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みなさん、こんにちは。私は先週のほんの数日、化粧品関係のことで沖縄の八重山諸島に行っていました。基地問題でゆれる沖縄ですが、八重山諸島はとても静かでした。石垣島に行って、竹富島にも2泊したのですが、竹富島のあまりの美しさに絶句。竹富島の件は長くなりますので、また別の機会にゆっくり書こうと思います。さて紫外線最強な5月の沖縄を、私は開発中の日焼け止めと、美容液でばっちりと乗り切りました。初公開、ちょっとだけ私が使ってるサンプルをお見せしますね↓上にちょっとだけ見えているのが日焼け止め。え?茶色?何?って思うでしょ?肌につけると、かなり透明に伸びるんでファンデみたいに色がつくわけではありませんが、この色こそが、酸化チタンや酸化亜鉛を使わないUVカットの重要なポイントなんです。「カバってオレンジ色の汗をかくんだよ」すべては、あるハーバリストさんの、その言葉から始まりました。毛のないカバが、紫外線から肌を守るために流す汗の色、植物が照りつける紫外線から身を守るためにつくる色、、、それはポリフェノールであり抗酸化物質の色なのです。そして、手前にあるのは美容液の試作品。私たち鬼が光老化の原因として紫外線を恐れるのは、なんと言っても紫外線が真皮のDNAを破壊するからですよね。DNAが破壊されてしまうと、そこから消えないシワやたるみが出来てしまいます。それこそが、なかなか抗えない光老化です。この美容液には紫外線に当たった時に、破壊された肌のDNAを修復する酵素の働きを高め、95%以上も修復してくれるキャッツクローという南米ペルーの木の樹皮エキスが高濃度に入っているんですよね。その他キバナオランダセンニチという黄色いかわいいお花のエキスが入ってるんですが、これは表情筋の緊張をリラックスさせて、瞬時にシワの溝を薄くしてくれる働きがあります。そう、私には珍しく、かなり高機能なレスキュー的な美容液。こういうスピーディーなお助けアイテムもあると嬉しいなと、1年がかりで作っていました。高機能ではあるけど、植物性で抽出も科学溶剤使わないといった鬼の基準は厳守です。日焼け止めだけでなく、この美容液でダブルで紫外線と戦ったんで、沖縄の陽射しも怖くなかった!さて、食事はやっぱり豆腐や豆系をメインに食べてきました。お魚や海ぶどうなんかも。宿で出てくるものは、どうしてもたんぱく質が多すぎてしまうんですが、選べる時はうまいこと調節しながら食べました。↑こちらは石垣島にある「とうふの比嘉」というゆし豆腐のお豆腐屋さんがやっている食堂。さとうきび畑の中にあります。豆腐チャンプルー定食は、豆乳付き、沖縄そば付きでなんと550円。↑こちらは石垣島唯一のオーガニックカフェ「ポコ・ア・ポコ」さんのランチ。砂糖や動物性たんぱく、化学調味料は不使用。からあげのように見えるのは、大豆たんぱくのから揚げ、揚げ物は厚揚げでした。リクエストで、生のサラダも多くしてもらいました。これにデザートもドリンクも付いて950円。店内には、オーガニック系ナチュラル系市販食品の販売コーナーもあったので、おやつに干し芋と、北海道とうもろこしスナックを購入。これ、時々買うけどおやつにいいんですよ。ノンフライのフリーズドライ、遺伝子組み換えでないし、砂糖もなしです↓大豆のからあげ原料も売っていましたが、多分ランチに入っていたのはこれですね。これ、多分知らずに食べたら大豆だと思う人は少ないと思うほど、鶏のからあげに激似です。動物性たんぱく質を減らす移行期にある方にとてもいいと思います↓沖縄で食べるサラダによく入っていたのが、沖縄産の地野菜「ハンダマ」。これは表が緑で裏がきれいな紫色の葉野菜。これ、ナチュラルシードさんやむい自然農園さんの宅配なんかにも時々入ってきますが、じんわり紫の汁がたくさん出てくる、ほんと色あざやかな抗酸化力の高い野菜です。血液をきれいにしたり、貧血にも効くと言われているそうです。そして、アンチエイジング効果世界一とも言われる「長命草」。こないだ本島に行った時も、モリンガと共に化粧品原料に使えないかと生産者を訪ねていきましたが、今回は泡盛につけこんだ「長命酒」なるものを、「森の賢者」というお店でロックで飲みました。うーん、なんだかいい感じ!文字通り「長命になる草」として昔から沖縄で薬草として風邪や咳止めに使われてきたそうです。ビタミンやカロチン、カルシウムを豊富に含み、動脈硬化や高血圧、神経痛にも良いそう。この森の賢者さんも、化学調味料を使わず、野菜と魚がおいしいすばらしいお店でした。長命酒以外にも島にんにくとかシークワーサー、島バナナなどなど、たくさんの薬用酒がありました。島ニンニク酒は、かなーり匂いが強烈ですが、元気100倍に!森の賢者さんでは、薬用酒や果実酒に砂糖を使わないのがすごいです。砂糖使うとパワーが落ちるからなんですって↓家に帰ったら、沖縄のむい自然農園さんから、いつもの宅配が届いていたんですがそれがなんとハンダマと長命草!↓タイムリー!!長命草は、どうやって食べようかと試行錯誤したんですが、あまりに味が強烈なんで、結局自家製酒にしようと、泡盛ならぬ焼酎に漬け込んでみました↓アンチエイジングなエキスが出るんじゃないかなー!こりゃ鬼の鼻息が荒くなります♪3回にわたって長寿について書いてきましたが、沖縄というのは長寿を語る上で最大級の聖地です。アブハズやヴィルカバンバ、フンザなども相当すごいですが、彼らの年齢は自称であって、証明出来る戸籍という記録がありません。それでも分析された結果、彼らがかなりの超高齢であることは確かですが、これらの地域は近代化されていないので環境汚染が少ないことなどの利点もあると思います。ところが、沖縄は戸籍がきちんとあるので、年齢を証明出来る上、緑豊かですが川などの水質は結構汚染されています。ところが沖縄の高齢者はガンの発生率が驚くほど少なく、乳がんにいたってはアメリカ人と比べて85%も少なく、前立腺がんも88%も少ないそうな!!しかも、なんと沖縄の高齢者は閉経後も女性ホルモンがそこまで低下しないので、骨粗しょう症も少ないそうで、同時に骨折も少ないんだそうです。沖縄の100歳女性は、アメリカの70歳女性くらいのエストロゲン値なんだとか。女性ホルモンが多いと乳がんになりやすいんですが、少ないと今度は骨がもろくなります。ところが沖縄の高齢者は、そのどっちもクリアしてる。これはすごく理想的ですよね。やはり大豆イソフラボンが大きい気がするなぁ。それだけじゃないでしょうけど。世界の長寿地域の記述を読んできて、実は他にもある大きな共通点があります。もしかしたら、細かいことより、これが最大級の秘訣なのかもしれません。それはなにかというと、、、、いつも腹いっぱい食べている人に、長寿者はいないってこと!!バランスよく食べて、そして腹八分目!それから、砂糖と加工食品の摂取量がまったくないか、あっても少ないかどっちかでですね。これがとにかく、際立っていました。もうひとつは、年をとってもよく働いて体を動かしているということと、高齢者を敬う文化があるということです。フンザなどの超長寿3地域なんて、高齢なほうが社会から大事にされて尊敬されるから、なんとみんな、年齢を逆さば読みする傾向があるんだそうですよ。なんか、年齢を若く言いたがる人が多い日本では考えられない、ほんとにすばらしい文化ですよね。年を取ることを楽しんでいく。そうでない限り、楽しく元気な長寿はありえません。私は「アンチ」「エイジング」という一見すると年を取ることを否定するようなネーミングのブログをやってますが、本当に目指すのはハッピーエイジングです。来月いよいよ42歳。ますます年をとることを楽しんでいくぞー!!人気ブログランキングに1票投票お願いします!
