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最近、NHKのラジオが好きです。なんか最近、民放ラジオの騒々しさがキツい。なもんで、遠出する時は、もっぱらNHK-FMか、伝統の、 『NHK ラジオ第一放送』を聞きながら走ってます。そのせいか、このところ、そのNHKの公開生放送のライブに出演したアーティストに、微妙にハマってます。どこの帰りかは忘れましたが、カーラジオから流れる、NHK-FMの公開放送に出演していた 『しゃかり』NHKの好きそうな、清々しい感じの歌声、けっこう良いです。で、今回のいわき四倉の帰り、岡部から福生を抜けて帰ってくるみちすがら、ラジオ第一放送の公開放送に出演していたLuxisというユニットの 『あなたとならば』聞いていて、 (これって、昔の曲のカバーなんじゃね?)って感じの、いかにも70年代風の曲。検索してみると、昔のカバーではなく、このユニットの前身がオリジナルなんで、いわゆる書下ろし的な曲。ついつい、携帯で着うたフルをダウンロードしちゃいました。昔は、ロックがどうだとか騒いでましたが、これが“寄る年波”とでも言うのでしょうか、こういうオーソドックスな、刺激の少ない音楽が、どうにも心地よい、そんな年頃です…
2009年05月23日
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この秋、おいらの街に甲斐バンドがやってくる!20年前のおいらなら、 「うおぉぉぉぉぉ!!!!!」と、職場の先輩たちにも頼んで、発売日に“チケットぴあ”に、客先からの電話が繋がらないくらい(おそらく、そうだったと…)私用電話を掛けまくっていたと思うのですが…先週、フジTVの『ミュージック・フェア』で歌う甲斐さんを、久々に見ましたけど、思ってたほど、ガタはきてませんでしたね!いや、やっぱ、娘の“名都っちゃん”がデビューする年齢ですから、それなりに声も出なくなってるんじゃないか、と、余計な心配しちゃうんですよね、ファンとして。甲斐バンドが、一度解散して、期間限定で復活して、知らないウチに、また期間限定?で復活していました(笑)最初の期間限定の『BIG NIGHT』(東京ビッグ・サイト)頑張って、頑張って、ダイヤルしたのにアウト。プロモーターに電話して、キャンセル分を供出する日を聞き、その日、当時、めっちゃ人気のあるアーティストの発売日と重なり、難儀しながらも、どうにか“チケットぴあ”で、 2日目ではあるものの、ゲット!(ちなみにファイナルの武道館5DAYSも、 とれたのは“4日目”というツメの甘さ…)あの 『サンキュー、じゃあね!』は、絶対、 『サンキュー、じゃあね(また)!』だと信じていた、おいらの10年分の時間を埋めてもらいました。そして、今。せっかくのツアーで来てくれるんですけど、なんていうんだろ、そう、例えて言うと、 「往年の名選手の凄さを、リアルタイムで知っていると、 マスターズ・リーグで山なりの球を投げたり、 腹を天に向けて一塁に走る姿は見たくない」そんな感じ。やんちゃで、とんがってた甲斐さんが好きだったんだよねぇ…
2008年09月22日
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その昔、 『もし、無人島で、ひとりぼっちで暮らすとして、 ひとつだけ持って行ける物があったら、何、持ってく?』なんて質問を、若い頃、し、されてました。おいらの場合、たいがい、 「ブルース・スプリングスティーンの 『The River』 ってアルバム持って行く」って答えてたくらい、そういう音楽が好きでした。最初にハマったミュージシャンが甲斐バンド。そこからの流れでブルース・スプリングステイーンに走った、比較的、ありがちな流れでした。そして、あれから…最近は、娘とNHK『いないいないばぁっ!』の、 『♪ぐるぐるどっか~ん!』を一緒に歌っている自分に、妙にウケまくっています…
2008年08月31日
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嫁サンが再び入院…聞くと“切迫早産の恐れ”がどうたらこうたらで、腹の張りを抑える薬を投与しながら、病室にて安静との事。まぁ、4月に『重症オソ』で入院した時に比べたら、すこぶる健康でピンピンしているので、本人も退屈そうで 「早く出たい!」と見舞いのたびに愚痴っている状況。そんな折、わが街の文化会館主催の、毎年恒例の『第九』、一昨日からチケット発売なので、嫁サンの見舞いに行く道すがら、文化会館に寄り道して早めにチケットを購入しておきました。昨年、海老名市の『第九』を聞きに行って、 “ステージ最前列で歌ってるのに、ほとんど聞こえない”程度のソリストにがっかりしたので、一昨年のわが街の『第九』で、その迫力にビックリした加藤千春さんが、今年再びソプラノを担当するわが町の『第九』、今から楽しみです。チケットを受け取り、帰りかけて、ふと気になることを聞いてみた。 「すいません、○○○のチケットとかって…」ここへくる途中、文化会館の右階段から正面玄関に回り込んだワケなんですが、その右階段のそばに昨年のブログで“ケン”との再会を演出してくれた臨時扉がありまして、その前を通りながら (あぁ、あれから1年かぁ… いろんな状況が、また変わったよなぁ…)などと感傷にひたりつつ、ふと (ことしもやるんじゃないの?)と思い立ち、会館関係者に聞いてみた。 「はい、扱ってますよ」ってゆうか、やっぱ、今年も、あのコンサートやるんだ? 「じゃ、すいませんけど、それも1枚ください」今年もケンはゲスト出演するのかな?所属するバンドのブログ見ると、なんだかアルバム製作中らしく、プロモーションやライブなんかで、こちらには来れないかもしれないけど、もし、来れるのなら、今年はもっと近くで見てこようかな、こっそり写真でも撮ってこようかな、とか、ひとり、あれこれ思案の秋の夜…
2007年10月14日
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『N山小学校の皆さん、 下校の時間になりました。 教室に残っている人も、 校庭で遊んでいる人も、早く帰りましょう』小学校の頃、オイラは放送部だった。といっても、今はどういうシステムなのかわからないけれど、当時は、教師から任命される、クラスでの役職だった放送部。よって、運動会の時など、時間帯を割り振って、時おり、クラスを離れ本部横の放送機材ブースに陣取って『クシコス・ポスト』や『天国と地獄』など、いわゆる“それ系”の音楽をかけたりする、そんな放送部。で、オイラが一番好きだった仕事が、冒頭の『下校礼』のアナウンス。ドボルザーク『新世界より』の第二楽章のレコードをバックに、校舎内はもとより、校庭向けのスピーカーから流れる、その音声は、丘の上にあった小学校の校舎から、周囲の住宅地に響き渡る…それが、えもいえぬ快感で、そんな思い出とともに、おそらく、おいらのクラシック音楽の原体験というのは、これではなかろうか、と思われる。父子家庭だった為、授業が終わっても、ギリギリまで学校にいた。そして、下校礼が流れ、やむなく家路へ向かう。そんな時、上級生の放送部員のアナウンスとともに流れているのが、件の“第二楽章”でした。そして、6年生に進級し、放送部員となり、今度はみずから“第二楽章”を。だから、今でも、ソレ系の音楽で一番好きなのは、やはり『新世界より』。今でも、車のチェンジャーにはCDが入っていて、そういえば、現在の職場の初出勤の日も、このCDを聴きながら出社したっけ。原体験、という事もさることながら、幕の内弁当のような、いいとこどり感覚の曲と、4コマ漫画のような、わかりやすさが魅力。で、そんな『新世界より』を 『さがみフィルハーモニック』というアマチュア楽団がやるらしい。ほぉ…昔から媒体を通しては聞いているものの、生音では聞いたことが無い。ならば、と、本日、こちらの楽団の『第5回・定期演奏会』へ、相も変わらずチャリにて行ってきました。よく、吹奏楽などの演奏会に行きますけど、まあ、7割がた客席が埋まっていればいい方で、時には、 (誰か、その辺歩いてる人、引っ張って来いよ!)みたいな入りの悪い、気の毒な演奏会も多々あります。が、こちらの演奏会、最後列の立ち見はもとより、通路にまで座り込んで聴いているオッちゃん、オバちゃんまでいる賑わい様。まるで、 “文化事業で楽団を呼んできた、おらが村の演奏会”みたいな、ほほえましい光景。おそらく、戦後の復興時期なんか、こんなような演奏会とかあったんだろうな、と、一人また、勝手な妄想をおっ始めてしまう、そんな“いい感じ”な雰囲気。おまけに演目がまた、例えていうと ファミリーレストランのメニューのように、ポピュラーで、誰もが知っているような作品。まあ、楽団の勝手でしょ、とばかりにマニアックな曲を自己満足でやって “頑固オヤジの不味い店”状態になっちゃう楽団とかもあろうかと思いますが、こういう、クラシックという分野の敷居を低くしてくれるような姿勢、好きです!そういう取り組み方が“通路の座り見”まで出ちゃう人気の秘密かもしれません。極めつけは、アンコールに『ラデツキー行進曲』!わははは!もう、いうことナシって感じですね!数名来ていた、いわゆる“未就学児童”と呼ばれる小さな子供達もノリノリ。演奏の内容はともかく、マニアではないオイラみたいな輩でも、十分楽しませようとしてくれる、彼ら“素晴らしき音楽野郎達”に ブラボー!!! 本日の走行距離…39km(いちおう、お約束で…)
2007年05月20日
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最近、 『お気に入り日記リンク』に追加した杉山清貴さんのブログ。楽天広場からのメール、大変申し訳ないけれど、読まずに破棄することがほとんどですけど、たまたま開いたら、氏が楽天でブログを書いているとの事。二十歳そこそこの頃、深夜残業を終え、帰宅して聴いたラジオから流れるデビュー曲『サマーサスピション』で氏の存在を知り、ソコを皮切りに、その他のヒット曲も聴き (東京モンは、こげなお洒落な恋愛ばするとたい?…)と、まあ、すでに九州弁は抜けていたんですが、そんなような事を考えたりしながら、氏の曲を聴いておりました。それでも、 「あ、杉山清貴のファンです」と声高に自己紹介するほどのファンでもなく、なんとなく聴いてる感じ。で、ふと気がつくと、あれからン10年、今でも車のCDチェンジャーには、相変わらず、数枚のCDから選りすぐった氏のベストを入れて、聴いています。なんていうんだろう、 “バカ売れはしないけど、確実に捌ける上質な逸品”的な音楽で、今風の“売らんが為のアクの強さ”の無いところがよい。で、冒頭のブログ。読んでみると、なんとも『食い物』に関するネタが多いような…おそらく“そういう部分”での周波数が合うところが、おいらが氏の音楽を飽きない理由なのかも…
2007年04月27日
