雲のように水のように。

雲のように水のように。

水槽のセカイ



変わらない毎日、変わらない景色、彼らにとってはそんな狭い世界

巡るものは、循環している水と毎日届くご飯だけ

彼らの世界は狭くて小さい

薄いガラスの向こう側には、狭い部屋と、広い街と、そこそこの国と、無限の空が広がっているなんて

彼らの小さな頭では考え付きもしないのだろう

・・・でも、本当にそうかな?本当に気付いていないのかな?

もしかしたら、きっと彼らは気付いている

世界の世界、その世界をずっとずっと見ているかもしれない

それでも誰も語らない、知っているのに語らない、見えているから語らない


昨日も明日も変わらない、平穏な水槽でぷかぷか泳ぐ。。。


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