オレンジチョコ★

世界の中心で、愛を叫ぶ




「世界の中心で、愛を叫ぶ」


やっと落ち着いてこの映画セカチュー(略して)の感想をかける状態に
なりました。
いろいろリンクしてて映画館でも涙がでそうになるのを我慢したので。


<<ストーリー>>

80年代。
高校時代に恋人になった普通のカップルサク&アキ。
原作では二人は交換日記をしてるんですが映画では、テープに自分の声をふきこんで交換し愛を深める。
二人で秘密で島へ旅行にいった帰りアキが白血病で倒れる。
サクはいろいろアキを励ますけど、アキの病気の進行はひどくなるばかり・・・
二人はいつかオーストラリアに旅行に行きたいと誓っていた。
そこが世界の中心って思うほど素敵な場所とアキが思っていた。
もう時間がないとわかったサクはアキを病院から連れ出し・・・

そして・・・あとは映画を見てネ。



<感想>

この映画の主人公は、大人のサク(大沢たかお)
なんですが、高校生時代は、恋人だったアキに焦点がきてるような気がします。
高校時代のアキは眩しすぎるくらいの優等生でマドンナ。
一歩間違えれば、ベタになりすぎなところをギリギリのところで、アキの魅力をだしてる気がしました。
残念だったのが高校時代のサク(森山未來)のショットが少なく、間も少ないのであまり感情が伝わってこなかった。
でもまあこれは、現在のサクと交錯している役なので、あんまり高校生時代のサクが目だってしまってはいけない(?)という抑えた演出だったのかもしれません。

この映画を観て泣きたい人が多いということは、それだけ疲れる人が多いんだなあって思った。
私もドラマで泣きたいときがあったから気持ちはわかる。

原作と違って映画には希望がみえます。
律子という希望だけでなく、ちゃんとしたアキが言っていた世界の中心はどこにあるか。
オーストラリアでもなく、
ここ(心)にあると私は解釈しました。
サクにとっての世界の中心はアキだった気がします。
アキを失って世界の中心をなくしたサクはどこか心が不安定だった気がします。(原作本も)
でもアキはいい意味で心の中にいた。
世界の中心はサクの心の中にあったと思いました。


オススメ度 ●●●●● マル5つ満点。

生きてると大切な人の死は(恋人じゃなくても)避けられない。
だからこの映画は、立ち直るときに力になってくれると私は思います。
今度は感情を抑えずもう一度観たいです。
おもいっきり・・・






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