ひっそりとした時間

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らる935

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2024年11月18日
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カテゴリ: 映画
友人ふたりが「桑名のごく見慣れた土地が出ている」という情報に
さっさと乗っかって見てきました。
そんな。桑名が出てくる言うても、
ちょっとしたシーンだけでしょ?と思ったら
がっつり駅出てました。何度も。
しかも、
懐かしの「桑栄メイト」稼働時再現、
(実際撮影時に営業している風にセットしたらしい)
そのコースやった、駅はその階段やった、
今は閉鎖されている場所・・・ひたすら懐かしい。

寺町とか日永屋さんとか出てる。
超ローカルやん。

とか、他にも桜並木のある堤防(歩道)
近くに六華苑があるので結婚式とかあるもんね、、
てな感じでした。

出演者の目を通して起こる様々なできごとが
実は少しずつつながっていたというものが
「相身互い」に通じる話で、
そこそこ田舎ではなるほどあり得る話でした。
結構世間が狭いのだ。

***

これは自身の話です。
母は昭和に他界していますが、
わたしがまだ20代前半に転職をして、、、
結局会社員に戻りました。
そのときは派遣社員として
1ヶ月更新で、営業事務として
名古屋市中川区の某企業に通勤していました。
近鉄電車で各駅停車の駅。
そこから10分以上歩いて通っていました。

最初の更新が決まったあと、
自身がサポートしていた社員の人が
とある関係会社へ継続的に呼び出される事が多くなり
6ヶ月更新の仕事となってから
社内でわたしより少し早く入ってきた女子社員に
近くの地理やそのちょっとした歴史やスキャンダルを
いろいろ聞くこととなりました。

何もかもが新鮮で面白く感じたわたしは
帰宅するとほぼ母に話していたと思います。
母はわたしが言う地名を聞いて驚いていました。
自分が若いときにその地名にある公団住宅あたりに
大きな企業があったとのこと。
そしてその企業に通っていた話を少しだけしてくれました。
なんという偶然かと母は思ったらしいです。

そしてバス通りの名前などを詳しく聞いた何ヶ月かあと、
夫婦そろってそのあたりに行ってきたそうです。
川のほとりにあるお地蔵さんにお参りしたと。

遠い遠い昭和の話で、
母にとってもわたしの話から思い出す、
戦前の子供の頃のことなどをいくつか聞かせてくれました。

派遣社員として6ヶ月更新を繰り返していたとき、
母は身体に異常を感じて近くの病院へ行き、
急に入院することになりました。
しかも入院先は近くではなく、車で30分くらいかかるところ。
毎日のように早退することになり、
迷惑がかかると思ったわたしは
派遣会社と相談して、その勤務先の仕事を
別の派遣社員の人と交代させてもらうことにしました。

そしてまた別の企業へ派遣社員として行くことになりますが、
退社時間がかなり早い会社でした。
そこも近鉄沿線だったのですが、これまた各駅停車駅で、
大変不便な場所にあったため、
ときどき車で通って、当時は駐禁のない会社前に
マイカーを停めさせてもらっていました。

「アイミタガイ」という内容とは全く違う話ですが、
映画のあと、ふとその頃の母を思い出しました。
何か驚いていた母の表情とか、、
あまり語らなかったので質問攻めにしたこともありましたが、
いくつかの質問には答えてもらえませんでした。
もう一生謎。

***

映画では若い人たちが「アイミタガイ」を感じる
様々な出来事に遭遇していきます。
それに気づくことがとても幸せなことだと感じました。
すぐ前に見えているものではなくて、
見えなくてもどこかでつながっている世界はあるよ。
気づくこと感じ方が変わるよね。





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最終更新日  2024年11月20日 11時46分19秒
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