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奈良だけ見て回るのも良かったのだけど、帰りは京都駅発の新幹線だったから、最終日は京都を満喫するプランを立てていました。しかもそれは京都の中心地ではなく、宇治のエリア。紫式部がお出迎えしてくださいました。宇治のエリアと言えば、行先はもうおわかりですね。はい。平等院です。極楽浄土の宮殿をイメージして建てられた鳳凰堂は10円銅貨のデザインで有名ですね。改めて10円玉をじっくり見てしまいました。(笑)混むことを予想したのと、鳳凰堂の内部拝観のチケットが9時から売り始めて、限定数が売り切れたところで終了ということらしいので、朝8時半に到着して行列に並びました。この時点で拝観予定時刻が11時10分の回。内部拝観までだいぶ時間があるので御朱印行列に並んでみたら1時間半待ち。激混みのミュージアムを見学したりして、時間をつぶして鳳凰堂の橋のところに集合。1回50人限定で中に上がらせて頂きました。左右対称に翼廊を配し、真ん中の大きな建物にご本尊の阿弥陀如来坐像が安置され、壁には雲中供養菩薩像が52体。 阿弥陀如来像と雲中供養菩薩を見る雲中供養菩薩は、筋斗雲に乗った孫悟空みたいに、雲に乗った菩薩さまの集団で、楽器を奏でていたり、踊ったり歌ったりしています。極楽浄土から阿弥陀さまと一緒に来る音楽隊と歌手とダンサーですね。壁にはそんな極楽浄土から阿弥陀如来さまのお迎えご一行が描かれた壁画がありました。 平等院中堂壁扉画を見るガイドさんの説明で、先ほどミュージアムで見てきたものがこの壁画を再現したものなのか!と改めて感動しつつ、極楽浄土からのお迎えは楽しすぎるぞ♪とニヤニヤ。あ、ちなみに阿弥陀さまのお迎えにもランクがあって、それは日頃の行いで決まるのだそう。私はどうなんだろう。中の下くらい?(笑)鳳凰堂の中に上がらないと撮れない光景をパチリ。内部拝観が終わって外に出たら、池に鳥が!ここに来て鳥だけ撮ってもしょうがないので、鳳凰堂をバックに入れて撮ってみたら、やっぱり鳥が小さくて石となじんじゃいました。(笑)鐘楼にぶら下がっている鐘はレプリカで、本物はミュージアムに展示されていました。満開の藤には大きな蜂がブンブンと。本当は人がくっきり写りこんでいたんだけど、これもアートフィルターのジオラマを使ったらうまい具合に上下の部分がボケました。ジオラマは使えるっ!内部拝観ができて、一通り見学できたのでお昼ご飯を食べにふらふらと。参道のお店はすべて混んでいて入れなかったので、参道を抜けたところの回転寿司でさくっと食事を済ませると、急いで次のエリアに向かったのでした。つづく。
2019.05.11
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案の定、前日に大阪の新世界が面白くて癖になってしまったVals。ミーハーなんだから次はテレビによく出てくる道頓堀のエリアを見ておかねば!と、またしても大阪の夜を楽しむことになりました。大阪の歌舞伎座。到着してみれば橋の上が人!人!人!混んでいてなかなか前に進めないほどの混雑ぶりでした。ほほう。この橋から飛び込むのねー!と橋の下をのぞき込むと、そこには船が通っていて賑やか。テレビで見たとおり、川はあまりきれいとは言えない。ここに飛び込むのかあーーーー。川の深さはどれくらい?飛び込んだあとの帰りはどうするんでしょうね?着替えを用意した上での飛び込みなの?謎だらけだなあと思いつつ、ちょっとだけ移動すると、グリコの看板!かに道楽の動くカニの看板も!ギラギラな感じの看板群。そしてこのお人形とも会うことができました。そして「浪花恋しぐれ」の歌詞にあった「法善寺」のエリア、法善寺横丁にも。♪芸のためなら~女房も泣かす~♪ってね。(笑)でもって神社があったから御朱印を頂いてきました。おなかが空いてぐぐぐ~~っと鳴っているから血糖値はいい感じで下がっている。さあ、晩ご飯はどうする?っとお店を物色しながらウロウロ。どこも混んでいて予約がないと入れず、たまたま席が空いているのが見えた焼き肉屋さんに入ったらここがビンゴ!一皿が少量で勿論価格も抑えたメニュー設定だったので、食べたことのないお肉を楽しむこととなり、大盛り上がりしちゃいました。コリコリとアカセンは名前が面白くてオーダーしちゃった。(笑)後半はいつも通りカルビ祭りをして、大満足して宿に戻ったのでした。さていよいよ最終日。ここで行先きがタイトルと違うところに変わります。旅の最終日へとつづく。
2019.05.11
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奈良の長谷寺で清水の舞台を味わいつつ、ツアーだから見るのはサクサクっと、あとはせっせと団体行動に遅れを取らないようくっついて歩く。学生時代に友達とツルむことをしてこなかったから、この年になっての団体行動はなかなか新鮮に感じるものである。おかげで長谷寺の巨大な十一面観音菩薩立像のことを書くのを忘れてしまったではないか。(笑)長谷寺の仏像を見る雨の国道をバスは室生寺に向けてひたすら走る。女人禁制してきた高野山に対し、室生寺は女人OKな道場として「女人高野」として親しまれてきたお寺なのだそう。ガイドさんの話で期待が高まる。いつもの撮影旅行なら雨天は困りものなのだけど、今回はバスで目的地まで連れて行ってもらえるからあまり雨のことは気にならなかった。室生寺の近くの駐車場に到着したのは16時30分を過ぎたころ。大抵のお寺は17時までだからギリギリセーフと言えば確かにそうなんだけど、団体さんなので連絡は入れていたのでしょう。お坊さんが説明するために待っていてくれました。急いで見て回りたいものの、このお寺は山の中に建てられているため、階段の1段が高くて急。奈良の四寺を回るなら階段のきついこのお寺を最初にしてほしかったんですけどねぇ。皆さん、がんばってくださいね。とお坊さんの言う通り、ラストスパートの階段は老体にはきつかった。金堂で急いでご本尊の釈迦如来立像を中心の仏像群を愛でた後、 仏像群はこんな感じ金色の屋根の弥勒堂の姿をさくっと眺め、あ、この写真もアートフィルターの上下がボケるタイプのジオラマを使いました。赤い五重塔も大急ぎで見てきました。野外に立つ五重塔では国内最小のものだそう。ゆっくりじっくり味わいながら見る時間がなかったのは残念だけど、証拠写真はばっちり撮れたので良しとしよう。お花と建物を一緒に組み合わせて撮る!にこだわって、無理やりお花を入れてみました。(笑)そして最後の最後、ラストスパートの階段を下りる最中はこんな景色。雨だからこその風情ある石の階段が撮れました。(#^^#)って、余裕かましている風ですが、本当は滑るのが怖くてへっぴり腰で1段ずつ、オバアサンらしくゆっくり降りていたのが現実。トレッキングシューズを履いていても、こういう急な階段はやばいです。そうして気が付けば私が団体行動の一番最後。約束の時間には間に合っていたから、振り返ってシャッターを切り、急いでバスに戻りました。バスに戻るとツアコンさんに預けていた「おいずる」やお寺のリーフレット、仏像カードなどが配られて、おしゃべりしているうちに奈良駅に到着。時刻は19時、予定通り。そこから電車移動をして繁華街で晩ご飯!行先は勿論、癖になる予感がしたあの街の繁華街です。←好きだねー。(笑)つづく。
2019.05.10
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バスの中で昼食に用意された柿の葉寿司をペロリと平らげ、こんもりした可愛い古墳を眺めながら小1時間。向かったのは長谷寺。到着したら奈良の長谷寺もお花のお寺で有名で、この時期はボタンが咲き乱れていました。今はこのように観賞用に育てていますが、昔はボタンは薬として使われていたのでお寺の屋根まで高く伸びていて、長谷寺のボタンは屋根で咲くといわれていたそうです。山門から入ってこれが長谷寺の長い階段の廊下。てっぺんに到着すると、そこには京都の清水寺とよく似た舞台が!舞台から眺めた景色。清水寺と同じ構造をここに持ってきたのだとか。すごーーい!と感動を味わっていると「はい。ツアーの方はこちらへー!」と集合がかかって本堂へ。入口で五色線(ごしきせん)というカラフルな紐のブレスレットを頂き、それを左手首に装着。本尊大観音尊像春季特別拝観 ということで、長谷寺の巨大な観音様の足をコチョコチョじゃなくて、ヾ(・ω・*)なでなでさせて頂きました。お参りの様子はこちらお参りが終わったあとはバスが止まっている駐車場へ戻りながら、さくさくっと境内の見学。急いで五重塔を撮影して、ツアーの人達に遅れを取らないようくっついて歩く慌ただしい移動も、修学旅行っぽい感じがして面白かったなぁ。階段でカタツムリと遭遇。次々に撮影されていて、ちょっとしたスターでした。どうか踏まれて大惨事になりませんように。。。と、思いながら後ろを振り返ったら、私の後ろの人が撮影してから植え込みに逃がしていました。そうしてバスツアーは4つ目、最後のお寺を目指したのでした。つづく。
2019.05.10
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バスツアーで行く巡業の旅、2つ目のお寺は岡寺。傘で顔が写らないから安心して撮りまくっちゃいました。(笑)手水舎にお花が浮かべられていて、いきなりインスタ映え狙いな光景にびっくり。人の顔が入り過ぎるのでもみじで隠すように撮ったら、浮かべてあるお花がちょっとしか写りませんでした。(笑)でもちょっとした水辺にもお花が!この感じは極楽浄土を表現したに違いない。京都の侘び寂びたっぷりな枯山水のお庭とは趣が違いますね。石がたっぷり使われていました。さて、ここ岡寺のご本尊は弘法大師が持ち帰ったインドの土を用いて造ったといわれる如意輪観音菩薩像。銅像の東大寺 毘盧遮那仏(奈良の大仏)木造の長谷寺御本尊 十一面観世音菩薩塑像(そぞう)の岡寺御本尊 如意輪観音菩薩この3体が日本三大仏と言われていると、お寺のお坊さんが説明をしてくださいました。この日は特別にこのご本尊の後ろから回り込み、大きな左手の近くに用意された小窓から拝ませて頂きました。近くに寄ったらますます大きくて、そのスケールにただただため息が。弘法大師(空海)は帰国する時に密教だけでなく、建築技術や仏像を作る技術も持ち帰っていたんですね。やっぱり天才だ!お堂を出たところに縁結び祈願のツリー。縁結びって、結婚や恋愛だけじゃないですからね。相手が人だとも限らない。いろいろな場面で有意義で素敵な縁が繋がりますように。。。と心の中で祈願してきました。(#^^#)お庭にはボタンが真っ盛り。いいお寺でした。振り返ってもう一枚!バスに戻り、次のお寺まで1時間ほど走るのでお昼ご飯はツアーで用意された柿の葉寿司を頂きました。柿の葉に包まれた押し寿司で、鮭とサバが3個ずつ。酢で〆た鮭とサバは塩気が濃いめで、すし飯の甘さでバランスが取られていてとても美味しかったです。ペロリといっちゃいました。(#^^#)バスが目指している長谷寺まで、窓の外にいくつも見えたのはこんもり盛り上がった森。教科書で真上からの写真で見たことがある、古墳です。近くで見ると、やっぱり大きいんですねぇ。奈良の古墳を見に行くには車じゃないと無理だなと思っていたので、ツアー中にちらっとでも実物を見ることができてよかったです。そうこうしているうちに長谷寺へ到着。つづく。
2019.05.09
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2日目は奈良駅集合でお寺巡りのバスツアーに参加。移動はバスなので「連れて行ってもらえる楽ちんな巡礼」です。(笑)朝からまったく止む気配のない雨降りなお天気でしたが、バスだから問題なし。だけど降りてからの見学はやたら忙しい。修学旅行もそんな感じだったんでしょうね。置いてけぼりにならないよう団体行動に合わせるのと、あとはカメラを濡らさないよう気を付けるだけです。そうこうしているうちに安部文殊院に到着。ここは陰陽師で有名な安倍晴明や、「天の原 ふりさけみれば春日なる 三笠の山に 井し月かも」で有名な阿倍仲麻呂ゆかりのお寺です。まずはお寺にあがって、抹茶とお菓子を頂きながらお坊さんのお話を聞かせて頂きました。お寺ゆかりのお話や、この日の縁起の話などなど。そして赤い袈裟が縫い付けられた白装束「おいずる」を頂き、棺桶に入る時に着せられる白装束の意味と「おいずる」についてと、この日巡る各お寺で頂く御朱印をこの装束「おいずる」に押して頂くという説明を受けました。おいずるってこういうやつです。そうして本堂に移動。ご本尊は獅にまたがった文珠さま。高さ7mあり、国内最大の大きさで、快慶の傑作なのです。写真で見ると普通に「ほおお♪」っという感じなのですが、実物は「おおおおおおおおおおおお!!!!」っとなって、そのあと萌え萌え~~~な感じになる可愛い仏像です。(笑)騎獅珠菩薩像仏像ってね、実はヒーロー要素のある可愛いキャラなんですねぇ。立派な彫刻だから見るのに敷居が高いように思えますが、ヒーロー的なキャラという目線で見ると楽しくてしょうがない。密教の世界観は宇宙から来ていますから、それこそウルトラマンの世界みたいなもんです。って、真面目に取り組んでいらっしゃる方がいらしたら、私の解釈が自由過ぎてごめんなさい。っと、脱線してしまいましたが。。。文殊さまに感動していたらお坊さんから「はい。これからお勤めをします。先ほど配りましたおいずるを着てください。」と即され、みんなで着用してお経を唱えて頂いて、巡礼の気分になったのは言うまでもなく。ツアーなのでここから先のおいずると御朱印帳への御朱印は、ツアコンさんが全員の分を回収してお寺に到着するたびに代表でお寺にお渡しして書いて頂いて、私たち一行はまったく並ぶことなく御朱印ゲット。御朱印を頂いた「おいずる」がこれ。御朱印って、御朱印帳に集めるだけじゃなくて、いろいろな頂き方があることをこのツアーで知ったのでした。それから、ガイドさんの説明で私の耳には最初、「おいずる」じゃなくて「おりづる」に聞こえていたのは、私の耳が遠くなったからではないと思ふ。。。たぶん。。。そう思いたひ。(笑)つづく。
2019.05.09
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あっけにとられるほど法隆寺駅から大阪までは近くて、都内での移動時間と大差ないのには驚きまくり。感覚としては法隆寺駅から1時間くらいかかるかなあと思っていたのに、時間はまだ17時を過ぎたばかり。ならば大阪を散策してから晩ご飯食べに行くところを決めようでなはいか!と、大阪の繁華街「新世界」というエリアに突入することに。ここからはどんだけ楽しかったか、写真でご覧くださいませ。まず串カツのお店が大量発生しているのに気が付きました。大阪は串カツもメジャーな食べ物なんですね。そしてとにかく看板が大きくてド派手。テレビで見た通天閣がドーン!と見えて大興奮!釣った魚をさばいて食べさせてくれるお店。遊園地のアトラクションを思わせる派手な看板にはアートフィルターのポップアートがよく似合いますね。通天閣って登れるの?と思い、中に入ってみたら60分待ち!地元の子らしいカップルが「通天閣で1時間待ちなんてありえへんわー!」と言っているのが聞こえてきました。どうやら連休じゃなければそんなに並ばなくても登れるものらしい。ふむふむ。串カツのお店がとにかく多くて、フグのお店もあるんだけど、歩き疲れたからだに餃子とビールもいいなあと思ったんだけど、たこ焼きも食べたいけど、晩ご飯とは別にしたい。あ、ここにも串カツの看板!もうさあ、串カツに決めちゃえば?とおびんずるさん。というわけで、串カツ屋さんに入りました。揚げもののお店だから、カウンターも床も油が染みついてちょっとべたべたしているんだけど、なんか楽しくなってきちゃって。仲間とはもちろん、隣に座っていたおじさんとも話しちゃったりして、串カツパーティー状態。ソースの入った入れ物に、串カツを突っ込んでお皿に移してから食べるんだけど、ソースは2度付け禁止。ソースをつけるたびに緊張しましたが、そのわりには大量消費。(笑)揚げ物は関西弁で「あげもん」、粉ものは「こなもん」って言うんですね。「もの」じゃなくて「もん」っていう響きがやたら可愛くて、あげもん♪あげもん♪と言いながら串カツにかぶりついておりました。(笑)せっかく大阪に来たのだから本場のたこ焼きも食べておきたい!ということで、たこ焼きを買うことにしたのですが、どこもすごい行列!たこ焼き屋さんが沢山あるのに、どこも長い行列で、どんだけ観光地化しているんだ!という混雑ぶりにびっくり。なんとかゲットしたたこ焼き。外側はうっすらカリッとしていて、中身がとろ~ん♪めちゃくちゃ美味しかったです。1皿ペロッと食べちゃったから血糖値が爆上がりしたに違いありませんが、ただちに死ぬわけじゃないのでね。開き直りました。そうして大阪の夜は更けてゆき。。。大阪は本当に楽しい「食い倒れの街」ということがわかって、癖になる気配を感じつつ宿に戻ったのでした。つづく。
2019.05.08
