビの前でウットリして」はるか「江角マキコのドラマですよ。『それは、突然、嵐のように……』。いやー、ウルウルしましたよ」エス「30代主婦が年下の男と恋に落ちる・・・っていうやつですね。あなたはドラマに酔うだけにしといてくださいよ、社会の平和のために」はるか「江角マキコが久しぶりに仕事に復帰するシーンにウルウルしたんですよ。いくらなんでも、高校生はちょっとねぇ。実の弟や息子がいたりすると、どうも年下は恋愛対象とは……。せめて20代後半、いや、ほんとうは同級生か年上が……」エス「あなたの好みなんか聞いてませんよ。私は、最近の江角マキコといえば、年金のCMの印象が強いですね」はるか「『国民年金がもらえなくなるかもって言ったの、誰?』ってすごむやつですね。『いま納めていれば、きちんと受け取れる!』。アレ、厚生労働省に苦情が殺到したらしいですよ」エス「バブルの時の投資で累積損失6兆円っていう事態になってるくせに、きちんと受け取れるっていうなら、根拠をしめせ! だいたい保険料値上げするくせにどーしてそんなにタカビーなんだ!……といったところでしょう」はるか「お上が威張るっていうのはそれだけでや~な感じがしますね。年貢を取り立てられてたころを思い出しちゃって」エス「いつの時代の人ですか。私なら、ほんとにきちんと受け取れるなら気持ちよく納めますがね。だって民間の年金保険よりはかなりおとくですよ。制度がきちんと回っていけばですけど。この少子化でどうなるか」はるか「あっ!分かったぞ。年金制度は現役世代が高齢者を支えるってやつですよね。だから江角マキコは高校生と恋に落ちるんですよ、だって、彼らが私たちの老後を支えてくれるわけでしょっ。みなさん、いまのうちに仲良くしときましょうっていう……」エス「むちゃくちゃ言いますね」はるか「さてはTBSと厚労省めー、グルだったな。いまごろTBSに苦情の電話が殺到しているにちがいない」エス「してないって!」はるか「それにしても、年金のCMであれだけ騒がれるって、それだけ関心が高まってるってことですかね」エス「『週刊ダイヤモンド』誌1月10日号が増刷されたんだそうです。その特集が、なんと『一冊丸ごと年金入門』」はるか「ホント!? 週刊誌が増刷っていうのはあんまり聞かないですねー。それも年金特集なんていうしぶい特集が」エス「勉強しなくちゃ!という気分にもなりますよ。年収800万円の会社員世帯で2017年度、いまより年間20万円近く保険料の負担が増えるそうですよ(朝日新聞、2003年12月17日)」はるか「えええ?? うちだとこどもたちが育ち盛り、食べ盛りのころですよー! 教育費もかかるのにー; お代官様ー、お慈悲をー」エス「さらに需給開始年齢も60歳が65歳になりました。われわれのころは、もっと繰り延べられるかも」はるか「それは、突然、嵐のような……。あああ、おちおち年も取れません」エス「まあまあ、まずは勉強です。制度っていうのは知ってると知らないとでは大違い。世の中、ボケッとしてる人や、めんどうくさがり屋が損するようになってるんですって」はるか「へー、週刊ダイヤモンドによると、年金の制度にも黄金の羽根、けっこうおちてるそうな」エス「思えば、あのドラマって江角マキコが年下男と恋に落ちることより、専業主婦が目覚めるってことがだいじなのかしれませんね」はるか「ほーら、センセもあのドラマから年金メッセージを感じていますねー、ふっふっふ」エス「しまった、あなたにのせられたわ」
2004.01.14
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今日は久しぶりの幼稚園&保育園。順番にお迎えに行くと、ワーッとニコニコ駆け寄ってくる。3人で買い物へ行き、家に帰ると台所で、2人にまとわりつかれながら、夕飯をこしらえる。「いただきまーす」というや、下の子がべちゃべちゃにこぼしたり、上の子がおかずだけ食べようとしたり。ワーワー言いながら食べ、3人でお風呂に入る。お風呂で歌ったりお湯をかけっこしたり。牛乳を飲んで歯をみがいてやり、アトピーでかゆがるところに薬をつけてやって、テレビを見て、寝かしつけて・・・職場復帰が近づいてきた。残されたわずかな時間にしなくてはいけないことはどっさりある。ここへきて、もっともっと時間がほしいと焦っている。なによりさみしいのが、職場に戻ると、こんなふうに子供と過ごす夕方の時間が自分の生活からすっぽりと失われてしまうこと。いつもなら、「めんどうで大変な」はずの時間が、手の平からサラサラとこぼれ落ちていく砂金のようにも思えてくる。ちょうど親友から来たメールにこんなくだりが。>子供はいつだって、目をキラキラさせて、一生懸命生きている。>大人は、煩悩でメガネが曇って、大事なことがちっとも見えてない。>子供から教わることって、いっぱいあるよね。>>ちょうどさっき、布団の中で、○○の手のひらを握りしめていた。>「あぁ、そうか、人生最大の出逢いは、この子だったんだなぁ> でも、この永遠に思えるような出逢いにも、きっといつかは> 終わりがくる」って>しみじみ思って、うるうるしてたところなの。>それなのに、このごろ忙しさをいいわけに、あんまりかまって>やれてなくて。自分勝手なママを許してね。。人生最大の出逢い。そして、いつかきっと終わりが。そうだね。もし、この時間が永遠に続くのなら、命が永遠なら、毎日毎日を大切に生きようと思わないかもしれない。いつか、おわりがくるから、すべていとおしい。いつか、別れがくるから、肌をふれ合う温かさが、心を交わし合えることが、こんなにも、こんなにも、うれしいんだね。いま、この一瞬一瞬を。
2004.01.13
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こどものころ、図鑑をめくるのが楽しかった。動物図鑑や昆虫図鑑、魚の図鑑……。偶蹄類は4つの胃袋があって反芻するんだとか、オオカミは夜行性だとか、海の中には地上よりもずっとたくさんの種類の生き物がいるんだとか、写真や図柄についたちょっとした説明がいまも心のすみっこに残っている。子供心に「へえ~」と思った部分なのだろう。あのころ、まだ地球は未知なる不思議に満ちた広い広い世界だった。そんな遠い日のときめきを思い出させてくれる一冊に出逢った。なんと、2億年後の地球の生き物図鑑!『フューチャー・イズ・ワイルド』(ドゥーガル・ディクション&ジョン・アダムズ著、ダイヤモンド社)・・・未来の生き物といっても、ハリポタの関連本のようなまったくの空想の生き物が載っている、というのではない。国際的な専門家のチームが組まれ、科学的に地球の変化とそれにともなう生物の進化を検証し、最新のCG技術で、未来の生物を映像化。新年早々には教育テレビでも放映されていた。迫力だった。「500万年後、氷河の時代が到来し,北半球のかなりの部分は氷に被われ,地中海は干上がる。 1億年後、氷河の時代は終わり、世界的に海水面が上昇する。オーストラリア大陸はアジア大陸とぶつかり南極はその位置を移動している。2億年後、分かれていた大陸が一つになり,巨大な超大陸の第2パンゲアとなる。地球上にはこの広大な大陸と、それをとりまく「地球海」という大洋だけしかなくなる。現代の7大陸はゆっくりと移動してついに一つになって巨大な第二パンゲア大陸になる」(アマゾンの紹介から)そんな世界では、もちろん、人類はとっくに滅びていて、巨大化する生き物が自由に地上を駆け巡り、大空を飛び交っている。1万メートルの高さを飛ぶ鶴の末裔とか、体長20メートルのイカとか!いくら現代最高の科学で予測といっても、2億年後の地球じゃ、確認しようがないけど。でも、こういう壮大なホラ話(なんていったら怒られるかな)は気持ちがいい。その昔、新人研修かなにかで、えらい人が「仕事で行き詰ったり、落ち込んだりしたら宇宙の本を読みなさい」と言っていたっけ。よーし、この本も元気の出る薬本リストに入れておこう。おもえば、人間も、地球の長い歴史からいうとほんの点。このおもしろ不思議ワールドに、一つの命としてうまれてこられたのは(それもこの時代に!)まさしく奇跡。ありがたやありがたや。せっかくだもん、うんと、楽しんでいこう。冒険しよう。
2004.01.12
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沖縄の旅から帰京。暖かな土地でかなりのんびりしてしまったので、まだ東京の冬の寒気になれない。目を閉じると、波の音と、沖縄舞踏の「ハイヤーッ、サッサッ!」という掛け声が耳にこだまする。おそらく育休最後のロングバケーション(ロングっていうほどじゃないけど;)。初めて訪ねた沖縄に、すっかり魅せられてしまった。与論島と石垣島へは行ったことがあるのだけど、沖縄本島は初めてだった。永年勤続で会社からもらった旅行券をすっかり忘れていたところ、まもなく期限切れで、以降は課税されてしまうというので、大急ぎで旅行代理店に駆け込んだ。あれこれ調べていると、「沖縄なら席もまだあるし、底値ですよ」と店員にすすめられる。なるほど、豪華リゾートホテル滞在、航空券、全朝食付き、一回ディナー券、全日レンタカー無料、ホテル内のゲーセン2000円分コイン、カラオケ割引……等々、特典がどっさりついていて、伊豆あたりの旅館に家族4人で同期間滞在したら同じくらいかもという値段。さすがオフシーズン。ロバート・キヨサキも、「麦藁帽子は秋に買え」と言っていたっけ。さてさて、その話はまた今度。那覇空港に着き、「どうせ、那覇なんて普通の都会でしょ、とっとと海のきれいなリゾートホテルへレッツゴー」と思っていた私を待ち受けていたのは、本土ではお目にかかれないような、アジア、モンスーン的な?都会。ほんのちょっとバンコクを思い出した。南洋系の葉が青々と茂る街路樹。テラスなどに凝った模様がついた四角い石造りの家、玄関にはシーサーがちょこんと乗る。風雨にさらされてきたらしい石の外壁やトタンの看板なども旅情をかきたてる。店も、「米軍払い下げ家具」の店などがあったりする。なんといってもあったかい! 青空とエメラルドグリーンの海が広がり、時々スコールが地面をしめらせていく。1月だというのに、日中は半袖でもいいくらい。ずっと素足にサンダルで歩く。なんという幸せ!沖縄そば、ミミガーやラフテーなどの豚料理、ゴーヤチャンプルや豆腐よう、新鮮な刺身といった沖縄料理もおいしいおいしい。紅芋アイスなども最高。われわれがサツマイモと呼ぶ芋はその昔、琉球から薩摩に伝わったという。どうりで芋系アイスは、美らイモ、白いもなどいろいろあるが、サツマイモアイス、というのは見かけない。そして、とあるところで見かけた伝統的な着物を見たとき、どきっとした。「この着物、以前着たことがある」と、思ったのだ。鮮やかな配色と、染めの模様を前にしばしたちすくんでしまった。その晩、沖縄舞踏を鑑賞、そのリズムや華やかさ、明るさに、興奮した。首里城へいくと、ちょうどその着物の染め物「紅型(びんがた)」の特設展をやっていた。 「紅型は昔から『生まれる』(ウマラスン)という。私は紅型というものは、『作る』ものではなく、『天意による』ものだと思っている。それでいつも、先祖に祈る気持ちで仕事に当たっている」城間栄喜=紅型宗家城間十四代、沖縄県指定無形文化財保持者)↑会場に掲げられていた言葉のなかから。首里城(沖縄戦で米軍に壊滅されたので復元中)を歩く。白っぽい石の城砦はグスクと呼ばれ世界遺産に登録されている見事なもの。東シナ海に開かれ、貿易で潤い、たくさんのアジア諸国の文化の影響を受けながら独自の文化を育てていた琉球王国に思いをはせる。(この城あたり、それから海辺でちょっと不思議なできごとがあって、ドキドキ)首里城公園の売店で販売されていた沖縄の高校生のための社会科の副読本「琉球・沖縄史」を買う。読み進むうち、あまりにも沖縄の歴史について知らないことに恥ずかしくなった。B5版300ページもの教材に、沖縄に歴史を次の世代に伝えなくてはという関係者の執念が行間ににじむ。碧の海、潮風、華やかな民族舞踏、独特の文化、郷土料理、誇り高く、悲しい歴史……。以前から、先祖が海の民だったらしいと知るとわけもなくうれしかった。南洋の文化の香りがする記紀神話がとても好きだった。沖縄の音楽や味が好き……。前世あるいは祖先が琉球の民だったのかもしれない。きっとそうだ。うふふ、そんなふうに思うと楽しくなってくる。帰る日の朝、浜辺を散歩していて偶然、小さな宝貝を拾う。それも背がうっすらと紫がかったもの。これは縁起がいい。大切に包んで持って帰った。
2004.01.11
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体調を崩していて、しばらくパソコンから離れていました。ぜんぜん更新できなかったのに、アクセスがあって、すみません・・・春までにぜったい人間ドッグに行こう。2004年は体も心も、病気は遠ざける。最大のロスだから。そして、体を鍛えて美しくなっちゃうぞ。吉岡マコ先生に指南を受けよかな、ふっふっふ。と、いうわけで、今日はもう寝ます。えいえいおー。
2004.01.04
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あけまして、おめでとうございます。また、新しい年を迎えることができました。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。一年の計は元旦にあり……のはずが、まだ年賀状に追われております。今年はスローな慶賀のお届けです、トホホ。年があらたまってみると、時間が少なくなってきたことをひしひしと感じます。まもなく、職場復帰。それまでに準備しなくてはいけないこと、決めなくてはいけないこと、しておかなくてはいけないこと……が、目の前にドーンと積みあがっていて、ちょっとめまいがしそう。こういうときは、細かく分けて一つひとつ、こなしていくしかないですね。そして、テンションを高くして、一気に駆け抜ける!です。
2004.01.01
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2003年も、あとちょっぴりになった。子供たちも寝静まり、今年最後の楽天日記。年末には2003年を振り返ろう……と思っていたのだけど、なんだか、この期に及んで、まだできそうにない。もしかして今年を総括できるのは、5年先、いや、10年先くらいになるかも。まだ、微熱気味。たった一年前のお正月が、もう、遠い遠い昔のことのように思える。そんなふうに時間が流れることもあるのだなぁ。首も座っていなかった下の子が駆け回っているほどの成長には負けるけど。たくさんのできごとと、たくさんの出会い。「ありがとう」と「お世話になりました」そして、「ごめんなさい」のメッセージを、心を込めて、除夜の鐘にのせよう。届くかな……。本をよく読んだ年でもあった。どうしてもビジネス書や実用書が多かったけれど、小説や絵本、漫画、エッセーなども、ずいぶん良いものに出会えた。そして、今年最後に読んだのが、『たったひとつのたからもの』(加藤浩美、文藝春秋) 「うれしくて、うれしくて、言葉にならない」と小田和正の曲がバックに流れる明治生命のCM。あのCMに出てくる写真を撮った母親の加藤浩美さんがまとめたもの。立ち読みでちょっとめくったら、もう涙腺がゆるんでしまったので、あわてて購入して家で読む。一冊の本でこんなに泣いてしまうなんて。加藤秋雪くんは、生後一カ月で重度のダウン症と分かり、一年の命と告げられるのだけれど、両親のたっぷりの愛情に包まれ、六年余りの命を精一杯生きる。そんな秋雪くんの日々が105枚の写真と母浩美さんの文章で綴られる。一日の生活の中で何回笑った? 何が楽しかった? と、夜眠る前に一つでも二つでもほほえみと共に思い出せることがあれば、人生それで充分だ。 秋雪と過ごした六年二ヶ月プラス十ヶ月(おなかの中にいた時期)、毎日そんなふうに思っていた。「生きる」ことは大変だし、つらいときもたくさんあるけれど、それ以上に、幸せに気づかされる瞬間は毎日の生活の中にあふれていた。朝、目覚めたとき、秋雪のおだやかな寝息に、上下する胸の動きにほっとする。今日も秋雪に会えた……と。ごはんを食べる、トイレに行く、おこる、泣く、笑う、眠る――その、砂の数ほど、星の数ほどの幸せのかけらを、秋雪がいつも握っていた。そして、常に全力疾走していた秋雪の命が「精一杯」を教えてくれた。 (エピローグより)夢をかなえるとか、過去を癒すとか――ほんとうは、どっちでもいいのかもしれない。夢がかなってもかなわなくても、過去がどうにかなってもそのまんまでも。大事なのは「今」を生きること。今、命が与えられて、いろいろなことを感じ、驚いたり喜んだり、泣いたり笑ったりできることの幸せを。大好きな人と一緒にいられる幸せを。そして、今できることを、精一杯。「今現在を楽しく元気に過ごせたら、それが一番大切で、喜ぶべきことだった。これは、秋雪と共に生活して気づいたこと。今の命を精一杯。病気の人に限らず、すべての人間に言えること」今の命を精一杯。――ようこそ、2004年。
2003.12.31
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今日、川べりを散歩に出かけようとポストをのぞくと、一通のエアメールが届いていた。切手には「POCCNR(NとRは鏡文字)」。思わず、「ロシア!」と歓声を上げてしまう。若いころの記憶ってすごい。キリル文字がまだ頭の片隅に残っている。私が初めてかの地を訪ねたのは10年以上前だから、まだ「CCCP」(ソ連)だったけど。待ちきれずその場で封を開けると、楽天で知り合ったmosmosugerさんからだった! モスクワにお住まいで、ロシアでの暮らしを日記に綴っていらっしゃる。学生時代、私が初めて訪れた外国はロシアだった。シベリア鉄道にえんえんと乗ったり、サマルカンドで死んだ祖父そっくりなお年寄りに「孫とそっくりだ」と言われたり、黒海で泳いだり、アゼルバイジャン紛争があったり……、ハバロフスクから入ってモスクワ、レニングラードまでぐるりと一周したのが、今なお素晴らしい思い出として心に残っている。そんなもんだから、mosmosugerさんの日記を発見するやうれしくて、反射的に書き込みしていた。それが、出会いだった。ちょうど一時帰国されることになり、11月の吉祥寺のイベントにも足を運んでくださった。対面がかなったのは、ほんとうに感動的なできごとだった。優しくて知的なとても素敵な女性で、夫の職業などたくさん共通点が。とても初対面と思えないほどに打ち解けてしまった。こんなご縁もあるのだな、すごいなー、楽天日記……としみじみ。mosmosugerさんが送ってくださったカードは、空色の背景に、真ん中に雪景色のロシアの町並みが描かれ、金ラメの雪が降っている、とても美しい絵柄だった。本についての感想も丁寧に書いてくださっていて、ほんとうにうれしかった。ちょうどいろいろ考えることが多かっただけに、心にしみた。こんなふうに絶妙なタイミングで手紙が来たり、なにかメッセージがあったりすることを、「天使の贈り物」と言っていた友達がいたっけ。ありがとう、ありがとう、ありがとう。がんばります。まだまだ、がんばります。川べりに腰掛けて美しいカードを抱きしめて、ロシアへテレパシーを送っていた。
2003.12.30
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クリスマスに、ふわりと一冊の絵本が届きました。本というのは、不思議です。こんなふうに、よみたかったものが向こうからたずねてきてくれることがあります。うれしいですね。『ぎゅっ』(ジェズ オールバラ、徳間書店)お散歩していたおサルのジョジョくんは、いろんな動物の仲間たちがお母さんに「ぎゅっ」と抱っこされているのをみて、お母さんが恋しくなってきて……。絵だけで、「ぎゅっ」という文字しか出てきません。なのだけど、いろんな動物たちが「ぎゅっ」されている様子があったかで、幸せそうで、じわーっと優しい気持ちになってきます。子供に読んであげると大喜び。絵だけなので1歳の子でもなんとなく分かるみたい。抱っこが大好きな二人は争ってしがみついてきます。「ぎゅっ」はあったかい。「ぎゅっ」は安心する。「ぎゅっ」はうれしい。大人だって、ほんとうは、だれかに抱きしめてほしい。もっともっと「ぎゅっ」がのびのびとできるといいのにね。
2003.12.26
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エス女史「なんですか、ハアハアしちゃって」沢木遥「これですよ、これ。藤沢あゆみさんの『愛されるしくみ』が来たんですよ」エス「これまた、ずいぶんアツいため息ですね、目をうるませて汗までかいちゃって……」沢木「私がカンジているのは、そんなことじゃありません。たいへんなことが分かってしまったんです」エス「なんですか、たいへんって」沢木「私が13年前にフラレた理由ですよ」エス「あのとき熱心に『愛される理由』を読んでたじゃないですか、それでは理由は分からなかったと」沢木「いまいち分からなかったです。『ダディ』読んで郷ひろみが『愛されない理由』が分かりましたけど」エス「『楯』っていうのもありましたね。そろそろヒロミゴー、なんか出してくんないすかね」沢木「オホン、つまり、この本は『愛される理由』より使える、ということです」エス「『理由』よりも『しくみ』ですか」沢木「そう、愛されないのは理由のせいじゃないんです。しくみなんですよ。女はフラれそうになると、『わたしのどこが悪かったの? お願い教えて!直すから!』ってなるでしょ」エス「そうなるころには、たいがい終わってますよね」沢木「そうそう、それは『理由』のせいじゃなくて、『愛されないしくみ』にはまっているんです。そこにはまっちゃうと、もがけばもがくほど、破局を加速するだけなんですって」エス「ほっほう。愛される『理由』はあるのに、愛されない『しくみ』でダメになることも」沢木「大アリですよ。ビジネスも、利益の出る『しくみ』づくりがいちばん大切っていうでしょ、商売は、商品3分に売り7分。恋愛は、理由3分にしくみ7分……」エス「まーた、わけわかんない応用ばっかしてると、西村先生に怒られますよ」沢木「これからは『藤沢主義』でゴーゴー」エス「あなたも愛されないしくみ人生からはようやくおさらばですね」沢木「でも……あのとき私を振った彼、もう2児の父……、えーん、チキショー;」エス「こういう場で、不用意な発言はやめてくださいよ。あなたも2児の母でしょう。また掲示板にあれこれ書かれますよ」沢木「掲示板、いま書けないも~ん」エス「あっ、ほんとだ。あなたという人は。でも嵐なんかサクサク削除してたから別にいいじゃないですか」沢木「嵐のせいじゃないですよ。ちゃんと昨日の日記読んでくださいよ。掲示板の有効活用についていま、真剣に模索中なわけでしてね」エス「あっ!ミドル英二さんが掲示板復活されるみたいですよ」沢木「えっ!ほんと? 歩くシンクロマスターさん、ここですごいシンクロ起こってます」エス「さては、富田靖子に似てるといわれたから、うれしくなってマネしたんでしょう。戦略社長塾からずっとご機嫌だものね。『弱者は調子に乗るな』って教わったでしょ」沢木「それも、『アイコ16歳』のころのですよ! アイドルだったころの!」エス「・・って、それ今の若い人はもはやだれもイメージできないんじゃ・・・。ラ・ムーのころの菊池桃子と一緒で」沢木「桃ちゃんのラ・ムーは昔だからイメージができないってわけじゃないでしょう」エス「それにしても、楽天休むとかいって、こんなはまってていいんですか?」沢木「やば!月曜火曜で片付けようと思ってたのに、もう木曜じゃん!」エス「10秒でスパッとやってくださいよ」
2003.12.25
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子供と100円ショップでどっさりクリスマスの飾りつけを買い込んできて、おうちでささやかなクリスマス。ろうそくをたくさんつけて、ツリーの飾りつけもキラキラ。玄関にはリース。壁にキラキラの飾り、三角クラッカー……これでトータル2000円。えらいぞ、100円ショップ。それにしても100円ショップはどんどんすごくなる。日用品や文具など、たいがいのものはそろっているし、品もそんなに悪くない。いったいどこまで行くんだろう。よーし、年末お掃除グッズも100円ショップでそろえて、おうちをさっぱりすることにしよう。さてさて、クリスマスディナーは腕によりをかけた?チキンの丸焼きとクリームスープ、ケーキ……。復職したら、こういうことできなくなってしまうので、今年は楽しんでおこう、と張り切ってしまいました。はしゃいで、笑って、歌って……。ものより思い出というけれど、こういうほのぼのした楽しい思い出が子供の心の片隅に残ってくれるといいな。◆ところで、ごあいさつ◆あれ?と思われた方もいらっしゃると思いますが、掲示板を一時お休みしました。一番の理由は、ただいま年末進行で多忙になってしまって、あまり楽天にアクセスできないためです。10秒日記をつけてスパッと、月曜火曜で片付けました(また、そういう…)。次の理由は、リンクさせていただいているミドル英二さんの9月11日の日記とだいたい同じです。掲示板のメッセージ、とってもうれしかったのですが、レスしたりしなかったり、自分の掲示板でお返事したりその方の日記でお返事したりと、てんでバラばらでなんとなく心苦しく思っていました。なんかいいやりかたを思いついたら復活すると思いますので、そのときはまた、どうぞよろしくお願いします。そんなわけで、年末年始、日記も気まま更新になると思いますが、どうぞ、気長におつきあいくださいませ。
2003.12.24
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戦略社長塾へ行った。ふぅー、今日はまた前回に増してパワフルだった・・・。ギューッと密度の濃い4時間超。今日は懇親会もあったのでみなさんとお話が出来てとても楽しかった。いまは頭はやる気でパンパンになっているけれど、人の頭は忘れやすいそうなので、今夜中に、復習、復習。今日の講義でとくに印象に残っているのが、「量稽古」のところ。「スポーツ。音楽。美術も同じ。これは大原則になる。つまり量稽古こそが、人生逆転のチャンスになる」(『戦略社長』)私は小学4年生から高校1年まで剣道をやっていたこともあり、「稽古」という言葉が心にグッとくる。照れるけど、人生って、「道」だよなあとよく思う。西村先生がお話くださった逸話もよかった。マイケル・ジョーダンがスーパースターになっても高校生がやるような基礎練習を欠かさなかったとか、王貞治が現役時代、旅館の畳がすりへるくらい素振りをして女将に怒られた、とか・・・。あ、今思い出したけど、大昔、王選手の直筆色紙が懸賞で当たったんだった(昔からよく当たる)。たしか756号か800号のとき……、小学3年生くらいだったかな。「努力」と書いてあった。ずうっと部屋に飾っていたっけ。いまも実家にあるだろうか。
2003.12.23
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そうですね、つかれたときは、ひとやすみ、ひとやすみ。ぼちぼち、いくことにしましょう。今日は冬至。「冬来たりなば、春遠からじ」ですよね。
2003.12.22
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最近雑誌のマネー特集などで見かける中村うさぎ。いわずと知れた、超ド級の買い物中毒、ブランド品買いあさり、ホストクラブ遊びに整形。どっさり借金を抱えて、その崩れた生活を本に書き、また浪費を重ねる、小説家というかエッセイスト。分かりやすいキャラで、デフレ時代のアンチテーゼとしていいのかもしれないけど、ああいう人が、「お金はただの数字、好きに使ってなにが悪い」とか胸を張って語っているのを読むと、もの悲しい気持ちになる。買い物中毒は立派な心の病気なんだよ。エッセーとしておもしろい、それならいい。だけど、お金に賢くなろうという人が読むマネー記事でしょ。銘酒の専門誌で、アル中が出てきて「酒はただのアルコール、飲みたいだけ飲もう」って言っているようなものじゃない?整形だのホストだの体を張って、自分を売って、それをネタにしてるってのは(←わたしはぜんぜん興味がないけど)、どうぞ、だけどさ。マスコミはイロモノをもてはやしすぎだと思うな。それに比べたらずいぶんましといえばましだけど、カリスマ節約主婦。あれも、なんだかなあ。水道をやわらかくひねって年間2000円のお得!とかって、ほんとにやってるのか?経済って、売ったり買ったり、お金を循環させることで成り立っている。GDP(国内総生産)は、一定期間内に国内で産み出された付加価値の総額。節約カリスマ主婦がいくら増えたって、景気は回復しないのよ。本当は、節約よりは、収入を増やしたほうがずっといい。まずはネットオークションでお小遣い稼いで口紅新しいの買おうよ。ぷち起業をちょっとずつ育てて、税金をおさめられるくらいになったりしたら、すっごく日本のため。もちろん世帯収入が減っていくなかで家計をスリム化することはとても大事。余計なものを買うのをやめるとさっぱりすることはたしか。水を大切にするのもエコロジーとかポリシーがあってやるならいい。だけど、自分ちの出費を減らす、という視点しかないのだったら、視野が狭すぎる。だいいち、人生つまらないじゃない? 10年もやったら、なんか、人間までちっこくなってしまいそう。欲望のストッパーが切れたままに使うのも、節約節約ケチケチケチ……で生きてくのも、バランスを欠いているんだと思う。お金とはバランスよく、気持ちよくつきあいたいもんですなー。
