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フィンとリーフのトラキア博物館
頂き物の部屋(特別小説編・その1)
更新:08年2月6日に『大きな従兄と小さな従妹』第2話<前編>をアップし、パート1を完結させました!!
『大きな従兄と小さな従妹』(第1話)
<アレスの語り>
グラン暦789年某日。
俺は叔父上と叔母上が来る日を楽しみに待っていた。
遠く離れたトラキア半島に住んでいる叔父上たちは、それぞれが忙しいことも重なってなかなか会えない俺の数少ない親族だ。
叔父上とは『子ども狩りの再燃』と名づけられた事件以来会っていないから、1年ぶりか。
あの事件の日はアグストリア解放戦争以来の再会だったな。
だから俺は解放戦争後に生まれた叔父上の新しい子どもに会ってなかったから、事件が起こる直前の会議が終わったら早速子どもに会おうと思った。
そしたら事件勃発だよ・・・
周りが言うには叔父上に良く似た子とも聞いたから、きっと利発できれいな顔立ちをしているんだろうと--叔母上も綺麗だけれど--。
だから叔父上と叔母上、上の2人は無理だろうけど、きっと一緒に来るであろう下の2人が来るのを楽しみに待っていたのだが・・・・・・
まさかあんな大騒ぎになるとは・・・
-------
『叔父上、叔母上。お元気そうで何よりです』
『お久しぶりですアレス様』
『1年ぶりだけど、とても懐かしく思うわ』
予定よりも早くやってきた叔父上と叔母上は眉間のシワが一本増えた俺と違って、1年前と変わりなく、相変わらず実際の年齢よりも若く見える。
どうしたらその若さを保てるのだろうか。いつみても若い叔父上と叔母上の永遠の謎だ。
そう考えている俺の納得行かないような顔がおかしいのか、叔母上はうふふと笑っていた。
「まぁ、アレスったら。変な顔して・・・・・・おかしいわよねアース」
「はい、母上」
叔母上は下に向けている少年に話しかけ、少年もそれに笑顔で答えた。
「あ、こんにちは、アレス様。僕はアースと言います」
ついでにやってきた挨拶にもつられて視線を下げてみると、そこには叔父上のちっちゃいバージョンの少年がいた。
きっと、この少年が叔父上の新しい子どもの1人だろう。自分から挨拶をするとは、なかなか良くできた子だな。
俺の息子とは大違いだ。
こんなにちっちゃくても、俺の従兄弟・・・なんだよな。変な感じだ・・・。
「お前がアースだな。よろしくたのむ」
とりあえずかがんでアースと挨拶をして周りを見るが、叔父上のもう1人の子は見当たらない。
気になって周りを見ていると、それに気づいた叔母上がもう1人の子について教えてくれた。
「もう1人はね、ここに来るまでに風邪をひいたからマッキリーのお宿で風邪を治してから来るわ」
「風邪・・・ですか」
「そう。多分、3日後に世話係と一緒に来ると思うわ。あの子、風邪をひきやすいの」
風邪か。アグストリアとレンスターの微妙な気候の変化についていけなかったのだろう。残念だが仕方のないことだ。
「それで、その子はどんな子ですか?」
とりあえず、どんな感じかだけは良く知る2人から聞いておきたかったから尋ねてみると、
「私にそっくりな子です。そっくりすぎて困ってるほどです」
と、叔父上が自信満々で返してくれた。
困るほどそっくりってどういう意味かは分からないが、俺はとりあえずうなずいて俺の子どもたちもきちんと紹介しようと、控えていたものに娘のマリーと息子のヘズルを呼ぶように頼んだ。
この3日後にとんでもない出会い方をするなんて、思いもせずに。
-------
<新トラキアの騎士ハウノの語り>
まずいことになった。
新トラキアの騎士である私、ハウノはマッキリーからアグスティに続く人気のない小道を馬でかけながら冷や汗をたらした。
なぜ、新トラキアの人間である私がまったく正反対の場所にあるアグストリア諸公連合にやってきているのか。
それはアグストリアの視察をリーフ国王陛下に命じられた、親衛隊隊長フィン・M・グラディーユ様と一緒に行くことになった、フィン隊長の幼い双子のご子息たちの世話係に命じられて一緒についてきたからだ。
王城レンスターからアグスティまではかなりの距離があるから長旅になったけど、大きなトラブルもなくノディオンを通過してマッキリーにやってきた。
しかし、その途中でご息女のフィラス様が風邪をひかれて、私はフィラス様の面倒を見るように隊長に命ぜられた。
だから泊まっていたマッキリーの宿屋でフィラス様の看病をしながら慣れない長旅の疲れを癒し、フィラス様の回復を待った。
そうして3日後にようやくフィラス様の調子も戻って、隊長たちが待つアグスティ城を目指そうと、こうしてアグスティ城への一番の近道であるこの小道を使っているんだけど、中ほどまでかけたとき、大きな斧を手に持った賊たちが変なやり取りをしながら、俺たちをひそかにつけていることを確信してしまったんだ。
前からここの小道には賊が行き来してた道だったらしいんだけど、1ヶ月前にその賊も討伐されたと聞いてゆったりのったりしてたのに・・・。討伐されてもこりずにまた集って獲物を待っていたんだ。
本当なら先頭を避けるために猛スピードで馬を操って逃げたいんだけど、残念ながら私の腕の中に納まっているフィラス様は夢の中。
もしそんなことでびっくりされて大声で泣かれて、逃げてもすぐに居場所をすぐに突き止められてしまう。
でもこのままのんびりしていたら賊たちの餌食になってしまうし・・・
そんなこんなで私は大人数を相手にしながらフィラス様をお守りする無謀な戦いを強いられようとしていた。
(とりあえず、フィラス様だけでも無事にアグスティまで送らなければ・・・)
じりじりと格好の餌食である私たちを狙って賊たちがにじり寄ってくる。
嫌な感じだ。『狙ってます視線』が痛いくらいに突き刺さってる。
その気配に気付いたのか、フィラス様がぱちぱちと瞬きをして目を覚まされた。
「う・・・んん・・・。あ、ハウノさん・・・」
目の前にいる私におはようございます、と挨拶をしてくれる、まだ半分寝ている様子のフィラス様。
私は少しは背後を気にしながらフィラス様に今の状況をより簡単に伝える。
「お嬢様。今すぐ目と、耳をふさいでください。私が良いと言うまであけてはなりませんよ」
それを言われたフィラス様は小さくうなずき、体を震わせながらおとなしく従う。
こう指示すればフィラス様に酷い戦の世界を見せることもないし、おとなしくしてくれるから移動も楽だ。
そうなんだけど、言葉一つでこんなに小さな子どもを恐怖と不安に染めてしまうのは、とても気持ちのいいものではない。
だが今はそんなことを考えている場合ではない。
私は準備が出来たフィラス様をしっかりと抱えて、手綱を握りなおし一気に駆け出した!
