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FILE0040.JPG
▲葵:きのうに引き続き、櫛をもって、薄い髪をといているんだけど、何か?

ちょっとおもしろい符号に気がつきました。
最後に蛇足で述べてみます。

では、本題へ!


江上波夫氏の「騎馬民族征服王朝説」

天皇家のルーツは、北方騎馬民族の「夫余族」である可能性があることを、前回まで、見てみました。

4世紀中ごろの朝鮮半島には、「高句麗」「百済」「新羅」「伽耶(任那)」といった国がありました。
これらの国は、言ってみれば、「高句麗」の北方にいた騎馬民族「夫余族」にルーツを持つようです。

日韓ワールドカップで、今上天皇が、天皇家と百済との関係に言及しているように、特に「百済(くだら)」と親密な関係がありました。

話はそれますが、古代史の俗説に、「くだらない」の語源は「百済ではない」からきている、と言われているそうです。
当時、百済のものは、進んだ大陸ブランドとして、扱われていたそうです。
ですから、百済以外のものは、価値がないと思われていたから、「百済ではない」ものは、「くだらない」とされたそうです。
おもしろいな、と思いました。


★百済の建国神話★

以下引用してみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

兄を「沸流(ふる)」といい、弟を「温祚(おんそ)」という。
あるとき、ふたりはべつべつに国を建てることを決意。
沸流は海辺へ、温祚は山麓に向かった。
温祚の国は繁栄し、やがて百済となった。
しかし、沸流の国は徐々に衰亡。
これを恥じた沸流は自ら命を絶ったという。

(『八咫烏の謎』(三神たける・飛鳥昭雄))
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この神話をみて、ひとつ何か思い出さないでしょうか…?

神話、兄弟、海と山、栄枯盛衰…。

そうです…。

日本の神話の「海幸彦・山幸彦物語」です!!

以下、『八咫烏の謎』『神武天皇の謎』(三神たける・飛鳥昭雄)を参考に見てみます。

まず、単純に言ってしまえば、「海幸彦・山幸彦物語」のルーツに、百済の建国神話「沸流(ふる)・温祚(おんそ)」の物語があることが指摘されています。

構図が確かに一緒です。

百済を建国したのは、弟の「温祚」です。
兄の「沸流(ふる)」は、自殺したとも言われていますが、実際はそうではないとも指摘されています。
この物語は神話です。
象徴であるとすれば、その土地からいなくなったと見ることもできます。

すなわち、 他の土地へ移っていった、と!!

どこへ移っていったのか…?

考えられるのは、百済の月支国に拠点を置いていた「辰王」が、南下していったように、「沸流」も朝鮮半島南部に下って、さらに南下したのではないか…。

そう・・・。その先にあるのは・・・ 日本!!

「沸流」は、百済を南下して、日本までやってきたのではないのか…?


これは、「海幸彦・山幸彦物語」と比較していけば、「沸流」の正体は明らかになります。

詳細は、煩雑になるので省きますが、
兄「沸流」に対応するのは、兄「海幸彦」と思いがちですが、実はそうではなく、海にいった「山幸彦」です。
事実、兄「沸流」も、海へ行っています。

そして、「山幸彦」の別名には、「火遠理命(ほおりのみこと)」がありました。
さらに、別名「彦火火出見尊」があります。
「彦火火出見尊」とは「ホホデミ命」であり、「ホホデミ命」とくれば、以前このシーズで見たように、「神武天皇」その人になります!!

多次元同時存在の法則は、まさに、古代史を解く鍵を秘めています。

●「山幸彦」=「火遠理命」=「彦火火出見尊」=「ホホデミ命」=「神武天皇」

そして、「沸流」とは、実は「山幸彦」でした・・・。

と、いうことは…。

そう、 「沸流」=「山幸彦」=「神武天皇」!!

「沸流」とは、死んだのではなく、南へ下って、海の向こう側へ渡り「神武天皇」として、日本へ来ていた!!

「神武天皇」=「崇神天皇」=「応神天皇」でしたので、実質の初代天皇「応神天皇」が、日本へやってきたということになります。


★天孫降臨神話★

さらに、「沸流」=「フル」で、日本へ繋がる言葉があります。

日本の天孫降臨神話です。

天孫ニニギ命が降臨した地が、記紀によれば、 高千穂の「クシフル岳」でした!!
「クシフル」=「櫛フル」となり、「櫛」は美称であり、重要なのは「フル」です。

ですから、実際は、「フル」という地に降臨したことになります。

「沸流」が、日本へやってきて、日本へ降臨したことを象徴的に示唆しているのが「(クシ)フル岳」です。

そして、韓国の伽耶にこんな神話があります。

「韓国金海市の伽耶の亀旨峰(クジフル)に、始祖金首露王が天降った。」

ここでも「クジフル」です!!


やはり、「沸流(フル)」は、日本と繋がりがあります。


★日本の「フル」の地名★

そして、もうひとつ「フル」の言葉と密接に関わっている地があります。

奈良県天理市「布留(ふる)」町です。

この地は、古来より 「布留の里」 とされてきました。

そして、ここに鎮座するのは…。

そう…。 「石上(いそのかみ)神宮」!!



「フル」の言葉の謎を解くには、どうやら「石上神宮」を見ていく必要があるようです。




★長い蛇足のシンクロ★

冒頭の写真は、葵が「櫛」をもって「髪」をといているところ。

以前にも少し触れた記憶がありますが、「櫛」とは、「髪」をとくもの。

「髪」=「カミ」=「神」だから、「髪」とは、人間の一番「上(うえ=カミ)」にあるもの。
それゆえ、「カミ」という言葉が当てられたのでしょうか。

「櫛(クシ)」で、「髪(カミ)」を「とく」とは、
「櫛」で「神」を「解く」となり、「神」の謎を「解く」重要な鍵が、「櫛」にあるのかもしれません。

事実、神が降臨したのが、高千穂の「クシフル岳」でした。

「クシフル岳」とは、「櫛フル岳」であり、「櫛(クシ)」なる言葉が秘められています。

と、いうことは、天孫降臨神話にこそ、「神」を「解く」鍵が秘められている!!ともいえるのかもしれません。

そして、それは、実際、その通りと思われます。


「クシ」とは、数理で言えば、「94(クシ)」となり、「9+4」=「13」となり、「13」という数字が、鍵を握っているとも言えそうです。

あるいは、「9×4」=「36」で、「36」=「ミロク」にも通じます。

「クシ」=「九子」とみれば、「九の子」となります。

いつもお世話になっています、けんたまさまの数理解読によれば、「九」=「キュウ」=「宮」=「球」=「○」であり、さらに「○」=「0(ゼロ)」にも通じて、「九」=「0(ゼロ)」となります。
実際、「九」の次は、振り出しの「0(ゼロ)」に戻ります。

つまり、終わりであって始まり。そして、始まりであって終わり。
これは阿吽にも通じます。

となると、「九子」とは「始めであって、終わりである子」とも言えます。

と、いうことは・・・。

少し先を急ぎすぎたようです。

いずれにしても、「天孫降臨神話」には、日本の常識をひっくり返すような謎が秘められているのは間違いないようです…。

いずれ、この神話も紹介しなくてはいけないと思います。








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Last updated  April 28, 2006 02:15:20 AM
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