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夏以降、どうも会社としての“仕事の取り方”というものが、おいらが入社した頃とくらべて、あきらかに変節している。ま、ひらたくいうと、従来の“焼き畑農業的”手法に加えて ダボハゼ的に、ありえない内容の仕事にも果敢に食らい付くようになって、おかげで、毎日、毎日、遅くまでの残業…よって、このブログも旅先からのメール更新くらいしか、きっかけがつかめず…それでも、どうにか今週あたりから、ボチボチとパソコンに向かえる日があったりしたので、今日も。ようやく、演奏会シーズンがやってきましたね。夏場とかも、探せば、ほんとポツポツとは見つかるけれど、この時期のように“よりどりみどり”ではないので、こちらの都合などとの兼ね合いで、結局は春先以降、まったく演奏会というものに行っていない。わが街の『第九』も、去年の「ヒョポー!」に懲りたのか、今年は地元オーケストラではなく、神奈川フィルだかが来るらしい。(当然、料金も跳ねあがることに…)さて、もうすぐ、おいら待望のコンサートがある。アマチュアのビッグバンド・ジャズのコンサート。実は、このコンサート、去年も聴きに行こうと思っていた。が、会場が小ホールだったので、 (その程度の企画だから、当日の開演後でもOKだろ?)なんてタカをくくっていたら、なんと、数日でチケット完売!主催者の 「ひょっとしたら、当日券が出せるかも?」のインフォメーションに、当日、わざわざ会場まで出向いたが、会場入り口の“本日は、当日券の発売はありません”の立て看板に意気消沈で帰宅してから、はや一年。今年は、入れ物も大ホールに変わり、そうそう入手困難ではなかろうが、去年の轍は踏まじと、早々にチケット入手。それこそ簡単に、安価に手に入るチケットだけれど、おいらには、かけがえのないプラチナ・チケット…いよいよ、今年も一ヶ月とちょっとだなぁ…
2006年11月17日
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旅って、行く前…その準備段階から、その楽しみは始まっているワケで。旅に持っていく音楽の用意も、けっこう楽しい準備のひとつ。5月の連休は岩手県がメインの行き先だったんで 岩手→宮沢賢治→銀河鉄道の夜→銀河鉄道999という、あまりにも安直な連想ゲームで 『銀河鉄道999(ゴダイゴ)』を“朝イチ景気づけソング”にあてて、嫁サンに呆れられつつも、道の駅を出る時にかけて 「っしゃあ!今日も走るぞぉ~!」と、一人盛り上ってました。で、今回の“朝イチ景気づけソングは、余計な連想ゲームもなく、単純に、 『男達のメロディ(SHOGUN)』そう、日本テレビ『鉄腕DASH』のソーラーカーの旅企画のバックで流れているアレ。なんとなく、夏の晴れた道を疾走するにはぴったりかな、なんて考えまして。が、そんな“朝イチ景気づけソング”も、まだ体力充分の朝イチには 「っしゃあ!」みたいな気持ちになりますけど、もう、精も根も尽き果ててしまう頃にははっきりいって、うざい…結局、そんな状況下になると、聴く音楽は姫神…深夜の国道を、カーナビの『到着予定時間』を見ながら、ただひたすら走りつづけるときには、このくらいゆったりとした曲でないと、疲れちゃってしょうがない。が、今回、島根県は道の駅・夕日パーク浜田を出て、翌日の行程を楽にする為に、走りに走った634kmの後半は、その姫神でさえ“疲れる”状態に。で、チェンジャーに入っていた 『北の国から』(サントラ盤)これが、なんとも、いいカンジで疲労を癒してくれる。結局、愛知県の道の駅・デンパーク安城に着くまで、リプレイ、リプレイで、都合5周くらいは聴いてました。ま、おかげで、事故無く目的地に着けたんですけどね。ただ、これって、周りに言わせると 「かえって眠くなるんじゃない?」との事。そういうもんなのかなぁ…
2006年08月21日
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あれれ…数日間、更新しなかったら、また、なんか管理画面が…まったく予定の入ってなかった土日休み。今日の神奈川県地方は、ほぼ1日『10%』の降水確率。が、12時から18時の間だけ、なぜか『50%』。よって、サイクリングはナシ。(実際、昼頃に雷雨…)じゃあ、演奏会でも?と検索するが、シーズンをはずれてしまったようで、以前は 「どの演奏会にしようかな?」状態だったのが、まるで無い…よって、本日は、たいした行動も無く、近所のジャスコに食事と買出しにでかけたのみ。夜も更けて、この時間に、ふとパソコンに向かい 「昼間は温かいけど、夜は冷えるなぁ…」と思った瞬間、十数年に渡って記憶からあぶれていた ブレッド&バターというグループの曲が無性に聴きたくなった。なかでも、アルバム『マンデー・モーニング』の 『惑星1999』が、どうしても聴きたくなった。ダウンロードサイトに無いか探したけど、無かった。さわりの部分だけなら、試聴できるサイトがあって、ほんとうに“さわり”の部分だけ聴けたが、足りない。かといって、その1曲だけの為にアルバム買ってくるのもなぁ…春から夏にかけての、明け方の“この辺りの海”のイメージそんな感じなんだよなぁ、このグループ(ってか、このデュオ)。いや、完全に忘れてたのに、この曲…なんか、いきなり、スイッチ入っちゃったよ…
2006年04月08日
