インドで狼が育てた子供



アマラとカマラと名付けられて、
育てられた二人の少女は
十三歳位まで生きて結局死んでしまったのですが、
大変興味深い事が分かりました。

どういう理由で狼が育てる事になったのか、
それは分かりませんが、山奥で発見された時、
二人の少女は四足で、狼の群れと一緒に走り回っていました。

話す事は出来ず、
夜行性の狼たちと同じように、
夜真っ暗な中でも良く眼がみえました。

狼達と同じように、鼻が良く効きました。
生肉だけを食べ、
夜中に仲間を呼ぶように、遠ぼえをしていたそうです。

人間として生まれても、
人間に育てられ無ければ、
人間として育た無いのです。

でも人間は、
四足で走る事も、
真っ暗な中で見ることも出来ません。

逆に考えると、
狼少女は
人間には決して無いすごい能力を持っていたのですね。

ですから人間は、
小さい内に、環境を整えて訓練すれば、
無限の力を発揮できる可能性を、
どの子も皆持っていると言って過言ではないのです。

たまたま、アマラとカマラだけが、
狼になれる素質を持っていたと考える方が不自然でしょう。

ですからどの子も、
オリンピック選手になれるし、
どの子も画家になれるし、
どの子も音楽家になれる素質を持っているのです。

普通は、親や周りに子供をそこまで、
信じて育てる根気が無いだけのことだとおもいます。
もしくは、
楽しさを与えられず、
苦しさを与えて
嫌いにさせてしまったのでは無いでしょうか?

親があせらず、
ゆっくり子供の才能を引き出してあげれば、
(一緒に楽しみながら)
きっと子供は無限の才能を輝きだしてくるでしょう。

辛い訓練がある時期有ったとしても、
親の心からの信頼と励ましにより、
必ず乗り越えられるでしょう!

親が子供の、無限の可能性と才能を、
信じてあげられなくて誰が信じてくれるのでしょう。

もしどうしても、信じられない人がいたら、

それは自分自身を心から信じて無いのではないでしょうか?

自分自身を心から愛して無いのではないでしょうか?

まず、自分自身を愛する事からはじめましょう。




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