この子ら


親の顔さえ親の愛さえ知らず育ってゆく
このあどけない笑い顔の下には ひとしれない淋しさがあるだろう

この子らに何の 罪があるのだろう 親と呼べる人がいないことほど
そんなつらい そんな悲しい ことはないじゃないか
このあどけない笑い顔の下には ひとしれない淋しさがあるだろう

空に一番星 光る頃に この施設にも明かりが灯る


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