真の自己に出会う旅・・・気づきと感謝の日々

真の自己に出会う旅・・・気づきと感謝の日々

マハ・クンムメラ



      クンムメラとは三年に一度開かれる聖者達のお祭り。

       12年で一周期となっている。(4カ所X3年=12年)

   2001年は144年目の大祭。(12年X12周期)

    アラハバードという所は三つの河が交わる場所。

ガンジス河・ヤムナ河・サラバスティー河(天から降り注いでいる河・実際には存在しない)

乾季の一月には河の水量もかなり少なくなり中州ができる。

       その中州にマハ・クンムメラの会場がある。

     ほぼ真ん中あたりに架かっている橋から両側を見てみると

         マハ・クンムメラの端が見えない。

        見渡す限りカラフルなテントや建物が並ぶ。

    南国特有の原色に近い色を豊富に使って模様や絵が描かれている。

    電飾ピカピカもいっぱい付けられていて、いかにもインドらしい。

        マハ・クンムメラ会場はやたら広い。

  何十キロという長さがあるため、この会場には住所がつけられている。

        日本のお祭りとは規模が桁違いである。

      インド各地から聖者が集まってきて(一部外国人もいる)

  マハ・クンムメラ会場にキャンプを作る。その数、何百。

ものすごい人の数。1/24の144年に一度のとてつもなくパワーが高い日にはアラハバードに何千万という人が集まっていた。

 1/24というこの日に沐浴をすることが一生分の浄化をしてくれるという。


        明け方私たちは沐浴をする場所へと歩いていく。

            見渡す限りの人・人・人。

       後にも先にもこれだけたくさんの人を見たのは初めてだ。

     押し合いへし合いしながらもガンガーの中洲のほとりに辿り着き

            ガンガーの水に足を入れる。

            手で水をすくって頭からかける。

         それを何回か繰り返し、合掌して祈り、感謝した。

ここに来られたこと・こうして沐浴ができたこと・今こうして生きていることを・・・。

           ここでペットボトルに水を汲んだ。

        その水は二年半以上経った今でも変化していない。

          保存状態を良くしているわけではない。

       何もしていないのにその水はいつまで経っても腐らない。

            このペットボトルの水によって、

     あの時のとても高い波動とパワーを証明してくれているようだ。


マハ・クンムメラはインドのスピリチュアルな部分を凝縮して見せてくれたお祭りであった。



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