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演奏会ハシゴ2日目、厚木市文化会館まで 『アウロスウィンドオーケストラ』さんの定期演奏会を聴きに行った。ウチから会場までは車で20分くらい。着いたのは、ちょうど開場の12時半頃。ロビーの自販機でカップのコーヒーなんか飲んで時間をつぶして、さあ、中へ入って、適当な席を押さえて、開演を待ってたら…おいら達の右前方すぐの席に うわ、やばいじゃん、いわゆる“未就学児童”ってやつじゃん!おまけに、手にはウルトラマンと思しき人形なんか…昨日の、 『某音楽協会会長の“明治の進軍ラッパ”調のホルンソロ』付きコンサートでも、この“未就学児童”が、途中で飽きて前の席をコンコン蹴りだして、けっこう気になったりしてたんで、慌てて、この子の御一家から、かなり離れた場所へ“お引っ越し”さあ、ここなら大丈夫、で、コンサートは始まる。 いや、なかなか楽しくて良かったです、ほんと。最後の方で、ちょっと上手くいかなかった部分もあったけど、総じて“すんなりと曲に集中”できた、よい演奏でした。後半のあたりで、ホール後方から子供のむずかる声…あちゃ~!やっぱ来たか?いやぁ、移動しといてよかった!離れてるんで、そんなに気にもならなかったしね!ようやく、先週の 『1曲だけ』のフラストレーションを解消させて頂けました。帰り際、アンケート用紙に 「次回も必ず聴きに行きます!」って、書いて来たんだけど、次回予定が5月7日…ん?ゴールデンウィークじゃないですか!あ、おそらく車旅に出かけるから… 訂正! 「次回の“その次”は、必ず友人知人も連れて聴きに行きます!」
2006年01月22日
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頌 春 皆様の御多幸と 益々の御発展を願い…って、ウソウソ!我が茅ヶ崎市も久々の雪で、街の風景が、あたかも “地方のTV局にありがちな、 静止画像による土建屋なんかの新年広告”みたいな感じだったので、なんとなくソレ風に入ってみました。さて、今日は先週のリベンジ第一弾、室内管弦楽のコンサート。はっきり言って、いつも行ってる吹奏楽に比べると、どうしてもマニアックな世界っちゃあ、マニアックな世界です。そう、よくホテルの朝食バイキングのBGMでかかってる、アレ。当然、客層も、いつもとは違う感じで客席後方から見下ろすとかなりの数の“男性頭皮”が視界の中に…(ひらたく言うとハゲ!ハゲがいっぱいおったの!)また、その他“躾も出来んのに英才教育やってる母子連れ”とか、ね。(ものの30分もせんうちに子供は飽きるからねぇ…)降りしきる雪の中、だいぶ腰も良くなった嫁サンと徒歩にて、いつもの市民文化会館まで向かい、寒い中、歩きつづけて入ったホールはポッカポカ。そこへ朝食バイキング・ミュージックの波状攻撃…もおね、ダメね、これ。けして音楽が退屈とかいうんじゃなくて 気持ち良すぎ~まあ、なんとか居眠りまではしませんけど、気がつくと口の中に大量のヨダレがたまり、慌ててすすり上げたりして… “強引に自分のソロを入れさせた”っぽい、某音楽協会会長のホルン・ソロは素人のオイラが聴いてても失笑ものだったんで
2006年01月21日
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去年の12月、2005年の“生音楽”聴き納めに、アマチュアのビッグバンドジャズを予定していたのに、車探しを優先させた為、結局は、あの “レーザーラモンで悪ふざけ”オーケストラが“聴き納め”になっていたので、そろそろ、また生演奏を…で、新年一発目は、毎度毎度の近所の市民文化会館で、湘南地区の高校や中学校なんかの合同での演奏会でも、と。文化会館のHPにて開演時間等を調べて見ると 10:00-18:00 とあった。うっわぁ!すっげぇ“長丁場”でやるんだなぁ…かといって、そんなモン、いくらなんでも全編通して、ってのは…って感じで、嫁サンに 「どうする?何時くらいから行く?」と、あくまでも“腰をいわした”嫁サンを優先すると 「まあ、3時くらいでいいんじゃない?」との事。たしかに、ものの2時間も聴けば、とりあえずは満足。じゃあ、そのくらいにしましょかね、と3時くらいから呑気にバス停へ。(いつもは徒歩だけど、嫁サンが“腰をいわして”いるので…)いつもにも増して渋滞している道路をチンタラとバスは進み、ようやく 15時35分文化会館着。さあ、入ろうか、と、ドアを押そうとすると“ドア番”の女子中学生に 「すいません、この演奏が終わるまで待ってください」と制せられる。なるほど。そういうとこ、しっかりしてるのね。で、待つ事2分弱、演奏が終わり、ホールの中へ。 おお!さすが、何校もまとめて出演する演奏会、親御さん達の数もハンパでないらしく、2階席なのにビッシリ。ようやく2人分の席を見つけて陣取り、演奏に耳を傾ける。いいね、いいね!新年一発目だからか、なんか細かい音符の多そうな難しそげな曲だけど、ソロのところで“音がはずれ”たりすることもなく、大変良い演奏で。ああ、やっぱ、ホールで聴く生演奏はサイコーだなぁ!うん、うん、いいよ、いいよ!さあ、次は、どんな曲かな?(その時、館内にアナウンス) 「これをもちまして、本日の演奏を終了させて…」えッ?なに?どういうこと?いやいや、まだ、16時にもなってないじゃん?っていうか、たった今、来たとこなんですけど?あ、いやいや、ちょっと、え?もう帰るの?うそ?あららら~!ホントに帰っちゃう?あ、そう?“腰をいわした”嫁サンいわく、 「あれ(文化会館のHP)ってさ、 要は“その時間を押さえてある”ってだけの話じゃない?」なるほど、そうか!たしかに、何校も出演する演奏会だと“ケツ”も余裕もって時間を組みたてないとイケナイだろうし…そんなこんなで、今年の初“生演奏”は、見事に “一曲だけ”と、あいなりました。くやしいので来週は 土曜日=室内管弦楽 日曜日=吹奏楽とハシゴしてやる所存であります!ちっくしょ~!
