雲のように水のように。

雲のように水のように。

うた



音という音を集めて 全ての言葉を繋いでいった

形にしようと掬い上げては 砂粒のように零れ落ちていく

全ての音は歪曲していて 街にはノイズばかりが溢れていく

たまらず耳を塞いだのに 僕の中にはノイズが溢れていた

ノイズの世界 砂粒の街

さまよい続ける僕は一つの音を拾ったよ

偶然見つけた たった一つの音 それをこの文字に乗せてみたよ

あぁ 何だこんな事だったのか

一つ一つが音だった

一つ一つが言葉だった

全部あわせてカケラになった 街には曲が溢れていったよ


『うた』

ねぇ、歌を唄おう

僕一人で、あなたと一緒に、みんなで集まり

歌を唄おう

歌うのは苦手?そんな事は知らない

この湧き上がるリズムは止められないから

世界と自分に響かせて歌を唄う

そんな夜はぐっすりと眠れるから。



『雑音』

僕が奏でる音なんて すべて乱れている事は知っているんです

歌を知らない僕は デタラメに音を拾い集めている

世界にはこんなにもノイズがあふれていて

こんなにもきれいな曲を奏でるから

音を知っている僕は てきとうに歌を重ねていく

世界に散らばるバラバラの

僕が持ってる一つだけの

ガラクタみたいなこの雑音を 僕は歌と呼ぶんです

重ねた音は響き合い デタラメな音は曲になる

ノイズと踊り うたを歌う

僕が奏でる音なんて すべて雑音だと知っているんです


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