蒼い森に於いて

蒼い森に於いて

夢遊病患者。






大事な物ははっきりしている




順序もちゃんとつけてある




何をしたいか 誰が大切か




明日死ぬなら 何をすべきか




大人になれば 当然のように




諦める事ばかりさと 人は言うけど




認めたくない 何の為に生きるのか?






なのに すぐに身動きできないのは 何故かしら?




此処に 見えない足枷がついている




いつからこんなに重いものが あたしの両足に




通りで 走ってもちっとも進まないはずだわ






周りの人を見渡してみたら




皆 それを引き摺ってた




それに気づかない人すらいた




当たり前だと信じ込んで





あたしはまだ諦めきれずに




鍵を ひたすら探して彷徨っている




きっと見つけて あたしの手で




あたしを自由にしてやるんだ




それだけを夢見る 夢遊病患者




© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: