今回の修理は、「 SONY CFD-25 CDラジカセ( 発売日:1993年 ) 」だ。 普及機種然としたシンプルな機能が潔い一台だ。とは言え、昨今のラジカセよりも存在感のある作りだ。
■主な故障と原因
■修理
機能がシンプルな分、筐体も小さく、作業時の取り回しがし易い。
その割にネジやケーブルの本数が多いのは、やはり年代の特徴なのだろう。
スピーカーは、接続ケーブルの基板側の半田付けが劣化し、亀裂が生じていた。それ以外にも半田付けの亀裂が多数確認され、結局ほぼ全ての半田付け箇所を補修することになった。
スピーカーは普及機らしく、エッジも紙製。普通の音しか鳴らないが、劣化にはめっぽう強い。このあたりは、高級機種とは対照的だ。
テープ部は、ゴムベルト2種2本とも劣化していたので自作して交換。磁気ヘッドなど、それ以外のパーツは至って健全。メカクリーニングのみ実施。
CD光ピックアップは、「SONY KSS-210B」だ。これは普及機/高級機の別なく共通だ。こちらも健全。メカクリーニングのみ実施。
その他各部のクリーニング、組戻し、点検、調整して無事に復旧。
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