全国の名物研究所

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名物調査 【青森県】

ご当地の美味いもの! その2「青森県」

 青森県もかなりの回数訪ねています。冬の十和田湖で見た花火、山奥の素朴ないで湯など、好きなところがたくさんありますね~。青森行きたいなぁ~。でも北陸からだと遠いしなぁ。

 え~っと、ちょっと研究項目から外れますが、青森県って「トリビアの泉」の宝庫なんですよね~。知ってました? せっかくなので、ちょっと披露しておきましょう。

(1)青森県警のパトカーのドアには白鳥の絵が描いてある。

(2)青森県には階段の国道がある。

(3)青森県のヒットチャートナンバー1はモーニング娘。
  ではなくてリンゴ娘.である。

(4)ちなみに、リンゴ娘.のニューシングルは
  「彼の軽トラに乗って」である。

(5)青森県にはグランドキャニオンならぬ日本キャニオンがあり、
  ほかにもピラミッドやキリストの墓まである。


 どうです。青森県ははスケールが大きいでしょう。ちなみに、パロディーの天才かと思えば、実はけっこう大真面目なんです。
 この屈託のなさが青森の魅力だと私は思います。

 青森県は、もともと南部藩と津軽藩という違う文化圏だったところがひとつになったため、複雑だという話を八戸の知人から聞いたことがあります。
その知人によれば、津軽の人と方言で話し合うとまったく会話が成立しないとか。同じ青森県なのにであります。全国広しといえどもココまですごい県はきっとないでしょう。

 それに、青森県民というとちょっと奥ゆかしくて物静かなイメージを持っていましたが、実はかなり喋り好きで明るくて人懐っこい人が多いんですよ。そもそも『津軽海峡冬景色』のイメージがどうも青森を暗く印象付けてしまったのではなかろうかとも思います。
 その歌に歌われた青函連絡船乗り場も今はありませんが、そこにあった食堂のホタテがのった焼きそばが美味かったことが今でも忘れられません。

 とは申しても、実は私、下北半島にはまったく行ったことがないんです。とても興味深い土地なのですが訪ねる機会に恵まれませんでした。「イカ墨ラーメン」があると聞きましたが美味しいのでしょうか?

 このところの青森のニュースというと「リンゴ泥棒」ばかり。農産物泥棒のニュースを聞くたび世も末だって思いますね。泥棒はどこから盗っても犯罪には変わりありませんが、「よりによって」と思うのは私だけ?

 前置きが長くなりましたが、青森県の名物を紹介していきますね。

★青森といえばこの食材★

 農産物では、にんにく、ながいもの生産量が日本一だそうです。確かにスーパーで売っているにんにくは安いのが中国産で高いのが青森産と決まってますね。
 魚介類では、いか、ほたて、まぐろ、しじみあたりが有名ですね。特に大間の本マグロは最高級マグロの代名詞ですね。一度でいいから食べてみたいです。


★青森の郷土料理といえば★

「タラのじゃっぱ汁」はタラのあらを味噌仕立てにした鍋で冬の青森の味覚の代表ですね。でも青森には名前だけではとても美味しそうとはいえない、不思議な鍋がいくつかあります。
 まずは「けの汁」。津軽地方の郷土料理で「七草がゆ」の粥の汁がなまったものだそうです。余りにも身近な家庭料理のため、店ではあまり扱っていないそうで私も食べたことありません。
 お次は、「いちご煮」。ええっ! いちごを煮るの? それってジャムじゃん! と最初は思いますよね。太平洋側県南地方の名物料理で、ウニとアワビを煮た様が朝霧の中の野いちごを連想させることから、その名があるそうです。ちなみに、愛媛県には「みかんご飯」というがあるのを知っていますか? これもみかんのようなものが入っているご飯かと思えば、ポンジュースで炊いたご飯だとか。愛媛では給食でも食べられるというけど、美味しいのだろうか?
 最後は、「せんべい汁」! 今度は何? と思ったら、コレはほんとうにせんべいが入った鍋だそうです(食べたことはありません)。せんべいを鍋に?と思いますが、せんべいといっても南部せんべいで、しかも汁用に作られたせんべいを使うそうです。コレって結構いけるかもしれませんね。それにしても青森県ってすごい、すご過ぎます!


★ご当地米★

青森を代表する品種は「つがるロマン」「ゆめあかり」。つがるロマンはすし飯やおにぎりに、ゆめあかりはおにぎりやピラフなどに合うようです。どっちの品種も食べた記憶がないので。


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