気持ち良くながれる

気持ち良くながれる

2度目のICSIチャレンジ


のですが
このたび2度目のICSIに挑戦したものの
卵ちんたちは生き延びることが
出来ませんでした。


最初の頃10個見えていた卵ちんが
途中で8個しか見えなくなったり
育ち方の落差を考えると
右側の卵巣のみから採卵(5個)することに
なりそうだと言われたりしていたので
はらはらしどうしの今回のICSI。

幸い採卵日を延ばしながら
その分注射期間も延ばした成果なのか
採卵当日にはコメントのほとんど
つかない(つまり注意点がない)
ぷりぷりの卵が左右の卵巣から計10個とれた。

翌日の受精確認では9個の
受精が確認され
前回のように採卵日から3日目に
お腹に戻すのではなく
胚盤胞まで育つ5日目まで
育ててみることになった。

採卵をした周期は内膜の状態が悪く
着床まですすまない人もいるので
基本目標は胚盤胞の凍結保存。
私の内膜の状態のいい周期に
お腹に戻すこと、もしたくさん
胚盤胞に育つようであれば
いくつかお腹に戻してみるという
方針での今回のチャレンジだった。

採卵・受精そして3日目までは
とても優秀に進む私の卵ちん。
その後分割が止まってしまうのは
お互いの遺伝子的な問題なのか
あるいは私の年齢的なものなのか
今の段階ではわからない。

先生はあと2,3周期 体を休めて
もう1回挑戦することを提案してくれた。

その前に2人で遺伝子に問題がないのか
調べてもらいたいと申し出た。
検査結果が出るのには1ヶ月くらいかかるらしい。


先生はお忙しい中で
30分以上も時間をかけて
お話をしてくださった。

この先、養子をとるとか
卵子提供者を探すとか
いろいろな選択枝もあること。

私が興味を持っていた
卵の若返りの為に
他の卵の核を受精卵に入れるのは
本来1つであるミトコンドリアが
2つになってしまう可能性大なので
現在の医学界では推奨されないとのこと。
遺伝子組み換えの問題と同じなのだろう。

次回のチャレンジでは何が出来るか
という説明も受けた。

旦那ちゃんも私も9個も出来ていた
受精卵がその後分割を進めていたにも
かかわらずに全部死んでしまったことに
とても大きなショックを受けて
半日町をさまよった。

子作り作戦を高齢になってから始めた
つけを体をぼろぼろにしながら
払い続けるであろう自分や旦那ちゃん
を呪ったし
家出事件で半年も大切な時間を無駄に
してしまったことに憤りを感じて
なかなか心の整理がつかなかった。

一日かけて悩んで悩んで悩んで
そして、すっきりした。

今の気持ちは、だから2ストライク。

でもこれってバッターからみたら
あと一回で終わりだけれど
ピッチャーにとっては
あと一回で打ち取れるって意味でしょ。
旦那ちゃんがそう言った。

ずっと泣かないで
この先のことを一日かけて考えていた
自分と旦那ちゃんはとってもいい子だと
思った。

みなさんにはいつも励ましていただいたり
心配していただいてほんとに感謝しています。
ほんとうにそこにいてくれてありがとう!




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