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法隆寺、中宮寺と続いたらその次は法輪寺と法起寺である。斑鳩のお寺巡りの王道だから、行っておかないとあとで後悔することになる!ということでまず向かったのは法輪寺。中宮寺からおよそ600m。斑鳩ののどかな風景を見ながら歩く。ガイドブックに付録でついていた地図を見る限り、法輪寺のが大きく記されていたのだけど、三重塔は昭和19年に落雷で焼失し、昭和50年に再建されたもの。これはさすがに新しい感じがする。ところが、写真撮影はできなかったものの、金堂の仏像はたっぷりあってしかもやたら近い距離で見られるのには大興奮。さらに仏像の背後も見られるよう安置されていたのには嬉しくて小躍り状態でした。博物館での展示なら仏像の後ろも見ることができても、お寺で仏像の後ろ姿が見られるのはとてもレアなことですからねぇ。で、1体ごと正面をじっくり見てから後ろに回り込み、ご本尊の巨大な十一面観音立像を見上げてびっくり。十一面観音像の頭に乗っている後ろ向きのお顔の暴悪大笑面が見えるよう、光背が丸く切り取られていたのです。歯をむき出しにして悪そーな顔で爆笑している観音様のお顔が丸い穴からコンニチハー!しているんですよ。煩悩だらけの私のことを笑い飛ばしているのね~♪と私まで大爆笑。ありがとう。でも私の煩悩、沢山あって強烈だから観音さまにどんなに笑われても、飛ばされることはないと思います。。。(笑)暴悪大笑面の顔ってこんなのよ。もうね、別の仏像を見ても、また戻っては観音様の後ろに回って大爆笑の繰り返しでした。もし行く機会があったら、これは見ておいたほうがいいです。(#^^#)そうして次に向かったのは法起寺。法輪寺から歩いて300mくらいかな。飛鳥時代の建築で、国内最古の三重塔が見どころです。門をくぐってお庭の小径を進んでいくと、今の時期のお寺はどこもお花が咲き誇っていて、一番いい時期なのかも知れませんね。つつじを前ボケに入れての三重塔は国内最古のもので国宝です。イメージどおりの画になりました。離れたところから撮影したので、12mmでデジタルテレコン使用。12mmでデジタルテレコンを使うと、標準レンズの画角になるんですねぇ。三重塔や五重塔は、古いものは階層が下から上にいくほどだんだん小さくなっていく建て方をしているのが特徴なのだそうです。言われてみればこの三重塔も最下層より上の層のが小さいですね。それから飛鳥時代の建築物の特徴で外せないのが雲肘木。肘木の形が雲のような形をしているんですね。この雲肘木が見られるのは、法隆寺、法輪寺、法起寺だけと聞いたら、見に行かないわけにいかないだろうよ。。。と、斑鳩の聖徳太子ゆかりのお寺3点セットで見てきたというわけです。大満足して時計を見るとすでに16時。ここから法隆寺駅まで徒歩。。。はかなりの距離。かといって、バスがあまり走っておらず、歩くしかないのか。。。と思っていた矢先に法起寺と出たところで、調度お寺に到着してお客さんを下したばかりのタクシーと遭遇。迷わず乗車したのは、前回の奈良旅行で体力を考えず無理に歩いてヘロヘロになってしまった経験からの判断。タクシーの車窓から撮影。法隆寺駅について駅前を見たらタクシーが止まっていなくて。ほんと私って運が強い!とんとん拍子で電車に乗れて、晩ご飯を食べに繁華街へGO!向かった先は。。。つづく
2019.05.07
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法隆寺の次に目指したのは、世界三大微笑像と呼ばれるアルカイックスマイルの国宝・菩薩半跏像が安置されている中宮寺。聖徳太子がママンのために建てたお寺です。菩薩半跏像を見る池の上に建てられた本堂の回りにはお花がいっぱいで、尼寺らしいやさしい雰囲気が漂っていました。靴を脱いで本堂にあがると正面にいきなりドーン!と菩薩半跏像。正座をしてお寺の方(ボランティアスタッフ?)の解説を聞きながら、菩薩半跏像のアルカイックスマイルをじっくり拝ませて頂きました。で、拝ませて頂きながら頭の中で整理。法隆寺で見たのはお釈迦様。こちらは菩薩さま。ほっそり薄い体形に面長で物静かな微笑みをたたえた顔立ちはよく似ているけれど、よく見るとハンドサインがぜんぜん違うし、髪型も違う。見慣れてくると違いは一目瞭然なんだけど、顔ばかりに目がいってしまったせいで一瞬混乱してしまったのは仕方があるまい。飛鳥時代の仏像をしっかり堪能し、目に焼き付けて次なるお寺にさっさと向かったのはこの時すでに15時を過ぎていたから。たいていのお寺は17時までだから、16時までに入らないとタイムアウト。写真の枚数でどれだけ焦っていたのかがバレバレですね。(笑)つづく。
2019.05.05
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お正月に行った奈良旅行で、中心地から離れたエリアはこの次に。。。とプランから外していたお寺に出かけよう!ということになり。そうだ!奈良に行こう!第二弾!!!まずは法隆寺!な感じで出かけてきました。早朝に家を出て目的地の法隆寺駅に着いたのは11時過ぎ。参道の食堂でさくっとお昼ご飯を頂いて、珍しくごはん画像がないのは、単純に撮り忘れてしまったから。手をつけちゃったごはん画像は美しくないので、メニューを撮影してきました。(笑)生姜焼き定食を頂きました。久しぶりの白いごはん。とっても美味しかったです。向かったのは「柿食えば鐘が鳴るなり。。。」の法隆寺。お寺を守っている南大門でお約束の仁王さまがお出迎え。マッチョな体形にちょっと目鼻立ちが獅子っぽくて、かわいいバランスの仁王さまです。門をくぐって中に入ると、いかにも法隆寺!という景色が目に飛び込んできました。さすが国宝の貫禄!派手な煌びやかさはないのだけれど、建物にちょっと寄るとところどころに可愛いモチーフが見られて、いちいち「カワイイーーッ!」っと悶えてしまいました。その中でも一番見たくて楽しみにしていたのは、五重塔の屋根の下で梁を支えて踏ん張っている邪鬼ちゃん。それまで12mmのレンズを装着していたのを、邪鬼ちゃんを撮影したいがために45mmにチェンジ。絞りF6.3 ISO200 Mモードデジタルテレコンで寄せてみるとこんな感じ。ヒャン!これが見たかったのです。いつも四天王に踏みつぶされながらも、ひょうきんな表情とポーズでがんばっている邪鬼ちゃんなのですが、ここ法隆寺では屋根をささえて踏ん張っているのです。しかもよく見ると、南大門にいらした仁王さまと同系の獅子っぽい顔立ち。可愛い!実に可愛い!かばんにぶら下げられるサイズの邪鬼ちゃんのマスコットが欲しい!と思っているのはたぶん私だけではないと思います。御朱印ビジネスとともに、そのお寺に行かないと手に入らないマスコットとか、仏像カードとか。。。あったら。。。と思ったのですが、軽い収集癖のある私には危険ですね。危ない、危ない。(笑)さて。五重塔には見どころがいろいろあるのですが、もうひとつどうしても見たかったのが、塔のてっぺんついている金属製の飾りに刺さっている謎の鎌。撮影するには遠すぎたので写真はありませんが、持参したオペラグラスで見たら、死神が持っているのとよく似た鎌が本当に刺さっていました。おまじないなのでしょうか。雷除けともいわれていて、確かに雷が落ちなかったから今まで残って国宝になったわけなのですが、やっぱりどこか納得がいかず。。。あとでまた調べよう。建物の屋根には必ず鬼瓦がついていることに気が付いて、気が付けばいちいち気になって、鬼瓦ウォッチングが始まってしまいました。しかもやっぱり顔が獅子っぽい。顔が鬼なのにからだが魚になっている鬼瓦もありました。デジタルテレコンでも遠くて寄せられなかったので、この鬼瓦の写真は思い切りトリミング。これは金堂の柱に巻き付く龍の彫刻。45mmのレンズでも彫刻まで届いて、こりゃいいわぁ!と思って撮影していましたが、五重塔の全体を撮ろうとしたらこの通り、建物からちょっと離れた程度じゃ端っこが切れまくり、調度いい距離を確保するには建物からかなり離れないとダメ。お寺や神社などの建物全体を撮るには、12mmが丁度いいんだなと悟りの境地に入ったので、12mmにチェンジしました。撮りたかったイメージはこの感じ。旅行中の撮影は、どこにいるのかがわかる写真も撮っておきたいんですよね。残念ながら曇っていて空の色が気に入らないのだけど、まあこれはこれで良しとしよう。法隆寺の夢殿は聖徳太子を供養するために建てられたもの。待っても待っても人が写りこみ過ぎるので、アートフィルターのポップアートで写りこんだ人たちをカラフルにしてヒロ・ヤマガタ風なアート仕立てにしちゃいました。人が多く写りこんだらアートフィルター!最近のマイブームです。さて。今回は飛鳥時代の、アルカイックスマイルの仏像に会うのが最大のミッションでした。まずは法隆寺の金堂で聖徳太子のために造られた釈迦三尊像。ほっそりとした面長な顔立ちに、薄く浮かべた笑み、細くて薄いボディ、座っている脚にうっすらかかっている衣のドレープ。飛鳥時代特有の仏像の姿を、法隆寺で見る機会を持てたことに感謝しました。釈迦三尊像の両脇には、聖徳太子の父君のために造られた金銅薬師如来坐像と母君のために造られた金銅阿弥陀如来坐像、それらを守っている四天王像、吉祥天像、毘沙門天象。飛鳥時代の立体曼荼羅の世界を見ることができて、大満足な法隆寺金堂でした。今回はスケジュールの都合で法隆寺を見学したのがお昼ごろからだったので、猛ダッシュで見ることになりましたが、この次行く機会があったら、朝からゆっくり見て回りたい。それから、今回は見学の楽しさ倍増計画として、事前に日本史の飛鳥時代~平安時代までと、聖徳太子について軽く復習して出かけたのも良かったです。朝降っていた雨も止んだし、出だし絶好調なValsなのでした。つづく。
2019.05.04
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今週はダメダメな飲み会が2回も続き、ストレスで血糖値が下がらなくなったりイライラして朝まで一睡もできなかったり、そのイライラからの思考がグルグルして気持ち悪くなったりと我慢の日々を過ごしておりました。そんな時に昭和記念公園のチューリップがすごいよー♪と友達からの知らせ。去年、チューリップを撮りに行った時はすでに終わっていて、首のない茎と葉っぱだけのチューリップだらけ。がっかりして帰ってきたのを思い出し、リベンジしてきました。フォッフォッフォ。(#^^#)ほらほら。みてみて。ここはオランダか?!と疑ってしまうほどあたり一面、チューリップ!公園内がカラフルに彩られて、もうそれだけで楽しい気分になってしまいました。気が付けばそれまであったストレスとイライラが吹っ飛んで、夢中でチューリップを撮影しながら、いろんな品種のチューリップを愛でてきました。八重咲きやカーネーションみたいな咲き方をしているものや、クシャクシャっとした咲き方をするものや、ボタンみたいなのとか。チューリップの品種を全部ここに集めました♪な感じも見ていて面白かったです。しかし。チューリップの撮影は難しい。なんかこう、プラスチックっぽくなっちゃうんですよねぇ。色が鮮やか過ぎて、のっぺりしちゃうというか。。。チューリップは癖のある撮れ方をするんですねぇ。この日はカメラの撮影会?があったようで、チューリップをバックにモデルさんの撮影が行われていました。先生らしき人が説明しながらチューリップをバックにモデルさんの撮影。そんなわけでいつもの数倍、カメラをぶら下げた人が多く見られたのも面白かったかな。この木を撮った時に、外国人カップルの後ろ姿をモノクロで撮ったのがめちゃくちゃ気に入っているんだけど、本人許可もらってきてないからアップロードはやめておきます。なんてことのないシーンがモノクロだとドラマを物語ってくるから不思議。そんな体験をしてきた日曜日でした。(#^^#)
2019.04.22
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パンダのイメージが先行している上野動物園なのだけど、実は見どころはパンダだけじゃないんですね。今回、気が付いちゃったのがゴリラの展示。多摩動物公園のオランウータンが群れで飼育されていて、日本一の展示になっているのと同様に、上野動物園では絶滅危惧種のニシゴリラが群れで飼育されていて、その頭数は日本一を誇るものだったんですね。そんなこと全然知らずに、「ふーん。ゴリラねぇ。イケメンゴリラはどの子?」くらいの軽ーい気持ちで見ておりました。多摩動物公園のオランウータンもよくタオルを頭に被っています。ゴリラもやるんですねぇ。さらっと見て移動したら、まだいるんですよ。お昼寝している親子のそばをウロウロしている子供ゴリラ。反対側に回り込んだら、ゴリラが生息している環境に似せた造りの展示になっていて、伸び伸びとしたスペース。赤ちゃんゴリラにしつこく甘えられてちょっとうんざり気味のお母さん?お姉さん?時々、もー!しつこいよー!と言わんばかりにそーっと振り払っていました。力ずくで振り払わないところに愛情を感じました。でもあんまりしつこくするものだから、お母さん?だかお姉さん?に逃げられちゃってお父さんゴリラに甘えに戻ってきた赤ちゃんゴリラ。抱き着きたくなる大きな男の背中ね。(笑)そこに赤ちゃんゴリラが乗っかって、ゴリラの世界にもイクメンがいるみたい。おんぶして面倒を見ていました。全部で何頭いるんだろう。10頭くらいいそうです。ちゃんと説明を見てくれば良かった。。。パンダも可愛いけど、赤ちゃんゴリラの動き・仕草はヒトの子供によく似ているせいか、ぐっと感じるものがありますね。帰宅して調べてみたら、上野動物園のゴリラは、全国の動物園と協力しあって群れで飼育して繁殖しているのだそう。そもそもゴリラって群れで生活している動物だから、そのほうが自然なんでしょうね。ゴリラののんびりした仕草を見ていたら優しい気持ちでいっぱいに。上野動物園のゴリラは必見ですね。(#^^#)
2019.04.16
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なんだかんだ私は単焦点の写りが気に入っているんだなあと思うこの頃。45mm単焦点でも動物園で使えるんじゃない?と思い立ち、ならばシャンシャンを撮りに行こう!と上野動物園に行ってきました。一時の混雑時には整理券を確保しないと見ることができず、その整理券を確保することが難しかったのですが、今はすっかり落ち着いて整理券なしで見られるように。午前中の行列は1時間待ちでしたが、午後になったら20分待ちになったので、午前中と午後の2回見てきました。午前中はモグモグタイム。午後は木の上でお昼寝タイム。展示スペースの一番後ろから撮影。45mm単焦点もデジタルテレコンを使えばここまで寄れるんですねぇ。しかもしっかりボケるので、オリがすんなり消えちゃう。やっぱりこの描写力、好みだな。こうなるとガラス越しじゃない動物も撮りたくなるってなもの。そこでシロクマのエリアに行きました。この子は鼻の周りが黒いからイコロ君かな。しばらく退屈そうにしていたのですが、はた!っと何かに気づいた様子。飼育員さんが何か持ってきたのに気がついた様子。そして何かがプールに投げ込まれると勢いよくプールにザッパーン!とダイブ。お肉を咥えて穴からにゅるっと飛び出してきました。取ったどー!!!!とドヤ顔のイコロ君。ちょっと犬っぽいけど犬ではありません。本物のシロクマです。(笑)食べ終わると肉球をなめてお手入れしていました。シロクマのモグモグタイム、いいタイミングで見ることができてラッキーでした。しかし45mm単焦点、いい仕事しますねぇ。今まで40-150mmズームレンズを動物園レンズとして使ってきたのですが、距離がそれほど遠くなければ45mmでもいけちゃうのがわかったのが大収穫でした。続く。
2019.04.15
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久しぶりの踊り場撮影。あらかじめC1のボタンに踊り場設定(SS1/1000、絞りF2.8、ISO1600)を割り当てていたので、楽勝!と思っていたんですけどねぇ。。。いつもより照明が暗く、光量がぜんっぜん足りなくて、撮った写真は真っ黒!仕方なく、設定変更。絞りは解放にして、ISOとSSをちょっとずつ下げてそこそこの解像度とブレない安定さを求めてISOを640にして絞りは解放F2.0、SSを1/200にしたのに、それでも真っ暗で何も見えない写真になってしまいました。仕方なく、ISO640、絞りF2.0のまま、ある程度明るくなるまでSSを下げて行ったら、1/13に。バイオリンを弾いている人の手と、とてもスローなステップで踊っている人がまんまとブレてしまいました。個人的にはこういう雰囲気の写真、ダメじゃないんですけど、これは試し撮り。ダンスシーンでブレブレな写真はダンサーに好まれないので、SSを上げてブレない設定を探しました。SS1/200、絞り開放で固定して、ある程度明るくなるまでISOを上げていったら、2500まで上げてもこの暗さ。踊り場での撮影は照明の具合によっては、解像度を諦めることも必要なんですねぇ。。。とりあえず、失敗を最小限に抑えなければならず、撮影できる時間は3分しかないので、ブレなければいいから!とこの設定のまま撮影を続け、帰宅してから明るさを調整してパーティーの主催者に送りました。踊り場でのSS、もうしばらく研究する必要がありますねぇ。むむぅ。。。話は変わって。。。オリンパスのstylusを使っている人に、「料理を撮ろうとしたらボケてしまうんだけど、なにが悪いの?」と聞かれたので、寄りすぎても撮れないですよと言うと、そんなことはないだろう!とプンスカ。カメラの設定がどんな状態なのかを聞いたら、それは覚えていないと偉そうな態度。撮影モードは?と聞けば、「それも覚えてないんだよねー。」とへらへら。初期化して、取説見ながら設定のやり直しをしたら?といえば、「説明書は読まない主義なんだよねー。」とニヤニヤ。このおじさん、会うたびに同じことを言ってきて面倒になってきたので、そろそろ答えてあげるのをやめようと思います。
2019.03.25
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動きものを撮影するというテーマで出かけた多摩動物公園。撮影モードはMモード。SSは1250、オリがあるところでは絞り開放。その他はその都度変化させて。ISOで明るさを調節。ただし最大1600までとする。AFは、C-AF追従。そんな感じで、SS、絞り、ISOの3点を見ながら設定をいじり回す練習をしてきました。まずは動きがゆっくりな象から。この光の当たり方では、ISO640まで上げても暗かった。ISO1000まで上げてこれくらい。場所を移動して順光の当たる位置から撮影したら、ISO500でも少し明るすぎ。当たり前だけど、逆光&日陰では、ISO1600まで上げても、被写体が暗い。これは充分に太陽光が当たっていて眩しいくらいのシマウマ。ISOを80まで下げてみたら、思った通り、暗くなった。ただしRAWデータとしては非常に良い解像度になっていて、現像して明るさを調節したら、ほら。目がちかちかするほどシマシマがくっきり!大きく拡大すると毛並みまでしっかり写っていました。次のオオワシはISO400で撮影。デジタルテレコンを使って大きく写して、構図のバランスをとるために少しだけトリミング。この前、桜と一緒に撮ったヒヨドリちゃんよりずっと高いところにいるのに羽の感じが鮮明に写りました。コウノトリのカップルもISO400で。これはもう少しISOを上げてもよかったなあと思い、RAW現像で露出を上げたら、格調高い印象になった。ISOを低く設定しておくと、現像で明るさを変えても解像度が良いんですね。次にSS。レッサーパンダはSS1250でもブレなかったのですが、いろいろ試してみようとSSを変更。SS2000では場所によって暗くなってしまったので、SS1600まで下げたら、この明るさにするのにISOは1600必要でした。↓顔が明るくなって、ヒゲまで写りました。止まることなくちょろちょろ動き回るレッサーパンダは、動きものの撮影練習にはバッチリだけど難易度も高いですねぇ。SSと絞りを決めてISOで明るさ調節をするやり方を1日かけてじっくり練習したから、だいぶ慣れた気がするんだけどどうでしょう。それからカメラについている機能で、今回使って便利だと思ったのは次の2点。C-AF追従、今回初めて使ってみました。モニターでピントを合わせたいところにタッチしてからシャッターボタンを半押しすると、簡単に追従が始まるんですねぇ。あまり速い動きのものだとピントの枠がだんだんずれてくるんだけど、とにかく便利。最近、レンズの横にあるボタンにデジタルテレコンを割り振ったら使い勝手がよくなったものだから、気がつけば必要に応じて頻繁にデジタルテレコンを使っていたようです。元のデータはRAWで、デジタルシフトした画像はjpegで保存されるので、どれがデジタルシフトを使ったかひと目でわかるし、あとでトリミングする手間が省けて便利。今あるものを最大に生かさない手はないですもんね。便利な機能や楽しい機能はどんどん使わないと♪と思いました。(#^^#)
2019.03.18
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オープンと同時に入場するつもりで出かけたのに、間違えて各駅停車の電車に乗ってしまい、途中で乗り換えたら多摩センター方面に行っちゃう電車に乗っていたという。。。ならば!と開き直ってモノレールで行くルートに変更。そうして目的地に到着したのは11時ちょいすぎ。多摩動物公園で生まれたチーターの五つ子ベイビーズを見に行ったんですけどねぇ。。。チーターのところにたどり着いたら、ちょうど11時半。親子の展示は私の前で締め切られ、ポールで区切られてしまいました。まだFさまに望遠レンズを装着していなかったもんだから、並んでいる人の入れ替えの瞬間に12mmで撮影。トリミングしたらお母さんチーターのお尻のあたりと、岩の左上に赤ちゃんがちょっとだけ写っていました。動物園はオープン時間と同時に入場しないとダメですねぇ。これでこの日はなんとなくゆるい1日となってしまったのでした。ライオンを眺める橋の上で、40-150mm動物園レンズをFさまに装着。どれどれ、ライオンたちは元気かね?と橋から見下ろすと、ライオンは寝ているし。フラミンゴはやる気なし。あぁ。。人前でそんな。。。ブランコに乗って遊びながらオシッコ垂れ流しているし。タヌキが本気でタヌキ寝入りしているし。シズカちゃん、完全に猫になっちゃってるし。1969年生まれ、国内オスの最高齢。イケメンポーズだわ!と喜んでいたら、私の頭の真後ろでオランウータンに執拗なこだわりを持った男性がボランティアのおばさんに大声で叫ぶように話しかけるもんだから、耳の鼓膜が痛いのなんの。うんざりしてこの場から撤収。気を取り直してユキヒョウに会いに行ったら寝てるし、起きる気配まったくなしだし。起きててやる気満々のこの子は、やる気ありすぎてオリからまったく離れてくれず、この通り。また会いにくればいいやと、大砲レベルの巨大レンズ軍団に混ざってレッサーパンダが撮れるまで粘ったら、ここでバッテリーがギリギリだよ~ん!という表示。時刻は3時ちょっと前。前に来た時も連写していたら3時頃になってバッテリーが切れてしまったのをここで思い出す。電源を落としてもう一度チーターに会いに行ったら、まんまとここでバッテリー切れ。仕方ないのでスマホで撮影しようと、象さんエリアに行ったらゾ、象さん。。。後ろ足の間から長いのがプラプラ~ンと。。。びっくりしました!(+o+)最後の最後までこんな調子。(笑)チーターの五つ子ベイビーズが見られなかったから、ポストカードを購入。これで撮ったつもり。。。とする。(笑)
2019.03.18
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SSとISOをどう設定するかで悩ましかったヒヨドリ軍団の撮影で、そういえば最初はもうちょっとSSが遅かったしISOももう少し低かったことを思い出し、明るすぎて白飛びした失敗作だと思い込んで削除してしまったデータをもう一度拾ってきて、現像し直してみたら。。。空の分量が多すぎるけれど、昨日アップしたヒヨドリの写真より画質がきれい。こっちは昨日アップしたもの。鮮明さが劣るのわかりますね。これでISOが下がるほど画質がアップすることがわかりました。こういうのって、家の中でテスト撮影をして体験はしているけれど、その時は「ふーん。なるほどー。」とインプットの感覚が軽くて浅いんですね。そしてさらに時間を置くと、記憶の彼方に追いやられて忘れる。撮影データを見ると、SS 1/1250、ISO 2000 Mモード 絞りF5.6なんでこの設定になったかというと。ピタッと鳥を捉えられるSSは1000以上かなあと思い、とりあえず1/1250に設定。すると鳥撮する直前までISO200で設定していたので、画面が真っ暗に。ISOを上げないいけないのね~!と思い、ファインダーを覗きながら、ISOを一気に2000にしたら今度は明るすぎ。そこでISOを下げれば良かったのに、どういうわけかSSを上げてしまったのが、最終的にISOを上げすぎることになったことがわかりました。普段、Mモードで撮ることが多く、ISOは200で固定し、SSで明るさを調節していたものだから、その癖で何も考えずにダイヤル回しちゃったんでしょうね。この次、動きものを撮る時は、同じ失敗をしないように気を付けることができると信じよう。(#^^#)
2019.03.12
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丁度今の時期は新宿御苑のカンザクラの巨木にメジロ軍団が押し寄せる時期到来。というわけで、Fさまに動物園レンズを装着して出かけてきました。まずはお弁当で腹ごしらえ。デパートのお弁当は間違いなく美味しい。ペロリと平らげました。大満足。(#^^#)メジロ軍団が押し寄せるカンザクラの巨木を目指して歩き始めると、モグラの穴がいっぱい。このモグラが作った山、踏みたくなるのは私だけじゃないですよね?(笑)芝生の中が立ち入り禁止だったから踏みませんでしたが。。。(#^^#)でね。カンザクラの巨木にやってくるメジロ軍団は、絶好調な時はカメラを構えているだけでメジロのほうからフレームに入ってくるという撮り放題状態になるほど沢山群がってくるのです。だからワクワクしながら辿りついたんですけどねぇ。残念なことにこの日はまったく見当たらなくて、ここでじーーっと待っていられない私はさっさと諦めて、違うものを撮りに歩き出しました。メジロは撮れなかったけど、シラサギと遭遇。人がいてもゆったり歩いているマイペースな子だったので、撮り放題でした。SSは1/250 ISO 200 Mモード 絞りF5.6 C-AFメジロのかわりにシラサギが撮れたからまあいっかと、プラプラ歩いていたら、ヒヨドリ軍団と遭遇。ウジャウジャいて、桜をついばんでいました。メジロの可愛らしさと違って、地味で可愛いルックスとはほど遠い感じですが、よ~く見るとくちばしに黄色い花粉をいっぱいくっつけていて、なんともお茶目。連写で大量に撮ったものの、姿全体が撮れたのは数枚だけ。あまりにもすばしっこいのでSSを徐々に上げて1/2500にしたら真っ暗になってしまい、ISOを3200まで上げての撮影でした。むむぅ。。鳥撮は難しい。
2019.03.11
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この手の「どーだー!」と咲いているドヤ顔系のお花はどうしても日の丸構図になってしまうもの。日の丸構図は背景をどうまとめるかで決まるものなんだなと、気が付いただけでも良しとしよう。そこで、葉っぱの配置を考えて撮ってみた。うん。葉っぱの配置は大事かも。葉っぱの配置が画面に対して斜めに並ぶになるように撮ってみた。特に好きでも嫌いでもないものが撮れてしまったけれど、背景になる葉っぱの配置が重要なのは間違いないというのがよくわかった。蕾と葉っぱの位置を考慮して、少しだけトリミングをして花の位置を左にずらしてみた。このバランスは好きだ。どうやら構図を考えてシャッターを切る面白さに目覚めてきたらしい。(#^^#)
2019.02.27
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梅は咲いたか♪桜はまだかいな♪な感じの陽気になってきたので、Fさまに45mmを装着して植物園へ出かけてきました。梅は満開を迎えるちょっと手前。蕾があって可愛い時期に来られてラッキーでした。梅の撮影って難しい。どういう構図にしたら可愛く撮れるのか、もう少し勉強しないとダメですねぇ。椿は玉ボケを入れようとがんばったら、いっぱい入り過ぎてごちゃごちゃしちゃった。(笑)温室はジャングル系の熱帯植物ばかり。。。ではなくて、沢山の花も咲いていました。ハイビスカス。おしべとめしべのピント合わせ、よくがんばった!画像を大きく伸ばすとシベの毛羽立ちまで撮れていたので、ピント合わせは合格でしょう。あとは構図と背景のまとめ方の問題だなぁ。ひとり反省会。。。まだ続く。(笑)
2019.02.25
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今度は12-200mmズームの発売だって!オリンパスさんったら、去年まで言いたいこといっっっぱいあっただろうに、じーーーっとおとなしくしていた分、爆発してますねぇ。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3このレンズがあれば、今持っているズームレンズは全部必要なくなってスッキリしちゃいますねぇ。魅力的だぁ。価格が落ち着いて下げ止まるまでせっせと貯金しておこうっと!久しぶりに「あちらのお客様からです。」と、知らないお客さんからご馳走になりました。きれいな色のカクテルじゃなくて、ウイスキーのロック。バカラのグラスだったから、キラキラな感じを撮ろうとしたのにピントがイマイチなのは、酔っていたからということにしよう。(#^^#)
2019.02.13
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THE GINZA SPACEで開催されている坂東玉三郎写真展に行ってきました。写真家は玉三郎丈を撮影し続けて10年以上のキャリアを持つ岡本隆史氏。写真はどれも息をのむほど美しくて、この色香のほんの1000分の1でもいいからあやかりたいものだ。。。とため息をつきながら撮影OKな写真を撮らせてもらってきました。素敵すぎる♪とため息をついていたら、受付の人から「この写真展のカメラマンの岡本氏が来ているので、そのカメラで撮影してもらえるようお願いしてきましょうか?」と。「えーーー!マジで?」と、心の中で思いましたが、口から出てきた言葉は「そ。。。そんなずうずうしいことお願いしては申し訳ないですぅ。。。」と一歩引きつつも、手元ではカメラのモードをiAutoにセットしているウキウキした私がいました。撮ってもらう気、満々。(笑)カメラを手渡すと、「これってどこのカメラですか?あ、オリンパスですえ。人のカメラだと使い勝手が違うからドキドキしちゃいますねぇ。」と言いながら、なんとも爽やかな笑顔に私のほうがドッキドキ。ただ突っ立っているだけのように見えますが、肩をこっちに引いて♪とか、もうちょっと前に。。。あと3センチ右に。。。などと、立ち位置の指示を沢山くださって、立ち位置を変えながら数枚撮って頂きました。さすがプロだなあと感動。これで喜んで帰って来ちゃったのが私らしいって言っちゃぁ私らしい。電車に乗ってから「岡本氏と一緒に撮らずに帰ってきちゃったのって大失敗じゃん!」ということに気が付いて「私のばかばかばかーーー!」となったのでした。そして時間が経ってから、iAutoじゃなくてピクチャーモードのポートレートで撮ってもらえばよかったんじゃない?ということに気が付いて、またしたも「私のばかばかばかー!」どこか抜けている。ボケるにはまだ早いんだけどなあ。(笑)
2019.02.12
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先日、メイクアップの講座を受けに行った時のこと。「せっかくなので、受講前と受講後の写真を撮っておくといいですよ。」と言われ、受講前にスマホで自撮りすることになった私。まあ一杯どうぞ。(#^^#)カメラでいろいろ撮影するのは好きだけど、自分が被写体になることはちょっと苦手でね。ましてやスマホで自撮りだなんて、自分のことは好きだけど自撮りするほどナルシストじゃないから私。とはいえ、ビフォーアフターの写真は見てみたい。とうわけで、恥ずかしい自撮り写真をスマホに保存しました。はい。今日はジンギスカンね。遠慮しないで食べてねー。(#^^#)講座は良い感じで進んで仕上がった自分の顔は、おおおおお!のひょえええええっ!ってなもんで、やっぱり丁寧な塗装と職人技を駆使すると変わるものなのね。証拠としてスマホで自撮りをしようとしたら、講師の先生が撮ってくださるというのでお願いをしました。すると教室の後ろにセットしてあった撮影セットに立つよう指示されました。天井から吊るされた白いやつ、スタジオ撮影するときにモデルさんが立っている後ろにあるあれあれ!背景布って言うの?それに立たされたのだけでも大興奮なのに、立っている前には撮影用のライトとパラソル型のレフがドーン!きれいにお化粧をしてああいうセットの前に立つと、「その気になる」という感覚を始めて味わってしまいました。癖になったらどうしよう。(笑)あ、デザートにチーズケーキはいかがかな?そんなんで、背景布の上に立って先生にスマホで撮ってもらったら、やっぱり照明のチカラって凄いんですねぇ!これは私が死んだときの遺影候補その2にしよう。(笑)
2019.02.04
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オリンパスの新しい編集ソフト「workspace」がウンロードできるようになっていたので、早速ダウンロードしてみました。レイアウトを好みの形に変えられるところ以外では、使い方が大幅に変えられていなかったので、とりあえずこれまで通り感覚的に使えそうなのがわかって安心しました。あまりにも変えられすぎると、覚えるだけで大変ですからね。(笑)今までになかった新しい機能は、ゴミとり赤目補正シェーディング補正かすみ除去周辺光量調整など、いろいろ加わっていました。ゴミとりとかすみ除去はとってもうれしい。かすみ除去前かすみ除去100%で処理後馬の世話をしているおじさんの姿と後ろの2頭の馬の姿が少しはっきりしたのと、石畳が浮かび上がりました。わかりやすくするのに除去率100%でいじりましたが、除去率を変えて好みの雰囲気にすればいいようですね。ガスってる景色の現像で、コントラストを上げたりハイライト&シャドゥで調節してみたり、いろいろやっているうちに不自然な画像になってしまい最初からやり直しなんてことをやっていたのが、操作1発で調整できちゃうのはありがたいこと。山に行くと靄がかかった景色を撮ることが多いから、これは便利!と思いました。写真を分別する機能はviewer3にもありましたが、どうせ自分で決めた分別のルールを忘れてしまうから使っていませんでした。でも今回は「コレクション」という分別項目を見つけました。これはこれまであったA・Bとか色分けで分別するのと違って、名前が付けられるので忘れようがない。というわけで実験的にフード画像をコレクションに集めてみました。撮ってきたものをパソコンに取り込んだ時に、マメに整理する習慣をつければいいかも。あとフォトブックを作る時の写真選びに使ったら便利そう。使い道はいろいろありそうなのでゆっくり考えようと思いました。新しく変化することは楽しい。(#^^#)
2019.02.02
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Fさま購入したての激しい興奮が少しだけ落ち着いてきたこの頃。と言っても、まだ仕事中にパソコンの隣にFさまを置いてニヤニヤしている毎日なのですが。(笑)でね。ニヤニヤしながらファインダーを覗いてふと気が付きました。Fさまのファインダーは、肉眼で見ているのと同じように見えるというのが特徴で、要するにフィルムカメラを使っているのと同じアナログな見え方をするんですね。設定をしてもその設定がファインダーの中には何も現れないから、とっても懐かしい見え方をするのです。モニターも裏返して革張りの面を表にしてしまえば、フィルムカメラの一発勝負な感覚で遊ぶこともできるというわけですね。ほらほら。カルビが調度いい感じで焼けてますよ。ささ、どうぞ。(#^^#)しかし。私にはそんな高度な遊び方なんてできずはずもなく、モニターで明るさを確認したら、ピント合わせだけファインダーを覗いてシャッターを切ることが圧倒的に多くなっていました。Fさまのアナログファインダーは私レベルでは難しすぎるわ。。。と思っていたくらい、自分の設定にまったく疑いを持つことがなかったんですねぇ。Fさま~!ごめんさ~~~~い!充電する前にFさまをいじり回してカスタムメニューを眺めていたら、内臓EVFのところでOVFシミュレーションというメニューを発見。なんだこりゃ?とそこを見たらオンになっていて、オンにするとなんなのよ?と確認したら。。。これがオンになっていたせいで、撮影設定がファインダーに反映されないアナログ設定になっていたんですねぇ。オフにしたら、モニターで見ているのと同じように設定が反映されました。やったー!これこれ!私が使いこなせるファインダーはこれなのよ!イエーーイ!ヒャッハ~!Fさまlove♪と小躍りしてしまいました。とりあえずなんでも「オンにしとけば大丈夫♪」はぜんぜん大丈夫じゃなかったということで、またひとつお利口になりました。(#^^#)
2019.02.01
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久しぶりにオリのサイトに投稿してみたら、写真の表示が以前より大きくなっていてびっくり。いつから変わってたの?(笑)自分の写真を投稿したあと、新着投稿された写真も見まくっちゃったじゃないですか。(#^^#)上手な人は相変わらずいたし、人気のある常連さんも健在でした。そうして投稿写真を見ながら、直感で「これはきれいだなー!これは好きだなー!」と思った写真だけ「お気に入り」にチェックしながら、どのカメラを使い、どのレンズを使って、どんな設定で撮影したのかを勉強させてもらって「なるほど。」と思ったのは。。。プロレンズってやっぱりきれいね。(#^^#)まあ、寒いのでモツ鍋でもどうぞ。世界中のカメラ好きが撮影・投稿する巨大な投稿サイトだと、フルサイズ&三脚で強烈な絶景をがっつり撮った現実離れした作品が多くて、少し見たらおなかいっぱい。それと比べたらオリの投稿場所は、%$#&:+:*@#$%・・・・・・爆勝負して撮影したであろう渾身の写真が埋もれているのはもったいないなぁ。。。と思いました。ま、宝探しだと思って審査員目線?で選んでおいて、選んだ写真が今週の作品賞に選ばれていたら、私の勝ち!みたいなひとり遊びをして楽しんでいるのでいいのですが。(#^^#)ともかく。写真の表示の仕方が大きくなったことで、ピシーー!っとピントが合ったところが見られたり、被写体の質感が迫ってくるのを感じられるようになったのは個人的に嬉しい。ということで、奈良で撮影したきた夜景を1枚だけこそっとアップして逃げかえってきました。ホッ。。。やっぱりここは落ち着く。ふふ。。(笑)
2019.01.31
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失敗するたびに何度もアドバイスをもらってメモも取ってあるのに、いざ撮影となるとメモを持参していいることも忘れてしまい、同じ失敗を繰り返しては大反省。。。で、反省しつつカメラをいじりながら、この設定で撮れば良かったのか♪と教わった設定にセットしていていたら、思い出したのです。カスタム登録を使えばいいんじゃないのさ!と。この次踊り場にカメラ持って出かけるのは未定だけど、ともかくカスタム登録した設定をベースに、その日によって変わる照明の明るさに合わせてISO感度を調整すれば、きっちり撮れるはずっ!ってことで、モードダイヤルのC1に設定。これで踊り場に着いたら、電源を入れてダイヤルをクリッと回せばダンスシーン撮影用の設定が完了。な~~~~んて楽ちんなんだ!カスタム登録、便利な機能なのねぇ。(#^^#)
2019.01.28
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Fさまのエスコートで踊り場に行ってきました。パーティーの企画から集合写真を撮ることはないだろうと予測。カウンター回りの撮影とちらっとダンスシーンの一部が撮れればと思い、レンズは25mmをつけていきました。薄暗い会場なので、iso800 F1.8 Mモード現像で露出を上げて明るさを調整。ここまでは特に問題なく撮影できていたのですが。。。。Fさまの連写でダンスシーンを♪と思って、静音の連写を試したのが失敗の始まりでした。(笑)シャッター音を消しての連写だと、遅い。すっごく遅い。設定もミスっていて、とても見せられない代物を撮ってしまいました。なんで暗い会場なのに絞っちゃったんだろう。。。意味不明。気が付けば3分しかない勝負だったのに、1枚も撮れなかったという大敗北。さすがのFさまでも、設定ミスではきちんと撮れませんよねぇ。反省。。。
2019.01.27
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ミラーレスカメラ市場の下克上が始まって、オリンパスはどこに向いているんだろう。。。と気になっていたところでの新製品発表。オリのサイトでざっくり見てきた感じでは、プロ仕様のカメラといったカンジでしょうか。デザインが斬新だなあと思いましたが、使い勝手が最優先のプロには縦横両方にグリップのついた形は作業がはかどるのでしょう。ずーーーーっと見ていたら目が慣れてきて、このカメラは大きなレンズを装着してもすっきりしていてカワイイ♪と思えるところまで変化。まぁ、レトロなデザイン好きな私には方向が違いすぎるから、新製品が出てソワソワする感じはなくいたって冷静ですが。(笑)実は少し前まで、各カメラメーカーがミラーレスカメラ市場で下克上をやっているっていうのに、オリンパスがそこに参戦していないというか置いてけぼり食らってポツンとしている感が、オリンパス機を使う者としては寂しくて。ところがマイクロフォーサーズからブレないまま、プロ仕様のカメラを出してきたことで下克上に名乗りを上げてきて、驚くやら嬉しいやら。価格はおよそ36万円。他社の高級ミラーレス一眼と比べたら安い価格になるようですが、売り込みたいターゲットはフルサイズにこだわる客層でないのは明らか。ターゲットをはっきりさせて、オリンパス独自の個性で勝負!ってところでしょうか。で、一番のターゲットは、それはもう岩合さんでしょう。岩合さんが大型のネコ、ライオンを撮影するために作ったようなもの!と思えば、撮影スタイルの似通った方々がこのカメラを必要とするのが見えてくる気がします。って、プロ仕様の高級機種は私のテリトリーじゃないってところで、すんごく余裕。(笑)そうそう。coming soonとなっていましたが、Viewer3に変わる新しい編集ソフトウェアも出るようですね。詳細のアドレス http://app.olympus-imaging.com/olympusworkspace/ja/カスミ除去ができるようになるのは非常にうれしい!って思ったんだけど、Viewer3から切り替えできるのかしら。そうだとしたらすごく嬉しいんだけど、違っていたらガッカリだ。ま。ともかく。出た新製品がFさまじゃなくて良かった。(笑)オリンパスさん、がんばって!
2019.01.25
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奈良旅行に行く前から決めていたフォトブックの作成に着手しました。撮ってきた写真のほとんどがスナップ写真なので、沢山並べ立てて賑やかな感じにしようと思いつつ、気に入ったものはドカーン!と見開きで載せる大胆なページも作りつつ。奈良での鹿いじりがやたら楽しかったから、最後のページには鹿の写真と一緒に奈良の鹿についてWikipediaからの引用をちょっと書き込んでみたり。そんな感じで作業を進めてかれこれ10日ほど経つのですが、よし!できた!と思って次の日に見ると、変更したい箇所が出てきて並べ替え。。。の繰り返し。ま、仕事じゃないのだから納得するまで悩んで楽しむことにします。
2019.01.23
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E-PL6をバッグに入れっぱなしにして普段使いにしようと、パンケーキズームレンズを装着して電源を入れたら、「カードが入っていません」とカメラから警告が。そうでした。E-PL6で使っていたSDカードはFさまに装着しちゃったので、カードが入っていなかったんですね。両方のカメラを使うには、それぞれにSDカードを入れておかないと不便だということに気が付き、新たに購入することにして巨大な密林地帯にアクセス。いろんなメーカー、種類がありすぎて、これまで使っていたのと同じので大丈夫でしょ?と思って注文履歴からポチろうとした直前に、新しいのをFさまに装着するのだから、Fさまに合うものを選ばないとダメなんじゃない?ということに気が付いたのはラッキーでした。これまで使っていたのをカメラから引っ張り出して確認したら、TranscendのSDHCで45MB/s U1 クラス10の32GBが入っていました。購入したのは3年前。これまで旅行中に用量が足りなくなることは一度もなかったものの、購入してから3年も経っているので、市場に変化があってもおかしくないはず。それでFさまに装着するのに動作確認ができているものを選べば間違いないだろうと、オリンパスにアクセスしてチェックをしたら、SanDiscの製品が掲載されていたので、それを密林地帯でチェックしました。同じ32GB クラス10なのに95MB/s U3。これって連写で撮ってる時に、処理時間が圧倒的に短くなるってことか?と解釈し、早速実験。新しいカードをE-PL6に装着して連写してみたら、書き込みが終了するまで以前よりは若干早く感じたもののやはりちょっと待たされ、踊り場での撮影で撮りっぱぐれが起こるのは変わらないことが判明。Fさまでは待たされることなくスイスイ書き込まれたので、カードへの書き込みのスピードはカメラの性能なりに変わることがわかりました。新しいカードはFさまに、古いカードはE-PL6に戻して実験終了。というわけで、E-PL6にカードを入れてスタンバイ状態にして久しぶりにいじろうとしたら、親指と人差し指がダイヤルを探してウロウロ。Fさまのダイヤル操作に指がすっかり馴染んでしまったらしく、E-PL6の操作を忘れてしまったみたい。思い出すべく、今日はE-PL6を寵愛してやらねばのう。(#^^#)
2019.01.15
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奈良旅行もあっという間に最終日。奈良と言えば東大寺や春日大社なのだけど、もうひとつ絶対忘れてならないのが興福寺の阿修羅君だ。安置されている八部衆の中の1体で、赤い肌に唇をかみしめた憂いのある表情をした少年のような姿はとても有名だ。そんな美形な少年の阿修羅君とは、いつか必ずお目にかかりたいと思っていたVals。そのいつか。。。は博物館ではなく、ここ奈良に来てみることが叶ったのだから嬉しくてニヤニヤしてしまったのは言うまでもない。強く願い続けて信じていれば願いは叶う。奈良に来てから夜のライトアップされた興福寺は何度も見ていたので、まずは国宝館に入って、真っ先に阿修羅君と対面することにした。ガラスのケースに入れられて展示されていると思い込んでいた阿修羅像はガラスには入っておらず、そのまま八部衆と一緒にずらりと並んでVals一行を出迎えてくれた。手を伸ばせば届くくらい近いところでだ。画像や映像では見栄えをよくするためコントラストも彩度も上げているから、とても赤が際立って見えたのだが、実物はもう少し抑えられたくすんだ赤だった。スリムな体形とふっくらした頬は少年そのものだ。正面の顔と横の顔の違いをじっくり拝ませてもらい、「やっと会えたね。」と心の中でつぶやく。阿修羅像はいろいろあるけれど、興福寺の阿修羅像に最も人気が集まったのには、やはりこの少年のような容姿といろいろな感情が伝わってくる表情にあるのだと思う。見る人によって、感じるものが違うのだろう。とても魅力的な仏像である。八部衆は7体がしっかり残っていて、壊れてしまった1体は残っている部分を壁に寄せて展示されていた。八部衆も仏界では位の低い地位なのだが、カラスの顔を持つ迦楼羅やひょうきんな顔を持つ者が揃っていて八部衆も萌えキャラ揃いである。ここが見られただけで実はすっかり満足してしまったValsであったが、次に奈良に来るのはいつだかわからないから建物もしっかり見て回る。夜にちらりと見ただけのお堂も撮影しながら回り、ここで正確な腹時計が鳴り響く。奈良には奈良ならではの料理というものが奈良漬しか思い浮かばないし、見当たらなかったから前日に見かけた中華レストランで昼食をとろうと賑やかなメインストリートに向かう。何を食べようか決まらない時は中華が無難なのだ。その中華レストランの前にたどり着くと、すでに人が並び始めていた。この行列はあまり信頼性がないと思いながら、どこも混んでいて探すのが億劫になっていたVals一行は待つことにした。少し待ったほどで席に案内される。中華は人数が複数いれば少量ずついろいろ注文するのが楽しい。次々と運ばれてくる料理。がしかし、味は。。。まあそういうことなのだが、この程度なら失敗のうちではない。観光地の食事処にはよくあることで、横浜中華街の観光客相手の店で食べたらやはりこんなものなのだ。食事を残すことなくさっさと済ませ、奈良国立博物館に向かおうとスケジュールの変更が決定し、見せを出ると、よく見ると鹿の角はヘラジカとトナカイだ。クリスマスの使い回しじゃないか!と思いつつ、100円だよ?どうする?どうする?と誘われるが、遊んで必要なくなったらどうするのだ?という考えが脳裏によぎり、ブレーキがかかる。角のカチューシャがなくても鹿と遊べる自信と、ウケを狙ってみるか?という遊び心が交差するも、結局鹿角のカチューシャは買わずに博物館を目指す。滞在中にこの博物館の前を何度も往復しているうちに気になってしまったのだ。がしかし、中に入って大失敗に気が付く。国立博物館の年間パスポートを持ってこなかったのだ。なんのために年間パスポートを買ったのだよ?!と入場料の大損失にがっくり肩を落として落ち込むVals。たった500円ちょっととは言え完全に敗北である。ニヤニヤと悪い笑みをこぼしパスポートを見せびらかしながら入場口を入っていく仲間たち。さすがValsの仲間、類は友を呼ぶとはこういうことだ。仏像の顔はめ看板に顔を突っ込んで悔しさをごまかしても、やはり悔しさは消えなかった。博物館では奈良ならではの仏像をメインにいろいろ見て回る。が、博物館は普通に歩き回るより疲れる。とうとう足の疲れが限界になり、集中力がなくなってしまったのを感じて撤収を決める。そうして博物館の外に出るとそこは奈良公園。奈良公園の中に博物館があるのだから、当然そこらじゅうに鹿はいる。足腰は疲れているのに鹿いじりとなれば、もう遊ぶ気満々なValsであった。さあ!鹿せんべいを買いに行くのだ!と、目に飛び込んだお茶屋に足早に向かうと鹿せんべいを購入。誰から見てもわかる悪い顔をしたValsが腰に両手を当てて、「さあ!私が神じゃ!鹿どもよ、私にかしずくのだー!ほーーーっほっほっほっほ!」と鼻高々に笑いだす。すると伏せてウトウトしていいた鹿達が目を合わせることなく迷惑そうにして移動を始めた。ちょ、、、ちょっと待てぃ!鹿せんべいあるよ?ほらほら?ほーーーら。ね?ね?あるよ?本当にあるんだよ?今日はウソついてないよ?と、ケチ臭くひと口ぶんを鹿の口もとにやるも、ニオイだけ嗅いでふん!とそっぽを向かれてしまった。前日に、ウェットティッシュの入れ物でカサカサと音を立てて、鹿せんべいを持っているフリをしておびき寄せて騙した行為を鹿達は覚えていたのだろう。どうやら鹿の恨みを買ってしまったようだ。鹿に近づいても近づいても相手にされず逃げられてばかり。すでに15時を回っていたから鹿は森に帰るころ合いではあるのだが、鹿せんべいに釣られてくれないのは想定外の反応であった。森に帰る鹿を追いかけるも、川と柵があってそこから先は行かれない。そこは鹿だけのエリアだからである。思ったように遊んでもらえず、広場の中央に残っている鹿をめがけて再び神様ごっこを始めてみた。さぁ!鹿どもよ、私にかしずくのだー!鹿せんべいなのだー!と言いながら、鹿せんべいを空に向けて高く掲げると、残っていた鹿がそろそろと寄ってきた。その中で、一番体の大きな鹿が鹿せんべいにがっついて、他の子にやろうにも横取りをしつこく繰り返すものだから、Valsもしつこく鹿せんべいのオアズケを食らわす。するとついに鹿が怒り出してコートの裾を噛んで引っ張ってきた。だめー!あげないもんねー!と意地悪く鹿せんべいをくるくる回すと、鹿は立ち上がって威嚇しながら鹿せんべいを奪う体制に出た。立ち上がると自分より大きなことに驚いて、一瞬尻込みをするがそこで終わるValsではない。そこで「こら!やるのか?」と歯向かうポーズを取ったのがいけなかった。鹿の目が本気になっている。イライラした鹿が闘争心むき出しの目つきで前足で地面を掻いたと思ったら、頭突きを食らってしまった。しかも攻撃は2度も。さすがに3度目は殺気を感じて走って逃げまわるという情けなさに、見ていた仲間以外のギャラリーまでが笑いで湧く。人の不幸は蜜の味なのだから仕方がない。自業自得である。鹿の頭はカチカチの石頭で、当たると本当に痛い。長い角を支える頭蓋骨を持っているのだから硬いのは当然だ。想像すればわかることだ。あれ以上しつこくしていたら鹿同士の本気の戦いレベルで突き倒されていたかもしれない。大人しそうに見えるルックスと潤んだ瞳に油断してはならない、鹿は怒ると狂暴になるということを学んだのだったが、「この私に頭突きをするだなんてバチが当たりめ!ジビエ料理にしちゃうからね!」と、捨て台詞をはきながらの撤収は、Valsがどれだけ卑怯者であるかをはっきり証明している。公園から離れるにつれ、もうちょっと鹿せんべい買っておけばよかったかなと、まったく反省の色がないValsuなのであった。時計を見ると時刻は16時。宿に預けていた荷物を引き取り、お土産を奈良駅の駅ビルで物色してから早々に京都駅へ向かう。新幹線に乗り遅れてはならぬ!だからだ。(笑)大人の修学旅行は実に楽しく、どうやらこれで終わることなく、恒例の行事になりそうな気配だ。いくつになっても、「今が一番楽しい時期」で生きていこうと思うValsであった。おわり
