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第4問は、3伝票制における起票の問題でした。
伝票会計の基礎的な問題で正解率も高かったようです。
問題に『取引を適切に分解して起票する方法』と指示がありますので
現金取引とそれ以外の取引にわけます。
取引のうち現金の入出金を伴う部分は「入金伝票」、「出金伝票」
そうでない部分は「振替伝票」とします。
(1)仕入取引に関する問題でした。
仕入のうち現金支払い分と手付金分に取引を分解します。
分解した取引の仕訳をすると
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
仕入
|
100,000 | 前払金 | 100,000 |
仕入
|
400,000 | 現金 | 400,000 |
現金支払い分を「出金伝票」へ
前払金との代金相殺部分を「振替伝票」へ起表します。
(2)売上取引に関する問題でした。
他店振出約束手形の裏書譲渡分は受取手形、
他店振出小切手の受取りは現金処理とします。
取引を分解して仕訳をすると
借方科目 | 金額 | 貸方科目 | 金額 |
---|---|---|---|
受取手形
|
400,000 | 売上 | 400,000 |
現金
|
300,000 | 売上 | 300,000 |
現金受取分を「入金伝票」へ
受取手形との代金相殺部分を「振替伝票」へ起表します。
注意:独自の見解をもとに掲載しておりますので本試験の合否、回答について保証するものではありません。
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