2010年05月26日
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みなさん、こんにちは。ふと気が付くと、700万アクセス超えていました!ブログはじめて4年半、今も毎日4000アクセス、多いときは7000アクセスあり、いつも読んで下さっている方がこんなにもいらっしゃるということを本当に嬉しく思います。こんなに長く、延々と同じテーマでブログを続けている自分にもびっくりですが、もはやナチュラルアンチエイジング研究はライフワークなので、これからも楽しくマイペースにやっていきますので、どうぞよろしくお願いします!!さて、今発売している「美・STORY」7月号のブログ紹介のページにちょこっと出ています。いろんなブロガーさんも載っているので、よかったら見て下さいね。実は今日も美STORYの8月号の取材だったんです。オーガニックコスメ特集で、うちの自宅で撮影がありました。化粧水やヘアワックスを実際に使っているところの写真なんかを撮りました。こっちはもう少し大きな記事なので、また発売されたら紹介させていただきますね。さてさて、前回の続きです。キャンベル博士のプロジェクトチームの研究から、乳たんぱくカゼインと発ガンの問題、そして血中コレステロールの高さとガンの関係、動物性脂肪摂取量の多さと乳ガンの関係がかなりはっきりしてきたことを前々回書かせていただきました。しかし、ガンとの関係は分かったけれど、長寿との関係はどうなのかと、今度はあれこれ長寿についての調査を調べたところ、はっきりとした法則が見えてきたことを前回お伝えしました。この2つの事柄を総括して、今現在私が「健康&長寿」のためにベストだと思う食事の法則を書いてみたいと思います。前から書いている法則とかなり重複しますが、新しい項目もあります。●野菜をバラエティー豊かにたくさん食べる●食べる野菜の半分を生にする●煮野菜も大事。特にさつまいも、かぼちゃ、やまいも、さといも、にんじんのうちどれかは、メニューに加えたい●海藻を必ずメニューに入れる●大豆、豆腐など、豆系メニューを充実させる。基本的にたんぱく質のメインは豆系と考える。●塩分はやっぱり摂り過ぎないほうがいい●味噌汁は毎日飲む●漬物、生味噌、納豆、甘酒など日本古来の発酵食品を食べる(ただし、塩分も多いので食べ過ぎないこと)●動物性たんぱく質は魚、えび、イカ、タコ、貝を食べる。ただし天然魚で、大型の魚以外が望ましい。(ただし魚も食べ過ぎない事)●肉もたまには食べるが、煮物に少しとか、量を少なくする。その際も脂肪分の少ない肉を選び、出来たら焼き物より、煮たり茹でたり脂肪分が少なくなるような調理法がいい●魚も肉も食べず、大豆系だけだった日は、ビタミンB12のために焼き海苔を必ず食べるようにする●ご飯は量を食べ過ぎないほうがいいが、少なくても甘い物に走ってしまうので、適量ちゃんと食べる。(ご飯を少なめにして、さつまいもを食べてもいい。)白米でなく、5分づき、7分づき&雑穀がベスト。玄米でも柔らかくうまく炊き、消化能力が高くアゴが丈夫でよく噛めるならOK。長寿&健康食、そしてアンチエイジングのことを考えると以上のような法則が見えてきました。確かに世界の長寿食では、例えばヨーグルトや発酵乳などの食文化もあるんですが、乳製品の食文化がなかった日本人に、ヨーグルトだけをボンっと持ってきて、はたしてどうなのかなと思ってしまうんです。キャンベル博士の実験では乳たんぱくのカゼインで、あのような結果が出ましたが、これ「カゼイン」単独だからというのもあるんじゃないかと。ヨーグルトにはカゼインだけでなく、乳酸菌など体に有用なものも豊富です。往々にして発酵させることで、いろんな食べ物は良くなる傾向があると思います。だけど、同じく植物性たんぱく質単独の実験では、まったくマウスはガンを発症しなかったところを見ると、カゼイン自体の問題点はやっぱりあるんだと思います。ただ、発酵させることによって、欠点を超える良さが出てくるのじゃないかと。あと、動物たちが食べているエサや、抗生物質、ホルモン剤の有無、すごす環境などによってもよしあしがかなり違うのではないかとも思いました。しかし、そんなに良い環境で育ったものは、そう簡単に日々手に入らないと考えると、まぁ日本人はそもそも乳糖の分解酵素がない人が多いし、無理してまで食べる事もないんじゃないかと思います。もちろん、たまには良いと思いますけど。たまに肉や乳製品を食べるくらいだった頃の貧しい日本が、ガンも今ほどでなかったし、それでいて長寿になってきていたし、一番良かったのかもしれませんね。