君の瞳と同じ色*完*


<<<<君の瞳と同じ色>>>>*立花真央

―――空が青くて綺麗だったから―――

「ちょ…ちょっとぉ!」
オレ、四葉(よつば)は星乃(ほしの)の手を引っぱった。

白く、細い手首…
ハーフ故の青い瞳…
それが星乃。

「もぅ、四葉ったら急にどうしたの?」

急に?
たしかに急だな。
だって見上げた空が…

―――空が青くて綺麗だったから―――

君を連れ出したくなった。

オレは立ち止まった。
その拍子に星乃はオレの背中に顔を埋めた。

「はぅ?」

またも見上げた空は雲1つなく…

「星乃に似てる…」

「ぅえ?」

星乃はオレの目の前に飛び込んできた。

「なんて言ったの?」

聞き取れなかった言葉に興味津津のご様子。

「ねーねー」

―――その瞳、青く澄みきったり―――

「…なんでもないよ」

今度は優しく星野の手を引いた。

「え~、なーにー???」


―――君の瞳と同じ色―――


***END


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: