蝶々結び

ガラス瓶




手に持った

ガラス瓶を

するりと

手放した



きれいに砕けた

ガラスに差し込む

まぶしい光


頬を伝う
涙に光る

いつか、この痛々しい砕けた山も

越えていけるだろうか




元には戻せないでいいから

踏み越えて行けるだろうか



その砕けたものを

優しくすくい上げて

いくら紅を流そうとも


逃げないで居られるだろうか






落とさないように

後悔しないように









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