2006年01月15日
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以前にも一度書きましたけど、周期的に無性に聴きたくなる 「合唱・管弦楽による『西海讃歌』~佐世保市民に捧ぐ~」こと、 『西海讃歌』という“長崎県の県歌”といっても過言ではない曲。 “空いっぱいに空があるように 海いっぱいに海があるように 人よ心いっぱいに 美しい心をもって この空を この海を この土を 愛そう”で、また久々に検索してみたら、昨年、“西海国立公園50周年”の記念とかで、枚数限定ながら、CDが発売された、と。ならば、さっそく!と、昼休みに、調べておいた佐世保市のCD屋サンにTEL…2軒とも、半笑いで 「いやあ、もう無いですよ(笑)」あ、あ、そうですか…いやいや、そんな、半笑いで言わんでも…そりゃ、情報の入手が遅すぎたんでしょうけど…ショック…
2006年01月12日
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おいらの住んでる茅ヶ崎市は、東西でいうと神奈川の真中。なもんで、その周辺の“中堅クラス”の都市まで交通の便がよい。そして、そんな中堅クラスの都市には必ずホールがあって常に、なにかしらのイベントが行われている。 “スピーカーのコーンの振動より 生の楽器から出てくる音を聴きたい…”と考える最近のおいら、探せばナンボでもコンサートはある。で、本日は伊勢原市と厚木市で、それぞれ地元大学・吹奏楽部の定期演奏会が。伊勢原市の方に魅力を感じたのだが、駐車場が狭く 『公共交通機関をご利用下さい』との注意書きがあり、ならばと、駐車場の広い厚木市へ。いや、実際、厚木市文化会館といえば、およそ20年ほど前に谷山浩子のコンサートに行って以来。そうそう、当時はまだ『ぴあ』はあっても『チケットぴあ』は存在しない時代、チケットはプレイガイド、もしくは、彼女のようにマイナーなライブは現地で購入する、と。それはさておき、今日は “スポーツ競技で応援団が、とある野菜を持って踊る”ことで有名なT農業大学・厚木キャンパス吹奏楽部の定期演奏会。 先週より、世間的には有名な大学の吹奏楽部なんで、そこそこ期待してはいたんですが…なんだか『学園祭』や『部員勧誘イベント』の延長みたいで、どうも…技術的な部分は、素人のおいらが、どうこういうのもナンですが、先週の大学との比較でいうと『???』まあ、同好会から昇格して年数の少ないバンドって、こんなもん?そういう技術的な面の不安への“保険”なのか、最後は… レイザー・ラモンですから…“ユーモア”と“悪ふざけ”は…ね。それも高い技術のあるバンドがやるのなら、ともかく…なにより、今回は 「会場内でのビデオ撮影は、所定の場所でのみなさって下さい、 その他の写真撮影は、かたくお断りいたします」とのアナウンスがあったにもかかわらず、OBなのか、メンバーの彼氏なのか、おかまいなしで フラッシュ焚きまくりで、写真を撮りつづけてる。『割れた窓ガラス』ではないが、そうなると父兄とおぼしきハゲたおっさんが、自慢の一眼レフで、またまた フラッシュ焚きまくりそして、も少し前の方でも フラッシュ焚きまくりもう、際限ありません…『有名人の婚約記者会見で“指輪見せてくださ~い”』状態で、まったくもって曲には集中できなかった。子供の(彼女の?)晴れ姿を記録にとどめたいのは理解できるが、ただ、その、記念すべき演奏を多くの人に聴いてもらいたい、という気持ちにはならないのだろうか?先週の大学の演奏会でも、エンディング間際で写真を撮っている父兄と思しき方は、数多く見受けられたが、誰一人、フラッシュは焚いていなかったぞ!帰宅後、教育テレビで『NHK音楽祭』というのをやっていた。どうにか“口直し”ができた気分だった。
2005年12月18日
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『焼き畑農業』の我が社も、ようやく暮れの賞与が支給され、忘年会も行われました。(去年は、川っ淵の工場の前で、夜にバーベキュー! 今年は、どうにか“屋根”と“壁”のある場所でした)先月末から、また、アホみたいに仕事が入っていたので今日17日は、本来は休日ですが、出勤させられるだろうと、ある程度ハラは括っていたのですが、あにはからんや…で、とりあえず、車がだいぶ前からオイル漏れしてたので、イエローハットで、1本6300円の漏れ防止剤を購入、その足で、会員になってるセルフスタンドへ行き、オイル交換。(こちらの方が安く上がるので…)漏れ防止剤を入れ、ひとまずは一件落着。さて、まったく予定も無かった今日。愛川町の回転すしへ行くにも、ちょっと時間が…あ、そういえば、いつもの市民文化会館で今夜はサックスのコンサートやってたっけ!というわけで、またまたいつもの…今夜は地元のサクソフォン・カルテット。まあ、例によって“タダ”だし、小ホールでこじんまりと聴くのも、いいかな、と。思い込みとは不思議なモンで“サックス4人”ときいて、完全に “オッサン×4”を想像していたら、受け付けでくれたプログラムには女性4人の写真が… (なんだ、女か?)と『田嶋陽子サン』が聞いたら怒り出しそうな、でも、それが率直な感想だった。なんとなく、 “女性4人で、小ホールでコンサート”というと、イメージ的に 「ええ、○○ちゃんからやってよ~!」 「うそ?あたし?やだ、△△ちゃん、お願~い!」 「あ、すいません、間違えちゃった、あはは! もっかい、最初から行きま~す!」みたいなのを、つい、想像しちゃいまして…いざ、コンサートが始まって、彼女達の演奏を聴いたらいや、じつに外連味のない、よく練習された演奏で、 (へえ~、サックス4人だけで、こんな音が出来るんだ)と、感心させられました。結局、1時間半くらいの、予想どおり“こじんまり”とした、お客サンも、そんなに多くないコンサートでしたが、冬のひととき、なんだかホッとさせられる、良い演奏でした。次回の演奏会も決まったら“お知らせ”を頂きたく、アンケートの 『よろしかったらアドレスを…』の欄に、きちんとメールアドレスを書いて提出してきました。
