ケーン’S トレーニング・センター   ☆ BBGYM堺支部

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バーベルも買うか 4



「プレートの話なら『ダンベルを揃えよう』のところで充分に聞きましたよ。もう分かってますからイイです」

 うむ。よく憶えていたな。
 もちろん、アイアン、ゴムカバー付き、ラバーコーティングの各種プレートの違いはキチンと抑えておかなければならないポイントだ。

 しかし、バーベルのプレートを選定するにあたっては、さらに考慮しなければならない事が多くなるので、そのハナシをするぞ。イイな。


 まず、バーベルの場合はダンベルと違って15kgや20kgといった大きなプレートを使用する事もある。

 この場合、ホーム・トレーニーならばプレートが扱い易いように「グリップ・ホール」と呼ばれる穴の空いたプレートをオススメしよう。
 穴が空いているので握り易く、プレートを床に落としてしまうような事故も起こりにくい。

 現在はほとんどのメーカーからグリップ・ホール付きのプレートが販売されているので、安心してくれ。


 次に材質のハナシだ。

 ラバーコーティング・プレートの場合、たとえば20kgなどの高重量プレートをシャフトに通すときに、かなり引っ掛かりを感じる。プレートの穴もラバーでコーティングされているので当たり前なのだがね。

 その点、アイアン・プレートはシャフトに通す作業もスムーズだ。20kgプレートも滑るように装着する事が出来る。

 ただし、プレートを重ねて装着する際にはラバーコーティングならば「バフッ!」という感じで比較的静かなのに対し、アイアンの場合は気を付けなければ「ガシャーン!!」と、かなりの音がしてしまう。

 どちらが良いかは一概には言えないが、住宅事情なども考え合わせて、好みで選んでくれ。

 ちなみにラバーコーティング・プレートでも、シャフトを通すための穴に鉄リングが埋まっていて、スムーズな装着が可能な製品もあるので、これも選択肢のひとつに加えると良いだろう。


 このたびの「バーベルも買うか」においては、シャフトとプレートに分けて語ってきた。

 ひとつのメーカーからセットものを購入するも良し、シャフトとプレートをそれぞれ違ったメーカーからチョイスするも良し、だ。


 ただし、本当に気に入ったモノ、納得できるモノを買う事だ。

 そうすれば、ただでさえ楽しいホーム・トレーニング・ライフをより一層エンジョイできるだろう。



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