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映画「幸福な食卓」を観ました。今年最初の映画、いい作品でした。この作品の原作は、瀬尾まいこさんの同名小説です。主人公・佐和子の家庭では、朝食は家族が揃って食べる約束、その朝食の食卓で時折、家族は驚くような宣言をします。佐和子が中三の始業式の朝、突然父は「父さんは、父さんを辞めようと思うんだ」と言い出します。(小説でも、この場面はインパクトがありました。)佐和子の家庭は、3年前の父親の自殺未遂事件をきっかけに崩壊し、優秀だった兄は進学をしないで農業をやり、母は家を出て一人暮らし。父親も勤めていた学校を辞めています。重い気持ちを引きずって登校する佐和子の前に現れた転校生の大浦勉学くんはとっても爽やか!しだいに佐和子の心に入り込み、佐和子を明るくしていきます。それなのに・・・・小説でも、驚くような展開に胸のつまる思いでしたが、映画でも同様(こんなことって・・・)と、辛くなります(;_;)この作品の登場人物はみんないい人です。最初は、図々しくていや~な感じだった小林ヨシコさんも(^^)
2007.01.29
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京都へ出かける用事があったので、一泊してミニ観光を楽しんできました。先月、広島へ出かけるときに利用した、JR東海ツアーズの「限定新幹線プラン」今回はこだま限定ということで、少し時間はかかりますが、往復の新幹線料金程度でリーガロイヤル京都で一泊できるお得パック(^^)シングルでは取れないので、姉を誘っての2人旅でした。一日目は京都でランチを済ませたあと別行動でしたが、二日目は2人であちらこちらを見てまわりました。京都は市バスがたくさん走っているので、今回は市バスで移動しようと、一日乗車券(500円)を購入。まずは金閣寺方面へ向かうバスに乗車、途中、北野天満宮でお札をいただいてきました。次に世界遺産の金閣寺、(中学の修学旅行以来かな?)それほどの混雑もなく、記念の撮影もできました(^^)バスを利用して、龍安寺、仁和寺と見てまわりました。遅めのお昼には、熱々の湯豆腐をいただき銀閣寺へ。(この日は4つの世界遺産をまわったことになります。)「哲学の道」の周辺は桜の木がずらりと並んでいます。(春のお花見はここへも来てみよう(^^))「金閣寺」と「銀閣寺」目で見た感じでは、落ち着いた雰囲気の銀閣寺が好きだったけれど、写した写真を見ると、金閣寺はやはり貫禄です。このツアーは、きめられた新幹線に乗り遅れると、後続の新幹線の自由席にも乗れなくなります(だから安い?)少し早めに京都駅に戻り、おみやげ物やさんで買い物。お弁当を買って、帰りの新幹線に乗り込みました。姉との京都2人旅、とても楽しい時間でした。「秋には紅葉を見る旅をしよう!」と約束をしました。
2007.01.28
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夏石鈴子さんの「夏の力道山」を読みました。主人公は働く主婦の五十嵐豊子さん。この主人公は、作者の夏石鈴子さんがモデルなのかな?物語は食後にビタミンCなどの錠剤を飲むだんな様に、内緒で「マカ」を追加して飲ませている場面から始まります。マカ??物語を読みすすめて、マカの持つ効能が分かりました。作者の夏石鈴子さんがあとがきの中で「新解さん(本名は三省堂・新明解国語辞典)は勝手に 自分の意見を発表することで有名です。」と書いています。何となく面白いものの見方をする人といった感じがします。「一家の主」という言葉があるのだから、「一家の主婦」という言葉があったっていいと考え、「一家の主婦の公式見解」など、なかなか面白い発想をします。初めて読んだ夏石作品は、さらりと読めるものでした。「働く主婦」であるわたしは、何となく元気をもらった感じです。最後にひとつ、この作者の、本のタイトルの決めかたは好きです(^^)
2007.01.22
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今年の読書目標は40冊、記録をしっかり残していこう!今年の2冊目は、1冊目に続き、医療現場が舞台となった作品です。この作品は第4回「このミステリーがすごい!」大賞受賞。このミスの大賞は、今までの受賞作6冊のうち4冊を読破しました。(中でも良かったのは「四日間の奇跡」映画もよかったです!)前半に出てくる「バチスタ手術」の話が興味深かったです。学術的な正式名称は「左心室縮小形成術」創始者であるR・バチスタ博士の名からこう呼ばれるそうです。 肥大した心臓を切り取り小さく作り直し、心臓の収縮機能を回復させる手術だそうですが、心臓移植の代替手術で、状態が劇的に改善される例も多いとか。日本ではこの手術ができる施設は少ないようですが、移植は臓器提供がなければできないのですから、もっと一般的になればいいのでしょうね。でもこの手術の成功率は6割、ちょっと恐いです。この物語、登場人物がとてもしっかり描かれている感じです。前半の話を進める田口先生、後半に登場する探偵役の白鳥圭輔、2人は強烈、特に白鳥圭輔はハチャメチャな人物です。田口&白鳥コンビの第二弾も出ているようで、、、いつか機会があったら読んでみよう(^^)
