35歳からの不妊治療そして二人の子育て

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だだ娘豆

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2006年09月07日
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カテゴリ: 不妊治療
周期6日
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AM 成田病院にて採血およびHMGの注射 3650円

今日もHMGの注射をしました。「今日は右でお願いします。」とこれは、どちらのお尻に注射するかで、毎回看護婦さんに言います。私のお尻は左右ともアザが沢山出来てしまってちょっと恥ずかしいです。

私は、成田病院での最初の診断から「多嚢胞性卵巣」と言われています。これは、名前の通り、卵巣に卵胞(卵の入った袋のようなもの)がたくさん出来るのですが、なかなか排卵できない病気だそうです。私は自然排卵はしているので、重症ではないのですが、排卵誘発を行った場合、卵巣過剰刺激症候群とよばれる副作用をおこしやすい傾向があります。

簡単にいうと、沢山卵ができるが、できすぎて卵巣が腫れたり、腹水がたまったりします。私も過去3回の採卵では、20個前後卵が採れました。卵巣は10センチくらいにはれてしまい、腹水もたまるのでお腹は膨れ、採卵では必ず入院させられます。重症になると点滴治療(血液が濃くなってしまう)のため入院も必要になってきます。

最近の研究でグリコラン(メトフォルミン)というこれまで糖尿病の患者に使われてきた薬が、多嚢胞性卵巣(PCOS)などの排卵に問題がある女性に効果があるのがわかり、使用されるようになったそうです。グリコラン(メトフォルミン)がPCOSの女性には効果があるとされています。通常500mgを日に3度服用、4週間してからホルモン値、腎機能、肝機能などの血液検査をし、排卵状況をさぐります。

グリコラン(メトフォルミン)は、インスリン抵抗性が高血糖の原因と考えられるインスリン非依存型糖尿病の治療薬です。PCOSの病因は、卵巣内アンドロゲン濃度の上昇であり、機能性卵巣アンドロゲン過剰分泌と理解されています。インスリンは直接卵巣に作用して、卵巣内のアンドロゲン産生を促進する働きがあります。PCOSの患者がグリコラン(メトフォルミン)を内服すると、血中のインスリンが減少し、その結果、卵巣内のアンドロゲンが減少すると報告されています。
海外では、初期流産を防ぐ薬として引用されているそうです。日本では、妊娠が確認されたら服用はストップします。

説明が長くなりましたが、4月にブドウ糖負荷テストを受け、インスリンの分泌量を検査しました。前日の21:00から絶食、24:00から絶飲食で病院に向かいました。

検査の方法
採血と尿検査
サイダー(ブドウ糖)を200ml飲む
30分後 採血
60分後 採血と尿検査
120分後 採血と尿検査

結果は、糖尿病ではありませんでしたが、インスリンの結果が、空腹時は正常なものの、ブドウ糖摂取後は30分、60分、120分とも基準値を超えておりブドウ糖を分解するのに通常より多くのインスリンが出ていることがわかりました。
私は標準体型ですが、祖母、父、妹が糖尿病になっているため、遺伝的な問題もあるかもしれません。先生からは運動を適度に行い、食生活に気をつけるようにといわれました。また、先生はインスリンの分泌が多いと卵の質に影響があるようなので、糖尿病の薬を飲んでみても良いかもしれませんともおっしゃいました。

次の採卵に向けて飲もうかなあと考えていましたが、先生に「成熟卵が取れない人には効果があるようだけど、あなたは質はいいから必要ありません。それに飲むなら生理前から飲まないと効果はないから、また次回ね」といわれました。一度飲み始めると妊娠するまで飲み続けないといけないそうです。看護師さんから聞いた話だと「飲んでいただけで自然妊娠したひとも結構いるよ」だって!9月の採卵には間に合いませんが、次回採卵しなくてはならないなら、もちろんチャレンジするつもりです。

闘病力を強める免疫アップ食事法






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Last updated  2006年09月26日 16時19分55秒
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