2005年12月17日
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生きていれば、なにかと“辛い事”“しんどい事”などがこっちは“別に用も無い”のに、向こうから勝手にやってくる。そんな時、過去に通り過ぎて来た “それよりもっと”辛かった頃、しんどかった頃を思い返して (うん、あの頃にくらべれば、まだマシだ…)と、立ち直りのきっかけを作る。女々しいようだけど、こういう“やり過ごし方”も、あっていいと思う…役所に提出する大事な書類が見つからず、家中をくまなく捜したが、結局見つからなかった。そのかわり、こんな物が出てきた…有名どころ、鳴かず飛ばず、その他いろいろ。どういう経路でコレを入手したかは定かでないけれど、(当時~十代半ば~は、めっちゃ貧乏でしたから、誰かのを…)どうして、これが欲しかったかは覚えている。永井龍雲の『道標ない旅』が好きだったから。(顔を上げなきゃ!目線を上げなきゃ!)と、もがいていた “あの頃”少なくとも、今の方が充分、シアワセだ…
2005年12月15日
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こんなタイトルだと、なんか “よからぬ方法”を使ったように聞こえるが、ただ単に無料のイベント。“いつもの”市民会館で近所の大学の吹奏楽部の定期演奏会。最近、日テレ『笑ってコラえて』なんかで吹奏楽部の特集やってるし、おまけに“タダ”効果の大入りで、入れないかも…なんて心配してましたけど、まあ、ゆったりと座って聴けました。で、感想なんですけど、今回の指揮者、元はマリンバ奏者(ビジュアル系の)だそうで、白の派手な上下で登場した時は、さながら “ナンバーワンホストの誕生日イベント”っぽくて、ありゃりゃ?と思っちゃいました…途中、なぜか、その“指揮者”が、お得意のマリンバの演奏もやったんですがあら、びっくり!っていうか、マリンバじゃないですか…マリンバですよ?そうそう“じっくり”と聴いた事って…あります?おいらは初めてです。いや、正直、感動でした。なんか、その指揮者の人のライブも聴いてみたいな、と。あ、肝心の生徒さん達、素人のオイラが聴くぶんには大変、上手で、良い演奏でした。途中、親御さん達でしょうか、携帯で撮影してる人がチラホラと見うけられたので、便乗して写真などを… 今回、また、そういう系の音楽を聴きに行ってま、そこには指揮者という方がいらっしゃいまして、こう、タクトですか?振ってるじゃないですか…言うたらナンですけど、そういう普通の指揮者を見るにつけ、やはり、先週のオバちゃん指揮者はカッコよかったな、と!またいつか、あのオバちゃんの指揮する演奏を聴きに行ってみたいと思ってしまいます。これまでは、おいらの『脳内・動物図鑑』において “カラヤン”も “小澤征爾”も “居酒屋の座敷でネクタイ頭に巻いて、 割り箸振ってる、酔ったオヤジ”も、同じ項目・同じページに載っていたんですが、あのオバちゃんによって、記述に誤りがあることがわかりました…そこで一句、 背を向けた 熟女にハマる 年の暮れ…おそまつ…
2005年12月11日
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先日、甲斐バンド復活コンサート『BIG・NIGHT』以来、およそ10年ぶりにコンサート(姫神)に行き、どうも“音楽は生で聴くほうが良い”症候群が再発したようで…とにかく、音楽に関しては雑食というか、最近の「よ~!よ~!」とか言うてるニイちゃん音楽や浜崎あゆみとかの『金切り声でキィーーーッ!』っていう系 以外なら、なんでもいいから、とにかく聴きたい…で、地元市民会館の予定を調べたら、年末恒例 『第九』をやるらしい…ってことで、チョイと行ってきました。受信料を払っていない某N○Kでは、何度も見ているけど生は初めて。 やっぱ『生』は良いな~!ただ…とあるパートが、つい吹きだすくらいヘタで(市民オーケストラだから?)そこのパートになると合唱のオジさん達もチラチラと目をやるくらいで、うまく切り抜けた時は、おそらく違う意味で会場がひとつになる、みたいな。帰ってから、めっちゃカッコ良かった指揮者のオバさんをネットで検索したら、なんか海外のとある指揮コンテストで、女性としては初めて、日本人としては小澤征爾以来2人目の優勝をした人らしい…そんなスゴいひとが、よく来てくれたよなぁ…
2005年12月04日
