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先日ラジオを聴きまして、N響の定期公演がやっておりました。世界最長老指揮者ブロムシュテットが指揮をする。まだまだお元気で何よりです。97歳ってビックリですよ。90超えても変わらない容姿。音楽があるからですかね〜。そして、メインがブラームス 交響曲第4番だった。ブロムシュテットのブラ4なんて久々に聴いた。的確な指揮、手を振りながら指揮をする正当な演奏。数少ない私が生で見た指揮者の1人で尊敬できる偉大な指揮者。ブラームスの最後の交響曲。私が学生時代、初めてゆとりを持ち楽しんで弾いた交響曲です。だから、幾つもの演奏を聴きました。その中に、ブロムシュテットの指揮したブラ4がありました。何とも懐かしい。また、ブロムシュテットに会いたいものです。ブラームス:交響曲第4番 無伴奏合唱曲集 [ ヘルベルト・ブロムシュテット ]ブラームス:交響曲第4番 悲劇的序曲 [ ジュリーニ VPO ]ブラームス:交響曲第4番、悲劇的序曲 [ レナード・バーンスタイン ]ブラームス:交響曲第4番 [ カルロス・クライバー ]
2024.11.08
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伊福部昭「協奏四題」熱狂ライヴ [ 井上道義 東京交響楽団 ]長年指揮者活動をしていた井上道義さんが、今年で指揮者活動に終止符を打つ。指揮者って、年齢制限がないし生涯やっていける。今現在だとプロムシュテットが97歳で最高齢指揮者。まだ元気なうちに引退するってかなり勇気がいるし、前向きな考え。今は髪がツルツルですけど、昔はフサフサだった。髪がない分、年齢がそんなにいっていることをあらためて感じる。今年の12月30日のサントリー音楽賞受賞記念で、最後の指揮をする。読売日本交響楽団作品もお得意なショスタコーヴィッチからシベリウス、メンデルスゾーン、ベートーヴェン。有終の美を飾るのに、まだまだ収まりきらなかったのかな〜、内容が濃い。尚、チケットはもう完売とのこと。身長も高く、顔や手で巧みに音楽に表情をつける。エンターティナーとしても活発。また元気な方が指揮者界から去ってしまいますね。伊福部 昭(1914-2006) / タプカーラ交響曲、土俗的三連画、日本狂詩曲、他 芥川也寸志、山田一雄、井上道義、他(2CD) 【CD】降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集 [ 井上 道義 ]
2024.11.08
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たまたま、ラジオの聴き逃し回を検索していたら、久々に聴きたいと思った作品ありがとうがあった。ブラームス作曲ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲二つの楽器をメインにした協奏曲。かなり珍しい。また、この作品は、名ヴァイオリニストのヨアヒムとの和解の作品。どうも、ヨアヒムが不倫をしていたという奥さんの離婚調停中に提出されたブラームスの手紙が証拠品として提出されたのが原因らしい。相変わらずブラームス人がいいのか、奥さんに寄り添ったものだからヨアヒムが怒ったみたいだ。しかし、この和解にはこの作品が大きく関わる。チェロ協奏曲を考えていたが、創作意欲が沸いてしまったブラームスは、これにヴァイオリンを追加した作品を考えた。しかし、やはり助言がほしかったんだろう、ヨアヒムに助けを求めた。これが事の他良かったみたいで関係性は修復され、初演のソリストとなり、ブラームスの指揮で行われたなという。ブラームスは交響曲や管弦楽に定評がある。協奏曲にも長けておりヴァイオリンやピアノ協奏曲を残している。その影で異彩を放っているのがこの作品だろう。3楽章編成。ソリストは、かなりの技術が必要だ。1楽章の情熱的な始まり。それからのチェロソロ。ブラームスらしい奥深さを感じる。出だしはチェロ協奏曲と言ってもおかしくない。途中からヴァイオリンとの掛け合いになってくるのが、協奏曲を無視しているようなソナタみたいだ。ヴァイオリン協奏曲のオマージュみたいなものも聴こえてくるのがまた良い。オケ群も重たく情熱的。2楽章は、1楽章とは違いアンダンテとおとなしい。協奏曲は、この中間の楽章に安心を与えてくれるから良い。3楽章は、何か秘めていたものを爆発させたような楽章だ。出だしからして怪しさが際立つ。そして、その怪しさの中に妖艶さが見られる。まさに、最終楽章に相応しい。ブラームスの内側に秘めていたものが楽譜、音楽となり奏でる。今まで聴いてこなかったことが不思議に思う。ここ数年で好きになった一曲。ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 [ オイストラフ ロストロポーヴィチ ]ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲 [ クレーメル マイスキー ]Brahms ブラームス / ヴァイオリン協奏曲、二重協奏曲 クレーメル、C.ハーゲン、アーノンクール&コンセルトヘボウ管弦楽団 【CD】
2024.10.30
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【輸入盤】ブラームス:交響曲第4番、セーゲルスタム:交響曲第295番 レイフ・セーゲルスタム&トゥルク・フィル [ ブラームス(1833-1897) ]西田さんの件があって、残念と思っていた。しかし、それより前にこの人も亡くなっていた。レイフ・セーゲルスタム指揮者であり作曲家。交響曲はおそろしくあり、300を超える。これだけあると聴く機会がありそうだが、それがあまりない。また、なかなか演奏される機会がなく、自らの指揮、自作自演でないとなかなか聴けないのが現状。指揮者としての名声が高いかもしれない。シベリウス等の同郷の作品に定評がある。最近では、ブラームスの交響曲と自作を収録したものが発売されていた。遠い昔に記載したが、指揮者のオッコ・カムと2人でバッハの2つのヴァイオリン協奏曲を演奏していた。もちろん、ヴァイオリンソロ奏者として。かなり危なげな作品だった記憶がある。アースクエイクと題し、爆裂音楽を収録した一枚があった。これで、知らない曲を知り、ついつい買ってしまった。レイフスのヘクラ、ニールセンのアラディンとか。私個人的にはムソルグスキーの展覧会の絵のフンテク版を収録してくれた事が大きい。ラヴェル版が一般的だが、出だしが高らかなトランペットではなく、弦楽というこれがまたいい。なかなかない音源を収録してくれて有り難かった。ご冥福をお祈りいたします。シベリウス:交響曲全集/ヴァイオリン協奏曲/交響詩「フィンランディア」(クーシスト/ヘルシンキ・フィル/セーゲルスタム)セーゲルスタム:交響曲第81番/第162番/第181番
2024.10.18
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ラジオを聴いていると色んな演奏が聴けて嬉しい。先日、N響の定期公演が放送された。指揮者は、N響の首席指揮者であるイタリア人のファビォ・ルイージだ。2001年からの登場との事で、20年以上の繋がりになる。また、良い指揮をしてくれて期待を裏切らない。そこがまたファンを楽しませてくれる要因のような気がする。そして、演奏したのが、ブルックナー 交響曲第8番(初稿版)かなりマニアックだ。今年はブルックナーイヤーでもありブルックナーを取り上げる事は多いだろう。しかし、なかなか初稿版を聴ける機会は少ない気がする。また、ルイージがかなり好んでいるらしい。ブルックナーの曲は、確かに長い。だから、周りからはあーだのこーだの入れて改訂される事が多々ある。その純粋に近い作品が聴けるわけだ。あの膨大な作品、確かにいつも聴くイメージと違う。私はそこまで何十とか何百と聴いているわけではなく、言える立場ではないが、明らかに違う箇所がチラホラある。ティンパニがなかったりと、終曲の最後が全然違う。何か面白い。新しい発見が出来たように感じた。ブルックナーは曲が長い分奥が深い。またいくつも稿があるので、それを楽しむのも良いかもしれない。なかなか聴ける機会のない演奏が聴けて良かった。【輸入楽譜】ブルックナー, Anton: 交響曲 第8番 ハ短調(初稿 1887年)/ノヴァーク編: スタディ・スコア [ ブルックナー, Anton ]ブルックナー:交響曲 第8番 [ カール・シューリヒト ]【輸入盤】 Bruckner ブルックナー / ブルックナー:交響曲第8番、シューベルト:交響曲第8番『未完成』 ギュンター・ヴァント&ミュンヘン・フィル(2SACD) 【SACD】Bruckner ブルックナー / ブルックナー:交響曲第8番、ワーグナー:ジークフリート牧歌、他 ハンス・クナッパーツブッシュ&ミュンヘン・フィル(2CD) 【Hi Quality CD】NHKクラシカル・シリーズ マタチッチ指揮 1984年 NHK交響楽団 ブルックナー 交響曲第8番 ハ短調 【DVD】
2024.10.09
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最近、バーンスタインの音源が発売されている。それもバイエルン放送響。私個人としては、あまりバイエルン放送響とのイメージがないが、大巨匠の人気、幅広さには驚くところがある。ヤングピープルや後進育成に力を入れていたバーンスタインだから出来たんじゃないかと思う。そして、今度発売されるのが、シューマン:交響曲第2番、バーンスタイン:ディヴェルティメント/バーンスタイン、バイエルン放送響シューマンの交響曲第2番と自作自演。自作自演は、わかる気がするが、シューマンは意外?とか思うかもしれないが、結構シューマン取り上げている。特にシューマンの交響曲第2番は、生涯評価していた作品の一つ。晩年に、自ら進んで開始した札幌のパシフィックミュージックフェスティバルでも自ら指揮をした作品。いかにバーンスタインが力を入れていた事がよくわかる。私もシューマンの中では好きな交響曲だ。4曲とも好きなのだが、4番には負けてしまう。だから2番目に好きな作品。結構、交響曲全てオーケストレーションに問題があるとか言われてますけど、そんな事は全く感じないし、短い時間に多くのものが集約されていて素晴らしいものと感じます。また、今回発売されものは、全体的に早くシャープになっているというのも興味がある。感情豊かなバーンスタインだから、何か濃い味付けをしているんじゃないかと。20世紀の巨匠シリーズ::シューマン:交響曲全集 [ レナード・バーンスタイン ]【輸入盤】 Shostakovich ショスタコービチ / ショスタコーヴィチ:交響曲第5番、シューマン:交響曲第2番、他 レナード・バーンスタイン&フランス国立放送管弦楽団(1966年ステレオ)(2CD) 【CD】シューマン:交響曲全集 [ レナード・バーンスタイン ]
2024.10.02
