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マロニエ王国の七人の騎士 1
岩本ナオ
マロニエ王国の七人の騎士 1 フラワーコミックスアルファ
岩本ナオ
金の国 水の国
が面白かったので同じ作者の新刊を購入。
期待通りに面白かったです。
八つの国からなる大陸の中央に位置するマロニエ王国が物語の舞台です。
他には
寒い国
夜の長い国
生き物の国
食べ物が豊富な国
暖かい国
好色の国
武力の国
があり、なかなか愉快なネーミングです。
その愉快さは登場人物にも適用されてて、表紙絵にもなってる七人の騎士もけっこう愉快な名前になってます。
母親はマロニエ王国の女将軍バリバラで、まあそれっぽい名前なんですが、その息子である七人は
上から順番に
長男・眠くない
次男・博愛
三男・暑がりや
四男・寒がりや
五男・獣使い
六男・剣自慢
七男・ハラペコ
となってます。
それぞれの特徴を示す名前になってますが、理由は息子(寒がりや)いわくバリバラが適当な性格だかららしいです。
そしてマロニエ以外の七つの国に兄弟がそれぞれが騎士長となり大使として友好をアピールするために外交におもむくことになるってところから物語りは始まります。
ちなみに兄弟の大義は
いつかかっこよく我が国のお姫様を助けること!!
らしいです。
なかなかに愉快な兄弟たちです。
で、外交に出る前に 寒がりや が男装してブルーノと名乗るマロニエの姫と仲良くなります。姫のペットのリスちゃん(ヌートリアぐらいに巨大なリス)のエサを探して肩車をして一緒に木の実を探したり、別の機会には一緒にボートに乗ったり、ボートで急激に冷える妖しい現象に襲われたり。
寒がりや は体感温度で髪の色が変わります。
寒がりや が男と思ってるブルーノ(姫)を肩車した時にあるべきものがないことに気付いて兄弟に相談したらその会話が的外れに愉快だったり。
そんなふうに軽快に物語りは進んでいきます。
そして 長男・眠くない が幼馴染で結婚する予定になってる城代の一人娘エレオノーラと大貴族の息子ヨアンと一緒に 夜の長い国 に向かうことに。
エレオノーラは 六男・剣自慢 と競えるぐらいに強く黒髪で男前な性格です。
姫ほど美女ではないですが、かなり良いキャラだと思います。
ヨアンはいかにもな感じがする嫌な貴族の親父とは違ってサッパリしたいいヤツっぽいです。
で外交使節団と一緒に 夜の長い国 に入国。
夜の長い国 の女王ヒュロッキンはイロイロ陰謀をめぐらせてそうなタイプです。
バリバラに対向して八人姫を産んだらしいです。
最後のほうで 眠くない とエレオノーラが喧嘩して翌朝にはエレオノーラは
「熊いねーかな」
と森に向かう(笑)
大慌てでエレオノーラを探しに行くところで1巻終了。
愉快で面白く、そしてそれだけではないファンタジー。
この漫画は面白いです。
二巻は2018年6月8日発売予定らしく、かなり待ち遠しいです。
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