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やはり… 『十三(とさ)の砂山』は名曲中の名曲です!というワケで秦野文化会館(山の中で寒い、寒い!)まで行ってきました。なんか、入りが悪いようで、全席指定にもかかわらず、開演直前に係員が 「どうぞ、もっと前の方でもかまわないですよ」と、大盤振る舞いモードに。先代が亡くなって、二代目が“前衛芸術”的な方向へ行きそうな、そんな要らぬ心配をしていたけれど、うん、大丈夫。往年の名曲もきちんと入れてくれてるしね。“某掲示板サイト”では、二代目のことを、あたかも全否定するような書き込みが目立つが、聞きたい人間がいるんだから、他人がやるより息子の方が…ね。変に肩に力入れすぎずに、 “いかにも先代が作りそうな”曲をやってくれれば、こっちはオッケーですから!開演前にコンサートパンフレット(CDのおまけ付き)を買ったら、コンサート終了後のサイン会の整理券がついていた。せっかくだから、その非売品CDにサインをお願いした。サインする際、それぞれの客と一言二言ていねいに言葉を交わし、握手をしてくれた。 「コンサートは初めてですか?」と聞かれたので 「はい、長く聞いてますけどコンサートは初めてです」と答えた。すると、 「良かった曲は…」ときたので、つい 「はい、やっぱ『十三の砂山』が…」と言ってしまって(はっ!)と…一瞬だが二代目、 (やっぱ、親父の曲か…)ってな感じで、さびしそうな目をしたような気も…す、す、す、すんません!いや、二代目の作った曲も、よかったですよ!いや、まじで、まじで!同行した嫁さんの両親も気に入ってくれたようで親父さんは帰りにロビーでCDを数枚買っていた。その帰りの話。駐車場(実家の親父さんの車で行ったので)にて…カギを開け乗り込んだあと、いきなりお義母さまが、ふたたび車を降りて車体後部を確認。 「大丈夫、ナンバーあってる。ウチのだ」って、おい!他所の車なら、最初にカギが開きませんって!なるほど、やっぱ親子やねぇ…
2005年11月23日
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今週末、地元の文化会館小ホールで行われる某コンサート。出演者の名前に、ちょっと引っ掛かるものがあったので行ってみようと思っていた。ハコが400人MAXで入場料も500円。そんな(言っちゃ悪いが…)ショボいコンサートだから当日の(最悪は)開演後であっても、ガラ空きの席をそれこそ“タイの涅槃仏”のように3・4席つぶして横になって聞いてても、余裕でオッケー!みたいなのを想像していたら…すでに先週の段階でチケットは売りきれらしい…あ、そう…エラい人気やね…(by桂文珍)そうかぁ!いや、まいったな。「なんとか当日券を確保したい」とは、主催者のHPの弁。間違っても、ダフ屋なんか、いるワケ無いしなぁ。そうなると、余計に入りたくなるのが人情。ちょいと早めに、当日券狙いで、行ってみっか。
2005年11月16日
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まったく何もしない休日もいいねェ。とりあえず昨日は午前中に、おととい行きそびれた皮膚科へ。もう、帯状疱疹もひいて来て、軽く赤外線を当て薬を処方してもらうだけ。最大時には“ゆでた小豆”くらいだった個々の水疱もいまでは“梅仁丹”より小さいサイズになって乾き、ゴーヤの表面みたいだった凹凸も、つるん、と。その足で、近所の“チケットぴあ”があるスーパーへ。11月に秦野でやる姫神のコンサートチケットを買いに。ジャンルがジャンルなんで、せっかくだから今回は嫁サンの実家の両親も同行することに。長年、姫神は聴いているけれど“生”は初。音楽を“生”で聴くとなると…いつ以来だ?(指を折りながら数えてみると…) 9年ぶりだ!そう、あれは解散から10年ぶりに“期間限定”で復活した 甲斐バンドの『BIG NIGHT』に行ったのが最後だ…けっこう、若い頃は甲斐バンドのライブにハマってて、チケット発売日には10時になると会社の事務所で 03-237-××××(チケットぴあ)に何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も リダイヤルしてチケット取ってた頃が懐かしい…その点、今回なんかは、なんの予約もせずに売り場のオバちゃんに端末で検索してもらって 「まだ、ある?」ってな具合で4枚も一気に席を確保できるくらいの“ほどよい”アーティストのチケットで、よかったな、と。帰宅後、何をするでもなく、ただ、ボケーっと飯食ってボケーっとテレビ見て、ボケーっと過ごして、ヘチと散歩する。気がつけば“帯状疱疹”発覚後、初めて 『安静』にしていたりして…
2005年09月18日
