親子で磨く「マネー力」
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現物の金を買うには、金貨で買うか、金地金(延べ棒)という選択肢がある。 金貨は、「なんか可愛いいよね」というコレクターとしての喜びがわく。延べ棒は、たとえ小さいのでも、「おおお! 金ではないですか!」という貫禄がある。「ま、好みでしょー」と言ってしまえばそれでオシマイなのだが、気をつけたいのが、手数料について。 金地金は、500g未満の場合は、バーチャージというのがかかってくる。 これは重量によって違い、重量が少ないほど、割高なので、10gを10枚買うよりも、100gを1枚買ったほうがよい。 合計が、同じグラム数になるからと思っていたら、損をするので注意。(そういえば、子供によっては、100円5枚のほうが、1000円札1枚より喜ぶ。これは合計金額も違うから、ダイジョウブ?って突っ込みたくなるけど(笑)、硬貨をたくさんもらったほうが使えると思い込んでいるのだろう。かわいいよね) さて、金貨のほうには、「プレミアム」という手数料が上乗せされる。金貨に加工する手間賃、つまり「模様つけたから、お金を余分にとるよ」というもの。これは一見、金地金の手数料より、割高なのだが、実は、売るときに、「模様ついてるから、高く買ってよ」と上乗せがされる。だから、売るとき、傷がなければ、金貨のほうが勝ち! つまり、500g以下で、売る予定があり、私はきれいに保存できるもんという人なら、金貨のほうが、お買いトク商品といってもよいはずだ。以上、少額投資家の金投資のおハナシでした。
2005年10月10日
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