2003.12.20
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温かい励まし、ありがとうございます!(感涙;今頭のなかを流れている曲。なぜかユーミン。(コメントはまたあとで) 傷ついた友達さえ置き去りにできるソルジャー あなたの苦しさをわたしだけに 伝えていってほしい 忘れない 自分のためだけに生きられなかったさみしいひと 私があなたと知り合えたことを 私があなたを愛してたことを 死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから 冷たい夢に乗り込んで大空に消えるボイジャー いつでも人々をかえるものに人々は気づかない 行く先はどれくらい遠いの もう二度と戻れないの 私があなたと知り合えたことを 私があなたを愛してたことを 死ぬまで死ぬまで誇りにしたいから(「ボイジャー~日付のない墓標」松任谷由実)*******************今日頭に流れている曲。 眠たくても 嫌われても 年をとっても やめられない! ダイヤモンドだね Ah いくつかの場面 Ah ああ うまくいえないけれど 宝物だよ あのとき感じた Ah 気持ちは本物 Ah 今 わたしを動かすのは ダイヤモンド♪ (「ダイヤモンド」プリンセス・プリンセス)おりゃ~。一個のほうは終わったぞ、あともう一本だー!眠くても、嫌われても、年をとっても、ガンガン行くっす~。(来年いいのは、射手座と乙女座だよ)
2003.12.19
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頭の中を流れている曲の続き。『ロッキーのテーマ』。ロッキーのテーマと言えば、「面達」(メンタツ)になってしまったのです。10年前から。 映画『ロッキー』で、僕たちが感動するのは、 ロッキーがダウンしてもダウンしても立ち 上がるところにある。 「最終ラウンドのゴングが鳴ったとき、 立っていたら、俺の勝ちだ。 俺が、ただのチンピラでないことが 証明されるだろう」 (略) 頭の中で、「ロッキーのテーマ」が鳴り始めたら、 さあ、スタートだ。 (「面接の達人」中谷彰宏)・・・いいなぁ、このあとがき。今読み返しても、涙が出そう。中谷氏の文章のなかでは、ピカ一じゃないかしら。傷ついても、傷ついても、へっちゃら。倒れても、倒れても、だいじょうぶ。何度だって、立ち上がってみせる。******************相当テンパッてます。明日までに完成させないといけないことがコンジャンクション。ううう;予定が大幅遅れ。今夜が勝負っす。どりゃ~。そんなときにだというのに、こんなおもしろい本を見つけてしまいました。「脳を鍛える大人の計算ドリル―単純計算60日」妙な懐かしさを感じ、ちょっとやってみたら止まらない。いいですね、ぼーっと単純計算するの。気持ちイイ。脳が鍛えられる、ような感じはする、、、けど。ほんとか?あああ、こんなことやってる暇はないのよ~。ノーリツが上がりませんわ。。今日頭をガンガン駆け巡っている曲。心配ないからねー くじけそうでもー信じることさ 必ず最後に愛は勝つ~♪(「愛は勝つ」KAN)・・・愛は、勝つのよ。
2003.12.18
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言葉について考えさせられたひとコマ。二週間前に娘が幼稚園で怪我をしたのだが、昨日、その診察で病院へ行った。この日診てくださったのは、30代後半か40代前半くらいの男の先生。ユーモアがあって明るくてやさしくて、子供も私も大好き。A先生としよう。「順調ですよ、このまま行けば、歯があごの骨とついてきますよ。神経は死んじゃってますけど、永久歯まで持つでしょう。サイアク、抜けちゃっても、永久歯が生えてきますからね。お母さん、大丈夫!」4日前に観てもらったB先生。年は同じくらいなんだけど、なんとなくイライラした感じ。子供が上手に口を開けなかったときに舌打ちしたり。「ああ、神経が死んじゃってますね。神経がダメだと歯が抜けやすいんですよ。永久歯までに抜けてしまったら? そのままに決まってるじゃないですか。子供には入れ歯とかありませんからね」昨日は娘と一緒にご機嫌で帰ってきた。4日前は落ち込んで、悲しい気持ちだった。でも、よくよく考えてみると、A先生とB先生はおんなじことを言っている。A先生だって100%大丈夫とは言っていないし、B先生だってダメだとは言っていない……。なのに、印象がぜんぜん違う。A先生だと、子供もニコニコ。「おっきく口をあけてね」と言われると、はりきって「あーーーん」と口を開けている。B先生だと萎縮して小さな口になってしまう。私にも、「お母さん、この子、口開けられないんですか? こんなんじゃらちがあかないっ!」なんて怒るから、私も萎縮して小さくなってしまう。言い方ひとつで、治りそうに思えたり、不安になったり。実際、病はナントカからという。言葉の違いは、つまりものごとの解釈の違い。解釈ひとつで世界はまったく違って見えてくる。そんなこともあり?昨日は友人にすすめられていた『自分を変える魔法の「口ぐせ」』(佐藤富雄)を読んだ。タイトルはスピリチュアル本みたいだけど、著者は医学・理学博士。よい言葉で状況がかわっていくメカニズムが科学的に説明されている。私は典型的な文系なので、脳の構造はいまいちよく分からないけど、とりあえず、前向きなことを言おうという気持ちに。――よし! 今日もいい日になりそうだ。
2003.12.17
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梅酒は、忘れたころにできている。夏になると毎年つくっているんだけど、昨年は妊娠中でできなかったので、この夏、一年ぶりに焼酎に梅を漬けた。日付は6月7日。ちょうど半年過ぎて、いま、飲みごろ。最高に美味しくなっている。「うめ~っ!」とうなってしまう(スミマセン、笑)。やっぱり自家製はいい。つんと、初夏のことを思ってみたり。いつも氷水で割るのだけど、昨日は「チョーヤの梅酒」のCMをまねして、ホット梅酒にしてみた。これも、「うめ~っ!」手順どおりやったらあとは待つだけ、ほったらかし、というのがいい。美味しくしてくれるのは時間なのね。再会が多かった今年。中学時代の親友や、高校や大学の仲間、元同僚……。人間関係も漬物に似てる。ブランクがあったようでも、時間とともにちゃあんと熟成されている。いつだって再会は甘くてせつなくて幸せで……ほろ酔い気分にしてくれる。たとえかなしいできごとも、時間がたつといい感じの思い出になっている。これぞ、古酒の大人の味わい? だから、いまは辛くても、きっと大丈夫。ゆっくり、待とう。人の心のなかにはきっと、ひんやりとほの暗い秘密の酒蔵があるのだ。そこにはたくさんのお酒が漬けられて、じっと待っている。こうしている間にも、ゆっくりゆっくり美味しくなっている。楽しみ。年をとるのって幸せなことなのね。
2003.12.16
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「携帯やめちゃおうかな」って、携帯料金について書いたら、掲示板にアドバイスいただけました。ありがとうございます。とても勉強になったので、ご紹介を。Naho71さんは、携帯持たない派。 http://plaza.rakuten.co.jp/nahosroom/ 「私は携帯持っていません。OL時代はそれこそ手放せませんでした。電話料金1万以上は当たり前、主人と知り合ってからは月3万というときも(笑)。でも、結婚してから節約対策に、まずPHSに変更。そのうち、かけられる場所が3箇所限定の基本料金月680円というコースに変更。(受信はどこからでもOK)」そうか、PHSという手があったか。エリア、かなり広がっているのですよね。かけられる場所が限定というコースは魅力ですね。「そして、その電話機をなくしてしまったのを期に契約解除しちゃいました。まぁ、私の場合は現在まったく仕事をもっていないので、必要ないといえばそうなんですが、相手が大抵携帯を持っているので、待ち合わせなども、こちらから公衆電話でかけるようにすれば問題ないです。携帯を持っていないと、身軽ですよ♪メールとか来ちゃうと返事をしなければいけないような気がして結構しばられますからね。」携帯ないと身軽……う~ん、それは分かる気がするなぁ・・・越後屋角さんはすぐに使えそうなアドバイス。http://plaza.rakuten.co.jp/doki2/ 「私の場合は、毎月、余って、翌月、翌月の繰越の繰り返しです。Jフォン一筋、10年だからかも。それと、なるたけ、受信のみにして自分からは、かけないのと、メールも一言返信に留意してます」ある機種を使い続けるとおトクになるのですね。なるほど。携帯は便利だからかけてないようで無意識にかけていたりしますよね。便利グッズこそ、使い方に気を遣わないといけないのですね。mosmossugarさんからは、モスクワ便り!わーい。http://plaza.rakuten.co.jp/mosmossugar/ 「ケータイはモスクワだと危機管理アイテム。必需品です。ただ、料金が通話者だけでなく受信者にもかかるのが腑に落ちない…。市内通話ぐらいなら安いのでいいのですが、国際電話でも受けようものなら、あっという間にものすごい金額に。通信事情の悪い土地へ出張中の夫から来た電話も「あ、元気?詳しくはメールでね、じゃ」と鬼妻状態(笑)です。」なるほど、広大な場所で冬場など連絡を取り合わなくてはいけないですものね。携帯は阪神大震災の時などに活躍しましたよね。もはやライフライン。無線でつながれる状態、というのはいざというときには大きな安心でもありますよね。「でも、いざケータイやめて必要な時に公衆電話で…と思うと、それはそれで不便なんですよ。今って、ホントに公衆電話ないんです。しかも、首都圏はその多くがICカ-ド専用電話。私も、家に余ってるテレカ、使いたいのに」そ、そういえば……。最近、見ませんよね。テレカ式の公衆電話。。昔はどこにいっても緑電話があったのに……どこ言っちゃったんだろう。テレカのコレクションなんてブームになったりしましたが、いま、どうなっているんでしょうね?FAIR CHILDさん 、http://plaza.rakuten.co.jp/fairchild/ )請うご期待!?節約節約……ってセコセコするのは好きじゃないんだけど、お金のことをすっきりすると気分がいい。使ってヨカッタ~とうれしいことにおおらかに使いたい。なので、「意味な支出」(←「意味なしの支出」を短く言っただけの意味なし造語……笑)っていうのはなるべくカットしちゃいたいもんです。さーて、まだまだ、見直しますよん!***********************ボーダフォンに乗り換えて初めての電話料金請求書が来てガク然としている。2万6347円!なんで?なんでこんなに高いの?ドコモより安くなると確信して乗り換えたのだ。ドコモは毎月1万数千円の請求が来ていた。それを削減するのが目的だった。あと、ドコモは音質もよくなかったので。ボーダフォンにすればビジネスパックで5900円。そのなかに基本料と一定時間の通話もパケット代も含まれている。私が使う量なんて、それで充分収まるはずだったのだ。・・・なぜ?基本使用量5900円に、通話料1万円、パケ代1万円……うーん、電話として使うことはほとんどないのに。ボーダフォンからドコモにかけると実はすごく高いとか、いろいろあるんだろうか。パケ代(11、111円って、原稿料みたいな単位だな)ったって、パソコンのメールを転送して読めるようにしているのと楽天を見るくらいなのにぃー。あー、幸せとマネーの研究家(なんだそれ)の私としたことが、なんたる失態。落ち込みながら、思ったこと。――携帯って、ほんとに必要?確かに、すごく便利。いつでもどこでもサッと電話がかけられる。受けられる。待ち合わせには必須アイテム。じゃあ、携帯で奪われているものは? これはぜったいいえるけど、時間。手持ちぶさただととつい楽天日記読んじゃったり、ニュース読んだり、占いやったり。本を読んだり静かにものを考えたりしているはずの時間がかなり減っている……ような気がする。つい7、8年くらい前まで、携帯なんかなくたって、仕事してたんだよね。ポケベルがあったから。思うに、ポケベルが一個あればだいたいの用って足りるんじゃないかしら? 鳴ったらこちらからかけるというようにすればいい。向こうも電話代かからないし。エリアが広くて、地下でも高層の建物の中でも届く。で、待ち合わせときやなにか緊急の時だけ、プリペイド式の携帯を持参するの。どうかしら? これ。だれかいないかしら、携帯のヘビーユーザーでやめたというひと。ダンナは、「君は極端なんだから。来月はWEB見ないで通話も控えて試してみたら」なんていうんだけどね。
2003.12.15
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昨日はたくさんのアクセス、書き込みありがとうございました。とてもうれしかったです。少しずつお返事していきますね!さて、今日は住民票の話。ここのところ、子供の医療費がかさんでいます。先月、娘と息子が順番に嘔吐下痢症。ちょっとして息子がおチンチンのところにただれ。また娘が幼稚園で怪我をして治療。と思ったら息子が水ぼうそう。続いて娘が近く喉の手術。ヒエエ、病院ばっかりで、おいら、ヘトヘトだーい;それはいいんだけど、八王子市は子供の医療費の補助が満1歳までなので(その後の乳幼児医療証の交付には所得制限がある)、全額持ち出しなの(健康保険があるので3割負担なのだけど)。しかーし、以前住んでいた江東区だったら、6歳までは子供の医療費は全世帯タダ! 子供はしょっちゅう病気したり怪我したりするので、この違いは大きい。江東区に住んでいたときには、マツキヨなどで市販の「こども風邪シロップ」などを見かけると、「病院行けば治療も薬もタダなのに?」と思ったもの。23区だったらどこも同じ? イエイエ、区によって子供の医療費の扱いはかなーり差があるんですね。乳幼児医療証の交付が1歳までだったり、3歳までだったり、所得制限があったり、全世帯OKだったり。また、例えば品川区のように子供の医療費に関しては薄いけど、保育事業が進んでいる、なんていうようなこともある。区内に5園も午後10時まで預かってくれる保育園があるし、病児保育も整っていて、働くお母さんには安心。こういうこと、子供が生まれるまでは意識しないことが多い。会社から通いやすい、駅から近い……なんてことで住む場所を決めちゃう。でもね、行政サービスだって住環境の大事な価値。たとえば乳幼児の医療費助成や保育園に関しては・・・だけど、八王子市は、お年寄りには手厚いらしい。引っ越したときにくれる「八王子市民ブック」、高齢者向けのサービスのページが分厚い! お友達で介護をしている人と話していたら、「介護保険が使いやすくて助かってる。いろいろ市が助けてくれるよ」と。また、地方などで過疎化が進んでいる自治体になると、子供が生まれるとお祝い金をくれるところも! 起業するのに無利子で資金を融資してくれたり、家賃補助制度があったり。←特優賃(特別優良賃貸住宅供給制度)も調べてみる価値アリ。実にいろんな行政サービスがあるものです。・・・なにを優先するかですよね。どうしても特定のアイテムにお金や手がかかる、ということがあれば、それに手厚いところに引越ししちゃうのもいい。ウラワザだけど親戚の家などに住民票を移しちゃう・・・というテも(良い子はまねしないでね)。ここだけの話、小学校の越境入学が進む東京都ではあっせんしてくれる業者もあるとかないとか?自治体だっていまや市町村合併などで生き残りに必死。「SIM CITY」なんかやってみるとよく分かりますが(笑)、住民こそが自治体の生命線。自治体運営が企業経営とするなら、住民こそお客様なんですね。単なる地価や駅の利便性だけでなくて、行政サービスや医療や介護、教育、公園や図書館など公共施設といった観点からも住んでいるところをよくながめてみてみたいもの。議会なども傍聴してみよう!(・・ですよね、藤島昇さん)
