真の自己に出会う旅・・・気づきと感謝の日々

真の自己に出会う旅・・・気づきと感謝の日々

聖地・ブッダガヤ



        ブッダが菩提樹の下で悟りを開いたところ。

       現在は菩提樹の前に大きな菩提寺が建っている。

            仏教徒にとって一大聖地。

    ブッダガヤはインドの中にあって、アジアな雰囲気を持つ。

         たくさんの紅い袈裟を着た僧がいる。

       その僧たちはアジア系の顔立ちをしている。

       仏教の盛んなアジアの国々から修行に来ている。

    僧たちは一心不乱に神仏に捧げる気持ちで五体投地を繰り返す。

          次第に「空」になっていくという。


      私はここに入った瞬間から懐かしいものを感じる。

      菩提寺の中には金色に輝くブッダの像がある。

  菩提寺の裏手に悟りを開いた場所である菩提樹の樹と金剛宝座がある。

     近づくにつれ私の内側からこみ上げてくるものがあった。

     金剛宝座の前にしゃがみ込み、あふれる涙をとめようもない。

    しばらくそのまま泣いていて、収まってきたのでふと顔を上げた。

      宝座の向こう側に座っていた若い僧と目が合った。

 まるで私を見守ってくれていたようなやさしい目をして微笑んでくれた。

         あらためて座り直し、瞑想を始める。

       すると・・・「やっとここに来ることができた」

      という言葉が出てきて、紅い袈裟を着た僧が見えた。

         どうやら私の過去生のようだった。

ずっとここブッダガヤに来たいと思っていたのが、今生それが叶ってとても喜んでいた。

      さらに瞑想を続けていくと、今度は広い草原が見えてきた。

           そこに一本の樹があった。

      風が気持ちよく、さやさやと枝を揺らして吹いている。

     誰もいないと思っていたその樹の下に誰かが座っている。

まるで樹と一体化しているような、自然の中に溶け込んでいるような感じで座っている。

菩提樹が遥かな時を超えて、ブッダの悟りの時のイメージを私に見せてくれたのだろう。

        とてもピュアで聖なる波動に包まれた空間でした。

         私にとって過去生とともに魂の聖地です。



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