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またまた、ラジオの聴き逃し回の話。今回のベストオブクラシックは二刀流を特集。クラシック界でも二刀流の人います、もしかしたら三、四刀流という人もいるかも。そんな中、まったく関係なく時間が余った関係で、CDの録音が流された。おおっ。ニールセン 「アラディン」組曲なかなか良い選曲じゃないですか。ニールセンの中でもかなりエキゾチックで、中東アジアテイストが入った楽曲。時折、歌唱が入りかなり過激なものになったりと独特な作品。なんか、吹奏楽の方がメジャーなんですかね。かっこいいから、シャンドスが出てたロジェストヴェンスキーの全曲版を買っちゃいました。なかなかないんですよね〜。出だしの、「祝祭行進曲」で一気に持ってかれた。これがかっこいいんですよ。大らかの中に優美な箇所が見え隠れする。本当にやってみたい曲。朝からテンションが上がった。【輸入盤】 Nielsen ニールセン / アラディン組曲 / キューピットと詩人 / 夢の古譚 / 序曲「ヘリオス」他 ヴィレン / 南ユトランド交響楽団 【CD】TWS007 アフラディン組曲 全曲版/ニールセン
2024.10.01
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帰宅途中、車に乗ってラジオを聴く。いつものNHKFM。ベストオブクラシックは、何の演奏会かな?特に調べる事なく聴いていた。この曲調は、聴いたことがある。ベートーヴェンでもブラームスでもない、ましてやブルックナーでもない。ニールセンだ。ただ、オケ曲である事はわかる。これは交響曲であることもわかる。ただ、3番だったか?4番だったか?皆さんは、えっ!って思われるかもしれない。ニールセンといえば、交響曲第4番「不滅」が代名詞と言ってもいいかもしれない。私が好きではない、あのカラヤンでさえ録音を残している。のだめを読んでいた人は、結構知り得る曲かもしれない、ダブルティンパニが活躍する曲。しかし、私はそこまでこの曲の印象が薄い。1番、2番ばかり好きで聴いていたためか、4番、今ひとつ記憶に残らない。3楽章から4楽章に流れていくところくらいからようやくわかる。だから、聴いて3番か4番かわからなかった。私は4番と勝手に思い込んでいたら、まさかの3番だった。ショック!二分の一の確率にまんまとひっかかった。また、3番は、2番と4番の間の曲だから、尚更印象が薄い。ソプラノ、アルトの歌唱が入る、ニールセンとしても珍しい交響曲。出だしからして、何かを予算させるような、不安がありつつも、そこから一気にニールセンらしい節が出てくる。わからなかったんだけど、やっぱりニールセン良いですよ。【輸入盤】交響曲全集 ファビオ・ルイージ&デンマーク国立交響楽団(3CD) [ ニールセン(1865-1931) ]NHK交響楽団 / ニールセン: 交響曲 第3番 広がり/第4番 不滅 [CD]【輸入盤】 Nielsen ニールセン / 交響曲第4番『不滅』、第3番『広がりの交響曲』 トーマス・ダウスゴー&シアトル交響楽団 【CD】
2024.09.27
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〜以前書いて掲載したと思っていたら下書きでした。今更感が強いですが、ご覧ください。大した事は書いてません。〜ラジオの聴き逃しという事で、自分にあったものがあれば聴くというスタイル。そんな昨日からは、「クラシックの庭」を聴いている。オールロシア方面プログラム。方面と書いたのはハチャトゥリアンが違うからかな。プロコフィエフにチャイコフキーと何ともまだ暑い時期に熱量の多い曲。この放送回で最後のオオトリとなったのが、チャイコフスキー 交響曲第5番また、その演奏がムラヴィンスキーとレニングラードフィルという組み合わせ。名演も名演で、多分これ以上ないんじゃないかな?と。やはりこの演奏の凄いところは、指揮者とオケとの意思の疎通ではないだろうか。半世紀も同じオケで指揮をしたムラヴィンスキー。そんな息のあった二つが一つに交わり、良い意味でぶつかり合う音楽。親方や親分のように舎弟や弟子がついていく、絶対的な信頼がないとまとまらない。あの4楽章ですよ。明らかに早すぎる。あんなことしたら崩壊しますよ、普通は。でも、それをまとめるムラヴィンスキーの偉大さ、レニングラードフィルの凄さ、技量が凄い。生で聴いていたら、トリコになっちゃうでしょうね。チャイコフスキー:交響曲第4・5・6番≪悲愴≫ [ エフゲニ・ムラヴィンスキー ]【輸入盤】 Tchaikovsky チャイコフスキー / チャイコフスキー:交響曲第5番、プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1982)(シングルレイヤー) 【SACD】Shostakovich ショスタコービチ / 交響曲第5番『革命』 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年東京ライヴ)(限定盤) 【Hi Quality CD】ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」 [ エフゲニー・ムラヴィンスキー ]
2024.09.19
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ラジオで、武満徹の作品を放送していた。私もあまり馴染みのない作曲家である。一般的には、ノヴェンバー・ステップスの作曲家であろう。私の学生の時は音楽の教科書に掲載されており、今は懐かしいレーザーディスクで、演奏した演奏会を見た記憶がある。しかし、私はこの曲、あまり印象に残っていない。オケと尺八、琵琶という極端に違う取り合わせ。かなり面白いとは思ったが、あまり印象にない。武満さんの作品に生で接したのは、20年近く前、愛知芸術文化センターで行われたオールジャパンオケの日本人作曲家の夕べと題した演奏会で、系図を聴いた。これも谷川俊太郎さんの詩に曲をつけたもので、かなりセンセーショナルのあった作品だった。それから数年、何かのキッカケで聴いたのが【中古】武満徹:鳥は星形の庭に降りる/3つの映画音楽/精霊の庭/ソリチュード・ソノール 他 [CD]三つの映画音楽だった。まったく記憶に残らないと思っていた矢先の、現代的なグルーヴ感。ジャズ寄りである。また、弦楽のみでの作品というのが、そそる。3つの映画音楽を抜粋して一つにしたものだけど、凄い似た要素でできた作品。だから三曲とも喧嘩をしていないのが良い。かなり難しい作品ばかり作っているイメージが、これは大変聞きやすい。武満徹オーケストラ作品集 [ (クラシック) ]武満徹:管弦楽曲集 [ 山田和樹 日本フィル ]武満徹:ノヴェンバー・ステップス エクリプス(蝕)/ア・ストリング・アラウンド・オータム [ 小澤征爾 サイトウ・キネン ]
2024.09.06
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セルジウ・チェリビダッケ&ミュンヘン・フィルの芸術的遺産〜ドヴォルザーク、プロコフィエフ、ラヴェル、ドビュッシー、チャイコフスキー、シューマン 【BLU-RAY DISC】生前は、全く録音、録画の発売を嫌がった。それは、音楽を直接聴いて、肌で感じたものを本物感じていたから。でも、亡くなってからは、伝説化されているのが、すんなりと見たり聴いたり出来ている。それだけ、チェリビダッケは、勿体無い存在なのだ、もっと多くの聴いてもらい、伝承していかないといけない人なんですよ。そんなチェリビダッケの映像がたらふく入ったミュンヘンフィルとの芸術的遺産が発売されます。音に妥協がなかった。またあの遅さ。無駄かもしれないけど、無駄がない音楽なんですよ。いつ聴いても不動のチェリビダッケ。時折、音楽をかき消してしまうんじゃないか?と思う掛け声が入る。この声を聴けばチェリビだよって思う、間違いない。ティイイィ-!どれも遅い。それがチェリビダッケの良いところ。久々に聴いてみようかな。ブルックナー:交響曲 第8番 [ セルジュ・チェリビダッケ ]チャイコフスキー:交響曲 第5番 [ セルジュ・チェリビダッケ ]Bruckner ブルックナー / 交響曲第6番、第7番(2種)、第8番 セルジウ・チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル、ベルリン・フィル(1990〜1992)(4BD) 【BLU-RAY DISC】
2024.09.02
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ラジオを聴いていたら、ロシア5人組が特集されていた。ロシア音楽の祖としてグリンカがおり、その下にロシアを代表する5人がいる。リムスキー=コルサコフ、ボロディン、バラキレフ、キュイ、そしてムソルグスキーと。皆、職業を持っているかたわらで作曲をしていた。そんなラジオから聴こえてきたのは、ムソルグスキーすの「禿山の一夜」(原典版)。ムソルグスキーは無類の酒好き、ロシアだからかなりの濃度のジンとかウォッカを呑んでいたのではないだろうか。それが原因で早死をしてしまったと言っても過言ではない。しかし、周りの人たちは、よく見ている。ムソルグスキーの才能を。短命であったからピアノ曲で終わってしまったものも、わざわざオーケストレーションして蘇らせる。それだけ感性と才能に満ち溢れていたムソルグスキー。そんな彼が、オリジナル版として残っているのが、この「禿山の一夜」。一般的には、リムスキー=コルサコフ編曲によるもの。ストコフスキー版やレイホヴイッツ版等かなりマニアックではあるが、彼の才能と荒々しさが出る作品であろう。この原典版。私は好きだ。リムスキー版も嫌いじゃないけど、このムソルグスキーの良さが丸々味わえるこの曲が好きだ。明らかにリムスキー版とは違う、荒々しさとロシア臭が凄いする、かなりノリノリになってしまいそうだ。久々に聴いた。まさに今の台風に合っている気がする。原典版といえば、長きにわかってアバドしかなかったが、最近はチラホラ。この作品を見直してほしいな〜。Rimsky-korsakov リムスキー=コルサコフ / リムスキー=コルサコフ:シェエラザード、ムソルグスキー:禿山の一夜〜1867年原典版&1880年版 アントニオ・パッパーノ&ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団 【SACD】【輸入盤】 Prokofiev プロコフィエフ / プロコフィエフ:アレクサンドル・ネフスキー、ムソルグスキー:禿山の一夜(原典版)、他 ドミトリー・キタエンコ&ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 【CD】【輸入盤】 Mussorgsky ムソルグスキー / はげ山の一夜(編曲版と原典版)、展覧会の絵、他 クチャル&ウクライナ国立交響楽団 【CD】【中古】 ムソルグスキー:展覧会の絵(SHM−CD)/クラウディオ・アバド(cond),アナトール・ウゴルスキ(p),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2024.08.30
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ただいま、新幹線で移動中。乗ってる時間は結構時間が余ってしまいます。もちろん、パソコン持って仕事しますけど。でも、耳が静かなんですよね〜、ざわついちゃいけないは確かにそうなんですけど。聴き逃し回で、クラシックの迷宮を聴いておりまして、1944年をフューチャーした回。まさに戦時中、それから80年経過した今、改めて見つめ直す回でもあります。色んな歌曲、楽曲が片山さんの独特な流れてるような口調で進んでいきます。山田耕作や草川信、山田和男等そうそうたるメンツの中に、やっぱりと言っていいほど出てきてくれるのが伊福部昭先生ですよ。戦いとなりますと伊福部さんの独特のサウンドが取り上げられます。曲調はどれも似ているんですが、他の作曲家には真似できないリズムと編成。得意としたオスティナートを使用して、我々の身体、心に突き刺さる楽曲を作ってくれる。今回は、「兵士の序楽」が紹介されました。まさに伊福部節。リズムを繰り返し、オケ全体で叩きつけてくる。打楽器群がいいんですよ、あの血が騒ぐようなリズムと編成。やっぱり最高ですよ、伊福部さん。久々に聴けて朝から元気をもらったような気がします。伊福部 昭(1914-2006) / 伊福部昭の芸術3 舞 舞踊音楽の世界~舞踊音楽『サロメ』、兵士の序楽 広上淳一&日本フィル 【CD】伊福部昭 作品集/オムニバス(クラシック)[CD]【返品種別A】伊福部昭の管絃楽 [ (クラシック) ]音楽入門 伊福部昭編 [楽譜] 音楽鑑賞の立場 [ 伊福部昭 ]