2003.12.14
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朝日新聞の「be」(土曜版)、きょうの「ことばの旅人」は、ドイツの女性映画監督、レニ・リーフェンシュタールのこの言葉。きょうは一日このことばが頭のなかでゆれていた。華やかな栄光の後で、長い長い不遇の時を過ごし、今秋101歳の生涯を終えた。1902年ベルリン生まれ。彼女の映画監督としての才能は、31歳で撮影したナチス党大会の記録映画で花開く。『意志の勝利』はヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞。33歳の若さだった。翌年、ベルリン五輪の記録映画『オリンピア』を撮影。同作品もヴェネチア映画祭金獅子賞受賞。彼女の人生の頂点だった。 暗転するのは、43歳。アメリカ軍に逮捕され、ザルツブルグ刑務所へ。いったん釈放されるがフランス軍に逮捕され、女性刑務所に。その年、 ヒトラー自殺し、第二次世界大戦が終結する。1948年連合軍による非ナチ化審査機関はレニを「ナチの政治責任なし」と無罪証明するが、翌年に バーデン州特命官吏会で「ナチの同調者」と格付けされる。54歳で向かったアフリカの旅で交通事故にあって重傷を負ったレニが、「これが最後の言葉だったらなんといいますか」と聞かれてこたえた言葉が、「どんなことがあっても人生にイエスと言う」だった。『オリンピア』は映画史に残る名作だが、レニ自身の賞賛はあまりにも小さいばかりか、亡くなってなお、ドイツにはよく言わない人も少なくないという。非難され続け、石を投げられ続けるのは、どんなに心がつぶれることだろう。せめてほんの少し生まれてくる時代が違ったら……そう思わずにいられないけれど、ひとは生まれる時代も国も選べない。 91歳の時、ナチス派としての非難が続くことについて、「どこに私の罪が? 私は原爆も落とさず、誰も排斥しなかった」と。「どんなことがあっても人生にイエスと言う」――いっけん、最近はやりのお気楽オプティミズムのようだけれど、まったく違う、自分で自分を殺さないための、まさに血を吐くような叫びだと思う。時代は変わる。人の評価は変わる。なにもかも移ろっていく。残酷なまでに。ある時代に熱狂的な支持を得たものが、次の時代には弾劾の対象になる。いま求められてあるいは正しいと信じてしていることが、一瞬の後には「罪」になってしまうかもしれない。そんなことは、だれにも分からない。どうしたらいい?時代が変わり、状況が変わったとして、最後の最後に自分を支えてくれるものは、「自分はそうするしかなかった」という思いしかない。自分だけは偽らず、その時その時に正しいと思えることを信念を持って精一杯やっていくしかないのだろう。生涯を通じて吹き続けた冷たい向かい風のなかで、毅然として誇り高く顔を上げ続けた女性の人生を偲ぶ。************************************「気づいたら40万円貯まってた話」本を読んでくださったかたなら覚えてくださっているかもしれません、500円玉貯金。夫と私で毎日500円玉一個ずつためてくというお賽銭みたいな貯金。「貯金箱は何を使っていますか」という質問をいただきますが、お茶の空き缶(筒のやつ)です。ウフフ、手軽でしょ。二人で1日一個ずつと書きましたが、結構アバウトで、気づいたときにお財布を整理するような感じで、お財布の小銭をチョコチョコ放り込んでいます(夫はお財布が重たいのが嫌いなので、100円や10円も入れちゃうの)。お茶缶が重くなってくると銀行へ持っていって貯金。昨日持って行ったら、トータルで40万円以上になっていて、なかなか感慨深いものがありました。「貯めた~」という気負いも、なにかを「削った」イタミもない、お気楽貯金。理屈でいえば、どっかから減っているはずなのですが。まさにチリも積もれば、です。先日、友達とも「500円玉貯金」で話が盛り上がりました。彼女も、500円玉貯金箱を愛用してるとかで、「500円玉ってなぜか貯まるよねー、5万、6万なんてスグだよね、不思議」とつくづく話していました。理由はたぶん、小銭マジック。お金なんてもともとイメージ。1万円を崩してしまうと、あっという間になくなるっていう感覚、あるでしょ? 100円ショップで気づくといっぱい買っちゃってるとか。わたしたちは無意識で「お札」と「小銭」を分けて考えているんですね。同じお金なんだけど、同じじゃない。小銭は「痛くない」お金。お財布から出しやすい。スーパーやファミレスのレジあたりに、「チョイ買い」しやすいお菓子や小物が置いてあるのも、それを狙ってる。だから貯めるぶんには、小銭ほど貯めやすいのかも。毎月1万円札を出すとなると、結構ユーウツになったりしません? 節約も貯金も幸せ力をつけるため!ですもん(笑)、女はお金のことでブスになってはダメ、気持ちよく貯めて、気持ちよく使おう~。お子様の諸君、ママからお小遣いをもらうときは、一度に「5000円」なんていわず、「500円」「300円」とチョコチョコもらうようにすると、ご機嫌がいいかもよ(小さな声で)。時々自販機で使えなかったりするでかくてじゃまっちい500円。がんがん何かに放り込んで、お財布スッキリ、お金もためましょう。二人だと一日1000円のちまちま貯金だって、30年たてば1000万円。豪華客船で世界一周だってできちゃう!(とらぬナントカ? まあまあ^^;。いくつかやってるリス式貯金術、またご紹介しますね)
2003.12.13
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某楽天有名人が先日、「楽天日記なんか書いたって、お金になるわけじゃないのに、アレのせいでついがんばっちゃうんだよなぁ」とため息混じりにつぶやいておられた。アレ――楽天日記アクセス数ランキング。最近知ったんだけど、毎日ジャンルごとの前日のアクセス数ランキングが出るのね。ジャンルというのは、楽天でIDを取るとき、記入した日記のジャンル。「園芸」「パソコン・家電」「料理・食べ物」「ドリンク・お酒」「ファッション」「出産・子育て」「生活・インテリア」「美容・コスメ」「健康・ダイエット」「アウトドア・釣り」「車・バイク」「スポーツ」「趣味・ゲーム」「ペット」「映画・TV」「読書・コミック」「音楽」「旅行・海外情報」「そのほか」……。選びましたよね。それぞれの50位が広場に出てるけど、よくよくみると、それぞれのアクセス数はかなりちがう。ざっとみたところ、一番の激戦区は「趣味・ゲーム」ジャンル。1位が27339アクセス!←12月11日(10日のデータ)どーでしょ、これ。一日で3万近いアクセス数って。。。ちょっと行ってみよう。http://plaza.rakuten.co.jp/yuenbiao726/ ふむう。。。このジャンル、4位まで1日1万アクセス超!(@@;。次いで「そのほか」ジャンル。「ジャンルなんかどうだっていいさ~、普通の日記が書きたいんだオイラは」という人が集っているとみえ、こちらも500アクセスくらいないと50位に入れない。ダントツ一位はこれ、「旦那の浮気」。ぶっちぎり。昨日は約6000、こないだ見たときには8000近かったな。http://plaza.rakuten.co.jp/dannanouwaki/ 意外なことに、「パソコン・家電」ジャンルはそれほどでもない。「ゲーム」があんなにすごいのに。「家電」がくっついているのがいかんのでしょうか。1位も2000くらい、100ちょっとで50位入り。いいのが「ドリンク・お酒」。「ドリンク」は50~100アクセス台でワッと競り合っていて、300あればトップ10はかたい感じ。しかーし!! いちばんいいのを見つけたぞ。「アウトドア・釣り」ジャンル! 1位が291(12月10日)。アクセス60くらいで50位以内にランクイン。アウトドア好きで楽天がんばってる人なんてそんなにいないんだろうな。そりゃそうだ、パソコンやってる暇あったら、外行ってるって。まさに「入れ食い」状態!?というわけで、地域戦略としては、激戦区より敵の少ないところを狙って、シェアナンバー1をめざそう!(・・・って、だからナンなの?)・・・失礼しました、あとでまともなこと書きます;、、たぶん。
2003.12.11
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「じつは、今年いっぱいで……」ガーン、私の家のすぐ近所に夏にオープンしたマッサージサロンがもう閉店してしまうんだという。若いお兄さんが一人でがんばっていて、全身マッサージ45分3000円と格安。それでもすごいのに、45分コースをお願いするといつもサービスで1時間もやってくれていた。腕も良かったし人柄もまじめ。お客さんがほとんどいないので、予約なしで飛び込めるのも良かった。ちゃんとマッサージベッドで横になれて1時間3000円って……ないでしょ。ああ、残念だ。残念でならない。少し前に、「どうしたらお客さんが増えるでしょうかね?」と相談された。「ホームページ作っては?」「会員カードとか回数券は?」なんて、てきとうにこたえていたが、あのときもっと真剣に相談にのっていればよかった(って私が相談にのったからどうなっていたというわけじゃないけどさ)。駅から徒歩6、7分。住宅街の一角。たしかに場所はかなり地味。お寺の裏側で人通りは少ない。車も通らない。通るのはあのへんに住んでいる人と犬だけ。あと近くの小学校の子供たち。お兄さんがサロンをオープンするまえは、合カギ&ハンコ屋さんだった(これもすぐに閉店してしまった)。そんなんで、ガラス引き戸の入り口だったり、店のたたずまいもいまひとつ。でもレースのカーテンを下げたり、観葉植物やアロマポットを置いたり工夫していた。やはり立地のせいなのかな?駅に隣接していれば仕事帰りの人などがフラッと入ったかも。うちの最寄駅には中国マッサージ店が一軒あるだけだし。で、「てもみん」みたいに10分1000円、のようなクイックマッサージを取り入れて、回転をよくするとか。うーん、それだと駅前で家賃が高いし、彼のコンセプトに合わないのかな。集客……。ちなみに私がお店を知ったのは、ポストのチラシ。たぶんお兄さんが自分で配ってたに違いない。歩スティング以外になにかしていたのかな。店の入り口に看板と小さな電光表示があったけど。モミモミされながら、お店の存続を説得してみたけど、「あきらめて仕事探しますよ」とのこと。うーん、残念。私がここでサロンをオープンしたとしたら、どうしただろう?としばし考えてみる。これからの「コリコリ問題」の解決のほうが先だけど。せめてあと少しの間、せっせと行こう。
2003.12.10
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先日の新聞によると、家計簿って3割の家庭しかつけていないのだとか。私は育児休業中にやってよかったことのひとつは、家計簿をつけたことだな。私の場合、そんなに厳密なものでなくて、かなりだらしなーい家計簿なのだ。節約のためというより、自分のお金の流れを把握するためにやっている。家計簿ソフトに、おおまかに毎月出て行く光熱費や家賃、幼稚園や保育園など教育費をまず打ち込んで、旅行などへ出かけたら入れて……と、決まっているものや大きいものから順に入れていく。めんどうでない範囲でお財布からレシートを集めてバババーッと打ち込んで……という具合。これをやってみると、自分のお金の傾向がよく分かっていい。たとえば、車関連とパソコン関連はやっぱり多い。便利さにはお金がかかる。本や雑誌、教材やセミナーなども結構かかってる。時間外保育費も。恥ずかしいけど我が家は家計の大敵、外食も多い。マッサージが大好きなのでこういうのもね。意外と大きいのが交通費。都心に比べ家賃が安いのはうれしいけど、都心で用足しをしようとするといちいち往復1500円から2千円近くかかる。うっかり羽目をはずして終電がなくなったりしようものなら、目も当てられない・・・。だらしないっていうのは、無理に切り詰めようとしていないこと。あえて(?)、なんとなく暮らしているのだけど、つくづく自分の無欲さに安心した(笑)。だって、こうして欲望のままに生きて、支出がこの程度なんだもん。家計簿をつけてみて、快適に幸せに暮らすのに、どっさりとお金が必要なわけじゃないんだなということがわかったの。それまでは銀行の預金通帳に記帳するくらいでほったらかしで、なんとなくお財布にお金を入れていて、なくなると引き出して補充していて……という生活をしていた。だから、お金はあればあるほどいいにちがいないと思っていたし、同時に、引き出せなくなったらたいへんだ!というふうに考えていたと思う。きっちり節約をして作ったスキのない家計簿でなくても、まずは外食アリ、無駄遣いアリの、だらしない家計簿をつけてみるといいと思う。無節操にやってるようでも、ふつうの人なら、中村うさぎでもないかぎり、そんなにたくさん使えるもんじゃない。家計簿をつけてみてもし、おかしなお金の使い方が浮き彫りになったら、そっちの治療のほうが先。まずは、だらしない家計簿をつけてみてから、自分とゆっくり向き合って、削れるところは削ったり、もっとお金がほしかったら増やす方法を考えてみればいいと思う。適量が分からないのは不安なもの。適量を知るのは安心で心地良いもの。昔の人はいいことを言いましたね、「足るを知れ」って。
