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長男様が来年受験する高校の願書を書いてますワン。ご主人様が覗き込んでますワン。
「ほー自分で願書書くなんて偉いな」
「常識だよ」
「A校受かるといいな。県下一の進学校。」
「頑張る」
「滑り止めにB校か。最近はここもレベル上がっているんだってな」
「偏差値64だよ。」
「あれ?C校。なんだよこれ?こんなところ受けるの?」
「先生がB校落ちたときの為に受ければって?」
「B校は落ちないだろ?ええ~、C校受けるの~。必要ないんじゃない?」
「C校は1月上旬に試験だよ」
「おまえC校の試験は、開始10分は問題みるな」
「なんで?」
「ハンデ」
「???」
「C校受験ならそのくらいのハンデがないと、緊張感がない。開始10分は腕くんで目をつぶってろ」
「そんな事したら試験官に怒られるよ」
「試験官に、10分のハンデを自分に課している、って言え!」
「そんな馬鹿な・・・」
と呆れるほど馬鹿な会話でしたワン。
さて投資の話ですワン。
株主優待が魅力的だったので、石川さんが買ったノーリツ鋼機を調べて見ましたワン。
ノーリツ鋼機は業務用写真プリント機(ミニラボ)が世界的に大ヒットし、世界で高シェアを獲得し栄華を極めましたワン。ところがデジカメの普及により銀塩フィルムが衰退し、本業が大ピンチになりましたワン。かなり深刻な事態だと思いますワン。フィルム写真は減少の一途ですし、デジカメプリントもホーム印刷で済ませている人が多いですワン。データさえ保存出来ていれば見たいときに印刷すれば良いだけで、写真のあり方が大きく変化していますワン。もはや写真のアルバム保存は時代遅れ。
中期計画を発表してますが、これといった打開策を打ち出せていません。もっとも高い技術力がありますから、本業の転換を果たせれば何とかなるとは思いますが、そこがはっきりしないと投資には躊躇してしまいますワン。
ここで3つの投資法がありますワン。
1.バリュー投資
とにかく資産バリューが凄いです。精算価値を大きく下回ってますので、バリュー投資家ならヨダレもの。ただし今期は赤字予想ですので、黒字化できないと資産をいつかは食いつぶしてしまいますワン。こなつが資産バリュー株を買うときは、本業が黒字継続を前提にしていますワン。
2.企業変化を期待して投資
業務提携や新事業開拓によって飛躍するかもしれません。ここの技術力を信じて長期投資。現社長は、企業再生の経験があるようですから。
3.優待株投資
配当30円+3000円のグルメ優待は、総合利回り10%を超えますワン。配当と優待を今後も維持できるなら、優待族にもヨダレものですね。それを支えるだけの余剰資産もあるんじゃないでしょうかねえ。
とここまではかなり乗り気だったのですが、デリバティブの文字を見て凍り付きましたワン。
為替予約&通貨オプション取引をしてますワン。投機ではないと書いてありますが、具体的にどんな契約を結んでいるのかわかりませんワン。通貨の変動にはリスクがあると書いてありますが、ユーロの暴落でノックイン発動とかなりやしませんかねえ。サイゼリヤショックが脳裏に焼き付いているんですよ(笑)。売上債券にたいするヘッジと書いてあるので、リスクも限定的だとは思うのですが、外国証券はえげつない付帯条項をつけますので油断なりません。だれかご存じの方いらっしゃいますか?