2024.08.14
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まさか、そんなものが発売日されているとは知らなかった。ヴァルトビューネ BOX (20Blu-ray)毎年恒例、ベルリン郊外で開かれる野外コンサート。もちろん、オケは言わずと知れたベルリンフィル。毎年テーマを持ってコンサートが開かれる。指揮者も毎回異なり面白い。クラシックを自由に聴ける場所を設ける。聴く人は自由な格好、姿勢で聴ける。音響問題はあるかもしれないが、凄い良い企画だし、私も楽しみにしている。もちろん、放送のみですけど。私が初めて聴いたのは、忘れもしない。ケント・ナガノが、指揮した時。この時に、松下功作曲の和太鼓協奏曲「飛天遊」が演奏され、林英哲さんが、ソリストでやっていたが凄いセンセーショナルだった事を覚えている。それが2000年と言うから衝撃だ。えっ?もうそんなにたったの?って感じです。それから、今は亡き小澤征爾さんとマーカス・ロバーツトリオの「ラプソディ・イン・ブルー」があったり、今をトキメク、ドゥダメルのラテンナイトと化した事があったり、ウィーン・マーシャルが指揮弾きしたりとかなり企画が濃い。こんなコンサートを聴けるベルリンの人たちが羨ましい。また、20枚BOXというのが、強烈。なかなかこれだけパンチがある内容を一度に見る事ができるのはこの企画しかないだろうな〜。【中古】(非常に良い)ヴァルトビューネ2003 ガーシュイン・ナイト 小澤征爾(初回限定プレス特別価格) [DVD]【中古】(非常に良い)ヴァルトビューネ2000 [DVD]
2024.08.13
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いや〜いいな〜、いつ聴いても。ベストオブクラシック選とだいして、昨年放送されたものが、聴き逃し回で聴きました。バンドネオンというとピアソラ、ピアソラと言えば、リベルタンゴみたいな、当たり前な流れになっちゃいますけど、かなり前に突然ブームが訪れた。でも、ブームが来るのが、わかる。何か安心するというか、いい音なんですよね。アコーディオンとは全然違う響き。一つ一つ違う位置にあるボタンを覚えないと音階にならない。同じバンドネオンはなく、壊れても治す部品とかがないらしく、唯一無二の楽器。だから、貴重で演奏者も少ない。そんな中、日本を代表する小松亮太さん。本当に先駆者。この人がいなかったら、ここまで、根付かなかったんじゃないかな。有難い存在です。また、バンドネオンと弦楽がカッコいいんですわ。バランスもよくて、心地よい。私は、ピアソラ作曲のバンドネオン協奏曲「アコンカグア」が最高なんですよ、弦とハープ、打楽器とね。管がないのに、壮大で軽やか、また現代的で、他の作品とは被らない良さがある。生で聴いてみたいな。バンドネオン・シンフォニコ~アストル・ピアソラ・ラスト・コンサート [ アストル・ピアソラ ]小松ジャパン~ザ・グレイテスト・ヒッツ [ 小松亮太 ]ピアソラ:バンドネオン協奏曲 他 [ 小松亮太 ]ライヴ・イン・東京1988(2CD) [ ミルヴァ&アストル・ピアソラ ]
2024.08.02
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平日の通勤時に毎回聴いているラジオの聴き逃し回。聴いていたら、大曲ブラームスの交響曲第1番が流れてきた。私は、ブラームスの交響曲第2番から聴いたので、1番の凄さがわからなかった。もちろん2番なんてという気持ちで初めはいたんですけど。ブラームスにとっての交響曲は高い壁でしかない。身近にシューマンがいたとはいえ、交響曲の壁はやはりベートーヴェンなんだろう。悩みに悩んで20年かけて作曲された第1番。まさに子供みたいなもんですよ、成人しちゃってますから。そんな大事な一曲目。長いし、重たいししかなかった。しかし、途中から何かが変わってきた。歳だからだろうか。良さがようやくわかってきた。朝比奈さんの演奏を聴いてからガラッと変わったかもしれない。そして、先日流れてきたのが、また遅くて重たい。チェリビダッケか?と思ったらジュリーニだった。何かわかる気がする。チェリビダッケの支配感みたいなものよりも自由度が増した感じがする。ジュリーニの甘いというか、気品が溢れている感じが何とも言えない。何か久々に1番に浸った気がする。ブラームス:交響曲第1番 [ ジュリーニ VPO ]ブラームス:交響曲 第1番 [ 朝比奈隆/都響 ]Brahms ブラームス / 交響曲第1番 ヘルマン・アーベントロート&バイエルン国立管弦楽団 【Hi Quality CD】20世紀の巨匠シリーズ::ブラームス:交響曲第1番 大学祝典序曲 [ レナード・バーンスタイン ]Brahms ブラームス / ブラームス:交響曲第1番、ベートーヴェン:大フーガ ヴィルヘルム・フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1952) 【Hi Quality CD】
2024.08.02
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本日は長旅のため、ラジオを聴き逃しを聴かせていただきました。名演奏ライブラリー。過去の名演奏を聴かせてくれるありがたい番組。今回は、指揮者で作曲家でもある、エサ・ペッカ=サロネンの特集。私も過去に一度だけ、芸文でフィルハーモニア管との演奏を聴かせていただきました。過去の日記を読むとかなりセンセーショナルだったみたいで。自作自演からOPで始まりましたので、印象強くまたサブは、チャイコフスキーのVN協。それもヒラリーハーンですよ。まあ、贅沢な事。メインは幻想というからかなりパンチがあるものですね。そんなサロネンが若い時に録音したものが流れました。バラキレフのイスラメイ、メシアンのトゥーランガリラ、ストラヴィンスキーの火の鳥と定番の作品。でも、私個人としては、サロネンの録音、当たり外れが大きかったりするので、一概に好きと言い切れない部分があるんですよね、才能も魅力もあるのに。だから、積極的に聴かなかったりする。だから、初めて聴いたものもあり。長年、興味はあったのに聴かなかった、ニールセンの交響曲第1番が流れてきた。ニールセンの交響曲自体あまり演奏されるものではない。北欧繋がりだからできたコラボ。この曲は、私も好きで大学時代に選曲にあげて何年か越しで通ったんですよね〜、私も半ばゴリ押しみたいな感じで参加もさせていただきました。だから、思い入れがある作品。この作品は、ニールセンが客席で聴くわけでもなく、指揮するわけでもなく、自らオケに混ざりヴァイオリン奏者として参加した作品。何だろう、また違った見え方がしたのかな〜。そんなこの曲を若さとエネルギーで、見事に演奏していた。スピードも早かったし、聴きごたえがありましたね。長年聴かなかったのが残念でなりません。また、これからも演奏、音源と活躍してくれる。クールでカッコいい、サロネンに期待です。メシアン:トゥーランガリラ交響曲 [ エサ=ペッカ・サロネン ]Sibelius シベリウス / シベリウス:ヴァイオリン協奏曲、シェーンベルク:ヴァイオリン協奏曲 ヒラリー・ハーン、エサ=ペッカ・サロネン&スウェーデン放送交響楽団 【SHM-CD】エサ=ペッカ・サロネン / LAヴァリエイション サロネン・コンダクツ サロネン [CD]
2024.06.11
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昨日は長々と移動時間があったため、よし悪しは置いておいて、新幹線で移動しながら、ラジオの聴き逃し回を聴いておりました。そうしたら、シューマンの交響曲第3番「ライン」を紹介していました。私も先日、「さよなら、マエストロ」を見てまして、この曲が使用されていたので懐かしく思っておりました。学生の時にディアゴスティーニでクラシックのコレクションが発売されて、シューマンの中に収録されていました。初めて知って良く聴いて、選曲であげて演奏する事になった曲です。後々に、N響アワーのOPにも使われていたしたね。そのライン、サヴァリッシュとドレスデン国立歌劇場管という組み合わせ。これは聴いたことないな〜と思って聴いてみたら、凄い違う曲に聴こえたんですよ。出だしから、オケ全体的にやってるんですが、弦が主体で聞こえてくるというかメインメロディを奏でてくれてるんですが、サヴァリッシュの演奏は、木管も良く聴こえて一体感があったんです、録音の影響もあってそう聴こえたのかな?とは思うんですが、各々の楽器というよりも、オケの塊として聴こえてきたので、凄い新鮮で斬新でした。巧みなスピードの調整、サヴァリッシュたまに、やってくれるから憎めない人なんですよね。日本ではN響でお馴染みですし、バイエルン放送響、ウィーン響、フィラデルフィア管、スイス・ロマンド管と多くのオケとの録音を残しています。ちょっとこのシューマン全集ほしいかも。【中古】 シューマン:交響曲第3番・第4番/ヴォルフガング・サヴァリッシュ,ドレスデン国立オペラ場管弦楽団シューマン:交響曲全集 [ ヴォルフガング・サヴァリッシュ ]ベートーヴェン:交響曲 第4番 第5番「運命」 第6番「田園」&第7番 [ ヴォルフガング・サヴァリッシュ ]【中古】 ストコフスキー・トランスクリプションズ(限定盤)(HQCD)/ヴォルフガング・サヴァリッシュ(cond),マルヤーナ・リポヴシェク(MS),フィラデルフィア管弦楽団
2024.06.06
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いや〜、ようやく見終えました。空いた時間にちょこちょこと見て、今年初めに放送していたさよならマエストロ【楽天ブックス限定先着特典】さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~ DVD-BOX(マグカップ) [ 西島秀俊 ]ありきたりな、ドタバタのヒューマンドラマ。潰れそうなオケを立て直そうとするマエストロ。一人一人の個性と家族関係。なかなかオケドラマは、それ以上に話が広げにくいから難しいんですよね。(中山七里さんの作品を大々的にやってくれるとな〜。推理サスペンス)ただ、私としては久々に演奏する姿とか曲がTVから聴こえてくるのが嬉しかったですね。新世界、カルメン、アルルの女、セビリアの理髪師、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲等。どれもやったことのある曲ばかりで懐かしさが蘇ってきます。そして、最初から最後まで、重要な役割を果たしてくれたのが、シューマンの交響曲第3番「ライン」。そんなに一般的ではなく、メジャー曲ではないこの曲を選曲したのがシブい。個人的には凄い好きな曲だったんですが、シューマンの他の交響曲聴いたら、ドンドン下がっていってしまいまして。最終回は、第一楽章を全曲やったんですよね。懐かしい、出だしが厄介なリズムなんですよ、ベース。大変楽しいドラマでした。また、クラシック関連のドラマやってくれないかな〜。シューマン:交響曲第1番≪春≫・第3番≪ライン≫ [ レナード・バーンスタイン ]シューマン:交響曲第2番、第3番「ライン」(南西ドイツ放送響/ギーレン)シューマン(マーラー編曲版):交響曲第3番「ライン」&第4番 [ マリン・オルソップ ウィーン放送交響楽団 ]
