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快の原則

な人は好きです。
不快 を与える人は嫌いです。

子どもにとって母親は、お腹が空いたとき (不快) お乳を飲ませてくれる (快になる)
おむつが濡れている時 (不快) 替えてくれる (快) 、というように快を与えてくれる人です。
だから子どもは親を信頼し好きになります。
好きな人の言うことはよく聞くものです。
もちろん、時には不快なことを言う必要もあります。
しかし、これは最終的に子どもにとって快に結びつくからです。

自立の時期の子どもは言うことを聞きません。
こんな時、口やかましく注意するのはほとんど無駄です。
二、三度注意し、見守っています。
運悪く、失敗したり、痛い目にあったとします。
大切なのは、この後です。
「あれほど、注意したでしょ」とか「言うことを聞かないから」
と子どもを叱ると、子どもは傷つき泣いているのに、また母親から
叱られるのです。
これでは、子どもはやりきれません。

なぐさめてやればいいのです。
子どもは母親の優しさを感じ、お母さんの言うことを聞かないと
痛い目に合うのだと学びます。

人を快にするのは簡単なことではありません。
甘やかせば快になるかと言えばそうではないのです。



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