2003.12.09
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午後4時過ぎのこと。高尾山に夕日がかかって、リビングの出窓からオレンジがかった眩しい光が斜めに差し込んできた。どういう光の加減だろうか、テーブルの上にあった白いコピー用紙の上に、ぽっかりと虹が浮かんでいた。ちょっといびつだけど、七色の透明なガラスのお皿のよう。夕日が山に隠れていくと、手のひらくらいの小さな虹も、テーブルから消えていった。「きれいだったなぁ……」と言ったとたん、せつなくて胸がつかえた。夢中で、とても充実していた日々だったけれど、そろそろ振り返るときなのかも、と思った。ちょうど年末だし。いろいろを今週中に年内することのめどをつけたら……、ゆっくり自分と話をしてみたい。年末用に、スパイラル式の分厚いノートを買った。思いつくままにノートに書き綴ると、自分とよおく話ができるのだ。去年の今ごろ、2003年にやりたいことを書き出した。そのうち、いくつかができて、いくつかができなかった。やり残したことをそのままにしておくのはあまりよくないらしい。続きを完成させるでも、やらなかった(できなかった)理由を見極めるでも、自分のなかで「カタ」をつけたほうがいいのだとか。2003年、できたこと、できなかったこと、よくできたこと、ほどほどだったこと、まあまあだったこと。買ったもの、捨てたもの、もらったもの、あげたもの。うれしかったこと、かなしかったこと、せつなかったこと、感動したこと、楽しかったこと。笑ったこと、泣いたこと。出会いと再会。印象に残ったニュース。だれかの素敵な言葉。感動した本や映画や音楽。たずねた場所。風景。春、夏、秋、冬――。思いのたけを書き綴って、生涯忘れえぬ2003年を、思いっきり愛撫してやろう。今年あったできごとの意味を、自分なりに考えてみよう。そして、未来の旅の計画書をつくるのさ。
2003.12.08
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パソコンをお休みしていました。ネットにもつながず、メールチェックもお休み。考えてみればわたしなど、急ぎの用事などないのです。あると思って目に見えない何かに追い立てられていただけなのです。電話やFAX、電報もあることだしと、パソコン本体の電源も切っていました。とても静かです。パソコンはせいぜいかすかなモーター音がするだけなのに、ものすごい喧騒のなかにいたよう。ふしぎです。幻の音が聞こえていたんですね。今住んでいるところは、雨上がりのときなどは川のせせらぎがよく聞こえるほど静かなところ。車の音もほとんどありません。子供のお昼寝の小さな寝息を聞いていると……、どこからともなく、懐かしい音が聞こえてきました。カタタタタタ、カタタタタ……母親が足踏みのミシンを踏む音です。子供のころ、私の服はみんな母親の手作りでした。軽快なミシンの音を聞きながら座布団の上でバスタオルにくるまって昼寝をしていたものです。ザアザアザア……荒れ狂う海の音のような音は、野原のススキが風にあおられてザアザアいう音。子供のころ住んでいた社宅の前にはほったらかしになっていた広い野原があって、秋になると、ススキとセイタカアワダチソウで森のようでした。大好きな大きな椎の木がありましたっけ。バラバラバラバラ……もっと小さいころ。3つか4つくらいまで住んでいた小さな借家はトタン屋根で、雨の音がとてもよく聞こえました。夕立のときは怖いくらいでした。ブアーブアー……オルガンの音。その昔の教室には必ずあった足踏みオルガンです。休み時間になるととても上手に弾く、髪の長い少女がいましたっけ。キーッ、キッ、キーッ、キッ。これはブランコの音です。思い切り、漕いで、漕いで。つま先を雲につけようとしていました。ブランコをずっとつかんでいると、手のひらに血の匂いがするのがとても不思議でした。もう一度聴きたい、懐かしい音が心のなかにたくさんあります。今日はそんな音たちを思い出す日にしましょう。ここにいる私の子供たち、大きくなったらどんな音を思い出すのでしょうね。
2003.12.07
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先日、絵本を紹介され、ぴんときたので注文したところ、昨日届いた。わくわくしながら読んだのだが、知らず知らず涙があふれた。絵本で泣いちゃうなんて、どれくらいぶりだろう。その本は、『いつもだれかが・・・』(ユッタ・バウアー作・絵、徳間書店)「わしは幸せだった。何をしても、うまくいったんだぞ……」死に行くおじいちゃんが、病院のベッドの上で、孫に人生を振り返って語る。 やんちゃぼうずの子供時代のおじいちゃんは事故に遭いそうになったり、迫害があったり、戦争があったり、すきな人と結婚して子供ができたり……「いろんな事があったけれど、まあ、運が良かったかな……」「ときどきおやっと思うこともあったがね。わしはとてもしあわせだった」そう振り返るおじいちゃんだけれど、じつは、いつだって見守り、助けてくれる温かな存在があって……。ああそうだ、きっとそうだ。きっと、だれかがいてくれる。一生懸命がんばっているときには応援してくれて。道をはずしそうになったら、「困った子ね!」と怒ったり。つぶれそうな心を抱えて、暗闇のなかでふるえているときには、優しい手が背中をとんとんとたたいてくれて。気がついていないだけなのかも。いつだってひとりぼっちじゃないんだ。そう信じてみたくなる。絵もシンプルだけれど、味わいがあって、いいんだな。クリスマスにおすすめの絵本です。
2003.12.06
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新潟県で新潟総合生協主催の講演会だった。まだ余韻が消えず、ぼんやりしている。130人の熱気あふれる視線を感じながら、お話させていただいた。満席130人、全員女性。20代から50代までと世代も幅広い。私よりはるかに人生経験が豊富な方も多いので、私なりに人生を幸せにつくる考え方をいっしょうけんめいお話ししよう、と準備に打ち込んだ。人生設計的なことが基本。全員女性なので、お話しを女性対象に絞った。新潟の現状についても調べた。産業構造、就職率、持ち家率、女性の働き方……。持ち家率の高さは驚いた。東京が43%なのに、75%。一世帯あたりの面積も、東京63平方メートルのところ129!倍以上の広い家に住んでいる!そしてそして、話題のアルビレックス新潟がある! あの観客の盛り上がりも、地元への思いの強さのあらわれだと思う。いま、日本の経済事情は激変している。いままではぼんやりしていても、まずまず幸せに暮らすことができた。長期雇用制、年功序列、世界でも最も低い失業率、手厚い社会保障、治安の良さ……。しかし、そういう時代は崩れつつある。残念ながら、20年前より、私たちの暮らしのリスクははるかに高くなってしまった。まずは正しくリスクを知らなくてはいけない。けれど、リスクは「不幸」じゃない。備えていれば避けることもできるし、プラスに変えることだってできる。知識をつけてしっかり考え、自分自身を磨いて前向きに行動すれば、幸せな人生をつくっていくことが。考えようによっては、この時代は女性にとっていい時代、ともいえる。購買決定力の多くは女性が握っている。価値観や生き方が多様化するなかで、女性のしなやかできめ細やかな感性は、さまざまな需要を掘り起こせるはず。そして少子高齢化。女性だからこそ、できることがある。人生はきっと、チャンスと可能性に満ちている。健全な危機意識と、未来への希望――どこまでうまく伝えることができるだろうか。私は今回の講演に、ひそかにある「覚悟」を持って挑んでいた。「これが遺言だとしたら何を言うだろうか」、と構成を何度も練り直した。自分でもおかしいくらい気合が入っていて(たぶんそんなふうには見えなかったと思うけれど(笑))、1時間の講演、30分のトークセッション、質疑なども含めての2時間があっという間だった。拙い言葉を、みなさんほんとうに熱心に聴いて下さった。いい質問がたくさん出て、感動したり、ナルホドと思ったり。第二部のトークセッションのお相手の「にいがたSOHO」代表の池主透子さんが賢く美しく素敵なかたで、教わることがとっても多かった。本も完売。サイン会では「来てよかったです!」「勇気付けられました!」「これからもがんばってください」と、みなさんがしっかりと握手をしてくださって、胸がいっぱいになった。関係者の方の意気込みもハンパじゃなかった。同生協としては新機軸のイベントだったそうで、何度も電話やメールでやりとりし、わざわざ新潟から東京まで打ち合わせにも。当日はなんと新幹線のホームまで出迎えに(帰りもホームまで送ってくださった)。昼食、新聞と雑誌の取材、第一部講演会、第二部のトークセッション、本の販売やサイン会……進行がじつにスムーズで、見事な仕切りに脱帽。とても勉強になった。感謝の気持ちでいっぱいです。懇親会でいただいた銘酒、〆張鶴の「月」。……美味しかったなぁ。心にずっしりとある重みを持って迫っていた(でもとても楽しみにしていた)この日がすぎ、いま、良い感じで力が抜け、ぼんやりとではあるが、また新たな地平を見ている。勝手に「遺言だ」なんぞと気負いこんでいたが、考えてみれば、伝える仕事というのは、いつだって遺言のつもりでいないといけないのだろう。最後のひとことのつもりで、いちばん伝えたいことを、心を込めて、精一杯、命がけで。……今回つくづくと、そんな気持ちになりました。ほんとうにほんとうにありがとうございました。どうかまた、お目にかかれますように。
2003.12.05
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ついに、行ってきました、「戦略社長塾」(ランチェスター経営)。栢野さんの本や講演でランチェスターを知り、とても興味を持っていた。先日のマドレボニータさんのトークショーの前には竹田陽一氏の『あなたも名講師になれる』を聴いて、地道で誠実でシンプルな力強さに感動。それから本を読んだり、ほかの安いテープ(買いやすいシリーズというやつ)を聴いたりしていた。私も法人ではないけど自分のナニカを商品として売っている小さな会社のようなものかも……と考えることが多くなった。ちょうどそんなとき、「戦略社長塾においでになりませんか?」とランチェスター関東のNO・1こと、西村謙二さんに声をかけていただいた。2時間以上かけて松戸まで行ったかいがあった。目からウロコいっぱい落ちました。市場占有率で一位になるのが大事だということも、お客様が大事だということも、ちゃんとワケがあったのだった。なんとなく一番がいいし、お客も多いほうがいい、くらいには思っていたけれど。竹田氏の講義は生真面目、実直な感じだが、さりげないユーモアがいいな。また、実際に手を動かし、分析シートに書き込みながら、いろいろと気づきがあった。ついにミドル英二さんとお会いできたのもうれしかった。もうリンクさせていただいてずいぶんになるし、毎日日記を読ませていただいているので、気持ちのうえではとっても近しいように思っていたけれど、文章で想像していたよりもずいぶんと穏やかで優しそうなかただった(^^)やはりお目にかかるのはいいもの。とにかく、いまは自分がなにができるのか。どこへ行きたいのか。それにはどうしたらいいのか。目標と目的をしっかりと考えてみよう、と思っている。
2003.12.03
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明日は楽しみにしていた戦略社長塾。子供を預けるあてがついて参加できることになってうれしい。ランチェスター経営関東NO1代理店を主宰する西村さんにお目にかかったのは、20日にあった第一回マドレボニータプロジェクトのイベント。やはり、なにか行動してみると、出会いがあるもの。20日のお食事タイムはとってもにぎやか、みなさんお話が盛り上がっていたようですよ。大盛況のイベントの第二回が12月7日に開催されるそうです。マコさん作成のご案内がとてもよくできているので、そのまま貼り付けます。マコさん&とっさんとも、超!盛り上がっている様子、まだ間にあう、GOGO!++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++マドレボニータの放課後活動(男女共学のススメ)のイベントに参加しませんか?12月7日(日)17:00~です。託児もあります。これからは、情報(インフォメーション)だけでは豊かに生きることはできないと感じてます。やはり、必要なのはコミュニケーションです。コミュニケーションによって、情報もどんどん進化する。だから、女性も男性も、いろんな職業の人が集い、交流し、発信する場にどんどん出ていく必要があるとおもう。マドレボニータの放課後活動は、そんな場として、機能させたいとおもいます。++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ゲスト:水島智裕さん(とっさん) 地に足のついたやりかたで、少しずつ、地道に、豊かさの流れをつくってきている水島さんに、吉岡マコがインタビューするかたちですすめていきます。とっさん!「自分のやりたいことを、まずは会社もやめずに、家族をおきざりにしないで実現する方法」をSTEP BY STEPでおしえて!日 時 12月7日(日)17:00~20:00場 所 吉祥寺アムリタ食堂参加費 8000円(おいしいタイ料理つき)定 員 65人(前回よりも、ゆったりと、お食事やお話が楽しめるようにしました)託 児 お子様お一人1000円。定員がございますので、お早めに!ここで簡単に申し込めます(supported by majilife)。●最新情報*とっさんアフタヌーンプレセミナーとっさんに、よりディープな実践的なオハナシが聞ける、プレセミナーをセッティングしました。とっさんの情熱があふれすぎて、トークショーではおさまりきらなくなってしまい、「4万円で情報起業家になる」せミナーを企画いたしました。こちらは、本気でとっさんに学びたい人むけ。少人数でやります。日 時:12月7日(日)14:00~16:00場 所:吉祥寺のどこか参加費:3000円(トークショーにもご参加予定のかたは2000円、トークショーに11/25までにお申し込み、入金されてるかたは1500円です))託児はありません。参加ご希望のかたは、ここで簡単に申し込めます(supported by majilife)。少人数でおこないますので、定員があります、おはやめにどうぞ。残り席数あと3人となりました!急いで!