2024.05.21
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また新たな結果が発表された。いまだにベートーヴェンの髪が残っているのが驚きでもあるが、その髪の成分を調べた結果、鉛中毒とのこと。今であれば、何らかの殺人ではないか?生命保険詐欺じゃないか?とか言われそうだが、昔すぎて不明すぎることはあるが、鉛の過剰な摂取とのこと。お酒好きのベートーヴェンは、頻繁にワインを飲んだという。また多く飲むため安いワインを飲んでいた。そのワインには飲みやすくするために鉛砂糖?が入っていたという。鉛が入っていることで多少なりとも長持ちとかするんだろうか?それともワインを作る工程で鉛を使った器具を使ったからだろうか?今考えれば恐ろしい響きの砂糖だ。また、鉛は当時薬としても使われていたらしく、軟膏にも含まれていたようだ。身体に塗り込む、傷口があれば何か恐ろしい結果になりそう・・。飲めば・塗れば、身体の中で分解されずに蓄積するだろう。これが原因で聴力の低下や神経への支障したのだろう。これがなければ、もう少し長く生きられたのだろうか。多くの作品が生まれたのだろうか、第九の呪いというものがなかったのだろうか。謎があかされたが、当時の事は謎が多い。憶測として、記憶にとどめておこう。20世紀の巨匠シリーズ::ベートーヴェン:交響曲第5番≪運命≫ 交響曲第7番 [ レナード・バーンスタイン ]ベートーヴェン:交響曲第九番 「合唱」 (2019DSDニューマスター) [ ヴィルヘルム・フルトヴェングラー バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 ]ベートーヴェン:交響曲 第3番 「英雄」 [ オットー・クレンペラー ]ベートーヴェン:交響曲全集&序曲集(9曲) [ デイヴィッド・ジンマン/チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 ]音楽家の伝記 はじめに読む1冊 ベートーヴェン / ヤマハミュージックメディア
2024.05.09
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アルゼンチン出身の謎の多い指揮者カルロス・パイタそんな彼の指揮した録音がたまに再発売されている。私の知る限り、ごく一部のファンに人気があり、高額で取引されている。確かに何が凄いのか、私も何枚か聴いたことがあるけど、そこまで凄いという感じはなかった。しかし、発売されたCDは何やら異様なくらいの存在感がある。緑を主体としており、必ずと言っていいほど彼の写真がお目見えする。なかなかのパンチのあるものだ。また、そんな彼はフルトヴェングラーを崇拝している。オケもアマチュアなのか?プロ集団なのか?フィルハーモニック交響楽団。謎のオケが彼の指揮に導かれる。やはり只者ではない?もう本人は亡くなっており、新譜の発売はないだろう。チャイコフスキーやマーラー、ベルリオーズ、ブルックナー、ドヴォルザークとレパートリーは幅広く、選択された曲はヘビー級。やっぱり私が勘づいていない部分があるんじゃないか?もっと大音量じゃないと彼の凄さに気づかないんじゃないか?改めて見直してみるのもいいかも?ラテンの血は只者ではない。【輸入盤】 Shostakovich ショスタコービチ / ショスタコーヴィチ:交響曲第8番、ブルックナー:交響曲第8番 カルロス・パイタ&フィルハーモニック交響楽団(2CD) 【CD】【輸入盤】 Mussorgsky ムソルグスキー / ムソルグスキー:展覧会の絵、グリンカ:『ルスランとリュドミラ』序曲、ボロディン:中央アジアの草原にて パイタ&ナショナル・フィル、フィルハーモニック交響楽団 【CD】
2024.05.01
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先週、ベストオブクラシックでは、チェコで活躍してするオケを特集していました。こういうのありがたいです。オケ好きの私としては色んなオケが聴けることは大きい。また、そのオケの地元作曲家、得意とした曲が聴けるのも大きい。そして、最終日のオオトリとなったのがチェコフィル。私も名古屋で、プロムシュテットとのコンビを聴かせていただきました。プロムシュテットの登場で涙が出ましたね。そのチェコフィルとコンビを組んだのが、マンフレッド・ホーネック。ウィーンフィルのビオラ奏者で、弟はウィーンフィルのコンマスのライナー・ホーネックです。ホーネックは、最近だとアメリカのピッツバーグ響の音楽監督に就任して良好な関係を築いています。私は、個人的に好きな指揮者。感情をストレートに表現し、新たな解釈、発見をしてくれる、させてくれる。また、今回がチャイ5という。これは面白い解釈をしてくれた。管の使い方がいいですね〜、なかなか顔出さないところを出させたりと巧みな扱い。それでいて、前半のプログラムデスナー作曲 「2つのピアノのための協奏曲」も聴いた事ない曲ばかり、飽きるもんかな〜と思ったら新鮮味ある楽曲でカッコいい。ラベック姉妹も力強くお互いに闘っているような素晴らしい作品でした。ホーネックいいな〜。中堅でもなく、巨匠まではまだまだ歳として若い気がしますけど、素晴らしい指揮者です。まだまだ爆発させてほしいですね。マーラー:交響曲 第5番 [ マンフレッド・ホーネック ]マーラー:交響曲第1番「巨人」 [ マンフレッド・ホーネック ]チャイコフスキー:交響曲 第5番/ホーネック(マンフレッド),ピッツバーグ交響楽団[CD]【返品種別A】
2024.05.01
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指揮者でオルガン奏者だったアンドリュー・ディヴィスが亡くなった。白血球だったという。それよりも前に80歳だった事に驚いた。えっ?そんな歳なの?写真が若々しい50代のものが多いからか、そのイメージしかない。この指揮者は、イギリス出身で英国音楽を進んで演奏した人。ヴォーン・ウィリアムスとかブリテンに定評があった。私はなかなか英国音楽を進んで聴くことはなく、そこまでの思い入れはないが、BBCプロムスといえば、この人というイメージがある。この時ばかりは、英国民は、ここが一つになる時と感じている。王族を出席する由緒正しきコンサート。指揮者で作曲家だったヘンリー・ウッドが初回を務めた。それを引っ張っていた指揮者のイメージが強く、白のタキシードを着て悠々と指揮していたのが懐かしい。また大きな英国指揮者を亡くしたな〜と感じた。愛の挨拶~イギリスの優しき調べ [ アンドリュー・デイヴィス ]これがホンモノのプロムナード・コンサートだ! [ アンドリュー・デイヴィス ]【送料無料】ザ・ブリティッシュ・ライン〜ブリティッシュ音楽の祭典【輸入盤】▼/アンドリュー・デイヴィス[CD]【返品種別A】
2024.04.26
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師弟関係であった、作曲家のマーラーと指揮者のワルター。良き理解者であったワルターは、幾つものマーラー作品を残している。写真を見る限り堅物で怖そうだが、全くの逆で温厚だった。そんなワルターの指揮した交響曲第1番「巨人」を聴いた。マーラーの登竜門とも呼べる作品。三楽章出だしにベースソロがあるのが私としても肝が冷えてしまう。でも、凄い良い作品だし、マーラーの作品で長年この曲だけで、私とマーラーを食い止めてくれた作品。ワルターの名演の噂は前々から聴いていた。しかし、聴く機会がなかった。だから、初めて聴いて驚いた。ワルターやっぱり只者ではない。私の固定概念は、正統派。しかし、新世界や幻想交響曲を聴いて個性の塊であることが良くわかった。ワルターは、私の中で思い出の人である。小学生?中学生?だったかな。音楽の時間に聴いた曲が気に入って、お年玉でCDを岐阜高島屋で見たんですよ。もちろん、まあまあする金額。当たり外れもあるかもしれないけど、新世界、四季、アイネクライネを同時に買ったのかな?その時のモーツァルトの交響曲とアイネクライネが入った一枚がワルターだった。CDの表紙がデカデカとワルターだったのを今でも記憶している。モーツァルトなのに、知らないおじさん、強いて言えば西川のりお似のおじさんがデカデカと写っていた。聴けばモーツァルトなんですよね。この時のイメージが強いため、ワルターは長年正統派の重鎮の位置にいた。ワルターの演奏、そんなにしょっちゅう聴くというわけではなく、正統派を避けていた私にとっては、敷居が高かった。だから避けていたんですよ、それでようやくワルターにしては珍しいと思う組み合わせの録音を聴いたらビックリだったわけですね。聴かず嫌いもいけないものです。そのワルターの巨人。所々触りまくってます。ピアニストであり作曲家、指揮者であったワルター。だから理解でき、新たな発見、表現が出来たのかなって。名コンビのコロンビア響ですから相性はバッチリですよ。また色々聴きたくなっちゃったな〜。Mahler マーラー / 交響曲第1番『巨人』、さすらう若者の歌 ブルーノ・ワルター&コロンビア交響楽団、ミルドレッド・ミラー 【SACD】Mahler マーラー / 交響曲第1番『巨人』、第2番『復活』、大地の歌 ブルーノ・ワルター&ニューヨーク・フィル(1950年、1957年、1948年 ライヴ)(3CD) 【Hi Quality CD】シューベルト:交響曲第8番「未完成」/マーラー:交響曲第1番「巨人」(バイエルン国立管/ワルター)
2024.04.18
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クラシックの迷宮で、團伊玖磨さんの特集が組まれた。そうか、生誕100周年なんだと驚いた。私もそんなに凄い接点があるわけではないが、作品が素晴らしい。團伊玖磨さん、黛敏郎さん、芥川也寸志さんで、3人の会を作り日本現代作曲家を先導した方。この3人も個性が強く、私は3人とも好きです。この3人の中でも、なかなか聴く機会がなくあまり接点がない團伊玖磨さん。ラジオ体操第二、童謡「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「おつかいありさん」を作曲した。岐阜では、交響詩「長良川」という声楽のための作品を作っているわけです。全然接点ありますよね。でも、自然すぎちゃってね〜。團伊玖磨さんと言えばオペラ「夕鶴」が一般的に有名で何か音楽の教科書にも載ってたような?でも聴いたことがない。衝撃だったのが、交響曲全集。山田一雄さんが指揮してるんですから。なかなか交響曲を作曲するっていうのは難しい。でも、6曲も作ってるから凄いんですよ。交響曲第2番が日本的な要素があって好きなんですよ。お堅いイメージの強い團さん。確かに、何の番組か忘れちゃいましたけど、NHKの番組で黙々と音楽を話して見えましたもんね。芥川さんや黛さんは、共に音楽番組の司会されてましたから、庶民的な感じがありましたけどね。これを気にイメージが変わるかもしれませんよ。1冊でわかるポケット教養シリーズ 日本の作曲家 團伊玖磨 [ 原 伸夫 ]團伊玖磨:交響曲全集(全6曲) [ 山田一雄、團伊玖磨 ウィーン交響楽団 ]
