真の自己に出会う旅・・・気づきと感謝の日々

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メッセージ6 何をおいても最初にやること


人というのは、とても大事なことを目の前にしても、その前にこちらをしてからとか、こちらのほうが先だからとか、いろいろ考えては後まわしにしてしまったり、エゴの判断に従い、すぐに動くことをためらったりするものです。

ああでもない、こうでもないと考え、言い訳や逃げの思いに翻弄されると、いつまでも停滞し、進歩がありません。

誰もが悟りなど遠いことであり、さしあたってすぐに必要とするものに思えないのです。

本当の価値がわからないとき、目先のガラクタの事柄が優先順位の一番となり、大切に思えるのです。

私にも覚えがあります。ヒマラヤの教えの前にやることがあるからとか何とか言って、ためらっていたとき、マスターに、「もう死んだと思ってやりなさい」「今この瞬間が大切なのだ」と戒められました。そして、

「これをする前にあっちを片付けるなどということは、悟ったあとにゆっくり考えればよい」といわれました。

永遠の命をいただく。それが一番最初に来ることなのです。

これを味わってから、これを手に入れてからとか、成功してからなんて言っていてはダメなのです。

何をおいても、最初にやることは悟ることです。今やらなければ、後からでは決してできません。

ヨグマタ著書「ヒマラヤ聖者の超シンプルなさとり方」より


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