PRODUCERS&BIOGRAPHY
Bob Ezrin(1,4,7,8,9,11)
Peter Collins(2,3,5,6,10,12)
ベスト盤を挟んで3年振りに発表された新作で、この盤から新メンバーが3人加わった。このアルバムでは始めてロンドンで録音が行われた上に、曲も外部からの提供曲や共作が今まで以上に増えた。バンドはこのアルバムを境に徐々にその勢いを失っていく。1がファースト・シングルとして発表されたがここでは遂にトップ10ヒットを逃した。外部からの提供曲で彼ららしくバラードをラッセルが力強く歌うが、今まで程のインパクトは感じなかった。
TITLE LIST(SONG WRITERS)
1.Just As I Am(Rob Hegel/Dick Wagner)
彼ららしいラヴソングではあるが外部からの提供曲の上に、今まで程のキャッチーなメロディーでは無い。個人的には好きな曲で日本の音楽番組で確かこれを衛星中継で歌っていたのは憶えている。
2.The Power Of Love(Jennifer Rush/Mary Applegate/Candy DeRouge/Gunther Mende)
これも外部からの提供曲だが、この曲が1993年にセリーヌ・ディオンが歌って全米1位に輝いた。セリーヌの方は名プロデューサーのデヴィッド・フォスターが制作を担当。この違いが出ていると思う。
3.I Can’t Let Go(Graham Russell/Billy Steinberg)
4.After All(Seth Swirsky)
5.I Wanna Hold You Tonight(Graham Russell/Donald Cromwell/Ken Rarick)
6.Make It Right(Graham Russell/Donald Cromwell/Ken Rarick)
7.When The Time Is Right(Gerald Milne)
8.Sandy(Bruce Springsteen)
ブルースの初期の名曲をエア・サプライがカバー。ブルースの声質とラッセルの声質とが違うので少々違和感がある。
9.Great Pioneer(Graham Russell)
10.Black And Blue(Graham Russell/Donald Cromwell/Ken Rarick/Billy Steinberg)
11.Sunset(Graham Russell)
12.Never Fade Away(Graham Russell)
8.AIR SUPPLY(エア・サプライ)/NOW AND FOREVER GREATEST HITS LIVE(1996)(日本盤)
PRODUCER&BIOGRAPHY
Graham Russell
バンド初のライヴ盤は台北で1995年6月15日と16日に行われたのを収録している。内容的にはタイトル通りここまでの軌跡を振り返るような、ベスト盤の意味合いも込められている。最後の2曲は新録で15はセルフ・カバーだが14は新曲。
TITLE LIST(SONG WRITERS)
1.Making Love Out Of Nothing At All(Jim Steinman)
2.Chances(Graham Russell)
3.Lost In Love(Graham Russell)
4.Here I Am(Just When I Thought I Was Over You)(Norman Sallitt)
5.Sweet Dreams(Graham Russell)
6.Someone(Graham Russell/Guy Allison)
7.I Want To Give It All(Graham Russell/Rex Goh)
8.Always(Graham Russell/Guy Allison/Michael Sherwood)
9.Unchained Melody(Alex North/Hy Zaret)
10.Without You(Pete Ham)
11.The One That You Love(Graham Russell)
12.Goodbye(David Foster/Linda Thompson-Jenner)
13.All Out Of Love(Graham Russell/Clive Davis)
作者のクレディットからロビー・ポーターの名前が削除されているけど、何か意味があるのかな?。
14.The Way I Feel(Graham Russell/Guy Allison)
この曲はライヴでは無くて滞在先の台北でグラハムが書いて後に録音したのを収録した。
15.Now And Forever(Graham Russell)
これも新録だがこれは説明の必要の無い、同名アルバムの1曲目に収録されていたもののセルフ・カバー。しかしアレンジが多少異なる。
9.AIR SUPPLY(エア・サプライ)/THE DEFINITIVE COLLECTION(1999)(日本盤,邦題:グレイテスト・ヒッツ)
PRODUCERS&BIOGRAPHY
下記以外はそれぞれのオリジナル・アルバムの項を参照。
David Foster,Jay Graydon(16)
『LOST IN LOVE』から80年代に発表された全盛期の頃のアルバムからを中心に選曲。16だけはサントラのみでの発表曲で15は最初のベスト盤に新曲として収録されていた。これ1枚で彼らの美味しい所は全て網羅されている。
TITLE LIST(SONG WRITERS)
1.Lost In Love(Graham Russell)
2.All Out Of Love(Graham Russell/Clive Davis)
3.Chances(Graham Russell)