2019.01.12
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奈良に滞在中、そこらじゅうにいる鹿に反応しない日は1日もなく、鹿せんべいを買って遊ぶ気満々な3日目の朝。スケジュールをこなすことが優先順位のトップにあるから、鹿と遊ぶのはオアズケしつつ、それでも隙さえあれば鹿いじりをしてしまう、悪ガキ丸出しのValsなのであった。この界隈の鹿は野生とはいえ、非常に人に慣れているし、鹿せんべいをもらうためなら自ら編み出した芸もやる。芸ができなきゃ、チューチューピーピー鳴いて人の気を引くし、無視されれば頭をグリンとこすりつけて上目遣いでおねだりしたり、服の裾を噛んで引っ張ってわかりやすいおねだりもする。早朝から人の集まるところに出没して、鹿せんべい屋さんのそばで待機して、鹿せんべいを買った人に群がる知恵もある。そうして日中、鹿せんべいを食べまくるもんだから、そこはかとなく鹿のおなかはむっちりしている。シュッとしたスタイルの鹿らしい鹿は、たいてい大きな鹿に横取りされてしまう小鹿や立場の弱い鹿ばかりだ。だから鹿せんべい屋さんから離れたところに固まっているのは、比較的小さな個体が多く、気が弱いから近づくと逃げる。決して私が嫌われているわけではない。そして3時半を過ぎて気温がぐっと下がると、鹿たちは森の奥深くに駆けあがっていく。それも滞在期間中に自然と気が付いたことだ。ともかく明日は鹿せんべいを買って鹿いじりをして遊ぼう!と心に決め、春日大社に向かって歩き始める。春日大社は一度表参道から入ったものの渋滞がひどく、まだ上がり始めたばかりの地点まで進んだところで、鳥居の横に反れていく道があったことに気が付き、戻る決意をすると緊急事態を装ってロープ伝いを「すみません。」と言いながら申し訳なさそうなフリをして逆流する。こういう時に大事なのは「申し訳なさそうなフリ」をすることである。演技力がモノを言う。それをすることで、すんなり道をあけてもらえるのだ。途中でオバサンから「逆流はダメだよねー。」と聞こえるか聞こえないかの卑怯な言い方の文句が聞こえてきてもまったく動じないのは私もオバサンだからである。(笑)こちらも百戦錬磨で生きてきたのだから、その程度の悪態なら無視できるだけの肝は据わっている。ひたすら「申し訳ないフリ」をして敵を増やすことなく通っていく。参道の脇にいる鹿を横目に、逆流すると言っても距離はせいぜい10mか20mといったところだ。なかなか前に進まないお参り渋滞を逆流して、鳥居まで戻り、横の道に進んで行くと何もない山道が目に入る。歩いている人は非常に少なく、その山道をいっきに上まで上がると春日大社本殿への入り口にするりと抜け出た。あのお参り渋滞を並ぶことが心底ばかばかしく思ってしまったほど、大幅な時間短縮できたことで、気分は勝ち組である。長い行列を区切って調整している警備員さんの誘導ですんなり中に入るとさっさとお参りを済ませる。この画像でわかるように、春日大社の門の真正面に永遠と続く行列に対し、手前の警備員さんの後ろに続く人は20人ほど。楽勝で門をくぐる。春日大社ではすでにご朱印もお参りも除夜の鐘をついたあとに済ませていたので、もう一度お参りをすると若宮15社巡りをすることにする。その名の通り、小道に点在する小さな神社15社をお参りするのだ。受付で1500円を納めると15枚のお札が入った手提げ袋を頂いて15か所のお参りスタート。それぞれがとても近い位置にあるから、そのお参りも短時間で終わってしまう。Valsがお参りするときの願い事は、どこに行ってもすべて「感謝と世界平和」で統一しているから、お参りが長くならないことも短時間で終わった要因であろう。ぜんぶ回り終えて受付にお札の入っていた袋を渡すと、1枚の半紙に15個のご朱印が押されたお守りを手渡される。これは今年のお守りとして手帳に挟んで毎日持ち歩くことにした。お参りが終わり、戻る道も来た時と同じルートで戻るべく警備員さんに「あちらの道に行きたい」ということを伝えると、大渋滞の行列が区切られた隙に通してくれ、参道の脇道から余裕の下山となった。このスカスカに空いているルートを知らない人は、渋滞しているところをひたすら並び続けて下山することになる。まあ、初詣というおめでたいお参りなのに脇道から入るのは邪道と言えば邪道なのだが、ぎっしり混んでいる光景を横目に空いている道をサクサク歩きながら、ちょっとの情報でこんなに差が出てしまうのかと混んでいる様子を凝視するValsであった。そうして空いている道を通って楽勝体制で春日大社を出ると、次は新薬師寺の方向へ歩き出す。そこでは薬師如来を中心に立体曼荼羅になっている十二神将をじっくり堪能。撮影禁止でお見せできないのが残念なのだが、画像検索をすると出てくるので気になった方は検索してみるとよいと思う。十二神将は悪さをする夜叉たちのボスで、いわゆるダメな連中の上に立つお山の大将なのだが、なぜか薬師如来を守る使命感に燃えてしまった薬師如来のボランティアナイトだ。それぞれに可愛い名前がついていてそれだけでも萌えな存在である。十二柱あることから干支の年神としても活躍している。時計を見るとまだ13時を回り始めたばかり。まだ見て回る時間はある。ならばと、たまたま目の前にあった看板に書かれていた白毫寺に向かう。白毫とは、仏像のおでこの真ん中にくっついているホクロのように見えるもの。あれはホクロではなく白い毛がクルクルと縮まって固まっているもので、伸ばすと4メートル以上もあり、必要な時に(-_-)/~~~ピシー!ピシー!っとやったり、光を発して方向を示したりする。ヒーローキャラと同様、なんとかビームとかなんとか光線みたいなものだ。そういう目線で見ると仏像というキャラは非常に面白い。たまたま目にした名前に惹かれて向かってしまった白毫寺は、たどり着いてみれば長い石段をひたすら上がってやっとたどり着くという、心臓破りの階段上りがもれなくついてくるお寺であった。コンパクトなお寺に阿弥陀さまと閻魔様が安置されていて、まあ小さなお寺だから見るところは少なくても仕方ないかと思ったのだが、あとの調べでわかったのはお花で有名なお寺だということ。藤や五色椿の時期は非常に混むらしい。山の上にあるから眺めも良く、遠くに興福寺の五重の塔が見えるという絶景つき。しかしこの辺で体力はかなり消耗。あの長い階段がボディブローのように効いてきて、休みたい一心で奈良公園にたどり着くと、また鹿いじりをしたい願望が頭をもたげる。疲れているというのに、とても悪い顔をしているValsなのであった。公園の広場の遠くに鹿の群れを発見。15時を回っていたので、鹿は森に帰る時間だ!と思い鹿の群れに目をやると、案の定森に駆け上がっていってしまった。残っていた鹿も遊ぶ気配は見せない。仕方なくニヤニヤしながらポケットからウェットティッシュを引っ張り出すと、鹿せんべいを出しているフリをしてカサカサと音を立て、おびき寄せる作戦に出た。まんまと寄ってきたのだが、すぐにバレて相手にされなくなってしまった。こいつはウソつきだ!と言わんばかりの鹿たちにそっぽを向かれるVals。鹿には鹿せんべいを持っている者と持っていない者の区別ができる能力があるらしい。相手にされず一瞬ガッカリするも、ふん。まだ明日があるさ!と、こういう時の立ち直りは早い。鶏料理が続いたのでそろそろがっつりと焼肉が食べたい!と言い出すと、満場一致で決定する。そうして検索しておいた焼き肉屋を目指して歩き出す。と、簡単に書いているが、奈良の町に焼き肉の店は非常に少なくて驚きが隠せないVals一行。これまでどこに行っても焼肉店は必ずあったし、駅前なら間違いなくあった。なのに奈良は違った。もしかして奈良の人は夜な夜な鹿を狩りに。。。だから牛肉は食べないのかも。。。などと馬鹿なことを想像してしまったのはValsだけではなく、そんな恐ろしい話題で盛り上がった焼肉ナイト。乾杯すると思い切りカルビやタン塩、分厚いハラミにかぶりき、エネルギーチャージを重ねているうちに、ふと店のメニューPOPに気が付く。ジビエ奈良?奈良吉野産 鹿 もも肉?鹿肉あるじゃん!やっぱり神の遣いの肉、食べてるんだよ!と、大騒ぎをしてオーダーしたのは言うまでもない。鹿肉は脂身がすくなくてあっさりしているから、焼肉としてはまったく物足りず、ふたたびカルビ祭りに戻ったVals一行であった。ちなみにこの鹿肉は、駆除のために許可を得て狩られたもの。神の遣いも、生息するエリアを間違えれば駆除の対象になるということを学びつつ、おなかが満たされて宴会終了。宿に戻る途中で見つけたアヤシイお店。おニャン子倶楽部なのに、ズッキン、ドッキンとはいったい。。。おニャン子だからセーラー服を脱ぐわけね?と思いつつ、キョンキョンの渚のハイカラ人魚を口ずさみながら宿に向かったValsなのだった。(笑)続く。
2019.01.11
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天高く、真っ青に晴れ渡った元旦の朝。こんな時、我ながら強烈な晴れ女であることを自慢に思う。宿で用意されていたバイキング形式の朝食は、種類は多くはないものの、自分で選んだものが食べられるというのが糖質制限をしなければならない身の上にはとてもありがたかった。サラダを多めに、スープとソーセージ、ゆでたまごと小さめのクロワッサン1個、それにコーヒーをつけてゆっくり食べる。食事を済ませると、いったん部屋に戻り出かける支度をして早々に外へ飛び出す。空気は冷たくほんのり鹿臭く、かき氷を食べた時のようにおでこにキーンという刺激がきて、思わずリュックに無造作に突っ込んでいたニットの帽子をかぶって寒さ対策をする。目指すは海龍王寺。ガイドブックを見る限り海龍王寺までは普通なら交通機関を使って行くのだけれど、足が元気だから奈良の町を満喫するべく徒歩で行くことをチョイスする。このチョイスがあとあと後半日程への疲れに結び付くとは予想もしておらず、意気揚々と海龍王寺に向かったのだった。が、しかし、歩かなければ見られない光景がそこらじゅうに溢れる奈良の町。奈良の住宅は敷地を高い塀で囲むのが特徴らしく、塀のデザインも和風が多く、焼いたスギで作った塀や黒い瓦付きの真っ白なナマコ壁の塀が多く見られ、しかも玄関が時代劇に出てきそうな佇まいの立派な造りの家がぞろぞろと立ち並ぶ。さらに無駄に庭が広い!庭にバスケットコートが作れそうな勢いだ。土地は活用してなんぼのもんじゃ!と思っているValsには、無駄に広さを主張する庭付き一戸建てばかりで驚くばかり。しかし土地を活かして何かをやるにしても、人が集まりそうにない場所だな。趣味の商売なら何かやれるかも知れないが食べていくための商売は厳しすぎるな。。。と、そんなつぶやきをしながら歩いているうちに、海龍王寺に到着。コンパクトだけれど、穏やかで凛とした風情あるお寺だ。このお寺は藤原不比等がこのエリアに移り住んだ時に、もともとあったこのお寺を壊さず残してくれたもので、不比等が亡くなると娘の光明皇后が相続をして移り住んだことにより大出世したというお寺だ。そしてここは般若心経発祥のお寺で、般若心経の原本になるものが保存されている。いまでこそ小ぶりなお寺ではあるが、元は広大な広さと長い歴史のある重みのあるお寺なのだ。まずは本堂に上がって十一面観音菩薩とご対面。首飾りがジャラジャラとしっかり残っている仏像はとても珍しく、ゴージャスな観音さまに目が釘付けになる。仏像に興味のなかった頃は、お賽銭を入れてお参りをすればそれで任務完了な感じだったのが、今ではすっかり仏像ファンだ。その時、興味のないものでも「好きじゃない」だの「興味ない」は言わないほうがあとで恥をかかずに済むということをこの年になって学ぶ。他にもいろいろある仏像を愛で、重要文化財の建築物も見て、お寺の隣の神社にもお参りをすると、次は法華寺という尼寺を目指して歩き出す。この界隈の住宅地は新興住宅地のようで、今時のデザインの一戸建てばかり。道路は整備されているので、フラフラ歩いていても道に迷うことなく法華寺に到着する。ここは口紅を差した白檀の一刀造りの観音像が見どころで、本堂に上がるとタイミングよく尼さんのお経が始まった。まるで唄のようなお経が始まり、思わず聞き入ってしまったのは言うまでもなく、色っぽい観音様を愛でながら素敵なお経を聞くことができてラッキーだったと強く思ったのであった。と、ここでのんびりムードのペースでお寺詣りをしていることに気づき、時計とスケジュールを確認すると、このペースではダメだ!まったくもって時間が足りない!ということにようやく気が付く。急いで平城宮跡に行ったのだが、ここは無駄に広すぎて見られるものも復元した建築物がちらっとあるだけ。失敗だ。遥か彼方に電車が走っているのが見えて、そこまで歩かないといけないのかと思うと泣きそうになる。昼食を食べられそうなところを探すもまったく見えてこず、もし見つけたらそこに入るしかない。。。と必死に探すも一向に見えてこない。もう歩くのは嫌だ、せんとくんオンブして!と駄々をこねるが、こんなオバサンをオンブしてくれる奇特なナイトは現れるはずもなく、「歩け!歩くのだー!がんばるのだー!」と回りから情け容赦なく見放される。砂漠でオアシスを探すかのごとくヨロヨロ状態のVals。ピンチである。タクシーがいたらすぐにでも乗りたい気分であったが、その肝心のタクシーさえ走っていないのだから1歩1歩確実に前に進むしかない。進めど進めど、一向に食事できるところが見えてこず、呆れながら大きな通りに出るまで我慢をして、やっとの思いで大きな通りに出ると回転ずしの看板を発見。店を見つけたVals一行は、選択肢がそこしかないことに本能で理解する。あたりを見まわしても、食べるところはここくらいしか見当たらなかったからだ。迷わず入り、名前を書いて待つこと15分。席がところどころ空いていたおかげで待ち時間が少なくて済んだのは不幸中の幸いだった。そして座ったと同時くらいに、どやどやと人が入ってきてあっという間に行列ができた。まさに間一髪であった。ここはコマーシャルでよく見かける回転ずしのチェーン。仲間の解説によると、ここはロボットが丸めたシャリに刺身をペロンと乗せただけの、握りずしもどきを食する店らしい。刺身をめくるとそこにわさびはついていない。小袋に入ったわさびを使うのだ。しかも醤油をさすオテショもない。人件費をとことん省いたシステムにいちいち驚きながらも、注文した寿司がレーンに乗って回ってくるのを待ち、回ってきたその皿を取ってボトルに入った醤油をタラリとかけて食べるというのは新鮮でもあった。気分は寿司アトラクションだ。タッチパネルで次々と注文を出して食べ始めるも、醤油が甘くて甘くて、甘いすし飯とダブルになる甘さに仰天したのだが、ここで食べなければ餓死してしまう。背に腹は代えられないと、ウニだの中トロだのにがっついて、糖質とコレステロールのコラボレーションを楽しむことにする。ここで血糖値が爆上がりしたところで、ただちに死ぬわけではない。人生、時に諦めること、開き直ることも大切なのだ。現状の平城宮跡はただ広いだけでその周辺は呆れるほど何もない。行かれる際は注意したほうがいいだろう。水分補給もできなければトイレもないから要注意だ。もっと厳しいことを言えば、ここはあと数年待って、建物の復元がもっと進んでからのがいい。あまりにも何もなさすぎて、登山の時のように行動食を持ってくればよかったと思った瞬間、前夜に食事をした店でお土産にもらったバナナを持参しなかったことを思い出す。貰った時はバナナの新たな使い方を教わった気分だと思ったのだが、どんな時でも緊急用の行動食は持たないといけないと身を持って痛感したのであった。回転ずしでの食事が終わると、時間配分が厳しくなっていたため予定していた唐招提寺は諦めて薬師寺に向かう。立派な薬師三尊像に感動しつつ、足は棒になっていて、見学するのに集中力が続かなくなっているのを感じていた。さらさらと見て、向かいの玄奘三蔵院に入る。もうこの頃になると疲れが如実に現れていて、それぞれに西遊記のキャラを割り当てて遊ぼうと気力で挑むも、口数も撮影枚数も減るばかり。ちなみに私は猪八戒。(笑)展示物の解説を読むのも面倒になっていて、帰りは絶対乗り物に乗って帰る!と固く心に誓うのであった。この時に見た薬師三尊像の姿をすぐ思い出せなかったくらいなんだから、その疲れは相当なもの。玄奘三蔵院では、玄奘三蔵の遺骨が納められているのだが、疲れてもうどうでもいい感じで見て回ってしまったのは確かでだった。玄奘三蔵の姿の彫刻を見て「夏目雅子にぜんぜん似てない。。。」などとバカなつぶやきはValsにとって精一杯のリップサービスで、実際は疲れてヨレヨレになっていたのだった。平城宮跡のばかー!と心の中で叫んだところで、後の祭りである。玄奘三蔵院の門を出ると、バス乗り場が近くにあるのを発見し、まるで砂漠のオアシスか、一筋の希望の光が見えたかのごとく、顔色がぱっと明るくなって生き返る。帰れるんだ。これで帰れるんだ。とアリスのチャンピオンの歌詞がグルグルと駆け巡ってしまったのは、そういう年代なのだから仕方がない。駅に向かうバスは比較的頻繁に来るらしく待ち時間は少なく済んで、よろよろとバスに乗り込むと、晩ごはんのできるエリアまで楽勝の一直線だった。こんなことなら最初からバスを使えばよかったと、一瞬そんな思いが頭をよぎったのだが、やはり自分の足で歩き回って見た光景は心に強く残るもの。とても疲れてしまったが、歩いて見て回ったことに後悔はない。これはこれでいい思い出になったのだ。しかし次は無理しない範囲で歩くことと、移動時間を短縮するために上手く交通機関を使おうということで意見は満場一致。年齢なりに体力の配分を考えようということになった。(笑)撤収した時刻は16時。駅前に着くと、フラフラと食事処を探し、前日に入れなかった焼き鳥(厳密には炭火を使った鶏の炙り焼き)のお店に寄ってみると、ぎりぎりで入れた。観光地でこれと思った食事処には早い時間に行くのがコツらしい。飲み物を頼んで宴会がスタートする。カウンター越しに炭火でお肉を炙ってくれるスタイルなのと、地酒が多く、日本酒飲みにはかなり嬉しいラインナップが揃うお店で、気が付けば次々とお客さんが入ってきては満席で断るくらいの人気店だった。運の良さを自慢する。この日も電池切れで宿にたどり着いて、朝まで爆睡。当然、鹿の夢を見ることはなかった。(笑)しつこいが、まだ続く。。。