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2夜連続で『姫神』話を…こういう系統の音楽の効能というと、やはり 「よく眠れる」ということになるのだろうか?事実、ウチの嫁さんも車旅の途中、姫神をかけようモンなら5分もしないうちに、口を開いたまま首を“ぐるんぐるん”させ出す。かく言うオイラも、昼休みはアイマスク装着後、5分で高いびき。これが、不思議なモンで、車旅で深夜の国道とかを走る時など、姫神を聴く事で、睡魔に襲われることも無く運転出来たりするからいったい、どうなっているのか…『姫神』の効能というと、ある事件(事故)を思い出す…当時の勤務先の後輩(部下?)が、客先との打ち合わせを終え工場に戻る途中、それも工場のすぐ目と鼻の先で事故った。いや、正確には、事故りそうになった。小さな交差点を右折する際、完全に対向車を見落とし対向車の鼻先をかすめるように通過、先方が急ブレーキで停止した為、体調が悪くてシートベルトをしていなかった先方の奥方がフロントガラスに頭部をしたたかぶつけ、フラフラしている…救急車を呼び、後輩が同乗、奥方を病院へ搬送する。実況検分も終わり、病院の場所を知らない旦那さんをオイラの車で病院までお送りする事に…いや、これが、完全に“針のむしろ”状態で…奥方の事が心配な事もあり、車内で吼える、吼える! 「なんでウチがこんな目に会わなきゃいけないんだよ!」 「病院ったって、そんな金、どうするんだよ!」とか。ウチの後輩の過失ですから、平謝りで 「すいません、ほんとに、どうも…」などと運転しながらお詫びするが、一向にテンションがさがらない。とりあえず、場の雰囲気を変えようと、苦し紛れにチェンジャーに入っていた姫神のCDをかけてみた…すると…最初は、まだギャーギャー吼えていた旦那さんが、だんだん、口数が少なくなってきた。そうこうするうちに、完全に黙り込む旦那さん。そして、開口一番 「いやあ、こんな音楽聴くと、怒りがおさまっちゃうね(笑)」お?お?お?笑ろてるで、おい! 「これは、なんていう音楽なの?」 「あ、姫神っていいます…」 「ふうん、そんなの。いいね」 「あ、はい…」 「いやね、今さぁ、失業してるからお金無いんだ… 病院代とかさ、結構かかるでしょ…」 「あ、いや、そのへんは、きちんと、こちらの保険で…」 「そう?ありがとう…」 「いえ…」 「なんか、怒鳴って悪かったね…」 「いえ…」最後は、病院に着いた時に 「わざわざすいませんね、どうもありがとう」と、お礼まで言われた。いや、しかし、音楽というものは深い…あれからもう14・5年くらい経つだろうか。当時、50代半ばくらいだった、あのご夫婦さん…今は、どうしているだろうか…あの後、早い時期に再就職できたのかな…
2005年09月09日
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帯状疱疹の“1週間分=1万円”の薬のせいか、昼食の後、エアコンの効いた車での昼寝が心地いい。もっぱら、BGMは 『姫神』そもそもの出会いは、今から20年ほど前…(この事を嫁サンは「その歳で、そういう音楽に食い付くセンスが、ある意味スゴい!」と、判断が微妙ないい回しをしている…)当時、職場にコバヤシさんという兄貴分がいた。このコバヤシさん、セミプロ・ミュージシャンで以前は音楽スクールでギターを教えていたりしていたが、講師の給料だけじゃ、生活が成り立たない為、当時、おいらが勤めていた会社の社長と友人だった為、“なぜか”金属加工業界へやってきた人だった。そんなコバヤシさん、仕事中にBGMにかける音楽もそれなりに小洒落た曲をよくかけていた。その中に、なんというのだろう、フォルクローレのような、いかにも“ああ、アンデス山脈ぅ~!”みたいな?そんなインストゥルメンタルの音楽が、おいらの心にヒットした。すかさず、コバヤシさんに 「これ、誰ですか?」と聞くと、コバヤシさんは 「もらいもんだから、わかんないんだよねェ~」 「あ、たしか『姫神せんせいしょん』じゃなかったかな?」なるほど!レコード屋さん(当時はネ!)で見た事ある名前だ。それがわかれば、あとは“レコード屋さん”へ行くのみ。とりあえず、曲のタイトルもわからないのでベスト盤を購入。あの、工場で聞いた“アンデス山脈…”の曲は入っているかな?興味津々、テープをデッキに挿入、スイッチオン! 「…」あれれ?ちぃ~っとも“アンデス山脈”のテイストが…南米はおろか、完全に 『純和風』じゃん!え~~~!うそ?ホントに、あの時の音楽は『姫神せんせいしょん』か?まいったなぁ…と、落胆しつつも“買った手前”もったいなくて聞いていたら… 『空の遠くの白い火』という曲の番になった。えっ?なに?いい曲じゃん!いや、何コレ?“アンデス山脈”を探していたおいらのココロは、一気に“冬の東北地方”(この曲、自分的には、そんなイメージでした)へ帰ってきていた。そんな感動のまま、最初からもう一度聞きなおす…いや、これって、この前のコバヤシさんのヤツよりなんか全然いいぞぉ~!何度も、何度も聞くたびに、加速度的に魅せられて…あれから20年あまり。昨年の10月、『姫神』こと星吉昭さんは58歳の若さで亡くなられた。数年前から、同じ『星』姓のメンバーがいるが、おそらく、星氏のせがれではなかろうか?ここ数年、微妙に『和』から『アジアン』な雰囲気や、その他の海外のテイストもとり入れた為、おいらが好きな『姫神』から、ちょいと離れ気味だけど 『創業者の先代』が亡くなった今、二代目の若旦那に、 『先代を超える味』を是非、創り出してほしいものです。そして、明日もまた、昼食後、薬を飲んで、この 『北人霊歌』(氏は自分の音楽を、そう呼びます)で、一眠りします。(ちなみに、コバヤシさんの“その音楽”は後に『クスコ』というグループだとわかりました)
2005年09月08日
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