2024.04.15
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少し前まで寒かったのに暖かくなりつつある。しかし、こんなに天気が悪ければ花見はまだまだ。寒かったり、風が強かったりとスーツのズボンはベタベタですよ。そんな中、聴いていて流れてきたのはバーンスタイン作曲ウェストサイドストーリーからシンフォニック・ダンス言わずと知れた指揮者であり作曲家、ピアニスト、教育者で多くの指揮者やオケ、若者たちを育ててくれたバーンスタイン。私も大好きな1人です。演奏のみならず指揮姿も感情を入れ込んだあの姿、また愛くるしさも人から好かれる。そんな、バーンスタインの代名詞とも言える映画、ウェストサイドストーリー。その映画音楽から抜粋してまとめたのがシンフォニック・ダンス。組曲?と言ってもいいと思います。二つのギャング団が裏で争い、そんな中に禁断恋、ハッピーエンドではない、現代版ロメオとジュリエットなわけです。南米色強くラテンのリズム、アメリカを一気に味わえるような楽曲なんですよ。そして、荒れ狂う血の踊るリズムが何ともいえませんね。この天気に合ってるような、まさに人生のような気がしましたよ。音楽家の伝記 はじめに読む1冊 バーンスタイン [ ひの まどか ]親愛なるレニー レナード・バーンスタインと戦後日本の物語 [ 吉原 真里 ]ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー バーンスタイン:≪ウェスト・サイド・ストーリー≫からシンフォニック・ダンス [ レナード・バーンスタイン ]自由への讃歌/バーンスタイン・イン・ベルリン ベートーヴェン:交響曲第9番≪合唱≫ [ レナード・バーンスタイン ]チャイコフスキー:交響曲第5番 幻想序曲≪ロメオとジュリエット≫ [ レナード・バーンスタイン ]
2024.03.29
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またまたラジオの聴き逃し回を聴いておりましたところ、久々に聴いたのが、マーラー 交響曲第5番全5楽章。マーラーの人気曲。マラ5といえば、4楽章のアダージェットが有名。私も、マーラーという名前を受け入れるのに時間がかかりました。長いし、曲が難解、時折の独特な解釈とか敷居が高かった。私も歳を取りましてようやく歩みつつあります。1楽章出だしの高らかとなるトランペット。それからオケ群が一気に押し寄せてくるんですよ。一体、どんな頭脳をしたらこんな曲がかけるのか?あれだけの超大作を描きながらも未完も含めて交響曲は10曲。それから編曲やら指揮者活動やら。それは確かに命を削りますよ。あの期間にこれだけ濃厚なものを作っているわけですから。4楽章が1番落ち着いているわけですが、全ての楽章が自分のピースに入っていくんですよ、これ無理とか尖っている部分もすんなり埋めてくれる魅力がある曲。長いこと生演奏聴いてないから、これくらい大きな曲を聴きたいですね。何か落ち着いちゃうな。マーラー:交響曲第5番 [ レナード・バーンスタイン ]【輸入盤】 Mahler マーラー / 交響曲第5番 ポール・パレー&デトロイト交響楽団 【CD】Mahler マーラー / 交響曲第5番 デイヴィッド・ジンマン & チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団 【BLU-SPEC CD 2】【輸入盤】 Mahler マーラー / 交響曲第5番 ジョルジュ・プレートル&ウィーン交響楽団(1991年ステレオ) 【CD】
2024.03.27
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先週末あたりから天気が悪くどんより。そして、今日は雨が強く、またまたどんより。年度末も近くて更にどんよりなんですが。こんな時に聴きたいというか、いつもの聴き逃し回で聴こえてきたのは、ストラヴィンスキーの「春の祭典」2台ピアノ版です。ご存知のようにバレエ音楽。当時はあまりにもアバンギャルドすぎて上映中、罵声が飛び交い賛否両論となったとの逸話があるこの曲。そんな曲の原曲というか作曲する時に用いたピアノ(大体がピアノ使って作曲するか〜。)で演奏するわけですからピアノ同士、鍵盤と指の戦いですよ。あの荒々しさ、野蛮さ。オケだと普通に聴けるのに同じ楽器通しの戦いとなると混乱してくる。逆にそれが良かったりするんですけどね。記憶が定かではありませんが、作曲したストラヴィンスキーとドビュッシーが弾きあったとかいう逸話がありましたね。久々に荒々しい曲を聴いて血の流れが良くなった気が?します。今日も一日がんばろう。【輸入盤】春の祭典(2台ピアノ版)、2台のピアノのための協奏曲、他 マルカンドレ・アムラン、レイフ・オヴェ・アンスネス [ ストラヴィンスキー(1882-1971) ]【輸入盤】カティア&マリエル・ラベック 祈り~ストラヴィンスキー:春の祭典、ドビュッシー:6つの古代の墓碑銘 [ Duo-piano Classical ]ストラヴィンスキー:春の祭典、モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ、シューベルト:8つの変奏曲 アルゲリッチ、バレンボイム 【DVD】
2024.03.26
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ルーマニア生まれで、ピアニストで作曲家であったディヌ・リパッティの生誕が、今日3月19日です。不治の病となり、まだ30代の初期33歳で亡くなった、天才です。あのウルトラセブンの最終回のグリーグのピアノ協奏曲は、まさにリパッティ。私の好きなアンセルメ、カラヤンとも共演して名演を残したリパッティ。早くなるなる事がなければ、ピアノ界、クラシック界はまた違った方向に進んでいたかもしれない。コンクールで、リパッティは2位だった。しかし、審査員をしていたピアニストのアルフレッド・コルトーは、演奏に感銘を受け、2位の抗議をした。これが、のちに審査員を辞退するという大きな話に発展するんですが、それくらいの腕前を持っていたリパッティ。もう少し録音が良かったり、長生きしてくれたら評価も変わってきたかもしれない。身体を悪くしながらも臨んだ不屈の精神で挑んだリサイタル、録音があるので、是非聴いていただきたい。命をけずってまで、音楽に注ぎ込んだリパッティ。やはり天才は何かメリットをもっていないといけないんだろうか。【輸入盤】ディヌ・リパッティ/コロンビア録音全集 1947~1948(2CD) [ ピアノ作品集 ]ブザンソン音楽祭における最後のリサイタル [ ディヌ・リパッティ ]シューマン&グリーグ:ピアノ協奏曲(2018 DSD 11.2MHzマスターによる) ウルトラセブン50th & リパッティ100th [ ディヌ・リパッティ ]ウルトラセブン・クラシック [ (クラシック) ]
2024.03.19
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今月末で長年大垣の大型公演を支えてきた、大垣市民会館が閉館します。理由は老朽化。なかなか交通の便が良い場所ではないですから、お客の見込みも立たない。耐震するにも、新たな大型施設を作るにしても予算がない。だから、閉館という感じです。大垣は、スイトピアとかありますけど、中規模よりも少し小さいんですよね。だから、オケやらバレエ、オペラなんてなかなか難しい。大垣の人たちは、どこで公演をやらないといけないのか?大型になった場合は、穂積や岐阜もしくは羽島か、各務原?どちらにしても足を伸ばしてまで行く?となるわけで、こういう問題がありますと、全体的に影響を及ぼしますよね。開催が難しいとなると、これから育っていく子たち、発表する場がなくなってしまって意欲もそがれてしまいます。市民会館を保存?みたいな話もあるみたいですが、いつまでもつか?活用方法はあるのか?課題が多いですよね。どちらにしても大垣の活動されている方々が大変になるのは目に見えてますよね。
2024.03.15
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春一番を紹介させていただきましたが、クラシック好きなら、まず1番初めに聴くとなるとヴィヴァルディ 四季より「春」ですよね。学校の音楽の時間に必ず聴く曲かな?確かに春といえば、この曲が有名です。楽器の編成も小さく、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、チェンバロという感じで、私のコンバスは登場しません。ありがたい。不純物が混ざっていないって感じで、季節を感じさせてくれる楽曲です。久々に流れてきたので、聴き入っていたら、個性がなかなか強い演奏。ダニエル・ホープ?ならしょうがない。ビオンディは度肝を抜かれた。小編成である事とヴァイオリンソロが多いので、弾いた人の個性がモロに出る。何か久々に聴いて刺激を受けてしまった。ヴィヴァルディ:『四季』『海の嵐』~協奏曲集『和声と創意への試み』より/協奏曲集『調和の霊感』より [ ファビオ・ビオンディ ]ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集≪四季≫ タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ≪悪魔のトリル≫ [ アンネ=ゾフィー・ムター ]Vivaldi ヴィヴァルディ / フォー・シーズンズ~ヴィヴァルディ: 『四季』+エイフェックス・ツイン、マックス・リヒター、チリー・ゴンザレス、他 ダニエル・ホープ、チューリッヒ室内管弦楽団 【SHM-CD】
2024.03.14
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プロコフィエフの最も有名な協奏曲として名高いこの曲。ここ最近良く聴く機会が多かったので。プロコフィエフは、ヴァイオリンで二曲、ピアノで六曲協奏曲を作曲している。ピアノの名手であり、ピアノに長けていたプロコフィエフが作曲した第3番。かなりスリリングで、スタイリッシュな作品。モーターカーみたいなレースを見ているようなスピード感がある。そんなピアノ協奏曲、聴いていてもわかるが、難易度はかなりのもの。かつて活躍した指揮者のミトロプーロスの逸話がある。ミトロプーロスが指揮をして、このピアノ協奏曲を演奏した際、まさかのピアニストがサジを投げた。ピアニストでも難しい。ピアニストがキャンセルとなりどうしようか?と考えたのはまさかの、ミトロプーロスがピアノを弾く、また指揮もするという。要するし、指揮振りするわけだ。モーツァルトとかベートーヴェンならわからなくはないが、まだ当時現代近代曲としてバリバリだった曲を作曲家ではなく、指揮者がやるという前代未聞の取り組み。これが無事に成功したというから驚きだ。もちろん暗譜や指揮も必要になる。まさに才能としか言いようがない。バーンスタインの師であった事がわかる。このスピード感、カッコいい。生で聴いてみたいな。プロコフィエフ:ピアノ協奏曲全集 [ ヴラディーミル・アシュケナージ ]プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 ラヴェル:ピアノ協奏曲/夜のガスパール [ マルタ・アルゲリッチ ]楽譜 プロコフィエフ/ピアノ協奏曲 第3番(スコア) SW3031/輸入楽譜/スコア(ポケット)/ピアノとオーケストラ
2024.03.06
