『今日の気になった事』

『今日の気になった事』

野良ちゃんについて思うこと


はじめは心を鬼にして追っ払っていたが、可愛そうになりつい餌を与えてしまった。餌を与えた事によって、「この家に行けばご飯が食べられる」という情報を彼らの脳にインプットしてしまったのだ。
それからは毎日家の庭にやって来ては悲しげな声を出すのである。

居着いてしまったからには、僕に彼らのやる事に対する責任と言うのもが発生する。
ご近所に迷惑を掛けていないか聞いて回った。
あるお宅では植木鉢が倒されてしまっていた。
これについてはお詫びをし、猫が近づかないよう「猫寄らず」(猫の嫌いな匂いのする薬剤)を買って持っていった。
また、彼らが大きくなれば当然子供を作る。そうするとまた野良猫が増えてしまう。そこで、彼らには気の毒だったが虚勢&避妊手術をした。

彼ら以外にも家の周りには多くの野良ちゃんがいる。
彼らにも餌を与えてやりたいが、自分の責任範疇をきっと超えてしまい、ご近所に多大な迷惑を掛けることになってしまうだろう。
無責任に餌を与えることは出来ない。その他の野良ちゃんには申し訳ないが・・・ごめん。


彼らは(彼らの親は)どのような経緯で野良猫になってしまったのだろうか。僕には分からない。
悲しいかな、世の中には多くの野良猫が存在する。
無責任な人に捨てられてしまったのかも知れない。
家を飛び出したやつもいるかもしれない。
そして、彼らは本能によって交尾を行い、また野良猫が生まれてくる。

野良ちゃん達に世間の風は冷たい。
ゴミをあさり、庭を荒らし、車におしっこを引っ掛け・・・そんな彼らの行動に対して、人は時にひどい仕打ちをする。
でも、彼らだって必死に生きている。そんな行動も彼らにとっては生きて行くための必死の行為なのだ。

では、彼らととどう付き合ってゆくのが良いのか?
僕には良い方法がこれだと言い切ることは出来ません。
ただ、一つの方法として「増やさずに減らして行く」というやり方がある。『地域猫』という考え方。

以前東京の大田区のある街でこの考え方を実践しているところがあると聞いた。
そこでは、有志が資金や場所を提供し、地域ぐるみで野良猫を飼っている。
提供された資金で餌を与えている。提供された餌場やトイレとなる場所を中心として猫達は暮らしている。
そして、この取り組みで一番重要なのが、提供された資金で野良ちゃん達に虚勢(避妊)手術を受けさせるのである。
今いる野良猫を地域で可愛がりながら、増やさない努力をしているのだ。
偶然にもそこを訪れる機会があり、そこの猫達を見ることが出来た。
そこで見た猫達はとても穏やかで、人懐っこい猫ばかりだったのがとても印象的だった。

僕も今後この様な地域活動が出来ればなぁと考えています。また、この様な考え方が色々な地域で広まってくれることを期待しています。


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