2007.01.14
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地元句会での句課題「具」前回(11月)の句会を欠席しているので、4ヶ月ぶりの句会でした。「今年はがんばろう!」の決意も、見事な三日坊主^^;それでも悪戦苦闘の末、3句投句しました!結果は2句が没、でもこの句は天位をいただきました(^^)欠席投句を合わせても15人程度の小さな句会ですが、それでも天位は嬉しいものです。2ヶ月に一度、市の施設をお借りしての句会、私も事務局としてささやかなお手伝いをしてきましたが、会の運営にはいろいろと問題も出てきています。会を立ちあげてくださった師匠は、本業にも影響が出るほど、川柳関係の仕事(ボランティア)が膨れあがっているとのこと。諸事情により、この句会への参加も今後どうなることか、、、会の皆さんが「この会は続けていきたいね」と言ってくださり、「いろいろな仕事も持ち回りでできるわよね」と前向き。私も仕事を辞めたら、もう少し積極的にお手伝いができそう。私にとっても川柳のことだけでなく、いろいろな方とお話ができるこの時間は貴重なもの、これからも会が続くように自分のできることを考えてみよう。
2007.01.13
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少し離れたところにいる知人・友人への年賀状に、「この3月で仕事を辞めることにしました。」と、一言書いておきました。なかなか会う機会もなく、ここ何年かは年賀状のやりとりだけの交流になってしまった友人たちから、いくつかの反応が返ってきました。ありがとう、嬉しかった(^^)今日は同じ職場で勤めたことのある先輩から、年賀状とは別に、あらためてハガキをいただきました。この先輩は一年前に仕事を辞めています。メッセージの中に、「4月から春の桜、秋の紅葉、空の広さや青さに 深呼吸してしみじみと美しさを味わい驚きました」とありました。(まずは私も深呼吸をしてみよう!)メッセージは「あと三ヶ月、十分楽しんでください」と結ばれていました。 そうだ!がんばってきた仕事、十分楽しまなくちゃ!!仕事を続けることで、大変なことはいろいろあったけれど、たくさんの人たちに支えられ、助けられてきたんだなぁと今日は先輩からのハガキをみて、あらためて考えました。 少し落ち着いたら、午後のティータイムにお誘いして忙しさの中で見過ごしていた空の広さや青さに驚きながら、おしゃべりができたらいいなぁ(^^)
2007.01.09
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地元ラジオ・川柳コーナー課題「志」新しい年の最初の土曜日、「がんばらなくちゃ!」と久しぶりにラジオの川柳コーナーに投句しました。久しぶりだったせいか、番組で紹介されました。ただ、自分では 決意はしたものの、すきなあの子に涙を浮かべて 「お願い。。」って言われたら、すぐに決意は揺らぎそう。と、そんな思いを詠んだつもりだったのですが、、、選者さんは「悔し涙の向こうにある強い決意ですね」って。なるほど、そんな風にもとれるのか。自分の思いが伝わらないんだから、だめな句ですね^^;久しぶりの投句だったので、「季節ごとというか、節目節目の投句してくれますね」と、師匠である選者さんに言われました。「毎週がんばるぞ!」という決意、何度したことか・・・2句投句するようになっているのですが、今回の没句「亥年もまた三日坊主の志」まさしく自省の句。
2007.01.06
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東野圭吾さんの「指命と魂のリミット」を読みました。東野圭吾さんの作品にははずれがないと思っていますが、この作品もとてもよかったです。研修医の氷室夕紀の胸に秘めた目的が、いろいろな事件と複雑に絡んできます。夕紀の父と母、父の手術をした医師、それぞれの心が事件の展開と並行して描かれていきます。目的が達せられる最後のシーンには感動がありました。物語には医学的な要素がたくさん出てきますが、小説家って、いろいろ取材をして小説を書くのですね。2007年最初の一冊はとてもいいものでした。今年の読書運は「大吉」かも(^^)ちなみに、初詣のおみくじは「吉」でした。
2007.01.02
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