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聴き逃しでラジオを聴いていたら新鋭マエストロという事で、最近の若手指揮者の紹介されていた。その中に、久々に聴いた。ブラームス ヴァイオリン協奏曲があった。本当に久々すぎる。私の中では人生で初めて演奏した協奏曲が、この曲。大学の時、東海オーケストラ連盟の演奏会に出たんですよ。本当は、全部出たかったんですが、腕がまったくついていきませんでしたので、謙虚にサブだけ参加させていただきました。メインはマーラーの交響曲第1番「巨人」サブと言えども私にとっては未知の曲でした。協奏曲もあまり進んで聞かない時期でしたので、ましてやブラームスなんてって感じでした。でも、この協奏曲をやったから協奏曲をまた聴こう、他の作曲家も聴いてみようと幅が広がったんじゃないでしょうか。特に誰の演奏が良いとか、それどころでは無かったですから、食らいつくので必死で。3楽章がカッコいいですよ。煌びやかで、推進力がある。今となっては懐かしい思い出ですよ。また聴けるとは。メンデルスゾーン&ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 [ アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ ]ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 他 [ リサ・バティアシュヴィリ ]
2024.02.28
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先日、小澤さんが亡くなり、それから追悼の番組や再放送が多々放送されております。長年の小澤征爾さんの功績、偉業が当たり前ですが、改めて評価されてきております。ラジオの聴き逃し回で、「クラシックの迷宮」でも小澤さんの追悼を込めて、貴重な演奏会が放送されていました。N響とのメシアン作曲「トゥーランガリラ交響曲」。それも日本初演という貴重な音源、組み合わせ。音源化されてないから更に貴重ですよ、NHKだからできること。調べてみたら、世界初演は、バーンスタインとニューヨークフィルなんですね、いかにもって感じしますけど意外に感じました。指揮者で作曲家、コントラバス奏者であったクーセヴィツキーの依頼により作曲された名曲ですよ。現代音楽で譜面とか訳わからないんですけど、凄い聴きやすい。各々の楽器が生かされているんじゃないかなと。当時としても、画期的な作品で、ピアノとオンド・マルトノという不思議な楽器を使用した強大な交響曲。第10楽章まであり、色とりどりの音色を奏でます。まだ若い小澤さんが、難解だった作品を先輩ばかりのN響と共演した貴重な録音。時折ノイズが入るのはまさに時代を感じますよね。凄いオンド・マルトノの音が聴こえる。普通に聴いてるだけなら素通りしていたかもしれませんけど、こここんな風に弾いてるんだ〜とか意外な発見ができました。若さを凄い感じる、髪をかき乱して汗を飛び散らしてやっているのが何となく想像つきます。映像流してくれないかな〜。力強さ、未来が凄い見えてくる演奏でした。メシアン:トゥーランガリラ交響曲 [ 小澤征爾 ]【輸入楽譜】メシアン, Olivier: トゥーランガリラ交響曲 [ メシアン, Olivier ]
2024.02.20
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小澤征爾の80曲。 [ 小澤征爾 ]指揮者の小澤征爾さんが亡くなった。昨日仕事から帰って奥さんから言われた第一声がこれだった。88歳。晩年というか病との闘いからすると、本当に長生きできたんじゃないかなって思います。私にとっての小澤征爾さんは、通らないようにしてきた人です。私が知った頃にはボストン響を手兵として活躍していた。そして、日本クラシック界としても先駆者として生き字引となっていた。クラシックの中で指揮者コンクールは、ブザンソンがステータスになりました。それがあったからなのか、私の相変わらずな天邪鬼ぶりにひっかからなかった。コアなコアなマニアックな方へ、なかなか邦人の魅力がそこまで感じてるいなかった。海外の曲を日本人が表現できるのだろうか?とかなり上から目線みたいな感じだったんです。それを覆したのが、ニューイヤーコンサート。あの名だたる名将の中に、日本人である小澤さんが一度だけ認められた。あの時聞いたヘルメスベルガー2世の「悪魔の踊り」は印象強いです。緩やかワルツばかりの演奏会にスピード感とスリルのある曲目一気に虜になりました。それからチラホラと改めて聞き直すようにしました。遠い昔に岐阜に来たんですよ。その時聴きに行こうかと迷って辞めてしまったのが、非常に悔やまれます。それから、サイトウキネンの演奏会、ウィーン歌劇場等幅広い活躍。ベルリオーズの幻想とかタコ5とか凄い良かった。マーカス・ロバーツトリオとのガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」がカッコ良すぎた、小澤さんじゃなければ実現できなかった、あの音色ですよ。昨年のサイトウキネンのジョン・ウィリアムスの演奏会に参加されたのが公では最後なんですよね。変わり果ててしまった小澤さんの姿。ジョンの方が年上で90を超えているのに、小澤さんが小さく弱く感じましたが、存在感は凄かったです。日本クラシック界の先駆者で、功労者。小澤さんがいなかったら出会えてない事も聴けなかった事もあるだろうな〜。指揮棒を持たずに髪を乱し、手と顔、心から音楽を表現する。一度聴きに行きたかったな〜、長い闘病生活お疲れ様でした。これからはゆっくりとおやすみください、ご冥福をお祈りいたします。ベルリオーズ:幻想交響曲 [ 小澤征爾 ]CD / 小澤征爾 / ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 (SHM-CD) / UCCD-51019メシアン:トゥーランガリラ交響曲 [ 小澤征爾 ]【中古】 ヴァルトビューネ2003 ガーシュイン・ナイト/小澤征爾(指揮),ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(po.),マーカス・ロバーツ・トリオ,マーカス・ロバーツ(p),ローランド・ゲリン(b),ジェイソン・マルサリス(ds)小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ 20th Anniversary BOX【Blu-ray】 [ 小澤征爾 ]山本直純と小澤征爾[本/雑誌] (朝日新書) / 柴田克彦/著
2024.02.10
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シェークスピアの作品で大変親しまれている作品。男女の恋を深くそして悲劇的に描いております。また、この作品を音楽にしたものがいくつもあります。最も有名となると、チャイコフスキーかな?いやいや、ベルリオーズかな?はたまた、グノー?何て遠回しに言いますけど、やっぱり、プロコフィエフですよ。バレエ音楽「ロメオとジュリエット」ロメオは、イタリア読み、ロミオは英国読みだそうです。クラシックじゃロメオが一般的ですよね。久々にラジオで聴いてます。学生時代に、この曲に出会ってなければ、プロコフィエフが好きになることも、アンセルメに出会う事がなかった。小澤征爾指揮のボストン響でしたね。中古屋で見つけてこれしかなかったんですよ。考え深い作品です。つい最近って言っても数年前ですけど、CMで使われたりしまして、私の所属オケでも抜粋ですが演奏させていただきました。チャイコフスキーは、劇的音楽として、約20分程度の管弦曲としてまとめました。プロコフィエフは、長編のバレエ音楽として完成させました。ロマンチックですよね、曲調もプロコらしく所々不協和じゃないですけど、物語の悲劇性や感性を注ぎ込んでいます。久々に聴いて、良かったな〜。ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 プロコフィエフ:交響組曲≪ロメオとジュリエット≫から [ ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ ]【輸入盤】バレエ『ロメオとジュリエット』 小澤征爾&ボストン交響楽団 [ プロコフィエフ(1891-1953) ]プロコフィエフ:バレエ音楽『ロメオとジュリエット』組曲より ピアソラ:シンフォニア・ブエノスアイレス<日本初演> [ アンドレア・バッティストーニ ]
2024.02.05
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意外なようで意外じゃない。そんなことない、指揮者のラファエル・クーベリックが今年生誕110年を迎える。凄い中途半端なような気がする。今年は、クラシック業界では生誕・没後の方がが多い。ブルックナーとスメタナ(生誕200年)、フォーレとプッチーニ(没後100年)、わが日本でも団伊玖磨さんが生誕100年という年でもあり、今年はに賑わいそう。そんな中でのクーベリック。クーベリックと言えば、名ヴァイオリニストのヤン・クーベリックを父に持つ。クーベリックの名前を一躍大きくしたのは、「プラハの春」音楽祭ではないでしょうか。長年祖国を追われて、ようやく指揮台に立ち、チェコフィルを指揮した姿。本当に歴史に残るもので、演奏も大変素晴らしいもの。かなり真面目なイメージがありますが、シカゴ響との「展覧会の絵」の1曲目のプロムナードは度肝を抜かれる解釈で面白い。こんな解釈もできるのかとかなり攻撃的な演奏で驚いたのを覚えています。学生時代、演奏会で演奏するシューマン交響曲全集を買ったのも懐かしいな~。私も好きな指揮者の一人です。UHQCD DENON Classics BEST ドヴォルザーク:交響曲第9番≪新世界より≫ モーツァルト:交響曲第38番≪プラハ≫ [ ラファエル・クーベリック ]デンオン・クラシック・ベスト100::スメタナ:≪わが祖国≫(全曲) [ ラファエル・クーベリック ]シューマン:交響曲全集&マンフレッド序曲 [ ラファエル・クーベリック ]ドヴォルザーク:交響曲第8番・第9番≪新世界より≫ [ ラファエル・クーベリック ]【輸入盤】 Smetana スメタナ / 『わが祖国』全曲 クーベリック&チェコ・フィル(1991年ライヴ) 【CD】
2024.01.26
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正月も明けて、受験生は大きな時期となりました。大学入学共通テスト。こないだの週末に実施されたみたいですが、新聞を読んでいると問題が出ているんですよね〜。さて、やってみるかと思いつつも、目が・・、と嘘をついてやる気が出ない。今更、20年以上前だし、習った事が徐々に変わったりしているので、太刀打ちができるわけでもないし。でも、英語とか数学、社会とかは無理だけど、国語くらいは何とかやりたいな〜と軽い気持ちで読んでいたら、まさかのクラシック音楽書籍が題材になった問題。これは、面白そうと思って、問題をみたら、引っ掛け問題の漢字で、やる気が失せてしまった。素直な問題にしてよ〜。その題材で出て来たのが、ショルティが指揮するモーツァルトの「レクイエム」。モーツァルト最後の作品で未完成。しかし、弟子が未完成を完成させた補筆版が幾つか出ています。それでいて、最後の作品として相応しいかわかりませんが、依頼主の謎、レクイエムが最後となってしまった偶然の謎等らいまだに謎の多い作品として有名。まさか、モツレクが問題の題材に出るとは。ショルティのレクイエムは聴いたことないんですけど、この曲は、私もモーツァルトの中でも理解でき、親しみがある作品。結構、有名な旋律が出てきますから、聴いたら皆さんわかるかも?しれませんね。今年に入って初めてクラシックを感じたわけです。結果はどうあれ受験生の皆様お疲れ様でした。【中古】 モーツァルト:レクイエム/ゲオルグ・ショルティ(cond),ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団,アーリーン・オジェー(S),チェチーリア・バルトリ(MS),ヴィンソン・コール(T),ルネ・パーペ(B),ウィーン国立歌劇場合唱団モーツァルト:レクイエム [ レナード・バーンスタイン ]モーツァルト:レクイエム(ジュスマイヤー版) [ トン・コープマン ]
