守られた約束

~守られた約束~
『母体を優先して下さい』 ○○中央病院周産期医療センターにて 

非常事態聞いて、九州から義母が私のお世話をするために上京しました。
義母は産科の担当医師に「もしもの時は、母体を優先して下さい」と、言っていたそうです。

この話は、なるみんが生まれてから聞きました。


主治医が「よっぽどの事がない限り、自然分娩でいきます」と、言っていたのは義母の約束を果す為であったと思います。
あの週数での帝王切開は母体のリスクが高く、ましてや私は30を過ぎている。
回復も遅いだろうし、20代との体力も違う。

前病院では、帝王切開しかありえない。
自然分娩では、未熟な赤ちゃんは産道を通る時の圧力がたえられない。
と、聞いていたので不思議に思い主治医に質問してみたところ
主治医「赤ちゃん小さいから、するっと出てきてくれるから大丈夫
赤ちゃんの心音が弱くなったり、非常事態になれば帝王切開にします」
と、言っていました。

それでも、なんとなく不安だったので、羊(ダンナ)にその事を話すと
羊「先生や病院によって、考え方や方針が違うんだね
自分の力で赤ちゃんが出てこられるならそのほうがいいよ」
単純な私は、ふーん、そんなもんかなぁ?と思っていました。

そして、自然分娩でなるみんを出産しました。







約束へ戻る グリーンハート トップ


© Rakuten Group, Inc.
X

Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: