長男誕生まで☆


結婚してから2年半がたっていた。
なかなか妊娠しなかったため、平成3年秋頃に産婦人科を受診。
いくつものつらい検査を受けた結果、「自然には妊娠できない。」と言われる。
人工授精をすることになり排卵誘発剤を飲む。
排卵状態を調べるため診察を受けると 妊娠していた。
先生がとても驚いて「よかったですね!」と言ってくれた。
このときは本当に嬉しくて世の中の何もかもに感謝したい気分だった。
つわりもつらかったけど とにかく嬉しかったのでそんなに苦にならなかった。
順調にマタニティ生活を送っていたが 7ヶ月に入ったとき
咳がかなりひどい風邪をひいた。夜中も咳がかなり出て寝れない日が続いた。
そして出血、すぐに切迫早産で入院となった。
入院中はウテメリンの点滴&飲み薬でお腹の張りをおさえる日々。
ただひたすら安静にしていた。
そして37週に入ってようやく退院。
今か今かと待っていたけど結局予定日の検診で先生が卵膜にキズを入れる。
(子宮口が開いてきてたため)
その日の夕方から陣痛がはじまり夜中の0時すぎに出産。3502gあった。
安静にしている日々が続いたため体力が落ち、そこへもって赤ちゃんが大きかった
ので吸引分娩だった。「私も母になれたんだなぁ・・・」そんなことばかり
考えて その日は眠れなかった。とにかく嬉しかったな。


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