雲のように水のように。

雲のように水のように。



きっと自分じゃ気づけもしない小さな小さな囁きが

この空間全体を覆っている

太陽の光は形を変えてゆらゆらと全てを浮き上がらせる

時々とどかなくなる弱々しい輝きは

それでも、ここを示してくれる

映し出された生き物たちは異質な自分を驚かせる存在感

そこは全てが生きている、そんな事実を今始めて知る

だんだん自分が消えていく周りの空気が膨らんで

やがて自分も飲み込まれて大きな命の一部へと戻っていく

ここはとある海の中、命の声が聞こえてくるところ。


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