2024.01.16
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こないだ年末恒例のNHK交響楽団の第九演奏会をラジオで聴きました。指揮は下野竜也さんです。物腰優しく、言葉使いも丁寧で優しい。しかし、曲の解釈となると時折驚いたことをする。このギャップが何とも言えない。いつ聴いたか忘れましたが、シューマンの交響曲第4番の解釈がすごい面白かった記憶があります。そんな第九演奏会が終わり、下野さんの演奏した録音が流れました。下野さんのシューマンが格別でと。確かにそうだなと感じたわけですが、そんな中シューマンの交響曲第3番「ライン」の4楽章から5楽章まで流れました。大学時代に選曲候補として挙げて通ったんですが、まあ〜苦労したというか今となれば懐かしい思い出。同期との間にメチャクチャ壁が出来ちゃいまして。また、演奏もろくに弾けてないのに、他の演奏会に出るっていうね、非難轟々でしたよ。それでも参加したんですが、溝が広がりまして関係性がぐちゃぐちゃでした。そんな時にメインでやったのが、この「ライン」。シューマン自身も精神不安定だったみたいで、ライン川に身を投げたりして自殺をはかるんですが、死にきれず。でも、これか起点となって亡くなってしまうという曰くある「ライン」非常に複雑な楽譜割で、出だしから皆同じリズム楽譜かと思ったら少し違うですよね〜、裏打ちというか、合いの手とは違う独特なタイミングだったりするんですよ。いまだに、悔やまれる曲の一つ、なかなかやる機会がないのでお会いできるかわかりませんけどね。久々に聴きました。懐かしい。クーベリックやセルを良く聴きました。クレンペラーを買って失敗した〜と思ったこともありましたね。いまだに楽譜は覚えていないけど、何となく弾いた箇所が歌える。色々あった時代だったからこそ覚えているのかもしれません。下野さんの楽譜の強弱がハッキリしていて面白い。今となっては同期の関係性は大学卒業と共に薄くはなりましたが、関係性は元に戻りましたけどね。いやいや懐かしい思い出。CD/シューマン:交響曲第3番(ライン)・第4番(マンフレッド)序曲/ラファエル・クーベリック/UCCG-3939シューマン:交響曲第3番「ライン」&第4番他 [ レナード・バーンスタイン ]シューマン: 交響曲第3番、第4番(マーラー編)/オルソップ指揮 (日本語解説付)シューマン:交響曲全集 [ ジョージ・セル ]シューマン: 交響曲全集 ルイージ&ウィーン交響楽団 [2CD]
2023.12.29
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昨日、いつものようにラジオの聴き逃し回を聴いておりました。曲が何が流れるか気にせずに再生を押しました。どうも一曲目からパンチがある曲が流れるということで。グリンカ 「ルスランとリュドミラ」序曲グリンカと言えばコレ、グリンカってコレしかなくない?と言われてしまいそうですが、ロシア音楽の祖と呼ばれるくらい偉大な人で、私は「ホタ・アラゴネーゼ」とか「幻想的ワルツ」が好きなんですよね〜、なかなか演奏されないのが残念ですけど。皆さんもご存知のこの難曲。何が嫌かって、弦楽ほぼ一緒の出だしから始まって速いという。地獄の曲なわけで、管もしっかり役割があるいかにもロシアという曲。久々に聴くな〜と思ったら名演のムラヴィンスキーとレニングラードフィルという愛称バッチリな演奏なわけですよ。さあ、始まりました。クソ速いあれ?こんなスピードだったっけ?ムラヴィンスキーはレニングラードフィルとは長年手兵としてコンビを組んでおり、絶対服従じゃないですけどピシャと合うんですよね。だから、それだけの信頼がある。だから出来ると思うですが、こんなに速かった?乱れない弦楽器群と相打ちを入れる管。やりがい以上のやったる感を感じました。名演のチャイコフスキーの後期交響曲集もそうですが、速いし、的確。何でこのスピードについていけるのか?不思議でなりません。この曲をこのスピードでやられたら涙出ちゃいますよ。初めて聴いた人がこれだと他の演奏が物足りなくなってしまう?皇帝、ムラヴィンスキー。久々に聴かせていただきました。【中古】 ルスランとリュドミーラ/ムラヴィンスキー管弦楽名品集/エフゲニー・ムラヴィンスキーチャイコフスキー:交響曲第4・5・6番≪悲愴≫ [ エフゲニ・ムラヴィンスキー ]【輸入盤】 Shostakovich ショスタコービチ / 交響曲第5番 エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(1973年5月26日東京ライヴ) 【CD】
2023.12.28
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別に直接見に行ったわけでもないんですけど、ラジオでやっておりましたので、聴かせていただきました。やっぱり難しかった〜、マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」。指揮はファビオ・ルイージ。ファン投票で選ばれたというが、シュミットとシューマンというかなり偏った選択肢。その中で過半数以上を得たのが、マーラー。確かに記念だから、なかなかできない事という曲を選出したんだろうけど、やっぱり難しい。マーラーの7番以降は、個人的になかなか聞き入れ難いというか、まだまだ敷居が高く感じる。10番は受け入れられるんですけどね。まだまだ奥が深いマーラーを理解するのは先のようです。2000回公演という事で、1000回は何をやったんだ?と調べましたら、サヴァリッシュが、メンデルスゾーンのオラトリオ「エリア」でしたよ。これもかなりコアな作品。名演と良く言われていますが、聴く機会がないのでどんな曲かわからないという。メンデルスゾーンも難しいんですよ、楽譜が緻密に書かれていて、低弦結構一緒の動きで心理的にやりたい意欲を失わせる。余談ですが、遠い過去に書きましたが、N響と私の好きなスイス・ロマンド管と関わりが強いと勝手に感じております。1000回、2000回共に振ったサヴァリッシュとルイージは、ロマンド管のポストについた二人。ホルスト・シュタインしかり、デュトワしかり、ヤノフスキ等関わりが強い事を感じておりますので尚更親近感というものが湧きます。次回の記念3000回公演。大体、30年以上かかってるから、私はいないのかもしれない?孫を抱いて生きていたらいいな。何をやるか楽しみですね。Tchaikovsky チャイコフスキー / チャイコフスキー:交響曲第5番、スラヴ行進曲 スヴェトラーノフ指揮NHK交響楽団(1997年) 【CD】NHK交響楽団 ベートーヴェン生誕200年記念ツィクルス1970【送料無料】令和最新版 大河ドラマ 全曲集 1963 - 2022/NHK交響楽団[Blu-specCD2]【返品種別A】
2023.12.27
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とか言いつつも年がら年中流れているような気がする。しかし、年末に第九が演奏され流れてくる、聞かれる国も珍しいそうだ。だから、日本のオケは演奏回数が多いため、上手く演奏できると海外から驚かれているそうだ。年末も近くなり、10000人第九コンサートもあり、あちらこちらで第九の演奏会が開催されています。私も一度演奏させていただきましたが、大変大変。ベートーヴェンですから楽譜がしっかりしてまして、休ませてくれないんですよ、また精神的にも低弦目立つしね。合唱入ったら、合唱が主、オケは裏方。でもこの裏方が表には聞こえない見えない想像絶する忙しさなんですよ。聴いてないだろって思うくらい忙しい。でもこれがないと全てが完成しないんですよね。今年は久々にラジオでN響の第九を聴いております。下野さんだからという期待もあるんですけどね。正当な演奏されてたと思います。個性があまり出てなくて物足りなさは感じてしまったかもしれませんが、旋律が綺麗でした、あっさりめの演奏で。久々に第九全曲を聴きました。ハーバーは綺麗でしたね。昨日までクリスマスだったのにもう正月。竹に餅、もうそんな時期ですね。私も暦通りの勤務、もう少し頑張りますよ。皆さんも頑張りましょう!ベートーヴェン:交響曲第九番 「合唱」 (2019DSDニューマスター) [ ヴィルヘルム・フルトヴェングラー バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 ]【輸入盤】 Beethoven ベートーヴェン / 交響曲第9番『合唱』 レナード・バーンスタイン&バイエルン放送交響楽団+5つのオーケストラ団員(1989年ベルリンの壁崩壊記念コンサート)(+DVD) 【CD】ベートーヴェン:交響曲 第9番 「合唱」 [ セルジュ・チェリビダッケ ]
2023.12.26
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いつものように通勤時の車の中でラジオを聴いていたら、今日12月8日はフィンランド音楽の日なんだそうです。それは、フィンランドを代表するシベリウスの誕生日ということ、2011年から制定されたみたいで、フィンランドでは祝日だそうです。シベリウスやっぱり国葬が行われただけあって、フィンランドの英雄ですね。確かにたまたまだけど、この時期にめちゃくちゃ合う作曲家。ここ最近もラジオでシベリウスが流れてくるのは、そのせいか?シベリウスというと、フィンランドの第二の国歌とも呼ばれる「フィンランディア」や「カレリア」組曲、交響曲第2番を筆頭に7曲、ヴァイオリン協奏曲等名曲揃い。最近、「エン・サガ」の良さがジワジワ分かって気がする。特徴というか、お国柄というか、何で音楽で寒さ、気温を表現できるんだ?って思うくらい数℃下がる曲が多いし、クドイとか胸焼けするような事なくサッパリ聴ける。また、低弦の上手い使い方、結構重要な事をさせたりするんですよ、またティンパニも特徴的な使い方をし、金管のハーモニーも。シベリウス節とも取れるフレーズが良く聴こえたりする。そんな彼が生まれた日なんだそうですよ。今日はシベリウス聴こうかな。シベリウス (作曲家◎人と作品) [ 神部 智 ]シベリウス:交響曲全集 [ ベルグルンド ]シベリウス:交響曲第2番&交響詩「フィンランディア」他 [ レナード・バーンスタイン ]Sibelius シベリウス / ライヴ・イン・東京 1970~モーツァルト:交響曲第40番、シベリウス:交響曲第2番、他 ジョージ・セル&クリーヴランド管弦楽団(2CD) 【CD】チャイコフスキー&シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 [ ルッジェーロ・リッチ ]
2023.12.08