今回の長寿問題で新たな気づきといえば、やっぱり大豆。良い事は分かっていたけれど、どうやら日本人の食文化のすばらしさは、この大豆に担うところが、かなり大きいと思い知りました。豆腐や味噌などに含まれるイソフラボンは、高血圧や動脈硬化を予防するのです。WHO委員の家森先生の実験でも、脳卒中が起きやすいマウスに大豆たんぱくを与えていたら、脳卒中にならず、長生きも出来たようです。同じ沖縄出身でありながら17年も平均寿命が短かったカンポグランテの日系ブラジル人に心筋梗塞が多発しているのを見て、大豆を毎日摂ってもらったら血圧もコレステロールも下がり、骨からカルシウムも流出しにくくなったという結果も出ていました。それより何より、日本の長寿地域で大豆料理の食文化がさかんなことったらない!女性の長寿世界一の沖縄ですが、最近は豚肉のイメージが結構ありますよね?しかし、現在長寿の沖縄の高齢者は実はそんなに豚肉を食べてきていないんです。アメリカと沖縄高齢者の食生活比較を見て下さい。 アメリカ人 沖縄の高齢者肉、卵 29% 3%乳製品 23% 2%果物 20% 6%野菜 16% 34%穀物 11% 32%大豆 0.5% 12%魚 0.5% 11%(「100歳まで元気に生きる」より抜粋)肉が少なく野菜が多く、大豆と魚を食べている。現在の沖縄では、このバランスが若い人を中心に少しづつ崩れてきて、肥満の人が増えてきています。うちの畑でも実は、余った場所に大豆を蒔きまくりました!!ナチュラルハーモニーの無肥料無農薬の、普通の食用の大豆を蒔いたので発芽率が不安でしたが、、、、、、、、↑見て下さい!ほとんど全部こんな感じで芽が出て伸びてます!やったー!この夏は枝豆食べまくるよ~!!(喜)話を戻しまして、、、、塩分を摂りすぎる地域は、やっぱり短命なので、塩は自然塩であろうとも摂りすぎない方が絶対いいですが、野菜をたくさん食べていると、ある程度はカリウムの作用でナトリウムを排出しやすくしてくれます。こうして野菜の良さを強調していますが、たんぱく質をおろそかにしていいということじゃありません。もちろん野菜にもたんぱく質は含まれますが、やはり野菜のみではたんぱく質は足りません。たんぱく質が足りないと、血管がもろくなったり、お肌がたるんだり、免疫力が落ちたりしますので、とにかく大豆や豆腐や豆を必ず摂ることが大切です。あと、ビタミンB12は、動物性たんぱく質にしか含まれません。ビタミンB12の働き●赤血球の生成●末梢神経の回復●動脈硬化の予防●脂質膜や核酸の合成に関わる不足すると貧血、心臓病、精神不安定、肩こり、不眠症になる場合もあります。だから少しでも動物性を食べたほうがいいんです。ビタミンB12は魚にも多いから、魚だけでもOK。ビーガンの人はどうしてるかというと、たくさん焼き海苔を食べています。そう、焼き海苔や青海苔にだけは、例外的にビタミンB12が多く含まれています。ただし、焼き海苔で摂ろうとするとかなり食べないと、とてもじゃないけど動物性にはかないません。動物性であれば、少しでこと足ります。あと、問題は脂肪です。これは健康にも関わりますが、女性ホルモンとおおいなる関わりがあります。すなわち、、、、脂肪摂取量が多いと、女性ホルモンのレベルが高くなります。これは初潮年齢を早くし、乳がんのリスクも高めます。動物性食品を多く食べていると、血中の女性ホルモン濃度がかなり高くなるようです。それはそれで、肌のハリやツヤをもたらし、美容にはとてもいいんですが、多すぎると今度乳がんや子宮筋腫などの問題が出てきます。だから、脂肪は少なくても美容上困るし、多すぎても困るわけです。でも、大豆イソフラボンやザクロなどの植物性女性ホルモンは、女性ホルモンが足りない時は補い、過剰な場合は減らす働きがあるようですし、オメガ3系脂肪酸は、良質な女性ホルモンを増やすと言われます。女性ホルモンのためには、何も動物性脂肪でなくても、良い植物油やナッツなどでも十分だと思います。動物性脂肪をあまり摂らない方は、とにかくフラックスオイル、チアシードオイル、チアシード、そしてくるみなどのナッツを適度に食べることが大切です。嗚呼、まだまだ書く事が残ってるのに、もう文字数がこんなに、、、すみません、とりあえずこのシリーズは一旦終わりますが、続きはまた仕切りなおしますね。日本の長寿食、大豆、海藻、野菜、小魚、、、そして超長寿食ローフードと、オメガ3系オイル、ナッツ。この組み合わせは、やっぱり最強!!人気ブログランキングに1票投票お願いします!
2010年05月19日
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みなさん、こんにちは。いいお天気ですね。先週、畑に行って見てびっくり。なんとイチゴがおいしそうな赤い実をつけてる!!息子がイチゴ大好きなのですが、なかなか在来種の種が手に入らず、これだけは普通に売っている苗を買って、去年の秋に畑の片隅に4株ほど植えておりました。イチゴは無農薬は難しいと言うし、その上無肥料だから、ほぼ期待していなかったんですが、虫にもやられず病気もせず、普通に実っていました。ただし、これ種類はジャンボイチゴ系なんですが、ジャンボイチゴにして、やっと普通のイチゴくらいの大きさです(汗)しかし、食べてびっくり!甘い!おいしい!!赤くなっていた2粒を、大切に大切に家族3人で食べました。息子も大喜びです。さてさて、今日は長くなりそうなんで、これより本題です。前回書きました、キャンベル博士の本の内容を受けて、、、、乳たんぱくカゼインや血中コレステロール値の高さ、動物性高脂肪食がガンの発生と強いつながりがあるということが、明確なデータではっきりしました。しかしこの本やキャンベル博士たちの研究は、ガンや現代病に対するアプローチであり、「長寿」の問題とは必ずしもイコールではないのではないかと、鬼として少し疑問が残りました。そこで、日本人をはじめとする世界の長寿者を研究した本やデータが載った本、古代人の食生活を研究した本など、とにかく「長寿」をテーマにした本を12冊取り寄せて読んでみました。まずこの「日本長寿の記録」というジャーナリストの内田さんが、日本人の食料購入データと死亡率、死亡理由、平均寿命などの昔からの推移を徹底比較した本に圧倒されました。データ自体は厚生労働省や総務省の調べです。これを見て驚くんですが、明治24年頃の日本人の平均寿命は、男子42.8歳、女子44.3歳なんですね。うわっ、私明治に生きていたらもうすぐ寿命だ!この調査はこの明治24年から始まっているので、それまでの記録はありません。でも歴史上の人物の死亡年齢を見ても、徳川家康の74歳とかはかなり長生きなほうで、信長は人生50年と謳ったそうなんで50年くらいだったのでしょうか。魏志倭人伝によると邪馬台国人は100歳くらいの長生きだったという説もありますけどね。ただ、昔は幼児の死亡率がめっぽう高かったので、そのせいで平均寿命は、統計上はどうしても低くなってしまいます。幼少期を無事切り抜けられたら、長生きする人は70歳くらい生きている人も結構いたという話も残っていますので、この平均寿命というやつは注意して見ないといけません。確かに栄養不足もありましたが、高度な医療がないことも大きく寿命を左右しています。1920年頃の女性の死因の1位は、なんと気管支炎です。2位は胃腸病、3位は結核、4位は老衰、5位は脳血管障害、ガンは6位です。これが徐々に逆転していき、2005年の1位はガン、2位は心疾患3位は脳血管障害。医療の充実や、衛生状態の改善、栄養向上で、結核や胃腸病で死ぬ方は、現代ではとても減少しています。ところがガン死はうなぎのぼり。同じ80代の女性の統計を比べても、1950年と2005年を比べるとガン死は3倍に増加しています。また、この本にはデータがありませんが、別のデータでは小児ガンも増えていますから、単に寿命が延びたせいでガン死が増えたとは言えないと思います。1955年と2005年の国民の食品購入量を比べて見ますと、肉は6倍、卵は2倍、牛乳は5倍に増えています。それに対してお米は3分の1、イモ類は3分の1、野菜は3分の2に減りました。お菓子はなんと12倍に!加工食品は10倍!どうもやっぱり、このあたりにガンや心臓病が増えた理由があるのは間違いないと思います。今、日本は平均寿命こそ伸びて世界1位2位の長寿ですが、寝たきりの高齢者も多く、健康寿命は長くありません。さてさて、それでは世界中の健康で元気な長寿者は、いったいどんな食生活をし、短命者の多い村や地方では、いったいどんな食文化があるのでしょうか。このあたりはいろいろな本が出ていますが、中でも私は東北大学の名誉教授近藤正ニ先生が、1937年~1972年までの35年間、日本の長寿村と短命村を、たった1人で自分の足で歩き回って調査した内容のこの本が、古い本ですがとにかくめっちゃめちゃ面白かった!!日本の長寿村・短命村新版この35年間というのは、日本人の平均寿命が20歳も徐々に伸びた激動の時期ではありますが、先生が調査した長寿村や短命村は、あまり新しい風が吹く事もなく昔ながらのその地方特有の食物事情による伝統的な食事という感じなので、今読んでもとても参考になります。この数々の、すごいエピソードは、実際に歩き回った方でないと書けない、ほんとすごい名著だと思います。その他、WHOの家森幸男先生の、世界の長寿村の人々に、24時間尿を採取し、採血して科学的に調べた内容を元に書かれた探検記も面白かった!