2003.12.01
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ちょっといろいろありまして、久しぶりの楽天日記。昨日、一人になりたくて、地図も見ないで、ただ、やみくもに車を走らせていると、ふと、小さな教会が目にとまった。ちょうど、礼拝が始まるところ。そうか、日曜日なんだ――と、初めての教会なのに、ずうずうしく覗き込む。すると、年配の女性にどうぞどうぞと招じられ、聖書と賛美歌を渡され、なんとなく中へ。もうすでに牧師さんのお話は始まっていて、そっと入って後ろのほうに座った。お話は、「心の貧しい人はさいわいである」。木に登ってキリストを見ていたザアカイの話。実は私、その昔、子供のころに近所の教会の日曜学校に通っていたことがあるので、なんとなくストーリーは覚えていたけど、細かいことは忘れてしまっていた。税の取立人ザアカイは、アコギな取立てで私腹を肥やしていた。町へやってきたキリストを一目見たいと思うのだが、大勢の人々に囲まれていて、小さい自分には見えない。しかたないので、木によじ登って眺めていると、キリストに呼びかけられる。「ザアカイや、降りておいで、今夜はあなたの家に泊まります」人々は「なぜキリストともあろう人が罪人の家に」と落胆した。ザアカイは「自分のようなものに」と感激し、「自分の財産の半分を貧しい人に施します。もしだれかから不正な取立てをしていたら、それを4倍にして返します」と涙を流しながら約束するのだった。曰く、「心の貧しい人はさいわいである、天国は彼らのものである」。心が貧しい人が悔い改めることをこそ、主は尊いものとして喜ぶ――ということらしい。ちょっと悪人正機説に似ている?この話、ちょっと考えてみた。ザアカイは私腹を肥やして豊かな暮らしをしていた人。そういう人が、なぜキリストを見たい!と思ったのだろう。木にのぼってまで。きっと、何かを渇望していた。孤独で満たされない、空虚で寂しい心を抱えていた。私も、ザアカイと同じだ。心がもっと豊かで強くて優しかったなら、といつも思っている。すぐに自暴自棄になったり、殺伐とした気持ちになったり、傷ついていじけてみたり。こういう苦しい心を抱えているから、なんとかして良くなりたい、優しくなりたい、強くなりたいと切望している。きっと何度も何度も求めて手を伸ばし、木によじ登っている。そして、だれかの温かさに触れることができたとき、感動で全身がふるえる。なにか素晴らしい気づきを得たとき、無上の喜びに満たされる。そのとききっときっと、天国はここに。心のなかに、私のなかに。「心の貧しい人はさいわいである、天国は彼らのものである」――そういうことなのではないか。でも、仏教でいう悟りみたいで、「天に宝を積みましょう」と、善行をして死後に天国へ、というキリスト教としては解釈がまちがってるかも、スミマセン。なにはともあれ、たまには静かに瞑想したり、聖書や仏典などに触れてみるのもいいもの。今日はちょっとこういう話を書きたくなりました。
2003.11.30
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元気……出さなくっちゃ!ということで、寝る前に、言葉集。人生での経験とはそれをバネにして成長するための教訓なの。だから、ほんとうにひどい出来事なんてないわ。(スーザン・サマーズ)涙で目が洗えるほど泣いた女は、視野が広くなるの。(ドロシー・ディックス)今日この日をありがたく思えれば十分だわ。それは誰にもできること。(ローナ・ルフト)自分にもっとやさしくなってもいいのよ。(アドリエンヌ・リッチ)活発に動いているときには心を平静に保ち、休息しているときには心を活動させておきなさい。(インディラ・ガンジー)常に情熱を保ち続ける人生をおくりなさい。(フローレンス・ナイチンゲール)傑作には、一種独特のシンプルさがあるものです。(バージニア・ウルフ)自分の中に、決して涸れることのない泉がある。(パールバック)大きな目標があるのに、小さなことにこだわるのは愚かです。(ヘレン・ケラー)大事なのは今までのあなたじゃなく、これからのあなた。(エラ・フィッツジェラルド)『とびきり聡明な女たち――英知の言葉100年』(大和書房)より。明日も、歩こう。――――――――――――――――――朝、寝坊してしまって娘の幼稚園のバスの時間に遅れてしまったので、車で送っていく。帰り、甲州街道を走っていたら、ビュウッと強い風が吹いてきて、目の前のいちょう並木がいっせいに葉を吹き飛ばした。いちょうの一葉一葉が朝の光を照り返し、後から後からキラキラと降り注いで、金色の吹雪のなかに身を置いているようだった。ここはどこ? もしかして、天国?瞬間、うそみたいだけど、頭のなかをグレゴリオ賛歌が響いてきた。敬虔な、厳かな気持ちが胸にこみ上げてくる。ふと浮かんだ言葉、「運命」。私が尊敬してやまないタロットの図像研究家、伊泉龍一先生は、いつかの講義で、「運命はあると思いますか?」と問いかけた。「あるともないともいえませんよね。確かめようがないですよね」「たとえば、バレリーナを夢見る少女がいたとして、ある事故をきっかけに夢をあきらめなくてはいけなくなった。入院生活を通して出会いがあり、結婚をし、今までとまったく違う自分の新しい夢を見つけたとしたら、その事故は彼女にとってどういうできごとだったと思いますか?」「後になって、『ああ、あれは運命だった』と思えるその気持ち。不運も幸運も、いいことも、そうでないことも、すべての出来事や出会いが、自分のなかで見事につながったときに感じるえもいわれぬ感触――それが、『運命の環』の札なのです。運命のあるなしじゃなくて、自分のなかのハッとする気づき。それこそが生きていくことの醍醐味なのではないでしょうか」夢をみて計画を立てて努力して何かを実現していく。私はそういうのが好き。だけど、どんなにしっかりと計画して努力を積み重ねたつもりでいても、ときに、唐突に思いもかけないできごとが起こり、思いもかけない場所に連れ去られる。何もかも、一気に飛び越えて、いるはずのない場所に、出会うはずのない人といる。そういうのを、なんといったらいいのだろう。また、思念は飛んで、昨日観た映画「ロゼッタ」を思う。焦って這いずり回って必死で求めて、求めて。ついに抱えている荷物が重すぎて転んでしまう。ああもう立ち上がれない。もう限界だ。みじめな気持ちと絶望で心がいっぱいになったその瞬間――差し伸べられる、温かな手。大丈夫、世の中は優しさに満ちている。美しさがあふれている。なにが起こっても、起こらなくても。ありがとう、ありがとう、ありがとう。すべてに。今日はいったいどうしたというのだろう。涙が出るほどに人生がいとおしい。いちょうの葉が降りしきるこの朝の情景をいつまでも覚えていよう。
2003.11.26
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今朝の日経新聞「春秋」は、若者たちが携帯メールをさかんにやりとりする話から、正高信男・京大教授の『ケータイを持ったサル』の話題。ニホンザルには「クーコール」というコミュニケーションがある。これは情報や意思の伝達ではなく、「森の中で姿が見えない同士が存在を確認し合い、情緒的につながって安心を得るシステム」だそうで、同著では、このクーコールと若者の携帯メールを重ね合わせているのだという。個人的には携帯メールってほとんど使わないこともあって、この春秋を読んで私は、クーコールは、携帯というより、楽天日記のコミュニティに近いのではないかと思った。携帯メールも電子メールも所詮1対1のコミュニケーション(チャットやMLをのぞいて)。基本的には手紙やFAXの進化形で、相手からレスがなければ一方通行でやがて途絶えてしまう。けれど、楽天日記は、いつも集団とアクセスしている、コミュニティのなかにいる、という不思議な感覚がある。直接的にだれかと言葉を交わさなくても、自分の日記を更新するだけで。たとえば、おかげさまで私の日記をリンクしてくださっている人は100人を超えたのだけど、私が日記を更新すると、一斉に100人以上の方のおすすめ新着に出る、ということ。さらに、みなさんそれぞれたくさんの人たちとリンクし合っていて……。楽天市場にも新着情報が出るから、延べにするとどれくらいの人数が日記の更新を知るだろう。どれくらいと「つながった」ことになるのだろう? 自分の日記にもリンクしている50人の更新情報が次々入ってくる。楽天日記を書くって、クーコールそのものじゃない?更新されれば読みたくなり、「ああ、今日はいいことがあったようでよかった」「体の調子が悪いようだ、大丈夫かな」――。姿が見えなくとも、日記の書き手の様子を思い浮かべてしまう。ほとんど無意識。だから、楽しくもあり、時につらくもあり……。『ケータイを持ったサル』か。読んでみようかな。オチが、春秋に書かれているように、単に「日本語の乱れ」を警告するものなら、昔からある「いまどきの若者は的お説教本」でおもしろくないけど。この妙な?コミュニティの意味や正体、向かうところを知りたい、とこのごろよく思う。
2003.11.24
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結婚記念日(本当は11月22日なんだけど)。腕によりをかけたスペシャルカレーに、先日の親友の結婚式の引き出物だったスパークリングワインを開け、二人であっという間に飲んでしまった。うまいっ!ありがとう!なので、今日はシャックリしながらの酔っ払い日記です、お許しを。あー、まじで酔っ払ってるー。グラスを手に、白熱する話題は、「どうしたらお金持ちになれるか?」。さすが沢木さんちっていう感じ?やはり、パートナーと明るくお金の話をする習慣が大切ですよね、マコ先生。今の日本でお金持ちになりたいなら、サラリーマンでは難しい。上場企業の役員でも(なるの、大変ですよ~)、下手すると年収2000万円切ってしまう。一方、社長の年収は平均3000万円。それも大企業も中小零細も含めて。お金持ちになるならやはり創業者か? 実は少し前からあるプロジェクトに誘われていて、興味を引かれてる。それを打ち明けると、「へえ、おもしろそうじゃない」とダンナものってくる。そういうとこ、非常に柔軟で助かるわ。しかし、彼は、言う。「でも。結局のところ、自分が何をやりたいか、どうなりたいか、だよね」彼は子供のころからジャーナリストになるという夢しかない。今いるところで書かせてもらえなくなったら別のところ(媒体)を探すだけのこと、といい、「人生迷ったことがない」そうだ。「君はなまじ器用で働き者で、いま会社員という身分もあって、○○という媒体がある。さらに今回本を出せて可能性も広がった。いろいろできるから、かえって悩むんだよね。そういう人こそ、頭を整理して、ストレートに一番やりたいこと、目的に近いところからやったほうがいいんじゃない? 何がしたい? 何が目的? お金持ちになりたいの? 作品で認められたいの? 例えば小説家になりたいとして、いろいろやって、サァ50歳でデビューといっても、なかなか大成するのは難しいよね。もちろん本人の満足がいちばん大事だけど。MBAとか会計士といっても、それが『何か』のための『回り道』なのだとしたら、時間がもったいないじゃない」うむむ。私だってね、やりたいことはとっくに決まっているのよ。でも、さぁ。「もちろん奥さんがお金持ちになってくれると俺もうれしいよ。社長になりたいなら、応援する。でも、やりたいことやっててみんなで貧乏になっても、それも楽しいからいいよ。とりあえず、こいつら(2人)が元気に育ってくれたらそれでいいもんね」お、いいこというじゃん。中谷彰宏の『君はこのままでは終わらない』にも、「成功しそうなものを探そうとするから失敗する。過去を振り返って、やりかけになっているものを仕上げること」って書いてあったっけ。「とりあえず、5年後どうなっていたいか、そのくらいから逆算して考えてみたら?」この連休(ってあと一日だけど)、それを考えてみるかな。とりあえず、5年後も一緒にシャンパンを飲もうね。
2003.11.23