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題名が長い。今年の7月に惜しくも71年という長きに渡り愛読されたレコード芸術が終了しました。が、来年1月からレコード芸術を復活させようと、オンラインという形になるみたいですが、クラウドファンディングで復活を目指すみたいです。一冊、1000円強。1人の時は毎月買って楽しんでました。来月とか今後どんな音源が発売されるのかな〜って。もちろん、新譜の評価も気になって読んだりしましたよ。今は亡き、宇野功芳さんはとことん言ってましたよね〜。毎年恒例のレコードコレクターズチョイスとかレコードアカデミー賞とかタメになっておりました。買うのに当たりハズレがあるのが嫌でね〜。結婚してお小遣い制になり、子供が生まれればなかなか買えないし、新しい音源なんて聴く機会が減っちゃいますからね。だから、買わなくもなっちゃって、少し遠のいてしまいまして、それもあってか休刊となってしまぃした。数少ない尋常じゃない情報量の一冊。毎月一枚CDついてました。なかなか聴けなかったけど。また、復活してくれることを祈りたいです。無料は無理だろうけど我々弱者には味方である価格で読ませてくれないかな〜。【数量限定】【第60回レコード・アカデミー賞一覧冊子付き】 雑誌 レコード芸術 2023年1月号 / 音楽之友社世界の名門オーケストラ 最新版 オーケストラ・ファン必携!/音楽の友/レコード芸術【1000円以上送料無料】至高の指揮者たち 20-21世紀の名指揮者が語る音楽と指揮芸術 ONTOMO MOOK / 音楽の友 & レコード芸術編集部 【ムック】
2023.12.06
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たまたまラジオを聴いていたら、今日12月6日は音の日シンフォニーの日だそうだ。音の日は、あの発明家であるトーマス・エジソンが、発明した蓄音機に初めて録音した日。シンフォニーの日は、日本を代表する作曲家、山田耕作さんが、「かちどきと平和」を発表した日。との事。ともに、我々音楽、クラシックを愛する者にとっては大事な日。蓄音機がなければ、録音はもちろん、レコードもカセットテープ、CD等が開発されなかったわけで。昔の録音、歴史的な録音が、いまだに聞ける環境を作ってくれた。山田耕作さんが居なければ、日本の歌や作曲を、世界的に評価をされる事はなかっただろうし、日本のオケの発展にも一役かっている偉大な作曲家なんですよね。また「かちどきと平和」、これはカッコいい作品です。洋楽要素が強いですが、日本らしさがうっすら見えてくる作品です。ともに大事なもの。【中古】 山田耕作:序曲二長調/湯浅卓雄山田耕作:長唄交響曲「鶴亀」【中古】 現代日本の音楽名盤選 山田耕作 山岡重信 読売日本交響楽団 / / [CD]【宅配便出荷】
2023.12.06
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本当にいい曲。フィンランド出身のシベリウスが作曲した、カレリア組曲。元々は、劇音楽として作曲されたが、評判が悪かった。しかし、一部評判がよかったので。組曲として残った。序曲は、かなりマイナーではあるけど、組曲はメジャー。この3曲極端なくらい色が違う。その強弱が逆に良かったりする。私も数回演奏させていただきましたが、ハツラツと元気になれる作品。何回聴いても演奏しても楽しいし、達成感がある。間奏曲バラード行進曲風にの3曲構成。間奏曲は、これから立ち向かっていく下から湧き上がってくる勇気みたいなものを感じる。バラードが泣かせるんですよ、ハーモニーといい、重低音の使い方が上手いんですよね。行進曲風には、元気しか出ない。前に向かって進むのみ。その中には楽しみや嬉しさが凄い込められている。またシベリウスは、この季節に良く合うんですよ。寒さの中に暖かさ、希望を感じる。久々に聴いて繰り返しまくってます。【輸入盤】 Sibelius シベリウス / 交響曲第2番、カレリア組曲 インキネン&ニュージーランド交響楽団 【CD】シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調/カレリア組曲/組曲「ベルシャザール王の饗宴」(クーシスト/ヘルシンキ・フィル/セーゲルスタム)シベリウス:交響詩≪フィンランディア≫ ≪カレリア≫組曲 交響詩≪ポホヨラの娘≫ 悲しき円舞曲 レミンカイネンの帰郷 [ ジョン・バルビローリ ]
2023.12.01
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まさか、この版が聴けるとは思ってなかった。ラジオの「ブラボー♪オーケストラ」で、日本センチュリー響と秋山さんによる演奏会。秋山さんも取り上げるのが初めてという。近衛秀麿さんは、ご存知の方も多いと思いますが、名前のとおり旧皇族出身。また兄は首相も勤めた近衛文麿氏。戦後のクラシック界を邁進させた指揮者で作曲家、編曲家です。越天楽をオケ版にしているのが有名かもしれません。ベートーヴェンの交響曲は、色々編曲されています。メジャーではない編曲ですけど、マーラー版が最も有名ですかね。マルケヴィッチ版、ピアノだとリスト版やフンメル版、室内楽版と多岐に出てきます。そんな中でも、かなりマイナーな近衛版。交響曲第5番「運命」の出だしは聴いてる方はあまり気にならないかもしれませんが、休符があるんですよね。結構あれが厄介だったりで出だしが合わなかったりしますが、近衛版はあえて休符を取っ払った形となります。そして、この第3番。説明では、金管が小編成の2管であるのを倍管にして4管にしているとのこと。聴いているだけではわからないところもあるでしょうが、スコアを見れば明らかな違いがわかるでしょうけど、発売されないでしょうね〜。楽しみながら、通勤時間にゆっくり聴こうと思います。ベートーヴェン:交響曲第五番ハ短調「運命」-近衞秀麿版ー [ 近衞秀麿 近衞交響楽団 ]Beethoven ベートーヴェン / ベートーヴェン:交響曲第5番『運命』、シューベルト:交響曲第8番『未完成』 近衛秀麿&読売日本交響楽団 【CD】Beethoven ベートーヴェン / 交響曲第9番『合唱』 近衛秀麿&読売日本交響楽団、二期会合唱団、他 【CD】音楽家 近衛秀麿の遺産 [ 藤田 由之 ]戦火のマエストロ近衛秀麿 [ 菅野冬樹 ]
2023.11.30
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今日も昼から別箇所で仕事。その仕事の行きに名古屋駅地下を歩いていたら軽妙なリズムで聞き覚えのある曲が。ルロイ・アンダーソン 「そりすべり」まさに、今の時期にうってつけの曲。まだ名古屋市内は雪は降っていませんが、明後日になれば、12月ですよ。クリスマスツリーも出さないといけないし、クリスマスプレゼントも。年賀状もまだ作ってない。奥さんいつどうなるかわからないし。本当に師走だな〜。そんなこんなでこの時期にこれを聴けば、クリスマスがやってくるって感じですよね。一年早いな〜。タイプライター&トランペット吹きの休日~ルロイ・アンダーソン・ベスト・ヒット [ セントルイス交響楽団 ]ルロイ・アンダーソン:管弦楽作品集 3 - そりすべり/タイプライター/プリンク・プレンク・プランク!(スラットキン)[楽譜] 《オーケストラ楽譜》そりすべり(ルロイ・アンダーソン)(Sleigh Ride)【輸入】【送料無料】(SLEIGH RIDE)《輸入楽譜》
2023.11.29
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徐々に寒くなるかと思ったら極端すぎる温度変化。身体がついていくだろうか。そんな中、今朝は昨日放送していた、「今日はクラシック三昧」を聴いております。まだ半分も聴いておりませんが、今回はリクエストというよりかは、生演奏、知性という感じでしょうか。片山さんが、知識凄すぎて自分の番組みたいになっててつっぱしるな〜って思ってましたよ。いろいろな曲が流れて癒されますね、マニアックなものが多くて。そんな中、久々に聴いたラフマニノフのヴォガリーズで鳥肌が。元々ピアノと声楽の曲。歌詞がなくて、素晴らしい作品です。色んな楽器で演奏されており、編曲も多々。人の心に響く作品ですよね。さあ、まだまだしっくり聴こうっと。ラフマニノフ:ヴォカリーズ(管弦楽版)/ 交響曲第2番 ホ短調Op.27 [ レナード・スラットキン (指揮者)/デトロイト交響楽団 ]楽譜 ラフマニノフ/ヴォカリーズ 作品34 第14番(【1787648】/3702/弦楽四重奏 (ヴァイオリン2本&ヴィオラ&チェロ)/輸入楽譜(T))ピアノ 楽譜 ラフマニノフ=コチシュ | ヴォカリーズ 作品34の14 (コチシュによるピアノソロ編曲) | Vocalise Op.34-14ヴォカリーズ (Kleine Partitur) [ セルゲイ・ラフマニノフ ]
2023.11.24
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昨晩、久々にN響アワーが復活した。司会をやってみえた池辺さんが80歳になったという事で。今はクラシック音楽館になりましたけど、少し前まではN響アワーだったんですよね。池辺さんと檀ふみさんとのシュールすぎるやりとり。何か懐かしいな〜。録画するはずが、忘れてしまったので、途中から見る事に。やっぱりこの2人なんですよ。池辺さんが構えても冗談とわかる檀さんの綺麗な立ち振る舞い、肩透かしのような避けた方、唯一無二とも言える2人です。そんな2人が、N響アワーで印象に乗った指揮者が、エフゲニー・スヴェトラーノフそうだよな〜、絶対スヴェトラーノフだよ。と思い、チャイコフスキーの交響曲第5番の4楽章が流れた。正当なロシア音楽を継承するスヴェトラーノフですが、必ず自分の解釈、味を残す人。作曲家でもあったからじゃないかな〜と個人的には思いますが、カッコイイですよね。指揮姿が。暴君というわけではありませんが、指揮棒を持たずに音楽に真っ正面から体当たり、会話していく姿。自由にさせるとこは何もせずにオケに任せる。これは、オケに信頼があってこそ。自分の思ったものを表現してくれるからこそ、指揮をしないという姿がカッコイイんですよね。生前一度で良いから生で見ておきたかったな〜。後半は、池辺さんの交響曲第11番。なかなか今、交響曲を残そうなんて大変な話ですよ。自分の作品だから周りに囚われることはないんですけど、偉大な方々が嫌でもいるわけですからね。楽器編成もそんなに大きくなく、2楽章編成。現代音楽らしさ、池辺さんの色が見えましたよね。個人には2楽章凄いカッコ良かったです。過去の映像に、相撲の取り組みに音楽をつけるとか、凄い面白い。また贅沢に芥川さん、林光さんと池辺さんの3人でなんて勿体無いですよね。また、サン=サーンスの動物の謝肉祭にいない動物の音楽を追加でするという事でオラウータンを付けてみたりしてダジャレで打楽器が指揮者が指示してるのに「おら、打たん」という、革命的なことをやっているなんて、面白い。当時のNHKも先端を走りすぎたな〜とか思いましたよ。池辺さん、まだ80歳という事でまだまだ頑張って活動していただきたいですね。ダジャレは、ほどほどに。チャイコフスキー:交響曲第5番/スラヴ行進曲 [ エフゲニー・スヴェトラーノフ ]池辺晋一郎:交響曲第10番「次の時代のために」&小交響曲 ほか [ (クラシック) ]池辺晋一郎:交響曲第8番&第9番、ピアノ協奏曲第3番 [ (クラシック) ]
2023.11.06
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