またサーティーワンアイスクリームの創業者の息子でありながら、社長継承を放棄して健康な食事の研究を続けるジョンロビンズさんの著書に載っていた、アブハズ、ヴィルカバンバ、フンザという100歳以上の超長寿者が多い地域に関するレポートも、大いに参考になりました。これらを読むと、著者や場所や国は違えども、すべてに共通項が見出せます。もうね、すごく頭がすっきりしました。世の中、健康法は五万とあるし、健康本もたくさんあるし、体質もいろいろあると思うけど、やはり実際の長寿でしかも元気な方の食生活の、ここまでの共通点というのは、こと健康長寿に関しては、もう真理と言えるんじゃないかなと思いました。まずは日本国内の長寿村、短命村にまつわることで見えてきた真理とは?長寿村のポイント●野菜畑をやって、野菜をたくさん食べている、または山菜が豊富●魚介類が豊富にあること、特に小魚を食べている●大豆を作っていて、大豆料理の豊富な文化があること●海藻をたべていること●米を大量に食べない(物理的に米が少ない村。米3麦7の雑穀かイモ類で代替)●野菜の中でもにんじん、かぼちゃ、山芋、さつまいもをよく食べる●肉は少量、しかも茹でこぼして、脂肪を減らして食べて長寿(野菜も食べる)●年とっても、よく働く短命村のポイント●ご飯を大量に食べている●野菜畑をやらないし、野菜を買わない●野菜が少なく魚ばかりをたくさん食べる●大型魚の切り身とご飯ばかりを食べ、しかも野菜を食べない●塩漬けのものとご飯ばかり食べる●果物の産地で、果物を食べているから野菜はほとんど食べていないところ●年取ると、あまり働かない(というより具合悪くて働けない)白いご飯と魚ばかり食べたり、白いご飯と塩辛い漬物や干物ばかり摂って、野菜不足の人は、だいたいこの頃40歳くらいになると脳溢血や脳卒中で倒れてしまうパターンが多かったようです。また世界の長寿村短命村での法則も、日本のパターンと似ているところが多いです。日本とちょっと違うパターンだけを書き出しますと、、、●バター茶1日4Lで野菜果物少なく超短命(チベット、ラサ)●野菜を食べず、羊の肉とバターとチーズざんまいで短命●魚の内臓を残さず食べる食文化は長寿●砂糖と油の過剰摂取で短命●内臓肉、イカ、タコ、エビを食べることでミネラル、タウリン豊富で長寿(ただし野菜も食べている)●たっぷりの肉と塩ばかりで短命●魚の塩漬けや魚の揚げ物ばかりで野菜不足の村で短命●乳製品でもヨーグルトなど発酵させたものを摂っている村では長寿村が結構ある。さて最後に、100歳以上の、しかも110歳とか超長寿が多いとされるアブハズ、ヴィルカバンバ、フンザという地域に関するレポート、これがかなり衝撃だったんですよねーちょっと上記の長寿者とはレベルが違う、100歳以上で元気に働く超長寿というスーパー長寿地域の食生活です。●アブハズ(ロシア)☆マッツォーニというヤギや牛の乳を発酵した発酵飲料以外、肉、魚、卵は食べないベジタリアン。☆摂れたての生野菜サラダや果物を食べる☆ごく少量のお湯で茹でた野菜を食べる、油では揚げない☆炭水化物は引き割りのとうもろこし粥☆アーモンド、ピカン、ブナの実など野生の木の実を食べる☆砂糖はいっさい使わず、バターもほとんど食べない●ヴィルカバンバ(エクアドル)☆ほとんどの住民が完全な菜食主義者☆新鮮な採りたての野菜と果物を食べる☆たんぱく質は豆から得る☆炭水化物はとうもろこし、キノア、精製されてない大麦、小麦、じゃがいも、さつまいも☆脂肪はアボカド、木の実☆ほんのたまに、珍しく羊の乳、卵を食べる時もある(摂取たんぱく質の1%程度)☆砂糖は摂らない●フンザ(パキスタン)☆果物が豊富で、アンズ、桃、西洋梨、りんご、アンズなどを食べてる。☆野菜を豊富に食べる、ほとんどを採りたての生で食べる☆野菜を調理する時は軽く蒸すのみ☆炭水化物は大麦、小麦、キビ、ソバ。☆亜麻(フラックス)の種をいろんなものにかけて食す☆ほんの少量(摂取たんぱく質の1%程度)ヤギや羊の乳から作った発酵ミルクを飲む以外、あとは特別な日にヤギ、羊の肉を食べる以外は肉は普段食べない。☆レンズ豆やインゲン豆、ヒヨコ豆を水につけて発芽させてから生で食べる☆砂糖は摂らないなんと、この3つの超長寿地域、離れているのに共通項が多い!ローフードと加熱野菜、肉をほぼ食べないベジタリアン、豆やナッツを食べる、砂糖を摂らない。どひゃー!!鬼生活にも結構近し!さて、キャンベル博士の研究、日本の長寿村、世界の長寿村、超長寿地域、全部見てみると、、、ね?なんとなく真実が見えてきましたね?長くなりすぎたんで、次回はこれを受けての私の今の食生活へ考えと、乳製品についてとたんぱく質摂取法と、同時に女性としての美しさを保つ法と、子供の食生活、そしてこんなこともすべて超えてしまった現代の仙人のことも書きたいと思います。世界の長寿者の食生活を見てみると、ナチュラルアンチエイジングのヒントがいっぱい!人気ブログランキングに1票投票お願いします!
2010年05月12日
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みなさん、こんにちは。GWはいかがでしたか?私は久しぶりに、結構休んで農作業していました。16日に田植えなので、田んぼを田植えできる状況にしておかないといけないんですが、あぜに穴があいているようで、水がどこからか漏れて抜けてしまうという問題があり、それを修復するのと、シロカキと言って、表面の凸凹を平らにする作業がありました。あぜの草を刈って見ると、もれている数箇所がやっと分かり、土を盛って木づちで固めてみんなで踏んで、やっとこさ漏れなくなりました。私は主に、シロカキのほうをやっていました↓が、田んぼの奥の土がかなり高くて、そこだけ水があまり溜まらないので、手作業では限界と判明。耕運機に丸太をひもでつないで、それを引いて平らにすることになったんですが、丸太だけでは軽すぎるということで、私がその丸太の上に乗ってシロカキすることになりました↓片手で支えてもらって、丸太の上で曲乗り!すごい体験でした。MBTどころじゃないくらい、お尻とふくらはぎが引きしまりましたよ~!!いやー、ほんとに大変でしたけど、これでなんとか田植え出来そうです。楽しみ♪田んぼ作業のあと次の日からは、九十九里浜の野菜畑で、ひたすら草刈り。この季節が初体験の私達。わずか10日で、畑がすっかりスギナに圧倒されていて、それを取るだけで1日以上かかりました↓無農薬、無農薬と今まで気軽に言っていましたが、無農薬の大変さを心底感じます。千葉のホームセンターに行けば、たくさんの除草剤が売られていますし、それこそスギナ用の除草剤もあります。私達は、プロの農家ではないし、100坪くらいだからまだ平気だけど、確かにこりゃ農家の人は大変です。それでも除草剤使ったら終わりですから、みんなこうして草刈りしてんですよ。こういうことを知ると、オーガニックの野菜は高いなどと、口が裂けても言えなくなりますね。その上、無肥料の農家で在来種となると、もはや神の域だ~!そんな野菜が食べられるだけでも感謝です。先日もお伝えしましたが、今回見ても畑にアブラムシや毛虫は少しはいるものの、作物には、ほぼ全然ついていません。分かりやすい光景がありましたので、写真を撮りました↓わかりますか?左がサニーレタス。右が雑草。雑草が毛虫にやられて穴だらけ。写真の右に毛虫もいるでしょ?ところが作物は、まったく穴があいていません。これはサニーレタスだけでなく、他の作物も同じです。ナチュラルシードの石井さんに電話して聞いてみたところ、「当たり前じゃない。うちも虫はいるけど、作物はほとんど食べられていない。それが無肥料のすごさなんだよ。」そう聞くと、草をあんまり刈らずに残しておいて虫のエサにしたほうがいいのかと思うじゃないですか?ところが、あんまり草を放置しすぎると、やがて作物も巻き込まれていってしまうことがあるそうです。いわゆる自然農法と石井式無肥料栽培の違いはここ。めちゃめちゃ神経質になることはないけど、適度には草を刈らないといけないし、刈ると今度は虫が作物にいくかと言えばそうではなく、虫自体の数が減るだけだそうです。確かに、前回草刈りしたあと、毛虫の数はかなり減った気がします。上のはこないだ蒔いたサニーレタスですが、去年の秋に蒔いたほうのサニーレタス収穫。半年以上畑にあったけど、こちらも見事に一箇所も虫に食べられていません。ピカピカです↓サニーレタスみたいな結球しないものは初心者でも育てるのが比較的簡単みたいですね。味をしめてうちの畑は、かなりレタス畑と化してきました。他にコーンとかスイカとか、玉ねぎ、ネギ、キャベツ、大豆もありますけど、どうなるのかな~さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ本題です。みなさん去年の年末に発売されたこの衝撃的な本、読みました?「葬られた第二のマクガバン報告」上巻。「栄養学分野のアインシュタイン」と呼ばれる栄養学の世界的権威である、コーネル大学栄養生化学部名誉教授のコリン・キャンベル博士の本です。あまりにも衝撃的な内容で、読んだ方は驚いたのではないでしょうか。健康本はたくさんありますし、疫学調査や、動物実験を根拠にしている諸説もいろいろあります。それにいちいち振り回されていてもきりがありません。ただ、この本でキャンベル博士が書き、また行われた動物実験の結果のすごさ、そして史上最大級の疫学調査と、最近の世界一流の750もの文献を根拠にしている内容は、鬼としてもちょっと無視できない類のものです。