2019.01.10
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鍋料理に舌鼓をしつつのちょい飲みで、充分にからだも温まりおなかもたっぷり満たされると、普段ならあとは寝るだけになるのだが、この日は大晦日。しかも旅先。ハイテンションになるのは仕方があるまい。大晦日の夜に街中をフラフラ歩いているだけでも楽しくてついはしゃいでしまう若者の感覚を、こんないい年になってから味わえるだなんて思いもしなかった。人生はわからないものだ。もう平均寿命の半分以上をとっくに過ぎているのだから、残りの人生は生きているだけで儲けもの。だから日本人の大多数が好む「こうあるべき論」や「普通」と言われる日本人の平均値からはみ出してはいけないという、日本人のおかしな暗黙のルール振り回されることなく、自分の人生を自分らしく自分のために謳歌しよう。目の前に選択肢がある時は、死ぬときに後悔しないほうを選ぼう。人生の舞台は自分が主役なのだ!などと心の中で豪語しながら食事をしたお店を出ると、ゆっくり東大寺・夜の部に向けて歩き出す。少しアルコールが入って火照った頬に冷たい空気が心地いいのだが、相変わらず奈良の空気は鹿臭く、鹿の存在が頭から離れることはなかった。歩いている途中でライトアップされた美しい興福寺の五重の塔が目に飛び込んでくると、迷うことなく興福寺の境内に進む。ここはあの有名な阿修羅君のいるお寺。ずっと見たいと思っていた阿修羅君と興福寺は最終日にゆっくり見る!と決めていたのに、お寺が美しくライトアップされていたのでは立ち寄らないわけにいかないだろう。カメラ遊びをする者としては、ここはひとつ撮るしかない。ゆく年くる年の中継なのかNHKの車両が止まっているのも見えて、その近くには1本の大きな木が暗闇に浮かぶようにライトアップされていた。まだ中継が始まる気配は見えてこない。興福寺のライトアップされた五重の塔やお堂を撮影して満足すると、再び東大寺方面に足を向ける。屋台から流れてくる胸焼けを誘う油っぽいにおいや、鼻につく甘ったるい匂いを嗅ぎながら、おなかはいっぱいなのにタコ焼きだのお好み焼きに目が行ってしまうのだが、衛生面で神経質なValsは屋台のものは絶対口にしない。屋台が並んでいる独特の雰囲気と見た目の楽しさだけで充分満足できるのだ。そうこうしているうちに東大寺に到着。油断して歩いていると、暗がりからいきなりヌオーン!と鹿が現れて、驚いてひっくり返りそうになる。多くの鹿は夕方になると森の中にある寝ぐらに帰るのだが、一部の鹿は夜でもフラフラしている。人間の不良とそうたいして変わらない。昼間見た時はなんの変哲もない池だったのが、夜になったら池の水面にライトアップされた南大門と大仏殿が写り込んでいる撮影スポットになっていて、池の周りには人だかりができていた。あまり明るく設定せず、ライトアップされたお寺の妖しさを撮ってみようとカメラを構え、横に長い夜景だからあとでアスペクト比をワイドなタイプにようと考えながらシャッターを切った。手前の建物が南大門、奥が大仏殿である。除夜の鐘をつく予定の鐘楼もライトアップされていた。この時、すでに21時を少し回っていた。予定の20時を大幅に回ってしまったが、除夜の鐘を突きたい人の行列には先頭グループに入ることができ、自分についている強運の神様に感謝をする。並んでいるうちに松明に火が入り、鐘を鳴らす時刻まであと1時間となる。こんな寒い時の行列ではなんと言ってもトイレの不安がつきものなのだが、ここ東大寺の鐘楼の近くには鹿避けの柵がついたトイレがあるからまったく不安はなかった。夕方にいったん閉められたお店も、除夜の鐘が終わって温かいものを欲する人のために、ガラガラとシャッターを上げ始めた。よし!鐘をつき終ったら温かいうどんを食べよう!と固く心に誓う。深夜に糖質量の高いうどんを食べることは普段絶対にあり得ないことなのだが、食べたあと広い境内を撮影しながら歩き回るのであれば許されるだろう。などと、うどんを食べるための言い訳を並べているうちに若いお坊さんがゆったりと登場。アニメの一休さんに少し似たなかなかに可愛らしいお坊さんである。Valsはそういうところは見逃さない。もし私がお金持ちだったら、お坊さんを集めたホストクラブを経営したいものだ!と密かに思うValsであった。料金はお布施と呼び、仏像グッズやお守りグッズを揃え、お説教タイムやお経タイムもあるお坊さん好きには萌え萌えなサービスタイムが盛沢山な。。。(#^^#)煙の出ていた松明も、いつのまにか絵に描いたようなきれいなカタチの炎になっていて、行列している人達にも引き締まった空気が流れ始める。いよいよだ。撞木にはロープがつけられ、ロープは途中から4本に分かれている。1本のロープを2人で持ち、合計8人で後方に引っ張ったら、合図と共に一斉に手を放して「ゴーーーーン!」と鳴らす。1発目、2発目、3発目までが、どうも引っ張るタイミングと手を放すタイミングが合わず、ぼやけた音になってしまったが、その後のグループからタイミングが合い始めて、いい音色が響き渡った。目視でざっと数えた感じでは6~7発目のあたりが自分の並んでいるグループで、ぞろぞろと誘導されながら1歩ずつ前に進む。鐘が鳴ってから次のグループに入れ替わるタイミングが意外と早く、モタモタしてはいられない。そうこうしているうちに自分たちの順番がやってきて、ロープに手をかけると合図と共に一斉に引っ張って合図と共に手を放す。いったい誰が強く引っ張っているのかわからないくらい、ロープを引っ張る感触は軽く、ただロープを握っているだけのような感覚のまま、手を離す合図と同時にロープから手を離した。すると低い音色で「ゴーーン!」といい音が響き渡り、急いでその場から立ち退くと次のグループが鐘の前に集まってあっという間に入れ替わる。並んでいた時間のほうが圧倒的に長く、鐘を鳴らすのはほんの一瞬のデキゴトだったのだが、達成感はとても強く、今年も間違いなく充実の年になる!と思うValsなのだった。まあ煩悩だらけのValsである。除夜の鐘を1回鳴らしたくらいでは何も変わらないのだろうが、天下の東大寺で除夜の鐘を突いたということだけで充分すぎる価値がある。ありがたいことだ。鐘を突き終えるとお約束通り、行列に並んでいた時に見えたお店に入り、温かいきつねうどんを注文した。血糖値が爆上がりするのは覚悟の上。食べてしまった糖質は責任を持って歩いて代謝するのだ!と調子のいいことを言いながら食べたうどんは、透き通ったつゆに刻んだ柚子が入っていてしっかり出汁が効いている関西ならではの上品な風味を醸しだしていた。うどんは関西仕立てが断然美味しいのよねぇ!と、つゆまで全部飲み干すと、まずは2月堂からの夜景を見に歩き出す。人が多くてじっくり設定できずボケてしまったが、2月堂からの眺めはとても良く、町の灯りによって興福寺が高台から奈良の町全体を見下ろしている重要な位置に建てらていることをはっきり見ることができた。夜の二月堂、三月堂を堪能し、ゆっくりと大仏殿に向かう。大晦日の夜は大仏殿の拝観料が無料になる上に、大仏殿の窓が開き、そこから大仏の顔がのぞくというレアな姿を拝むことができるという。それがこの写真である。大仏殿のど真ん中にある窓から大仏さまの顔がちらりと見えているのがはっきりわかる。窓から覗く大仏さまがお茶目に見えた瞬間であった。ライトアップされた大仏様、廬舎那仏。光背でぷよぷよ飛んでいる化物も可愛い。向かって左に座っている虚空蔵菩薩さま。お気に入りの広目天もライトアップされると陰影がはっきりしてカッコよさが倍増。金剛力士像もライトアップされるとムキムキの筋肉がよりはっきり見えて、筋肉フェチなValsには非常に刺激が強かったのは言うまでもない。やはり昼間とは違い、ライトアップされた姿は妖しさ満点で、今にも動き出しそうな雰囲気が感じられ、来たかいがあったと仲間同士で喜び合う。調子に乗ってそのまま夜中の春日大社に向かったのは大きなおまけ。大晦日の夜中の春日大社は若者が多く、おみくじを引く人の列が驚くほど長い行列になっていて、一喜一憂している女の子であふれかえっていた。が、ジワジワと老いが忍び寄っているからだでは、体力はいつまでも続かないものである。睡眠不足のまま早朝からの出発でハイテンションマックスな状態で奈良入りしたValsの体力は限界にきていた。疲れで膝が上がらず段差のないところでも躓くようになり、思考能力低下、睡魔と戦いながら転ばないよう本能だけで歩いているという自動運転モードに突入していた。幼い子供のように完全に電池切れするまで遊んだということなのだろう。しあわせな中年女である。その後、宿のベッドに潜りこむとそのまま朝まで初夢を見ることなく爆睡したValsなのであった。つづく。
2019.01.09
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いくらそこらじゅうに鹿がいると言っても、まさか国宝レベルのお寺の敷地には。。。という考えは大きく裏切られる。東大寺周辺は奈良では観光客が最も多く、観光客相手の商売をしている鹿せんべい屋が至る所に点在しているため、鹿せんべい狙いの鹿がウジャウジャと寄ってくるのだ。東大寺に到着すると参道に沢山の鹿がウロウロしながら、鹿せんべいを持っている人が来るのを狙って待っていた。そして参道にも容赦なくメイドイン鹿のチョコボールもどきが散らばっている。ここ奈良では鹿は神の遣いらしいのだが、どいつもこいつも神様を乗せているようにはとても見えない。鹿せんべいをもらうために、自ら覚えた芸で営業を仕掛け、媚びを売るほど邪道な連中である。犬のように「お手」はやらないが、服の裾を噛んで引っ張っておねだりしたり、鹿せんべいをもらうと頭を上下させてお礼をしつつおかわりをしたり、芸達者な鹿や、小さなバンビにくれようとする鹿せんべいを容赦なく横取りをするせこい鹿が幅を利かせていた。掛け軸に描かれているようなプライドの高い神々しい鹿など、ここには存在しない。が、やはりどうしても鹿せんべいで鹿と遊びたい気持ちにはさせられてしまう。そのたびに、ダメだ。ここで鹿せんべいを買うときりがない。時間が足りなくなってしまう。鹿いじりはあとのお楽しみに取っておこう。と、心を鬼にして歩き出す。そうして拝観料を払い、大仏の手のひらの実寸大模型の前で記念撮影を済まると、教科書に載っていた東大寺に来たのだ!という現実味が深まって、機嫌よく南大門に向かって行ったのだった。教科書にあった東大寺南大門は、教科書では感じることのできない巨大なスケールだった。そしてその中の金剛力士像もスケールの大きさと力強い迫力に圧倒される。細かい網目模様の金網で少し白っぽく見えてしまうのだが、この大きさ、力強さと迫力は生で見ないと感じられないものだったのだ。こんな巨大な木彫刻を慶派の仏師集団があっというまに作ったというのだからすごい。いきなり圧倒されながら進んで行くと、広い敷地がドーン!と開けて、これまでに見たことのない巨大な木造建築物が遠くに見えてきて、それが大仏殿であることはすぐにわかった。鉄筋コンクリート造りの建築物ならまったく驚かない。木造建築だから驚きなのだ。世界最古で世界最大級の大きさを誇るこの木造建築物に圧倒されながら、す。。。すごい!とブツブツ言いながらシャッターを切ったのは言うまでもなく。歩いている人と建築物の大きさの差がありすぎて、人の列が蟻の行列のように見えるから面白い。大仏殿の真ん中の窓はこの時点では閉まっていたのだが、これが大晦日の夜にはライトアップされつつ窓がが開き、そこから大仏様のお顔が見えるという。レアな状態を見られると聞いて、テンションはどこまでも上がりっぱなしになる。そして近くまでくるとさらに圧倒的なスケールで迫ってくる大仏殿。これでも江戸時代に修復した時に縮小して建てたのだというから驚きである。中に入ると左右に如意輪観音菩薩を従えた廬舎那仏に「恐れなくていいですよ。話を聞きますよ。」というハンドサインで出迎えられる。でかい!とにかくでかい!穏やかな表情をじっと見ていると、もういつお迎えに来られてもいいような気になってくる。奥には四天王のうちの広目天と多聞天。これもまた巨大だ。文句なしにカッコいい四天王。そして彼らの足で踏みつぶされているのにプリプリしたお尻を突き出しながらひょうきんな表情でポーズを取っている邪鬼ちゃんがやたら可愛い。やはり四天王像は見ていて飽きない。また大人のやり直しお習字をやっているValsにとって、筆を持っている広目天は拝んだら字が上手くなれそうな気がして、見ているだけで嬉しくなるのであった。ちなみに広目天は、筆を持っているバージョンと槍とロープのついたお道具を持っているSMバージョンがある。カッコいい広目天に心奪われ、気が付くと口がポカンと開いてしまったのは私だけではないだろう。ただ巨大すぎて柵に囲われたところにいる邪鬼ちゃんの姿が写せなかったのが残念である。大仏さまの後ろにも回り込めるので、光背も撮影。光背だけだと何が写っているのかわからないから、こういう時のレンズは12mmが大活躍である。ここで東大寺の名前入りご朱印帳を購入する。今年のご朱印帳は東大寺からのスタートになる。充実した年になる期待を高めつつ、除夜の鐘を突く予定になっている鐘楼を見に行くと、除夜の鐘の行列の1番先頭を狙った人がすでに並んでいた。こんなことこそ、2番ではダメなんですか?と聞きたくなってしまったのはここだけの話である。時刻は15時。お水取りで有名な2月堂。ここからの眺めは素晴らしく、夜景の美しさを想像すると夜になるのが楽しみになってくるのであった。三月堂。ここでも鹿がウロウロ。キリがないほど沢山いる鹿の存在にまったく慣れることはなく、鹿いじりをして遊びたい衝動を抑え、耐えに耐えていたValsなのであった。境内を行ったり来たりしながら見て回っているうちに時刻は16時半になっていた。いったん東大寺を出て、夕食をする店を探すべく歩き始めるも、夕食を開始するにはまだ時間がたっぷりあるので、ライトアップされる前の興福寺に立ち寄る。興福寺は最終日にゆっくり見る予定であったのだが、見られる時間が少しでもあるなら何度でも見ておきたいというのが人情というものだ。案の定、滞在中に何度も見ることになったのは言うまでもない。興福寺の境内を歩き回っているうちに、Valsの腹時計がグーグーと鳴り始め、血糖値がイイ感じで下がっているのを自覚する。時計を見ると17時半。Valsの腹時計は精巧で正確にでいている。とりあえず観光客が歩く賑やかなメインストリートに向けて歩きだす。カレー屋さんや餃子の王将、ファミレスなど手軽な店もあるのだが、やはり食事は旅の楽しみ。まずはあれこれ探してみて、できれば美味しいものをゆっくり食べたいと思うのは食いしん坊の性だ。こればかりはどうしようもない。ところが良さげな店はどこも満席で入れず、食指の動かないお店は空いているという現実とぶつかる。夕飯にピザやカフェ飯では悲しすぎるだろう。ともかくここで諦めては負けだとメインストリートから少し反れた方向に歩き出す。メインストリートから反れた場所のほうが大人向けのお店があるということを、感覚で知っていたからだ。そこで見つけた鶏料理のお店に入ると、ぎりぎりで席に案内されるという、間一髪のタイミングで着席することができた。とにかく飲み物を!冷たいハイボールが歩き続けてカラカラに乾いた砂漠の喉にさっと染み込んでいく。シュワシュワなのど越しが気持ちいい。奈良での食事は期待しないほうがいいと聞いていたが、この玉ねぎたっぷりな鍋は見た目よりあっさりしていて、この出汁でさっと煮た牛肉に薬味をつけながら食べるスタイルはお酒が進んでしまう美味しさだった。旅先での食事の当たりはずれはギャンブルみたいなもので、外れた時のショックとダメージはダメな笑いを誘ってしまう。ここでの食事が当たりだったことに、嬉しさと喜びがこみ上げてくる。鍋用の肉だけおかわりをして2杯目のハイボールに手を伸ばし、初日の晩ごはんはアタリだったね!と喜びの祝杯をあげるご機嫌なVals一行であった。いつもならおなかが満たされると、あとは宿に戻って爆睡となるのだが、この日は大晦日。東大寺で除夜の鐘を突くという大きなミッションが待っている。ここで酔っぱらっている場合ではないのだ。続く。