4.Every Woman In The World(Dominic Bugatti/Frank Musker)
5.The One That You Love(Graham Russell)
6.Here I Am(Just When I Thought I Was Over You)(Norman Sallitt)
7.Sweet Dreams(Graham Russell)
8.I Want To Give It All(Rex Goh/Graham Russell)
9.Even The Nights Are Better(J.L.Wallace/Kenneth Bell/Terry Skinner)
10.Now And Forever(Graham Russell)
11.Young Love(Graham Russell)
12.Two Less Lonely People In The World(Ken Hirsch/Howard Greenfield)
13.Taking The Chance(Graham Russell)
14.Come What May(Tom Snow/Cynthia Weil)
15.Making Love Out Of Nothing At All(Jim Steinman)
16.I Can Wait Forever(Graham Russell/David Foster/Jay Graydon)
映画『ゴーストバスターズ』のサントラ盤に収録された。曲はAOR界の最強コンビにして重鎮のデヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンのコンビとの共同作業で、制作はその二人が担当している。曲はこの二人らしいアレンジとラッセルのボーカルが上手くマッチした曲。オリジナル・アルバムには一切収録されていないのでこのアルバムが初登場になる。
17.Just As I Am(Rob Hegel/Dick Wagner)
18.Lost In Love(Original Australian Version)(Graham Russell)
このアルバムはこの曲で始まり終わる様になっているが、このバージョンは少々違う。最初に地元で発売された時のバージョンで曲の長さもアレンジも大分違う。アメリカ発売に合わせてこの曲の最後の部分はカットされたのかも知れない。このバージョンは長い間陽の目を見なかったのでこれで聴けるのは嬉しい。
10.AIR SUPPLY(エア・サプライ)/THE ULTIMATE COLLECTION(2000)(日本盤,邦題:パーフェクト・コレクション)
PRODUCERS&BIOGRAPHY
下記以外はそれぞれぞれのオリジナル・アルバムの項を参考。
Graham Russell(3)
Humberto Gatica(6)
Harry Maslin(8)
Sageman(9)
Graham Russell,Mark Towner Williams(17)
前作の同様のベスト盤に続いて発売された同様の企画盤。こちらはアリスタ時代の80年代から90年代も含む選曲になっていて、新曲も2つ収録されているのが特徴である。3や8のスタンダード・ナンバーのカバーも収録されている。
TITLE LIST(SONG WRITERS)
1.Lost In Love(Graham Russell)
2.Every Woman In The World(Dominic Roy King/Frank Musker)
これって最初の作者ってずーとドミニク・ブガティだったんだけどこの名前は本名かな?。確かこの人って既に亡くなっているそうだけど、何か関係があるのかな?。
3.Unchained Melody(Alex North/Hy Zaret)
説明の必要の無いライチャス・ブラザーズのカバー。
4.All Out Of Love(Graham Russell/Clive Davis)
5.Even The Nights Are Better(J.L.Wallace/Kenneth Bell/Terry Skinner)
6.Goodbye(David Foster/Linda Thompson-Jenner)
7.Two Less Lonely People In The World(Ken Hirsch/Howard Greenfield)
8.Without You(Pete Ham/Tom Evans)
これも3同様にカバーでニルソンのヒットで有名で、最近ではマライヤ・キャリーもカバーしてヒットさせた。
9.Strong Strong Wind(Diane Warren)
多くの様々なフィールドのアーチストに提供してきた作曲家。数多くのヒット曲を生み出した叙情的な女性的な曲に定評がある。
10.I Can Wait Forever(Graham Russell/David Foster/Jay Graydon)
11.Here I Am(Just When I Thought I Was Over You)(Norman Sallitt)
12.The One That You Love(Graham Russell)
13.Making Love Out Of Nothing At All(Jim Steinman)
14.The Power Of Love(Mary Applegate/Gunther Mende/Heidi Stern/Wolfgang Detmann)
これも当初は1985年に発表されたが、何故かクレディットの一部が替わっているのは?。
15.Now And Forever(Graham Russell)
16.Longer(Dan Fogelberg)
17.The Scene(Graham Russell/Mark Towner Williams/Cliff Rehrig)