私たちが逃げ出したことを目の前で確認した賊たちは隠れることをやめて怒声とともに追いかけてくる。
(早くアグスティの騎士団に助けてもらわなきゃ・・・)
まっすぐ続く小道をかけつつ、助けを求めるために砦を探す。
幸い、私たちがいるところはちょうどマッキリーとアグスティの中間地点で、境目といってもいい場所。
このあたりを守る砦がいくつあってもおかしくはない。
周りをよく見ながらかけていると運よく、砦を見つけることが出来た。規模は小さいけれど、アグスティ城に近いからすぐに援軍が到着するだろう。
ここからあの砦に行くにはうっそうと広がる森を突き抜けるしかないようだ。
私はためらいもなく森に突っ込み、賊たちも続々と突っ込んでくる。
その小さな砦に強力すぎる見方が訪れていたなど、この場の誰も知らなかった。
第1話・完
第2話に続く・・・
『大きな従兄と小さな従妹』(第2話)<前編>
<アレスの語り>
俺は叔父上たちと共にアグストリア流のとりでの警備法について説明するために城の近くにある小さな砦を訪問していた。
「このあたりは多くの森に囲まれて敵が潜伏しやすい場所だと思われがちですが、ここの砦からはその姿が丸見えなんです」
この砦の強みを説明しながら森全体を見回す。
かつてシグルド軍がアグスティ城に攻めあがったとき、彼らは森に紛れ込んで不意をつこうとしたらしいが、シグルド軍撃破に出撃していたザイン隊にこの砦で動きを読まれ森で衝突。かなりの苦戦を強いられたらしい。
「森の中はとても動きにくくて、当時はこちらの軍の動きが丸見えなんて思いもしなかったわ」
叔母上が当時のことを思い出してつぶやくと、俺はちょうど馬に乗った旅人が森の中をさまよいながらこの砦に向かってかけてきているのを見つけて、それを例に指をさす。
「ほら、こんな感じに馬に乗ってかける旅人を見つけるのも容易ですし、それを追いかけてくる大勢の賊たちの姿も丸見えなんです」
「わぁー。本当によく見える。それにすごく景色が良いわねー。森の中とは大違いだわ」
叔母上が俺の指がさす方向を見て感心していたとき、何か気が付いた様子で叔父上がポツリと呟く。
「お2人とも・・・あの旅人を助けなくても良いのですか?」
しばらくの沈黙のあと。
「「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」
叔父上の言葉を理解して事の重大さに気が付いた俺と叔母上はほぼ同時に叫んで、預けていたそれぞれの得物を手に厩舎へとかけていった。
後から叔父上が黙ってついてくる。
「アレス!どうして説明の途中で気がつかなかったの!気がつかなかったらこの砦の意味がないじゃない!」
「叔母上こそ景色に見とれて気が付いてなかったじゃないですか!!」
俺は叔母上と手短に言い争いをしながら猛ダッシュで厩舎に突撃して愛馬に乗り込むと、ミストルティン片手に砦を飛び出し旅人の元へと急ぐ。
すぐに森に突っ込んで旅人を探すが、森の中は物見やぐらから見るよりもずっと視界が狭く、騎乗している俺たちは動きにくくてなかなか旅人の元にたどり着けない。
戦闘の音がする騒がしい方向へ行けば行くほど複雑に木々が入り組んでいて、本当にここが物見やぐらから丸見えという事実が信じられないくらいだ。
一緒にいる叔母上も俺と同じことを感じているようで迷わないように木に印を付けていっている。
けれど叔父上とははぐれてしまったようで、何処を見ても見つからなかった。
「フィンはどこに行ったのかしら・・・」
最愛の夫が行方不明で心配そうな顔をしている叔母上。もちろん、俺も心配だったが俺は大勢の賊に追われている旅人の方が心配だ。
「叔父上なら大丈夫でしょう。俺たちは俗化旅人かどちらかを見つけましょう」
叔母上を元気付けるように言葉を添えると、俺たちはどんどん騒がしい方向に進んで行き、木の根に馬の足がとられないよう気を配りながらかけてついに、運よく両方を見つけることが出来た。
大勢の賊を相手に囲まれながらも何とか応戦している旅人は新トラキア王国の軍服に身を包んだ青年のようだ。
騎乗していたが軍服はぼろぼろで汚れきり、馬も疲れきった様子でいつやられてもおかしくない状況にある。
ん?マンスター?軍服??