2019.01.08
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新幹線の車内アナウンスを聞き逃してはいけないと、名古屋を過ぎてからスマホのプレイヤーを切って耳からイヤホンを外す。まだ名古屋を過ぎたばかりだというのに、モタモタして降りられなくなることも想定して、棚に上げていた荷物を下ろし、コートを着込んだ。暖かい車内では暑すぎたのだが、乗り過ごしてしまうよりはましだ。暑さと緊張で額に汗がにじむ。車内前方のパネルから目を離すことなく凝視し続けて、「次は京都」とパネルに文字が流れ始めると時計を確認する。到着時間を確認し、5分前に自動ドアの前で降りる体制を整えると、ゲートに入った競走馬の気分になっていた。しばらくしてホームが見えてくると、ぴたっと自動ドアのガラスに張り付いてホームに合流する仲間を探す。いた!合流成功だ。顔から安堵の笑みを駄々洩れさせながら手を振るValsであったが、ここで笑われていることに気が付いてハッと我に返る。ドアがすーーっと開いて1歩目の足をホームに乗せたところで、「ここでシッポを振りながら走り出してはならぬ!情けない姿を見せてはならぬのだ!余裕を見せて歩くのだ!」と心の声がこだまする。駄々洩れの笑みを必死に堪え、平常心を装ってホームで待機していた仲間達と合流を果たすValsは、ここから奈良までの移動は楽勝だ!と、調子よく自信を取り戻していたのであった。奈良駅に到着し、宿に荷物を預けると、まずは宿の周辺を散策しながら食事のできる店をチェックしておこうと、歩き出す。コンビニ発見。カレー屋さん発見。餃子の王将もある。近鉄奈良駅まで出れば、駅前からお土産屋さんや小洒落た食事処が賑々しく並んでいて、どうやら食べるものに困ることはなさそうだと安心する。ともかくお昼ごはんにしようと、和食の店に入ると赤だしと茶碗蒸しのついている刺身定食を注文した。普段は食べずに我慢している白米も、長時間歩く時は特別解禁だ。しっかり食べておなかを満たせば、あとはイケイケである。この日の最大のミッションは東大寺で除夜の鐘を突くこと。そう。教科書に載っていたあの東大寺だ。こればかりは学生の修学旅行ではできないだろうと、心の中で勝った気分を味わいながら東大寺の方角へ歩き出した。除夜の鐘を突くのに配られる整理券は22時40分ごろから配り始め、それはあっという間になくなると聞き、20時には並ぶ予定で、とりあえず日中の明るい時間の東大寺を満喫することにする。駅から離れ、奈良公園の近く、興福寺のあるエリアまでたどり着くと、突如目の前に鹿が現れ、年甲斐もなく騒ぐVals。鹿を触りまくり、カメラを向けてシャッターを切りまくるValsを止められる者は誰ひとりいない。と言いたいところであるが、「ここからずっと鹿だらけだから。ここで鹿につかまってしまうと先に進めないよ。」と冷静な仲間にたしなめられる。確かにその通りだと納得するも、どうしても興奮が収まらなかったのは、奈良公園は柵で囲われたエリアではなく、完全に解放された公園でそこから鹿がウジャウジャわいていたからだ。思い込みがガラガラと音を立てて崩れながら、そこらじゅうに鹿!なのである。道路でウロウロ。歩道でもウロウロ。植え込みに鹿。自動販売機の前にも鹿。鹿せんべい屋の前には鹿せんべいを買った人めがけておねだりする鹿が待機。鹿!鹿!鹿!鹿の群れ!とにかく鹿だらけなのだ。そして気を付けないと足元には鹿の落とし物がポロポロ落ちていて、公園の中を歩けば、完全に鹿の落とし物を踏みながら歩くことになる。当然、空気は鹿臭い。おかげで奈良の第一印象は「奈良は鹿臭い!」になってしまったのは、鹿なだけにしかたがあるまい。鹿に始まり鹿に終わる予感が、Valsの脳裏をグルグルとかけめぐっていたのであった。つづく。。。
2019.01.07
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出立前夜。寝坊などして新幹線に乗り遅れることは絶対にあってはならぬ。もし乗り遅れた場合の対処の仕方を知らない、箱入りを通り越して軟禁状態育ちのValsは、出立前日の夜、緊張で胃痙攣をおこし痛みに耐えながら寝床で朝が来るのを待っていた。起床時刻の5時少し前に布団を抜け出し、用意しておいた服に着替え、そのまま支度を手早く済ませた。旅行の時の化粧はすっぴんに近い薄化粧にして、崩れても問題なく過ごせるように仕上げる。口紅も使わず、発色のいいリップクリームだけにする。これで荷物の軽量化も図れるというもの。一石二鳥なのだ。そして一緒に行く相棒はPEN-F。レンズは単焦点12mmをメインに、25mmと45mmの3本セット。たぶん12mm縛りになると予想。家を出る時刻には少し早いが、遅れるよりはずっといい。朝食は東京駅で食べることにして予定より早く出発すると、明け方まで胃薬を飲んでも効かなかった胃の痛みがすっと消えていて足取りは軽く、冷たい空気が頬に心地よかった。怪我で行くことのできなかった修学旅行のやり直しパート2は奈良。当時の修学旅行では、奈良をどう廻ったかは知らない。鹿の話題で騒がしかったのは憶えているから、奈良公園には行ったのだろう。でも私のやり直し修学旅行は、大人の修学旅行。立てたプランは内容の濃さと事前勉強の有無で勝っている。勝ち負けの問題ではないのだけれど、中高生が修学旅行でどこに行こうと、あの年代では行先よりもクラスの友達とお泊りすることのが楽しいのであって、大仏を見たって仏像の良さなんてわからないし、神社仏閣なんてどうでもいいこと。今時の子たちなら、スマホで自撮りやインスタ映えを狙うことのが楽しいはず。思い出作りが目的なら、近いところで充分だ。泊りがけでネズミの棲む夢の島にでも逝っとけ!と思う。と、そんなことを考えているうちに東京駅に到着。朝食にサンドイッチとコーヒーを購入し、銀の鈴の前にあるベンチで食事を済ませると、恒例の女子トイレ行列も思ったより早く進んで、余裕しゃくしゃくで新幹線に乗り込むことができた。が、しかし。本当に余裕があるなら、ここからたっぷりある時間。前夜ほとんど寝ていないのだからウトウトしても良さそうなものなのだが、何しろ乗り慣れない新幹線。しかもひとりで乗るのはこれで3回目。方向音痴の私が現地集合ってことで、ひとりで新幹線に乗るのだから、もうそれだけで大冒険なのだ。座った席に、もし「あのぅ。。。そこ私の席なんですけど~。」と言われたらどうしようとか、隣に座る人がやばい人だったらどうしようとか、そもそも乗った新幹線が間違ってはいないか、行先が博多までだから乗り過ごしたらえらいことになる!という不安と危機感からうたた寝なんてできるはずもなく、そんなオロオロした精神状態で東京駅を出発。すぐに品川。そして新横浜まであっという間。そこから先は名古屋までノンストップだ。そして名古屋までくれば次は京都。それくらいなら知っている。そして京都で降りればそこからの乗り換えは、万が一間違えたとしても大したことではない。本気で余裕が生まれた瞬間だった。つづく。
2019.01.05
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慌ただしい年末商戦を乗り切ってすでに用意しておいた荷物とともに大晦日の早朝に出発したら、もう私の脳内はすっかりアナログの世界に切り替わってしまいまして。。。地図と時間を確認する以外にスマホを使わなかったValsです。マメな人は旅先からもSNSで何かしら発信して人と繋がっているようですが、そこのところが不器用な私は、外に出るとスマホの存在忘れてしまうし、思い出したところで、スマホの小さな画面でチマチマと文字入力するのが億劫で億劫で。。。普段もバッグに入れっぱなしにして数日放置なんてこともよくあるくらいだから、旅先からスマホで情報発信なんて器用なことは私には難しい。。。(笑)連絡用のLineグループがあけおめメッセージで賑わっているところはチラっと見したけど、既読スルー、帰宅してから挨拶文を送信していたし、電話が1件入っていたのに気が付いたのも帰宅してから。そんな私ではありますが、旅先ではここにアップする写真のことはいろいろ考えていて、ネタは仕込んできました。(#^^#)850枚ほど撮影してきたので、これから写真のピックアップをして旅行記を書こうと思っています。っと、その前に皆さんのところへご挨拶に回らせて頂きますね。(#^^#)どうぞ今年もよろしくお願い致します。
2019.01.05
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忘年会だのクリスマスパーティーだのと、師走のイベントごとがひと通り終わり、あとは年末商戦を乗り切ればお正月。2018年も残すところあと6日となりました。1年が経つのってあっという間ですねぇ。今夜はブログを読み返しながら、1年の振り返りをしようと思います。(#^^#)
2018.12.25
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Fさまと初デートの日を迎えた師走、日曜日の朝。いそいそと身支度をすませ、向かったのは新宿御苑でした。この寒い季節に暖か~~~い温室はいいですねぇ。温室に入ると、湿気で保護フィルターが曇ってしまうんですねぇ。少しぶらぶらしていたら曇りが取れてすっきりしたので、撮影開始。装着していたレンズは12mm。今回は交換レンズは持参せず、12mm縛りで遊んできました。まずは模様のきれいな葉っぱなどを。モコモコした葉っぱの質感も面白い。お花はランを。外ではジュウガツザクラを撮影。新宿御苑の桜は種類がとにかく多いことは知っていたけれど、寒い時期に咲く桜もあるんですねぇ。びっくり。寒いから温かいコーヒーでも飲みにいこうかと出口に向かって歩いている途中で、思い出しました。そうだ!バラ!まだ咲いているかも?!と薄い期待を抱きながらバラ園エリアに行ったらビンゴ!咲いていました。もう満開の時期はとっくに過ぎて一番最後のバラでしたが。空を見上げると、雲の感じからアートフィルターを使ってのイメージが浮かんだので、ドラマチックトーンで撮影してみました。イメージどおりの画になってうれしかったのだけど、雨が降ったり止んだりしていたので、早々に撤収。Fさまとの初デートはまずまずのものとなりました。Fさまはダイヤルやボタンで操作するのが楽しくてしょうがない!という感じのカメラですね。遊んでる感がたっぷりあって、私と相性がいいようです。(#^^#)
2018.12.17
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設定は、使っていたカメラと同じメーカーだし、同じPENのシリーズだし、設定画面も基本が同じだから大丈夫さぁ♪と、思ったいたのはバッテリーの充電が終わるまでの話。電池を入れていじりながら設定しようっと♪と設定するための画面を開いたら、初めての機能が盛沢山!ナニソレー?!の連続。取説と格闘すること2日がかりとなってしまいました。というわけで、初ショットは、自作の糖質制限食、チャーハンもどきの野菜炒め。(笑)記念すべき初ショットはお花とか景色とかきれいなものにしたかったんだけど、次の休日まで我慢できず、自作料理が初ショットとなってしまいました。でもさー。カメラを手に入れたっていうのに、休日まで1枚も撮らないなんてありえないもんねぇ。仕方ないよねぇ。(#^^#)
2018.12.12
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Pey Peyの恩恵が受けられる今がチャンスじゃない?と、友人から背中を押され、いつか必ず手に入れる!と決めていたPEN-F。ふふふ。。。ついに手中に収めました。(#^^#)もう欲しい単焦点は3点セットで揃っているから、購入したのはボディのみ。心ときめくこの姿。12mmと四角いフードを装着した姿は凛々しくカッコよく。25mmと丸いフードはアンティークな雰囲気たっぷり。思った通り、シルバーのボディにシルバーのレンズは超がつくほど可愛いくて、ニヤニヤが止まるはずもなく。仕事になりませーーん。(笑)なにはともあれ設定をしなくては。
2018.12.10
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高尾山は登山の装備をせず普段着で気軽に登れる観光コースがあるから、激混みが想像つく紅葉シーズンはずーーっと避けてきたのですが。。。装備しないとダメな登山コースは混まないんじゃない?ということに気が付いて、激混みの高尾山に突入してきました。高尾山駅に到着するとすでに人があふれていて、ケーブルカーを待つ行列はどれだけ待たされるのかわからないほどの長さになっていました。こんなにモミジが真っ赤に色気づいてじゃなくて色づいているのだから、混雑は仕方ないですねぇ。赤いモミジの葉っぱを撮りたいからレンズは久しぶりに25mmを装着。撮影モードは相変わらずMモード。絞りF4。ISO200、他いろいろ設定して、試し撮りをしてからケーブルカー乗り場の前からできた長く果てしない行列を横切って、悠々と稲荷山コースに入山しました。予想通り空いていて、待つことなくサクサク歩けて気分爽快なフォトトレッキングがスタート。まずは途中のお稲荷さんでおキツネさまを撮影。さすが25mm。可愛く撮れる!(笑)歩いている前方も、見た目と変わらない感じで写るから山道の表情がしっかり撮れて嬉しい。でも、高いところにある紅葉を撮影するのは25mmには厳しかったようですね。距離によっては平凡すぎてつまらない写真になるのも25mmの特徴なのかな。途中の展望台からの眺め。そして頂上からの眺め。回りはすっごい人混みで、桜の時期のお花見と同様に、そこらじゅうにシートを敷いてお弁当を食べている人でごった返していました。一応、その混雑ぶりも記録として撮影したのですが、あまりにも混み過ぎて人が特定できるほど大勢の人が鮮明に写っちゃうので、激混みの証拠写真の撮影はやめておきました。(笑)で、食いしん坊としては楽しみにしているお昼ごはん。いつもなら並ばないで入れるお茶屋さんも、あり得ないほどの行列ができていて、ここでお昼ごはんを食べるのは断念。下山するべく、吊り橋のある4号路に向かいました。吊り橋の真ん中でピョンピョン跳ねて、吊り橋効果が出るかどうか実験してみましたが、どなた様にも吊り橋効果の反応は現れませんでした。(笑)甘ったるい声の「やだー!こわいぃぃぃ!」っていう反応が欲しかったんだけどなあ。残念。そうして2号路に合流したところで、さる園の前に到着。さる園と言うくらいだから、猿しかいない動物園なのですが、一度、入ってみたかったんですねぇ。顔はめ看板を見つけると、とりあえず顔を突っ込んでみるというのはいつものお約束。そうしておサルさんのいるエリアに入場。ここでレンズは45mmにチェンジ。絞りはなぜかF5に設定していました。なぜその設定にしたのかは不明なんだけど、たぶん、子猿の可愛らしさに興奮しちゃったのではないかと。(笑)動物園の猿山と変わりないのですが、大きく違ったのは飼育員さんの解説がたっぷりあったこと。猿の群れのルールや、ボス猿のこと、ボス猿の彼女や、赤ちゃん猿の紹介など、見ている間じゅう、ずーーっと解説があって、トークショーを見ている感覚で楽しんでしまいました。しかもこの飼育員さん、解説が上手な上にちょっぴり新垣結衣さんに似ていてかわいいときた!(笑)そのせいかおサルさん達は飼育員のお姉さんが解説をしている最中、抱きついたり甘えたりしていました。画像はおサルさんが木の上からジャンプして飼育員さんに抱きつく直前のもの。なかなかに芸達者なおサルさん達でした。トークショー的解説はまだまだ続いていたのですが、時刻は14時半。お昼ごはんは下山しないと食べられそうにないので、そうそうに引き上げて下山開始。ケーブルカーが走っている真横の道、1号路は結構急な坂道で、膝に衝撃をかけないよう年寄りのごとくソロソロと歩いて下りました。せっかくだから45mmでもモミジを撮っておこうとパシャリ。光で透けて見える葉っぱを撮るといいよというアドバイス通りに撮ってみました。もうすぐ高尾山駅の前!というところに来て、風景にピントを合わせて人だけブレさせてみようとシャッタースピードを遅く設定したのですが。。。これはもうちょっと練習が必要ですねぇ。そんなこんなで高尾山駅前に到着。15時半を回っているというのに、これから登る人が沢山!途中にあるビアガーデンで夕日を見ながら1杯飲むなら、これくらいの時間が丁度いいのでしょう。でも。すでにビアガーデンは長蛇の列だよ。イヒッ★(笑)時計を見ると時は16時ちょっと前。いつも長蛇の列になっている高尾山駅前のお蕎麦屋さんに入ってみることにしました。お昼時を外したこの時間帯は比較的空いているらしく、10分ほど並んだだけで店内に入れました。ここでレンズは12mmにチェンジ。12mmはこういう俯瞰写真が座ったまま楽勝で撮れるから素晴らしい。ちなみに友達が頼んだ温かい天ぷらそばは、揚げたての天ぷらがお蕎麦と別に盛り付けられているという素敵なスタイル。温かい天ぷらそばって、おつゆで天ぷらの衣がぐちゃぐちゃになっているから自ら注文することはなかったのですが、別盛りのスタイルならそれは絶対美味しいに決まっています。私もそちらを注文すればよかったなぁ!と後悔しつつ、ちょっとどんぶりを奪って味見をしたのは言うまでもありません。噂通り、どちらも美味しかったです。今回のフォトトレッキングは、登山用に買ったウエストポーチに交換レンズを入れて使ってみました。単焦点レンズが2本楽勝で入る上に、ポーチがからだの前にあるからレンズ交換がとても楽。おかげで撮りたいものに合わせてレンズ交換することができました。これからはウエストポーチに交換レンズを入れて出かけよう。ということで。今シーズンの紅葉狩り的フォトトレッキングはこれにて終了。たぶん。次はどこに行こうかなあ。(#^^#)
2018.11.26
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その日はなぜか早くに目が覚めて、そっとカーテンを引くと空模様は晴れ。うっすら冷えた空気にすっかり秋めいた匂いを感じ取った私は、迷わずざっくり編まれた七分袖の真っ白なニットとタイトなパンツを選び身支度を始めた。歩く気満々な時の足元はトレッキングシューズに限る。相棒のカメラを斜め掛けにして、向かったのは昭和記念公園。ターゲットは黄色に染まった銀杏並木。ということで。去年も一昨年も銀杏を撮影しに出かけると、すでに葉っぱが落ちてスカスカになっていたという失敗があったので、今回は失敗しないよう早めに出かけてみました。(笑)行ってみれば早めどころか、今が真っ盛り!そして落ちた銀杏の実の強烈な臭いも真っ盛り!この公園の銀杏並木は、ぐちゃっと潰れた銀杏の実を踏まないように歩くのが不可能なくらい銀杏が落ちているんですね。トイレには「ここで銀杏を洗わないでください。」という張り紙があるほど。なのでここでお散歩している犬の足も、ぜ~~ったい銀杏臭くなっているに違いありません。(笑)銀杏臭い肉球。。。ぷぷぷ。。。話が反れてしまいました。撮影の話に戻しましょう。まずはカメラにつけっぱなしになっている12mm単焦点レンズで、12mmが得意とする真下から煽った構図。12mmでのこの構図、大好き。そうしてそのまま正面に向けて並木道を撮影したら、こう来るかー!銀杏の木も枝も葉っぱもスカスカに写っちゃいました。やっぱり銀杏並木は、銀杏のトンネル状態で撮りたいもの。急いで40-150ズームに取り換えて撮影。予定通り、引き寄せ効果で銀杏がぎっしり!な画にはなったけれど、人も顔が判別できるほど大きく写っちゃうのは大問題。画的には、こういう親子の平和な光景は好きなんですけどねぇ。。。やっぱり人は特定できないくらい小さく写ったほうがいい。ってことで、また12mm単焦点に戻しました。銀杏の枝がスカスカにならない角度や場所を探し、道路に落ちている銀杏の葉っぱと影を手前にしたら、人が遠くに小さく写って、写真をブログにアップしたい私には都合のいい構図になりました。(#^^#)黄色に色づいた葉っぱがぎっしり!な感じは控えめだけど、最初のスカスカな感じよりはいいかな。(笑)最後に銀杏の枝をアップで。銀杏並木を撮り終えて、移動しちゃってから気が付きました。SSモードで、人だけブラして撮れば良かったと。。。この失敗、覚えておかねば。←と思うんだけど、いざという時忘れちゃうから困ったもの。日本庭園ではモミジ祭りをやっていて、赤く色づいたモミジが見事でした。盆栽も秋めいたものが展示されていました。柿が生っている盆栽。今年の秋は天候の変化が激しくて紅葉の時期がはっきりせず、もしかしたら今年は見逃してしまうかも。。。と思っていましたが、なんとか間に合いました。もう一回、秋の風景が撮れるといいなあ。(#^^#)
2018.11.12
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この日出かけたの目的は観劇。で、観劇の前に腹ごしらえをしようと、飯田屋さんに向かいました。どぜう鍋、初体験!すき焼きみたいなコッテリした甘辛い味を想像していたのですが、上品で奥深い味わいでとても気に入ってしまいました。リピート決定!おなかが満たされ、まだ時間があったから浅草寺でお参りなどを♪と思って歩き出したら、運のいい私。またしてもパレードと遭遇しちゃいました!江戸時代の人々の恰好をした人がぞろぞろと。旅人に扮した子供、駕篭の中で寝ちゃってるし。(笑)帯を前で締めているのは遊女という設定?でも江戸の遊女は基本、足袋を履かないのが通常だったはずなんだけど、足袋と草履を履いてるねぇ。なんの設定なんだろう。その後ろに町娘。カメラを向けたら目線をくれました。ありがとう。六区のあたりまで来たら、今度は弘前ねぷた祭と遭遇。こちらはネットで見かけていたので、情報は持ってました。雨がぱらついて一度はビニールをかぶせられていましたが、スタート直前に雨がやんで姿を現したねぷた。掛け声と一緒に練り歩き。お囃子軍団もぞろぞろと。ねぷたは浅草の狭い道を練り歩くために小さいサイズのものをチョイスしたらしい。雨で中止になるのかと思っていたら、雨が止んで実行となるとは、やっぱり私はツイてますねぇ。この日の一番の目的は中村座で観劇。歌舞伎をたっぷり堪能して芝居小屋を出ると外はもう真っ暗でした。浅草寺がライトアップされていて、テンションあがりまくり!本堂と五重の塔。扉が締められた本堂。境内側から見た宝蔵門。お店のシャッターが下ろされた夜の伝法院通り。空いているとは言え、カメラをじっくり構えようとすると人がぶつかってくるので、撮影モードはカメラ任せのi-AUTO、AFも画面タッチで簡単に撮ってきました。夜の浅草寺はロマンチックな雰囲気を持っていたんですねぇ。(#^^#)
2018.11.05
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そこそこなお天気の日曜日。とりあえずカメラをぶら下げて銀座三越まで。出口から外に出ると、おまわりさんが沢山いてパトカーの姿まで見えてきたので、おおお!銀座の真ん中で大事件か?!と野次馬根性丸出しにワクワクしながら道路に近づいたら。。。Zのパトカーが2台!どうも、私はどこに行っても、知らない人が近寄ってきて何かしらお教えてくれるという、教え魔?をひきつける何かがあるらしく、今回も「うまく撮れました?Zが2台連なって走行するのってすごく珍しいことなんですよ。」と、警備している人が教えてくれました。(笑)パトカーの後ろに頭数は少しだけど、騎馬隊。お馬さん、歩きながらポトポトと落とし物をしていましたが、そこは見なかったことに。(笑)これで終わりだと思ったら、遠くから音楽隊の演奏らしき音が少しずつ近づいてきて、警視庁の男性だけのマーチングバンド。続いて警視庁の女性だけのマーチングバンド。警視庁のパレードなのねぇ。と思いながら、そこから移動しようとしたら、どうやらお祭りだったらしく、カメラを持ってきて良かった!と強烈に実感。そばで配られていたお祭りのパンフレットをチェックすると、このお祭りは「日本橋・京橋まつり」というタイトルで、パレードをメインに、食のブースや演舞のブースが用意された、日本の踊りや伝統あるお祭りを集めたものでした。知らずにでかけて遭遇するだなんて、運の強い私らしい。(笑)とはいえ、時間はお昼。おなかは空いてきたし、ごはんの前に目的のものを見に行きたいしで、お祭りは気になるけどとりあえず移動。三越に入る。目的は買い物。。。ではなく。天女のオブジェとパイプオルガン。。。でもなく。写真展!三越のカードを見せると入場料無料ってことで、無料で入場。中は撮影禁止なので、お土産写真はありませんが、ライカで撮ったカラー写真はフジフィルムで撮影されたもので、どれも飾りたいほどお洒落なものばかり。人が入っている写真なんか、普通にしているのにポーズを取っているかのようなカッコよさ。しかもそれは老若男女問わずなんだから、パリの人の美意識とそれを切り取った木村伊兵衛さんのセンスの良さに感動しちゃいました。それから、色の雰囲気の良かったこと!少しふわっとしたレトロな写り方が、パリを切り抜いた雰囲気にとても合っていて素敵で。一発勝負のフィルムカメラでここまで撮ってしまう撮影技術の高さと、感度の弱いフィルムでここまで表現する現像技術の高さにもため息が。特に人を入れてセンス良く切り取った写真は参考になるものばかりで、機会があれば真似をして撮ってみよう!と思ったくらい。そんな素晴らしい写真をたっぷり見ることができた写真展でした。外に出ると、まだお祭りは盛り上がっている真っ最中。全国のお祭り・踊りがここに集結。かっぽれの軍団は、違う意味で見ごたえありました。理由は書けないけど。(笑)パンフレットを見るとまだまだ踊りのパレードは続いたのですが、空腹に勝てずごはんを食べに移動。撮影したい意欲はあっても食欲には勝てないValsなのでした。(#^^#
2018.10.29
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紅葉が始まるとケーブルカーで登れる1000m未満の山は大混雑してしまうので、今のうちに!と、筑波山にアタックしてきました。筑波山をお出かけリストに入れたばかりの時は、ケーブルカーで楽~に登れるのがいいなあと思っていたのに、お道具を揃えてしまった今は、自力で歩いて登るのが当たり前♪な感覚に。バリバリのインドア系夜遊び派だったのに、変わるもんですねぇ。(笑)というわけで、早起きをして車で筑波山のふもとまでGO!コースは筑波山神社から筑波山頂上の一部の女体山頂上と男体山頂上を制覇して下山。。。な感じのコースをチョイスしました。まずは筑波山神社で狛犬のセクシーなお尻を拝みながら撫で撫でして、無事な登山ができますようにとお参り。(笑)こんな挑発的なポーズをされたら、やっぱりこの角度で撮るしかないですよね?(笑)神社の脇道からすぐのところに入山口。そこから登山スタート。木々の隙間から見える景色を楽しみながら、ここで白蛇を見ると財をなすことができるという白蛇弁天とか、石が落ちてきそうで弁慶も通るのにびびったという弁慶七戻りという巨大な石とか、女体山からのコースはこういった言われのある巨大な石が所々にあって、楽しみながら歩けました。とは言っても、こういう巨大な石のある山は足元にも大きな石がゴロゴロしていて、石&岩登りの連続。足首をひねらないよう、充分な注意が必要です。そうしてスタートして2時間ほど歩いた場所から見えてきたのが、この岩山でした。大きく伸ばさないと見えないのですが、山のてっぺんの岩の先っちょに人が立っているんですねぇ。そう。この山が女体山だったのです。山登りには行くけれど、実は私、高所恐怖症。だけどここまで来て登らないもの悔しいので、ひたすら目指しました。女体山は山肌を回り込みながらジグザグに登るのではなく、垂直に近いコースをよじ登る感じで、富士山の時の命がけだった岩登りを思い出しました。頂上に神社。ここでお参りをしてご朱印も頂いて、いざ頂上の頂上へ。お社の裏が頂上です。人が立っているところにちょっとだけ柵がありましたが、頂上の岩の上は安全対策のものは何もなく、真下は絶壁。先のほうは絶景。どんだけ怖かったのか、どんだけ足がすくんでビビったのか、この写真の傾き方でわかるかと。(笑)ブレないで撮れたのは、iオート&モニタータッチでピント合わせをして、完全自動モードで撮ったから。あまりの怖さにさっさと退散したのは言うまでもありません。私、飛び込み自殺は絶対できないわ!と思いました。マジで。(笑)そうしてまた歩き出して遭遇した山のお茶屋さんでお昼ごはん。小麦粉のつなぎがた~~っぷり入ったうどんの太さの太~~いお蕎麦。山でのショクジは「食事」ではなく「食餌」なんですねぇ。だから、温かいものが食べられるのはとっても貴重なこと。。。と以前、山岳ガイドさんから教わっていたので、下界では食べないものを食べるという、面白い体験として受け止めながら頂きました。(笑)食餌が済んですぐ男体山へ向かうと、15分ほどで展望台に到着。この隣がケーブルカーの駅、お土産屋さんとお茶屋さんが何軒か連なっていて、トイレも充実。観光の人はここでウロウロしながらお土産を買ったり食事をしたりして筑波山に登ったことにして、またケーブルカーで下山するようです。BB25さん!この展望台までなら楽~に登って、絶景が撮れますよ~。(#^^#)で、この展望台の向う側のすぐのところに男体山の登山口。ここも急な上り坂で足元は木の根っこと大きな石と岩。滑り落ちないよう気を付けながら30分。男体山頂上からの眺めもこんな感じ。手摺りがあるから、「さあ、皆の者よ!よーーく聞け!私が神である!地球は私を中心に回り、私の思うことが法律であ~~る!」と余裕でぶちかましたのは、女体山でびびりまくっていたこの私です。(笑)男体山の下山は登りとは対照的で、長い階段で降りたあとは木の根っこがぼこぼこした道が続き、ちょっとだけ楽。膝を柔らかく使って関節痛が出ないよう気を付けながら歩きました。そんな道の脇の木々の隙間にケーブルカーが通っているのが見えて大興奮。また見えたら撮りたいなあと思っていたら、ケーブルカーの撮影スポットが用意されていました。ここだけ線路がダブルになっていて、登りと下りがすれ違うんですねぇ。7分待てば、その瞬間が見られると教えてもらい、待つことに。撮ったどーーーー!\(^o^)/逆光だったからどうなるかと思ったけど、撮れていて嬉しい。大満足し、再び怪我しないよう気を付けながら下山道へ。無事下山できたことを感謝して、筑波山神社にお参りをして帰ってきたのでした。駐車場に向かうと夕日がキラッキラ。筑波山を制覇して大満足なValsなのでした。(#^^#)
2018.10.22
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週末のたびにやってくる台風。流石の晴れ女も台風には勝てなくて、引きこもりが続いておりました。引きこもるとブログネタがないから、ついついネットのショッピングサイトをさまようこととなり。。。とりあえず欲しいものリストに突っ込みまくって買ったつもりになっていたのですが。。。朝、起きたらポチした痕跡がっ!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!軽くて小型で、宝石みたいにキラキラっといていて、大人っぽさと遊び心のあるお財布を!と思って物色しているうちに、ふと、私には外国ブランドのお財布より印伝がぴったりだわ!と閃いてしまい、出会っちゃったのがこの子。実店舗まで買いに行けばもう少し安く買えたのですが、差額が交通費に相当するからネットで買っても損はないという判断から、善は急げ!っと、ポチってしまったようです。届いてみたら、やっぱりときめいちゃってメロメロ。これから先、印伝の小物に嵌まる気がして怖いー。(笑)ということで、昨日早速このお財布を持ってお出かけ。観劇した帰りに駅から見えた夜景を撮影してきました。もうちょっとじっくり設定を合わせたかったんだけど、混んでいたのでサクッと。レンズ 12mm F2.0Mモード F2.0 ISO 100 WBオート 仕上がりVivid
2018.10.09
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話題になっている、ファーストキッチンのパテで具をサンドしたバーガーが気になって仕方ないのだけれど、わざわざ食べに出かけるのは面倒だな。。と思い、自作してみることに。薄切りの牛肉にスパイスと塩コショウを振りかけてフードプロセッサーでガガガーーー!っとやって、薄くのばして焼き上げたらパテの完成。挟む具はレタスと目玉焼きとトマトとチーズ。ケチャップ、マヨネーズ、マスタード。ジャンクフードなくせに、糖質ゼロだから罪悪感なし!っていうところが気に入ったので、また作って食べよう。(笑)おなかが満たされたので、作り置き作業開始。手羽の中身は餃子のあん。。。じゃなくて、つくね。人をじゃなくて手羽を骨抜きにして中身を詰めたらオーブントースターで焼いて完成。このまま食べてもいいし、スープカレーやシチューに入れたり、温め直しをしつつ照り焼きにしたり、つくねだと使い道がいろいろあって便利なんです。私のミックスベジタブル。カラフルなサラダを毎食ごとに作るのは面倒だ。。。と思って、楽することを考えたらこんなのが出来上がってました。中身は、赤パプリカ、黄色パプリカ、オレンジパプリカ、ピーマン、きゅうり、アボカド、ゴーヤ。作り置き調理は調子に乗って作り過ぎると、日持ちの問題があるから作ってもせいぜい2日分。若い頃は料理は作りたてじゃなければ!とこだわっていたけど、もうそういうとんがった考えはすっかり消えてしまいました。人間、年を取るごとに尖がったところがすり減って、丸くなっていくもんなんですねぇ。インスタグラムにもアップしたけど、最近特にお気に入りなスープカレー。実は野菜の下に鶏肉とマッシュルームがぎっしり。カレースパイスには血糖値を急上昇させない作用があるらしく、これを朝食べた日はお昼も夜も優秀な血糖値で安定していることに気が付いて、それ以来、朝ごはんの定番になっています。コンソメスープにカレーパウダーを入れて、バター、生クリーム、コショウ、好みのスパイスや調味料で味を調えたら、お肉とキノコを入れて火が通ったらベースの完成。あとは焼いた野菜やパルメザンチーズなどを好きなだけトッピング。色の濃いスープにしたかったらトマト缶を入れればいいし、お店のインドカレーに近づけたかったらヨーグルトに漬けこんだ鶏肉を入れればいいし、お肉の種類を変えるとスープの味がぜんぜん違うものになる。作るのすっごく楽なのに、アレンジは無限!あぁ、なんてスープカレーは偉大なんだ!こんなどうでもいい話、読んでくれてありがとう。(#^^#)
2018.09.20
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