1956年、カリフォルニアに生まれる。母親から影響を受け、幼い頃から絵を描きはじめる。10歳で家族と共にハワイ・マウイ島に移住。サーフィンに熱中すると同時に、サーフィンを通して絵画においても独自の作品スタイルを開発。自身の作品を「イリュージョナリー・リアリズム(幻想的なリアリズム)」と 呼び、光や波、海の生物を輝く色彩で描く。 1990年、環境保護を目的に「シービジョン財団」を設立。作品の収益金の一部を環境保護活動に役立てている。 1992年、国連の「クリーン・オーシャン・キャンペーン」のイメージ・アートを手がける。 1996年、初のCD-ROM『ラッセン作品集』を発表。 1998年、『ラッセン作品集 II ~ゴールデンコレクション~』を発表。
1976年に作品を発表して以来、人気、実力とも不動の地位を確立し、現在、環境保護に情熱を傾ける世界的なエコロジーアーティスト、マリンアーティストとして高い評価を得ている。また、国連の提携組織であるF.U.N.(Friends of the United Nations)から環境保護活動が認められ、国際オーシャン・イヤーの親善大使として任命されている。またプロのウインドサーファーとしても有名である。