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公立高校の入試の倍率はたかだかどんなに高くても1.3倍である。(特殊な学科は除き、一般的な普通科の場合。)
学区内トップ校であっても、年によっては、1.0倍を切ることもある。(数年前の高松。結局全員合格だった。)
この地区の(いわゆる)トップ校は丸亀。公立志望の強い県にあっては、ほとんどの者が行きたいと思うだろう。
公立の試験問題は、過去何十年にもわたって分析をしているので、殆ど「当たる」。ちょっと危ないなと思われる子には、補習も行う。
ところが合格してしまうと、そのちょっと危ない子の中には、苦しかったことなどすっかり忘れ、やれ部活だ、携帯だ・・・と、「受かった自分」に陶酔してしまう。
中には、その陶酔状態に親も入り込んでしまう。「家の子は、優秀なんだ。何せトップ校に合格したのだから。・・・・・・・」
ところが、高校では大学入試に向けたお勉強が待っている。中学のときのように、1・2年は適当に楽しく過ごし、3年になってちょっと頑張れば合格・・・・と考えていると、100%取り返しがつかないことになる。
大学入試の倍率は、「おー、3倍じゃないか、ラッキー!」というものであって、何より、高校入試段階ではいなかった「中高一貫校」出身者が手ぐすね引いて待っている。
高1段階で既に高2の学習をし、高3では大学対応の勉強をしているのだから、どう考えても対抗などできるはずがない。その「できるはずがない」が出発点なのだ。
しかも、高校にそのような視点があるのかないのか、不合理な学習を権力的に強制したりする。ただでさえ時間がないのに!
ある程度そのことに気付いている子は、部活をしていても、それ以上の熱意で勉強にも取り組んでいるし、中には「運動能力」があっても、部活は放棄している。
ところが、「気付かない」「自己過信」の者に限って、勉強もしないで、「青春を謳歌」している。中高一貫校に対抗するべく緻密に組み上げられた塾のシステムを無視する。
そして、中には、「僕には合わない」とか「部活が・・・」とか「テストが多い」とか「成績が・・・・」とかのふざけた言辞を弄して逃亡したりするのである。
そういう者(あるいはそういう者の周囲にいる者)がどれほどの現状分析をし、自己分析をしているのかを問いたいものである。
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