「何で新トラキアの騎士がこんなところに・・・」
思わぬ旅人の招待に疑問符を浮かべる俺。
しかし、叔母上は真っ青になって大声で青年の名を呼ぶ。
「ハウノじゃない!だいじょうぶ!?」
名を呼ばれた青年はハッとし、声の主である叔母上の顔を見てほっとしたように場違いの笑顔を浮かべた。
「ラケシス様!!あぁ、良かった、助かった」
叔母上の手短な説明によると、どうやら彼は俺の従妹の世話係らしい。アグスティ上へ行く途中、賊に目を付けられ追いかけられていたとか。
叔母上のリブローの杖の癒しを受けながら賊を一人切り倒したハウノという青年は、奥の方を指差して早口で報告する。
「ラケシス様、えーっと、そちらはアレス王ですか。お二方、フィラス様は奥で隠れてらっしゃいます」
「分かった、奥だな」
「奥にはへんなやつらが行ってしまったので気をつけてください!」
手が離せない叔母上とハウノの変わりに、俺が奥へと進んでいく。
やはりあの大人数でひとりを守りきるのは難しい。行く先々にハウノの剣から逃れて突破してきた賊が飛び出してくるが、俺はそいつらをなぎ払って進んでいき、ついに賊の頭らしき人物に出くわした。
「ねぇねぇ、マーズ。小さい女の子が見当たらないね」
「そうだね、プルート。その子についていた騎士はどうなっただろう」
「多分僕たちの手下にやられていると思うよ、マーズ」
「そうだね、プルート。あの女の子、とてもかわいかったよ。僕ら砂漠からアグストリアに来てよかったね」
何なんだこいつら・・・
ハウノがいっていた変なやつらとはこいつらのことのようだ・・・
そんな変なやつらだが、会話を聞く限り一月ほど前に討伐したやつらとは別の組織らしい。
ったく、こんなところまではるばる移り住んできやがって・・・。襲われる旅人や民、討伐する俺たちの身にもなってみろ。
「おい、そこの2人。今暴れている賊たちの首領か」
とりあえず声をかけてミストルティンを構えると、怪しい2人組は俺の方を向いて独特の変な会話を始める。
「ねぇねぇ、プルート。この人ってアグストリアのアレス王だよねぇ」
「そうみたいだね、マーズ。どうしようか」
「それはね、プルート。さくっと倒してアグストリアをもらっちゃうんだよ」
「そうだね、マーズ僕たちブラザーズが負けるはずがないもんね」
どうやらこの俺に挑むらしい。バカなやつらだ。
俺は襲いくる賊2人をさくっと倒して散り際の台詞を聞いてやる。
「なんかいい感じで一発入ったよ、マーズ・・・」
「プルート・・・僕たちブラザーズが負けるなんて・・・」
どぉん、と巨体を地面に叩きつけるように倒れる賊は放っておいて、俺は従妹を探す。
だが、賊を探しても見つからなかったように、俺が探してもなかなか見つからない。
そんな中、ミストルティンは同じヘズルの血を引く従妹を感じているのか、なかなか見つからなくてイライラし始めていた俺を導いてくれた。
馬から下りて魔剣に導かれていくと、案外近くにあった小さめの木のうろの中にさらに小さな女の子が隠れているのが見えて、ゆっくりとそちらの方向へと向かう。
「・・・おい」
背を向けて耳をふさぎ、泣き声も震えも押し殺して隠れている姿が痛々しく映ったが、感傷に浸っている暇はない。
早く従妹の無事を確認して叔母上たちに報告しなければ。
「助けに来たぞ。早くここから出ろ」
強く耳をふさいでいるせいで俺の声が聞こえないらしい。従妹はいつまで経っても出てこないし、振り向きもしない。
仕方ないから襲い腕をつかんで木のうろから引っ張り出し、自分の方へと引き寄せた。
それが、一番の間違いだった。
「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ぐほぉっ!」
従妹はおとなしく隠れていた姿からは考えられないほどの大声で絶叫し、大泣きで俺の顔面を蹴ったのだ。
「な、なにすんだお前!」
あとから聞いた話では、彼女は賊に見つかったと勘違いしていたらしい。
だが、助けに着たのに絶叫されるは大泣きされるは蹴られるはで頭にきた俺は子ども相手だということを忘れて怒鳴ってしまった。
第2話<前編>・完
第2話<後編>に続く・・・
フィン:特別小説編はパート2に続きます!!
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