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「THE21」1月特別増刊号で、「幸せなお金持ち」になれる9冊の本として紹介されました。この増刊号はすごい。「サラリーマンでもお金持ちになれる100のメソッド」という題で、巻頭インタビューがロバート・キヨサキ、特集が「ユダヤ人が教えてくれた……」本田健、「斎藤一人が教えてくれた……」。うーん、見てるだけで景気いい気分になってくるな~。――――――――――――――――――――今日は宝飾関連の女性経営者の方とご一緒した。先日講演を聴きに行き、おそるおそる、『幸せ力』と名刺を渡してきたのだが、なんと直電があり、「のめり込んで読んでしまった。とても感動しました!」と。電話で話しているうちに話が盛り上がり、「会いましょうよ!」。さすが社長は展開が早い。即アポだ。ということで、今日。なんだか、まだぼんやり。逆立ちしたい気分。私より一回りくらい年上で、美しくエレガント、それでいて気さくで明るい。こうなりたい、と素直に思えるひとだった。サラリーマン(ウーマン)だったが、男社会の会社で女性としてやっていくことの限界を感じ、起業。こつこつ、手堅く、大好きな商材に徹底的にこだわり、ビジネスを育てていった。自身の商品を「この子が……」と話すなど、本当に「育てる」という感じ。12年間1枚のDMも出さず、これといったPRもせず、信頼を積み重ねてのサロン式の優良経営。とはいえ、すべて順調であったわけではなく、裏切られてしまったり、自分の企画を大手にパクられてしまったり。商材選び、裏側、難しさと楽しさ……夢中で聞いてしまった。「寝ている時のほかは、ずーっとものを考えているけど、24時間自分のものっていうのは、快感よね。イエス、ノーの決済は自分でする。会社のなかのいち企画を任されて、でかしたでかしたっていわれても……自分で成功する喜びとはぜんぜん違う。全部受け止める覚悟がある人にはやめられないおもしろさよね。ビジネスはイエスかノー。やるか、やらないか、2つにひとつなのね。中途半端ってないのよ」「私ね、コンサルってあんまり信用しないの。MBAを取った若いお兄さんの能書きを聞くくらいなら、大福一日100個売るおじさんをそばで見ているほうがずっと勉強になるんじゃないかと思う。結局、自分でやりぬくしかないのね」「好きな仕事をして、好きなときに海外旅行にもいけて、好きなときに美味しいものを食べられる。幸せだわと思う。バックも親の財産もない。ゼロになっても死ぬことはないって。でもね、そう思えるようになったのは最近かな。若いころはがむしゃらだった。いつも気が張ってたし、友達に肩パット3つくらい入ってるってからかわれていたし。年をとってよかったわ」ああ、いいな!私もぜったい言うんだ、あと十年後。たおやかに微笑みながら、「若いころはがむしゃらだった。年をとってよかったわ」……こういうふうに微笑めるのは、実際にやってきたから。努力を重ねて結果を出してきたから。「私に与えられる苦労や試練は、神様が切り抜けられると思って与えてくれるのだと思ってるの。これを超えないと次にいけないんだって。そう思ってありがたく受け止めて試練と戦うことにしてるのね」タダで3時間生講義を聴いたうえ、さらにケーキのお土産まで。。人の話を聞くのは100冊の本より学びがあるというけど、ほんとうだとつくづく思う。一度の人生、なんの躊躇がいるの? 何をおそれることがあるの? やりたいことがあるなら、やればいいだけじゃん。もう、なんとでも言って。会いたいひとに会う。つくりたいものをつくる。行きたいところへ行く。方法が分からない? 難しそう? OHHHH!頭がついてんじゃん、ここに。まだまだ、いくわよ。素晴らしい出会いに、感謝。
2003.11.22
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さあ、いよいよ11月20日のマドレボニータプロジェクト主宰のディナートークショーが近づいてきました。吉祥寺で美味しいディナーをたっぷり楽しみながら、幸せな気持ちになれるという……(笑)(http://plaza.rakuten.co.jp/madrebonita/ )なんと!楽天世界の超有名人、ベストセラー『幸せな宝地図であなたの夢がかなう』の著者、歩くシンクロマスターさんhttp://plaza.rakuten.co.jp/takaramap/ も日記http://plaza.rakuten.co.jp/takaramap/diary/ #2003-11-16でご紹介くださいました。ありがとうございます!!「家族との幸せ、自分の人生のトータルな幸せ、という視点を置き忘れずに、やりたいこと、ビジネスを実現させる方法」――そうですね、吉岡マコさん、ありそうでなかったテーマかも!最近はネットで検索できるので、読者のかたから、たくさんメールをいただきます(なかなかお返事できなくてごめんなさい。でもちゃんと読んでいます)。そのなかで、こんなのがありました。「ストーリーはとてもよく分かりましたが、『成功』という言葉がたくさんでてきて、私にはちょっとプレッシャーに思えてしまいました。成功しなくても幸せだったらいいのではないでしょうか?」これを読んでハッとしました。『成功』って、とてもいい言葉だけど、成功の反対は落伍者のような、なにか勝ち負けのような印象がある。「成功者」というと、地位も名誉もあるお金持ちのおじさん、のようなイメージがあります。だから、女性のなかに、『成功』という言葉をちょっと強いと感じてしまうひとがいるのかしれません。そこで、ちょっと、広辞苑で「成功」をひいてみました。せいこう【成功】①目的を達成すること、事業などをなしとげること。②転じて、地位や富を得ること。③事業を成就した功績。そう、実は私たちがイメージしがちな「成功」――地位や富を得ること――は、「転じて」なのです。いっとう先に来ているのは、目的を達成すること。大事なのは、「目的」だったんですね。じゃ、「幸せ」は?しあわせ【仕合せ】①めぐりあわせ。機会。天運。②なりゆき。始末。③幸福。好運。さいわい。また、運が向くこと。幸せは、じつは「仕合せ」「めぐりあわせ」「機会」なんですね。この日記を読まれたのも、わたしの本を読んでくださったのも、どこかでお目にかかったのも――きっと、なにかのめぐりあわせ。11月20日はぜひ、あなただけの、「成功」や「幸せ」について一緒に考えてみませんか?11/20(木)18:00~21:00 JR吉祥寺駅徒歩5分、「アムリタ」にて。マドレボニータの皆さんの素敵なダンスショーもありますよ!詳細・お申し込みはマドレボニータさんhttp://plaza.rakuten.co.jp/madrebonita/ へ。
2003.11.16
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やられた。昨日は悔しかったー。マンションの前に車を止め、買い物の荷物とを降ろして子供たちを連れていったん中へ。そこですぐに車に戻って駐車場に置きにいけばよかったんだけど、家に帰るとちびたちが「おなかちゅいた」「おしっこー」「パズルやる~」といろんなことを言い出し、相手をしているうちに、小一時間。ハッとして玄関へ。やられてました、右のミラーに例の黄色い輪っか。駐禁は罰金1万5000円だよ、イタイ!!!!私のマンションはとても静かな川沿いに建っていて、交通も少ない。前方は行き止まり。隅の方に少々車を止めていたって、道をさえぎることもない。そんなところで、なぜ、たった1時間で輪っかがはめられてしまうか? 簡単です。マンションから少し奥に入ったところにある住宅街の人たちが通報するから。わがマンションの住人は何人もやられている。目ざとく見つけて、速攻で通報するんだそうだ。そんなんでいちいち駆けつけてくる八王子署もご苦労さんですという感じだけど。その話を聞いていたので、いつもはちょっと歩いたところにある駐車場に車をとめてから家に帰っていたのだけど、昨日は寒くて、風邪気味の子供をすぐに温かな家に入れてやりたかった。それがいけなかった。いや、そもそも駐禁はいけないことなんだけども。すぐに通報しちゃうほどの、マンションと住宅街の敵対感情……。根が深いんだろうな。建てるときに日照権でトラブったりとかしたんだろうか。この話を考えていて、小学生のころに読んで衝撃を受けた物語、『三丁目が戦争です』を思い出した。子供たちの小さな争いがどんどん発展して、団地の住民と住宅地の住民との戦争になる。やがてそれが日本中に広がって……。ラストも衝撃、挿絵も不気味で、子供心にグサッとくる物語だったのだ。会社に入ってから、各地を取材するようになり、全国いたるところで、新住民と在来の人との争いが展開されていることを知った。ニュータウンがあるところは、たいていその近くの古くからいる住民と仲が悪い。互いに首長候補を立てて、怪文書が飛び交う、嫌がらせが相次ぐ、すさまじい選挙戦を繰り広げていたところもあった。そのたび私は子供のころに読んだ『三丁目が戦争です』を思い出したものだ。隣り合って暮らしている住民同士が、地域間抗争になりやすいのはなぜだろう。その集合体に属しているだけで憎い……というような。もうとっくに廃刊になっているだろうと思いつつ、ふと、『三丁目が……』をアマゾンで検索してみると、あった! 著者、筒井康隆だったのか。妙に納得する。私がこどものころ、1970年代、児童文学は全盛期だった。才能ある新人が次々に力強い作品を発表する。ワクワクするような魅力的な作品がどっさりあった。風刺や時代ものなど、異色の作品も多く、楽しかった。高度経済成長とベビーブームで、親たちが子供に本を買い与えられるほど豊かになったり、子供関連がマーケットになるとか、そういった時代背景もあったのだろう。本屋さんへ行くと、当時夢中で読んだ名作の数々が今でも書棚に並んでいる。当時と変らない装丁のものも。70年代以降、目立った作家が続いていないということなのかもしれないけれど、大人の本では考えられない息の長さ。と、いうわけで、『三丁目が……』を注文(最後の一冊だった~)。それから、戦争もの?で大好きだった『チョコレート戦争』も、注文。あのときの気持ちに戻ってみようっと。
2003.11.14
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ちびが熱。保育園から呼び出しがあり、あわてて飛んでいく。朝は元気だったのに、突然熱を出すのよね・・・。鼻をたらしてぐったりしているから、風邪の模様。やんちゃで散らかしまくりのちびだけど、元気がないとかわいそうになってしまう。さて、ちょっと今日は選挙の話がしたくなった。「マニュフェスト」(政権公約)という言葉が飛び交った回の選挙。さすがに政権交代はなかったけど、民主は躍進、自民が伸び悩み。共産党と社会党は惨敗。いよいよ2大政党制の様相になってきた。今回の選挙、おもしろかったのが重鎮の落選が目立ったこと。なんと、小選挙区でおたかさんが敗退した(比例で復活当選)のにはビックリ。辻元氏の秘書給与問題と拉致問題でかなりイメージダウン。おたかさんブームで無敵だったマドンナ旋風の時代はもう隔世の感がある。辻元の問題が浮上したとき、この件を少し取材したことがあるのだけど、事務所の対応に唖然とさせられたっけ。まあ、この話は詳しく書かないけど。ヤマタクこと、自民の副総裁、山崎氏も超恥ずかしい女性スキャンダルで、民主党の新人候補に敗退してしまった。「英雄色を好む」では、もう世間は許してくれなくなったね。そうそう、早稲田のバカ学生の集団婦女暴行事件を「元気があってよろしい」と大失言した自民党の大物太田氏も落選(比例で復活当選)。並べるとなんか、情けない感じだな~。朝日新聞で「候補者X」という特集があった。無名の銀行員が退職して国政を目指す話。ああいうふうに、いま、世襲でもない、地盤もない、無名の、でも志と人間性は高いという民間の人が政治を目指している。そういう人材を受け入れているのは民主党なのだ。自民党は相変わらず世襲で、婦女暴行事件を「元気があって……」なんていうどうしようもない議員をいっぱいかかえている。議席数だけみると、第一党だけれど、その質はどうだろう。なぜ、小渕の娘のような世襲の議員やタレント議員が次々と出てくるのか。志と実力のある優れた民間人を育てよう、というふうにならないかというと、簡単なこと。選挙に通らないから。選挙に通るには、確実に入れてくれる組織票、あるいは知名度があること。代々続く後援会があったり、地域や企業の確実な応援があって、確実に票読みができる候補がほしい。無党派層を取り込めそうなタレント議員もいい。政党にとって一番大事なのは議席。選挙に通るかどうかわからない優秀な人より、確実に通るおぼっちゃまがいい、ということなんだろう。だけど、いまはまだみえないけど、未来があるのは本当の意味で確かな人物を抱えている政党なのではないだろうか。今回民間から通った新人議員の皆さん、無名だ、新人だ、なんてことに負けんなよ!よーし、私も「マニュフェスト」、つくっとくかな。1年後、5年後、10年後。その気持ちが大切なのだわ。
2003.11.12