キャンベル博士は、長年にわたりアメリカ政府の栄養政策組織の委員を務め、あのマクガバン報告書の第二弾とも言える「食習慣とガン」に関する研究レポートを、1982年にすでにアメリカ政府の依頼を受けて作成しています。ところが、この結論は政府と食品、製薬、医学業界との関係によって、国民への食事摂取指針に全く生かされず、そのまま闇に葬られてしまったそうです。これは、アメリカだけの話ではないと思います。日本でも、スポンサーありきのテレビも、経済最優先の政府も、このような影響力の強い内容は決して口にしません。まだ上巻なんで、そのあたりのアメリカでのドロドロは下巻に詳しく書かれるみたいですが、まずは上巻のこのレポートの内容です。詳しくはぜひ本を読んでいただきたいのですが、前半は「アフラトキシン」という有名な発がん物質を、数百匹のマウスに投与する大規模な研究での結果です。ねずみは一般的に2年生きるので、この実験は100週に及びました。アフラトキシンを与えたあと、5%の低動物性タンパク食で育てられたマウスは、すべて100週目も毛並みに光沢があり、活発で元気に生きていました。ところが同量のアフラトキシンを与えられても、20%の動物性タンパク質を与えられたマウスは、すべて肝臓腫瘍で死んだか、あるいは100週の時点で肝臓ガンで死にかけていたそうです。この結果がすごいなと思うのは、普通こうした動物実験では少しでも優位な結果が出ただけでも、優位だ優位だという傾向があります。ところがこれはゼロ対100の結果です。こんな結果ってめったにあるもんじゃありません。あと、こうした実験では、いつも日常生活ではありえないくらいの量をマウスに投与したりします。ところが、摂取カロリーの20%というは、決してすごい量ではありません。アメリカ人の平均的なたんぱく質の摂取量は15%~16%です。日本人は10%~15%です。また他の実験でも、肝臓ガンになりやすい遺伝子を持つマウスに、動物性たんぱく質を投与する実験でも、22%の動物性たんぱく質を与えた群のほとんどが肝臓ガンとなり、14%ではそれより少なく、6%ではほとんどないという結果も出ています。また、植物性たんぱく質で同様の実験をしたところ、たとえ高タンパク食を与えられても、植物性であればガンの増殖を促進することはなかったそうです。ちなみに、この実験で使われた動物性たんぱく質は何かというと乳タンパクの「カゼイン」だそうです。がーんでしょ?そりゃ、日本人女性の乳がんがこんなに激増するわけですよ。確かに少子化で女性ホルモンにさらされる期間が長くなっているというのもあるけれど、こんなに増えるなんてちょっとおかしいもの!私は残留抗生物質が気になるのと、乳糖の分解酵素が日本人には少ないからというので、牛乳やヨーグルトは避けてきましたし、白砂糖がやなので生クリームたっぷりのケーキとかも食べませんが、たまーにサラダにかけてチーズを食べる事があったんですよ。これは今後、まぁやめだな。ところでこれはマウスの実験結果ですが、このあと本では史上最大級の疫学調査のほうで、要は人間の食生活と病気の関係を徹底調査した結果も出ています。これにより、いろいろなことが見えてきました。乳タンパクだけでなく、他の動物性たんぱく質とガンや病気との関係など。そして、キャンベル博士の研究で確かにガンと動物性たんぱく質の関係性は分かったけれど、それはあくまでもガンや現代病に関してなので、イコール長生きということとはまた違うと思うんですよね。これは一体どう関係するか?私なりに調べたり考えたりしてみました。また、動物性脂肪を減らすと乳がんにもなりにくいけど、同時に血中女性ホルモンも減ってしまう。この問題点を鬼としてどうクリアするか。私は以前から動物性たんぱく質の摂取量を少なめにしてきましたが、この結果を受けてどのくらいがベストか?また、動物性たんぱく質が減ることによる問題を、植物性食品でどうクリアにするか?またこうした現代の栄養学では計り知れない、21世紀の仙人レベルの人の体の中では何が起きているのか?ここしばらく、いろいろ考えてきたことを、次回また書きます。今日は長くなりすぎましたので、このあたりで。畑の新芽もかわいく出て、ツヤツヤサニーレタスもおいしい春。さぁ、田植えもがんばるぞっ!!いつも読んで下さってありがとうございます!↓応援クリックして下さると鬼の目にも涙です。人気ブログランキングに1票投票する
2010年05月05日
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