へっぽこ院長の独り言

【重要な立位訓練】


【立位訓練の重要性について】
担当の医師またはPTが立位訓練に消極的な場合、その理由をたずねて、どうしても不可能という理由がなければ、積極的に要求していくことが大切です。また、自宅でも、工夫して毎日のメニューの中にぜひ取り入れてください。

起立性低血圧がきつい場合は、めまいがしたらすぐ座って休みながら、数秒からでも慣らして行きます。脚に血が下がるのを防ぐための、伸縮性ストッキング、テーピング、胴にに太い伸縮性のベルトを巻く、などの工夫もあります。


なぜ立つことが重要か

1.ROM(可動区域)を拡大する。

2.筋の萎縮を減らし・関節の柔軟性を増す

3.循環器・呼吸器系を活性化する。

4.痙性を和らげる

5.骨格を正しい状態に保つ

6.腸の機能を活発にし、整える。

7.腎臓や膀胱器官の機能を活性化し、調整する。

8.脊損側湾障害を改善、予防する

9.骨を強化する。


一日一時間立っていることのメリット

・胸部と脚の筋力を強化する

・内臓器官の正常な位置状態を保つ

・腎臓・腸機能を改善する。


一日三十分立っていることのメリット

・可動不可区域(動かせない部位)における痙性を和らげ、良い姿勢を保つことによって、
 身体が楽になる。

・心肺機能と呼吸器系の機能が向上する。


一日五分立っていることのメリット

・背、臀部、ひざ、足首の可動区域が緊張・萎縮するのを防ぐ

・立つことにより、姿勢をいつもの状態から変え、臀部、太ももなど、
 座ったままだと圧力のかかる部分の除圧ができる




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