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なんだか、忙しい一週間だったな。スケジュール帳をながめていると、不思議な感じ。前夜泊で地方のラジオの朝の番組に出たり、保育参観があったり。保護者会が2回、雑誌の原稿の締め切りが3つ、本の打ち合わせ……で、その間にマザリングワークスのみなさんとお話したり、ジュエリーの会社の女性社長の講演会も聴きにいっちゃったり。盛り上がってると、なんでもできちゃうのね。(こういうときにナポレオン・ヒルが一日何度も迷惑電話かけてくるもんだから、温厚な私も?日記にイカりをぶちまけてしまいました。今日はかかってこないな。日記読まれた?)ふーっ、やっと一息。今夜は落ち着いて静かに考えよう。これからのこと。これからの、仕事と人生。大目標と中目標と小目標。やりたいこと、なりたい自分、行きたい地平。人生なんて、水ももらさぬ計画を立てたって、その通りに行くはずないし、思っていたのとぜんぜん違うほうへ行っちゃったりするのがおもしろいところなんだけど、計画を柔軟に変えていくことと、無計画は違う。人生は「デザインしよう」と思った時点で、急に楽しくなる。人生、一度きりだもの。どうせならやりたいことをめいっぱいやりたい。うんと充実感を味わいたい。満足のいくものをつくりたい。人のためになりたい。計画、目標、プラン、プロジェクト、戦略、ターゲット、設計、案……。辞書をちょっとめくると、未来をあらわすのに、いろいろなことばがある。人は未来のことを考えるのがよほど好きなのだろうな、とおかしくなる。戦略=strategy; stratagem.計画=a plan; a project; a scheme; a program;設計=a plan; a design.目標=an aim; a mark; a target; a goal; (エクシード英和辞典)
2003.11.11
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ナポレオン・ヒルのしつこい電話勧誘について書いたところ、アクセス数、すごかったです。知名度高いですね、ナポヒル。にわかにどういう会社なのか興味がわいて来ました。社員とかどれくらいいるんでしょうね。掲示板にも、ナポヒルについてや勧誘撃退法についてメッセージをいただきました。役立っておもしろいのが多いので、ご紹介します。★cheranさん「本当に困ったものですね。私も似たような経験があります。仕事場にも、電話が掛かってきて当時公衆電話から2,3時間話したが解決せず、職場のひとも呆れていました。もう、10年近く前の事ですが、体質はよけいひどくなっているのですね」そうそう、私の友人も会社にかかってきて「あなたのビジョンを話してください!」と説得されたそうです。職場で「ビジョン」と言われたってね……(苦笑;★majilifeさん http://plaza.rakuten.co.jp/majilife/ 「うわ、最低ですねえ。確かに最近あの会社は広告も増えてますし、何かあったのかも知れませんね。ナポレオン・蛭を売ってる人が、一番その成功法則とやらから遠い事をやってる時点でアウト。アメリカだと、本人の名前を聞いて、マネージャーに繋いでもらうところですけどね」ナポレオン・蛭、という字に笑いました。うまい。へえ、最近広告増えているのですか。営業強化月間なのかな。私が本をもらったのはもう1年前くらいなので、古い名簿も引っ張り出しているのかもしれません。身に覚えのある方、お気をつけください。「電話で契約とるのって、すごく効率悪いんですけどね、押しに弱い相手をカモるつもりなら、電話は最高ですけど、対等で末永く付き合いたかったら、電話は使わないですよ」ああ、そうかも。電話ってそもそも身構えてしまう。やっていることを無理やり中断させられて、強引に話を聞かされる(ナポヒルの場合、立て続けに質問され、答えさせられる?)ってかなりツライ。最初の段階で損していますよね。★マドレボニータさん http://plaza.rakuten.co.jp/madrebonita/ こと、吉岡マコさん。 「ひえー、電話かー。そこまでくると、もう、宗教ですね。教材やセミナーのためにローンを組んでる人がいるというのもびっくり。ちなみにわたしがテレアポの電話を撃退するのに使う手はですね、「奥様ですか?」とかいわれたら、「いえ、わたしは留守番のもので、奥様は外出していらっしゃいます」というやつです。奥様なんて人はうちにいないのですがね(笑)。すぐに切れますよ」アメリカの「成功ビジネス」って、すごいらしいですよね。最近読んだ『ファーストフードは世界を食い尽くす』(エリックシュローサー、草思社)にもその様子が出てきて、・陽気でいること・勇気を出せるように訓練すること・楽観的に考えること・絶対にあきらめないことと聴衆に向かって説き、会場で『成功者たちの話』という教材を売っている、という場面が出てきて、これか~と思いました。「奥様は外出しています」っていいですね(笑)、電話セールスはきまって、女が出ると「奥様ですか」と言うんで、今度やってみよう。★QOYさんhttp://plaza.rakuten.co.jp/qoyh8/ 「私も、ナポレオン・ヒルの電話攻撃ありましたが、一度、(コードレスだったので)何かをしながら、そうですね、そうですね、と2時間ぐらい??徹底的に話を聞いたフリをして断ったら、それいらい、電話こなくなりました。お忙しいとは思いまずが、それも一つのてかもしれません」みなさん被害にあっていますね~。なるほど、逆に、相手がうんざりするほど話を聞いちゃうっていうのいいかもしれませんね。電話だと、なにかしながらでも分かりませんしね。こんどアイロンでもかけながらやってみようかな。★煙んパスさんhttp://plaza.rakuten.co.jp/nosmoke/ のアイデアおもしろいですよ~。 「私なら・・・「今、葬式中なんです」「今、火事なんです」という気まずい系で相手を落ち込ませるか、または「すでに解脱が完了しましたので、もう必要なくなりました」「子羊達よ、終わりの日は近い。悔い改めよ」といった宗教系のリアクションで相手を石化させることを狙います。どうか試して見て、結果を教えてくださいませ。私、やった事ないんで(^^;;」発想がおもしろいな~と思ったら、さすが、煙んパスさんは11月下旬、『「やめたいのにヤメられない!」がスパッとやめられる10秒日記』という本を出版されるそうです。問答無用、相手が絶対黙っちゃうっていうものをバーンと出すっていうのはいいかも。こっちが妙な宗教のカリスマに変身し、逆勧誘をしかけるっておもしろいかもしれませんね。「電話の向こうのあなた、悪魔に取り付かれているのが私にははっきりみえます~、あああ、大変です~、いますぐ、お布施をしないと~、口座番号は……」作家が続きます。★一人社長モティベーターさんhttp://plaza.rakuten.co.jp/wkwk1/ こと、 ベストセラー『1人ビジネスであなたも年収1000万円稼げる!』の西田 光弘 さんからも、メッセージをいただきました!「「持ってます」「もうすでに使っています」というのが効果的です。二度とかかってきません」なるほどなるほど。新聞勧誘もそうですよね。勧誘員と販売店は別組織だから、取ってますというと簡単に引き下がってくれたりしますよね。ああ、ナポヒルのおかげで楽しかったです(笑)。みなさん、ありがとうございました!!よーし、電話かかってこーい! なんちゃって。
2003.11.10
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ナポレオンヒル、一時すごく勧誘がしつこくて辟易したけど、ここ半年ばかり静かだったので、すっかり油断していたが、担当者が変わったらしく、猛攻が始まった。一日3回はかかってくる。土日だろうと朝の忙しいときだろうと、夕食の準備中だろうと、お構いなし。留守電にして出ないようにしようかとも思うけど、仕事の電話や幼稚園の連絡網などがあるので、電話に出ないわけにもいかない。本当に迷惑きわまりない。やっと寝た子供を起こされてしまうことが(うちは狭いんだ!)、どんなに腹立たしいか、子を持つ母ならば分かるはず。貴重な時間を返してくれ!「結構です」「出かけるところ」「取り込んでいるので」どれを言っても通用しない。以前、「購入する気持ちはございませんので、リストからはずしていただけませんか」と言ったら、「なぜですか?」となぜなぜ攻撃&「そんなことじゃ、人生無駄にする」という説教攻撃にあって長長電話になってしまったので、「すみません、忙しいので! ガシャン!」に変えているんだけど、ちっともひるむことなく、何度だってかけてきやぁがる。だいたい、あの教材って原価いくらよ? 教材ビジネスは美味しいって、(お仲間?)「億万長者入門」が明かしている。大昔、うっかりして無料の本をもらってしまったのがいけなかった。あれは住所、氏名など、個人情報を書かされるところがミソ。本の綴じ込みはがきとかだったらそういうへまはやらなかったと思うんだけど、ネットの世界はこざかしいからくり、仕掛けがいっぱい。まぐまぐとか、誰かのメルマガとかに、「書籍無料進呈」とか、バナー広告が入っている。それも正体は明かされていなくて、とても魅力的なキャッチフレーズで誘っている。私のようにたくさん本を買う人は本といわれると抵抗感がないから、ついクリックしてしまう。簡単なフォームがあって、ちょいちょい、と記入。それがいけない。ナポヒルのせいで失った時間。心の静寂。営業トークに害される気分。・・・それらを費用換算すると、本代の何倍になるだろう。まったくタダより高いものはない、のだ。マーケティングのテキストに、人は欲しいものはもうない、とあった。市場は飽和状態なのに、あらゆる業種が拡大、上昇志向。となると、営業強化(つまり押し売り)しかない。営業には個人情報。メールはすぐに削除されてしまうので、できるだけ近いメディアがいい。ということで、電話になるんだろう。そのうち、接近戦とかいって待ち伏せされるかもしれない。くわばらくわばら。ネットに住所やら個人情報を書き込むのは、よほど慎重になったほうがいいね。
2003.11.09
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今日は秋らしく暖かく、気持ちのいい一日だった。自然育児友の会の内田さんに教えてもらい、小金井公園での「お月見のつどい」というイベントへ。たくさんの食べ物やおもちゃ、名産品などを扱うテントが並び、野外舞台がしつらえられ、大道芸や大きな絵本の読み聞かせなどがあって、子供たちも大喜びだった。思いがけず、『ひと月9000円の快適食生活』で有名な魚柄仁之助氏にお目にかかった。ちょっと野武士っぽい雰囲気でどきどきしたけれど、話し始めるととても気さくなかた。「会社員の副業禁止規定はおかしい。3つか4つの人生の選択肢を持っていないといけない。だって、会社が一生面倒みてくれるわけじゃないでしょ?」「ボランティアはよくない、どんなことでも金銭が発生する仕組みにしないと結局は発展しない」……などなどと話が盛り上がる。近いうちにご自宅へ伺うことに。なんでも、囲炉裏があるらしい。ほんとに食費9000円なのかな?・・・・・・・・・・・・ちょっと面白い話。楽天の有名人のお二方、ツイてる☆とっさん!と、http://plaza.rakuten.co.jp/shiawaseotousan/ FAIR CHILDさんと、http://plaza.rakuten.co.jp/fairchild/ 私、沢木の3人、誕生日が同じ6月28日生まれだったことが判明!これまたおもしろいのが、私は11月20日にマドレボニータの吉岡マコさんのディナートークショーでお話するのですが、私の次にお話するのが、ツイてる☆とっさん!こと水島智裕さん。FAIR CHILDさんは、マコさんのサイトからここへお見えになられたんです。3人がマコさんでつながっている、というところが不思議ですね。3人の共通点は・・・きっとお話したらいろいろあると思うけど、子供好きで家族を大事にしている、ということでしょうか。でね、お二人は男性にしては(失礼だったらごめんなさい)感受性が豊かで、人当たりがソフトだと思うわ。それでものを書くのが大好きなはず。ツイてる☆とっさん!のトークショーは、12月7日(日)17時~20時。柱は2本。・4万円で情報起業家になる。・自分の幸せと、家族の幸せの関係。→とっさんの小冊子プロジェクトはどうやったのか?→それをしていて、家族(妻と子)との関係はどうなったのか?ね?いいでしょう?(トークショーのお申し込みは、http://plaza.rakuten.co.jp/madrebonita/ )FAIR CHILDさんは、男の育児=仕事と育児の両立を日記のテーマとされていて、パパの立場からみた育児の話パパの立場からみた育児をする女性ママの育児・家事からの解放を語っています。メーンのサイトはこちら↓http://www.geocities.jp/fair_child0212/ ね? いいでしょう。ちなみに、同じ誕生日の有名人には、中村あゆみ、藤原紀香、水野美紀・・・といった人が。
2003.11.08
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